モッ...モリアさんは最強なんやで(棒読み)   作:ニルドアーニ四世

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モリアの為すべきこと

 

浮かぶ島を改造した巨大船“スリラーバーク”の影から現れた。スリラーバークは西の海の島を買取って船にしたのだ。原作の知識があったため容易く提案して改造させたが、大いに人々に衝撃を与えた。そして世界最大の海賊船として有名になった。新世界で海賊を狩るモリアは通常は“偉大なる航路(グランドライン)”の“魔の三角地帯(フロリアン・トライアングル)”でこの巨大な船を隠している。海域は常に霧に囲まれているため隠すには絶好の場所だった。

 

「実にくだらぬ海賊(ゴミ)だった。あんな輩が世に蔓延るのは虫酸が走る。」

 

モリアは世界政府から海賊嫌いの海賊として知られていた。モリアは基本的に財宝や冒険目当ての海賊にはこちらからは手を出さず、市民から略奪行為をする者や海賊故捉えようとする海軍を潰しはするものの、海兵は尊敬に値するとして近辺の海軍基地の救助と影の狼煙をあげた上でその場から立ち去るようにしている。むろん民間人が海賊に襲われている時は海賊を潰し、村や国が廃れた場合は自分が海賊から掻き集めた宝を無利子で貸したり、時には与えたりした。

 

そのせいかモリアは世間から圧倒的な支持と人気を集めており、モリアが街へ食料の買出しへ向かうと行く先々で歓迎を受けた。時には海兵からも尊敬されており、モリアの船と海軍の船が出くわした場合もスルーする場合があった。その海兵の多くはシャボンディ諸島の“天竜人”へのやるせなさや海兵による汚職など、そして海軍の過激派による一般市民を巻き込んだ戦闘などの不満を抱えていた。

 

 

 

モリアはそのまま宝物庫へ移動し、頑丈で巨大な扉を開けると眩い限りの財宝が所狭しと雑に置かれている。モリアは宝と宝の隙間に手を突き出すと影が現れ先ほどの海賊から奪った財宝がボロボロと落ちていく。これはカゲカゲの実の能力により叶うものであり、この能力は大変便利だった。

 

「ザッと四十億ってとこか?あとは別に返して貰わなくてもいい借金は三十億くらいだな。まぁ大分金は集まったけど、一人は寂しいな...。まぁ変なのかき集めるよりはいいけど。原作ではペローナはモリアが拾って、ホグバックはシンドリーとかいう女優が死んでからだよね...。今の居場所は抑えてあるから死んでからスカウトだね。あとはアブサロムは知らないから、透ける能力者がいるっていう情報があったらスカウトだな。何か墓場の王になりたいとか言ってたね...。」

 

モリアは憑依した時に原作を忘れぬように片っ端からモリアに関する情報を書き出したのだ。大半を書き終えるとザコキャラ過ぎて凹んだが、今は違う...。

 

 

3億2000万の七武海(笑)のモリアじゃねぇ

 

 

 

4億8000万の“常闇”のモリアだッ!!!!

 

 

 

 

 

 

 

んぉ...七武海にはどうやってなるんだっけ?

 

 


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