【登場人物】
Atlanta(ブルックリン)
陽気が多いアメリカンの中では珍しい陽気でない存在
大変キレやすく、暴力的、M.S.Pの仲間には優しい
Honolulu(オアフ島)
ハワイから来たプッツンガール、基本は陽気で細かいことはあまり気にしない
秋の日は人妻堕とし、朝晩の冷え込みについて何かしらの対策を練る必要があると考えつつ大事な大事な基地内巡回と言う名の散歩をしていると、グラウンドの横にある屋外型バスケコートでなにやらモメているような声…
「ここはシム達が先に来てレンシューしてたんしゅよ!」
「ハァー?うっせーっぽい、オラ!どけどけヘタクソが!ボール遊びなら浜辺に行ってやりなっぽい!」
「ムガーッ!!ナニがタマ遊びっしゅかーッ!」
モメているのはどうやらアホでお馴染みの占守クンとその姉妹達、モメている相手は………アホでお馴染みの夕立、そして暁ちゃんと……
「ハァ…いいからさっさと退けって言ってるのよクソガキ、ってか、この国でバスケごっこしてるサルは今すぐやめるか死んでくれない?」
生まれも育ちもブルックリンのストリート、悪そうなヤツは全員八つ裂き!ワールドクラスの高さと速射砲のようなフリッカーと凄絶!ライトアッパーを武器に逆らう者を血祭りにあげてきたMAJORの切り札、Atlanta!!
「ナニがバスケごっこしゅか!許るさーん!」
「ちょ、やめなよ姉さん!コイツらM.S.Pだよ!」
「ミンチにされちゃうよ!」
タマ遊びにバスケごっことディスられ一層ムキになった占守クンだったが、妹達に相手が悪いよとなんとか宥めるように引きずられる…
「オラオラ!さっさと退けっぽい!」
「ここは暁たちまっと・そろもん・ぱーひぃーが……!うぇぇぇ噛んじゃったぁぁぁ」
MAD.SLOMON.PARTY…ッ!!
アトランタ、夕立、暁ちゃんの三人が組むソロモン・ディビジョンをシマとするMCチームらしく、その狂暴かつ凶暴なライムは圧倒的な攻撃力を誇る!!正直、かわいい暁ちゃんにはそんな不良みたいなグループには入って欲しくないのだが、ああ見えてアトランタのヤツ、夕立と暁ちゃんのコトを気に入ってるらしくたまにバーガーを奢ってやったりしてるそうな…
「よしよし、大丈夫、アカツキは悪くない」
「アトランタのアネゴぉ!」
アトランタは暁の頭を撫でいいライムだったと褒めた
「オマエらはさっさと帰りなよ、マミーヤ行ってミルクでも飲んでろ」
「クッ!なんて圧力!おっぱい大きいお姉さんなだけあるっす!」
迫力のアトランタっぱいの前に気圧される占守クンだったが、ナメんなクソー!とボールを手にアトランタくんに1on1を挑む、しかし!やはり海防艦程度のカスではやはり太刀打ちできず2秒で敗北した
「ウゲェー!」
「姉さん!」
「ムリだよシム姉ぇ!勝てるワケがない!もぉー帰ってみんなで桃鉄でもしよーよ」
「やかましい!!この敗北主義者どもがーっ!」
勝負は決して諦めない、決して資本主義のブタどもには屈しない、同志ガングートの教えをなんだと思っているかー!と暴れる長女占守を押さえつけるクナくんとハチくん…
やれやれ、どうやらここはハナシがわかる大人である提督の出番のようだな………と思っていたその時!
「ヘイ!チョット待ちなよ!」
M.S.P、占守姉妹とも違う第三の声!!
提督の居る逆の方から歩いてきたのは…っ!!
「Honolulu…」キッ!
「このコートはその小さいの達が先に使ってたんだぜ!」
現れたのはアトランタくんと同じくMAJOR出身!ハワイ島から来たキンパツ巨乳!ホノルルくん
ホノルルくんは小さきものこと占守姉妹によく頑張った感動した!ポケットからチューインガムを取り出して姉妹に手渡した
「ア…アンタ誰っしゅか?」クッチャクッチャ
「アタシはHonolulu、このバカと同じクニのモンさ」
「同じクニ……!資本主義のブタっすか!いや、でも同じおっぱい大きいお姉さんでもお姉さんは良いお姉さんっすね、シムにはわかるっしゅ」クッチャクッチャ
「良いお姉さんか、ハハッ!いいねそれ!」
占守クンはこれは良いおっぱいのお姉さんっしゅよとホノルルくんのホノルルっぱいをベシベシ叩いた
「Honoluluゥ…」ピキッ!
「アトランタのアネゴ!」
「ア…アネゴがキレかかってるっぽい!あ、あのキンパツおっぱい、アネゴのなんなのっぽい!」
そういや以前、ヘレナくんが秘書艦代理やってる時のバカ話でアトランタくんとホノルルくんはメチャメチャ仲悪いとか言ってたな…
顔を合わせりゃお互いに親でも区別できないくれーグチャグチャに整形してやんよと殴り合い、海軍スーパーポリスアカデミー時代はよく二人してアイオワから制裁されていたとか…
「Honolulu…テメー……まだ生きてんのか?」ピキッ!
「ハハッ…クセークセーと思ってたらAtlanta、オメーまだオネショ癖直ってないのか?エェ?」パキッ!
「ア"ァ?」
「ジョートーか!」
アトランタくんとホノルルくんは互いに胸ぐらを掴み合い、至近距離からメンチを切り合う!そのパイ合わせの迫力たるやまさしくMAJOR級!!これがワールドクラス同士の衝突!!
「スゲェ!アトランタのアネゴの当たりに負けてねぇ!」
「なんてフィジカル…!これが世界最高峰!」
「ハンパじゃねぇっしゅ!ハンパじゃねぇっしゅ!!」
「姉さんの語彙力の無さ…」
ワールドクラス同士の激しい接触に周りに居たM.S.Pのメンバーと占守姉妹達も興奮を隠せずワーワー言って盛り上がっている…!
たしかに、これほどのメガおっぱい同士の激突はなかなか見られるものではない…………生き残った方を、ボクが狩る♠️
「Honoluluゥ!!」
「Atlantaァ!!」
だがしかし、この基地で凄惨で血生臭い殴り合いなどあってはならない!何故ならこの基地に配属されたバカヤロウどもはみんな大事な俺の家族だ、家族がケンカをしちゃあいけねぇ…
「あー…待て待て!待ちたまえキミたち、ケンカはいけないなァ、ケンカは」
「ア?」
「あァ…?」
俺はアトランタくんとホノルルくんのケンカを仲裁すべく、俺もまぜてよと言ったフランクなノリで二人の間に割って入ろうと…
『『うるせぇ!!!』』
アトランタくんから速射砲のようなフリッカーの連打を、ホノルルくんからは大砲のような強烈なアッパーを頤に貰い、上空にきりもみ回転しつつフッ飛ばされ、そのまま脳天から硬い地面に叩きつけられた!!
グシャアッ!!!
「………なんだ、テイトクか」
「ジャマしてんじゃねーよ」
死ーン……(流血)
「スゲェ!テイトクがイッパツでヤられたっぽい!」
「ナニしに来たんしゅか!あのオッサン!」
この後、アトランタくんとホノルルくんは多少テンションが下がってお互いに退きかけたものの、やはりお互いに短気だったらしく再び一触即発の空気になったが、たまたま通りがかったヘレナくんに訓練サボって遊んでんな!と、悶絶お腹パンチの強打を貰い、二人してヘレナくんに引きずられて行ったらしい…