斬る?違う、粉砕だ   作:優しい傭兵

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なんだかリュウがバカではなくなってきた。これはマズイ…。非常にマズイ!!
なんとかしなくてはァァァァァァァァァ!


第五話

ナイトレイドの戦い(テスト)が終わり、気絶させた人たちも全員も目が覚め、俺たちは近くのベンチに座り俺を襲った理由を話してもらった。

前々から俺のことを見ていたらしく今日のザンクの話をしたときに俺を勧誘することを決めたらしい。('ω')ノナルホド!

だがナイトレイドの人たちの中にも不満に思う人もいる。帝具を持たぬものが帝具持ちを倒したのだ。これは今までの帝都1000年の歴史ではありえないことであった。逆に言えばリュウをここで勧誘できなければいつかは帝都に住む住民としてナイトレイドに楯突くかもしれないのだ。この中でリュウに勝てるのはブラートかアカメのどちらかである。先ほどの戦いでも二人は全然本気を出してはいなかった。本気を出せばどうなるんだろ?ワクワクこの人達も切羽詰まっているのだろう。今じゃ噂ではえーっと…デスデス将軍?

 

作者「エスデスな」

 

なるほどS・DEATHな。把握。で、そのエスデス将軍が帰ってきてるらしくてそいつがめちゃくちゃ強いらしい。名前からして恐ろしいオーラが出てるよ。エスデス、恐ろしい子………。

 

ついでに言うとオネスト大臣の話も聞いた。いやぁとんでもない屑野郎だね。俺の必殺マジシリーズでぶっ飛ばしてやろうか。趣味でヒーローをしている俺からしたら言語道断!ブッコロロロロロロス!

 

「それで俺をナイトレイドに?」

 

「あぁ。お前の力があれば革命に大きく近づく。力を貸してくれ。リュウ」

 

差し伸べられたアカメの手。俺はその手を掴もうか一瞬迷ったが、俺はその手を握った。

確かに今の帝都には革命が必要だ。ただでさえ苦しめられている人達がいる。帝都を操るために子供の陛下の裏に隠れて動いている。こいつはぼっこぼこのミックミクにしないとな。

やってやる!やーってやる!やーってやるぜ!いーやなあーいつをボーコボコにぃ!

(^O^)/ウホッ 

みなさん。ガル〇ンはいいぞ!

 

「分かった。俺の力が役に立つなら協力する!よろしくな!」

 

「っ!………ありがとう。リュウ」

 

「うぉー!リュウが仲間になったー!」

 

「熱い男はいつだって大歓迎だぜ」

 

「ちぇっ……俺のハーレム計画がまた遠くなった…。しかも俺の帝具つぶされたしよぉ!」

 

「あ、それならちゃんと直してやるから帝具見せてくれ」

 

しまった…。時を止めているときに潰したのすっかり忘れてた( 一一)

 

ラバックの手のひらには腕に装着するクローステールの一部分。これが潰れたらもう動かないらしいな。まぁ潰したのは俺だからちゃんと治すよ。もちろんあれでな。

 

「クレイジーダイヤモンド……」

 

俺の背後から出てきたのは、体にハートマークが多いのが特徴なスタンド。こいつの能力は【人の傷を治す】のと【物を直す】。

 

『ドラァ!』

 

粉々になったクローステールに拳をぶつける。すると黄色の光に包まれ粉々になった部品一部一部がくっついていき壊れる前の元の形になる。

 

「ほら、これで元通り」

 

「うぉ!?直った!お前のその能力一体なんなんだ?」

 

「これ?これはスタンドって言って精神エネルギーが具現化したものなんだ」

 

「うおぉ!カッケー!」

 

目をキラキラと光らせて俺のスタンドを見るタツミ。わかるぞ確かにかっこいい!

本当ならスタンドはスタンドを持つ者にしか見えないんだがそこは大人の事情で見えるようにしている。

おそらく神様の仕業だな…。

 

(おほほほ!おひさしぶりぃぃ!)

 

「うげぇぇぇぇぇ!この汚らしいアホがぁぁぁ!」

 

「ど、どうしたんだリュウ!?」

 

「だ、大丈夫だ……。問題ない………」

 

恐ろしいものを思い出してしまった…。元はといえばあのいババアが俺をゴミクズとして捨てなかったらこんなことにはー!怒りだぁ!憤怒の炎オォォォォ!

今度会ったら焼き尽くしてやる。俺はそう心に決めた。

 

 

「じゃ、アジトに引き返しますか」

 

「そうね。私はこんな変な奴いらないんだけど!」

 

おしとやかなシェーレとは逆でかなりの毒舌だなマイン…。変な奴で悪かったな!確かに変な奴かもしれないが俺には女の子を優しく思う心はちゃんとあるんだぞ!(+o+)

 

しっかし。いやぁ暴れた暴れた。今回は人は殺さなかったけど少しは本気を出せた。だけどスタンドを使いすぎて体力がないんだよね。リュウのHPはもうゼロよ!ま、今からはそのナイトレイドのアジトに行くだけだから別にいいんだけどね!

 

だが俺たちはとんでもない事を忘れていた。ここは何人もの住民が活用している大広場。夜中とはいえ起きている人もいるはずだ。そんな中で俺たちはさっきまでドンパチして暴れていた。それを不審に思って帝都警備隊の人を呼ぶ者も………。

 

 

「いたぞ!ナイトレイドだ!」

 

いるわけである。

 

「(。´・ω・)?ナニゴト」

 

「やばい!帝都警備隊だ!みんな今すぐ逃げるんだ!」

 

ラバックの声を聞き全員一斉に走り出す。だが一名だけ動かないものもいた。

 

「おいリュウ!何やってんだ!?」

 

「ハンサムたちは先に行け。ここは俺が任せとけ!」カワイクウインク

 

「そんな気持ち悪いウインクいらないわよ!」

 

デスヨネー

 

「あいつもナイトレイドか!取り押さえろ!」

 

「そうはいかないぜ!独房で暮らすのなんかごめんだ!お前らにはこいつをプレゼントしてやる!」

 

両腕を頭の上にあげ、そして唱える。

 

「我らに喜びを与えてくれ神よ!オラに力を分けてくれぇぇ!」

 

すると両手の手のひらに遠くから飛んでくる光の玉が集まっていく。その球は徐々に集まっていき、大きなエネルギーの塊になる。これを見て分かった人もいるだろうが違ぁう!その塊は中で光同士が衝突を繰り返し、より一層大きな球となる。

 

「いくぜぇ!必殺!」

 

手のひらに俺の力を流し込むと、大きさはより増していき、形を変えていき、灼熱の熱を持った・・・・・・・・・・・・。

 

 

チーズになった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺以外「……………………………………はあぁぁっ!?」

 

俺以外が目玉が飛び出るくらい驚き口をぽかんと開けている。しかしアカメは例外でそのチーズを美味しそうに見て口の端から涎を垂らしている。

 

「アカメ!また後で美味しいチーズバーガー食わしてやるから今は我慢してくれ」

 

「うん」

 

即答!!

 

「喰らえぇぇぇぇ!チーズ玉!」

 

アカメ以外「そのまんまじゃねえか!!」

 

え?何かに似てるって?ナンノコト?ボクワカラナイヨ!

 

そのチーズは帝都警備隊の頭上に移動し、上から盥が落ちてくる要領で落下。ただでさえ滅茶苦茶熱い出来立てのチーズだ。それを喰らってでる言葉といえば…。

 

 

「「「「あっづうううぅぅぅぅうぅぅぅぅぅ!」」」」

 

 

(´^ω^`)ワロチ

 

 

落下したチーズは警備隊の全員を巻き込み、地面に落ちて崩れそれは体中に纏わりつく。大きくしかも粘々しているんだ。ちょっとやそっとじゃ解けないぜ?(/・ω・)/

 

帝都警備隊がチーズに苦戦している隙に俺&ナイトレイドはアジトに向かった。

 

 

 




今回は少し短いな。(-_-;)ムムム

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