【登場人物】
Northampton(Northampton級1番)
キンパツ+巨乳+メガネ=破壊力を実現したMAJORの大型新人、ホーネットのファンらしく、ホーネットガチ勢
宗谷(耐氷型雑用運送艦特務艦)
謎のコンバートを持つ謎多き特務艦、氷をブチ割るのが趣味らしく、その研ぎ澄まされた砕氷技は硬い氷の塊をまるでバターやチーズを裂くようにそれはそれは美しい球体にできるとか…
Honolulu(Brooklyn級7番)
ニューヨーク生まれのハワイ出身、コーヒー味のチューインガムが大好物
夕雲型デコ姉妹をまとめて始末し、タロットカードに暗示された残る敵……もとい、残る面接はあと3人!!
後半最初は数々のワールドクラスを輩出するMAJORからの刺客ッ!!
「Nice meeting you Northampton級1番艦Northampton、アナタがAdmiralですね、よろしくお願いしますね」
キンパツ+巨乳=破壊力と言う公式がある…
しかし、それにメガネを足すことにより、キンパツ+巨乳+メガネ=破壊力と言う新しい公式が成り立つのだ…
「サミー、彼女にティーを淹れて、一番いい葉っぱのヤツ、あと冷蔵庫にエクレアあったろ?アレ出して」
「はぁ…?」
オイオイオイなんですかこりゃ?なんなんですかコレは!ウソだろオイ!MAJORにはよくあるキンパツで巨乳なだけでも大興奮なのに、さらにメガネとかどんだけ盛ってくるんだよオイ
「えー…ノーザンプトンくんは、え〜…ヒューストンくんのお姉さんってコトで?」
「ハイ、たしかこちらにはHoustonも居ると聞いてますが…」
「来ていますとも、えぇ、なんか多国籍なお友達も一緒に」
「そうですか、あっ!そうそう、あとHornetも来ているんですよね!」
「ホーネット…?あぁ〜…えぇ、居ますとも」
英国系米国人のホーネットくん、実は生まれ育ちは紳士の国らしく、色々あって唯一の肉親であるおばあちゃんとアメリカに渡ってきたとのコトだが……
まぁ、酒の席の話でかつデロ子の話なのでアテにはならない
「私、Hornetと仲良しなんですよ」
「へぇ、ホーネットくんと…」
「ステキですよね、Hornet!強くて、coolで、度胸もあって…初めての出撃でも戦果を挙げたと言うし、今度はこんな島国まで…」
「あ、うん、そう…」
なるほど、これはかなりのホーネットファンなのだな、ノーザンプトンくんはまるでアイドルに憧れる少女のようなキラキラした目でホーネットくんのステキなところを語ってくれたが、正直、話が長過ぎた…
しかし、あまりにグイグイくるノーザンプトンくんの話を聞いているのかノーザンプトンくんのおっぱいの話を聞いているのかよくわからなくなってきたのだよ
「あ、申し訳ありません、つい興奮してしまって…」
「いや、構わんよ、提督もギンギンだ」
しかもめっちゃイイ匂いするなこの娘、なんっーか、フローラル?フローラルってやつですか?こんなの挿入れない方が失礼でしょ?セッ●スの化身がよ!
正直、同じくキンパツで巨乳のフレッチャーくんはああ見えて駆逐艦のガール、故に挿入れるのは違法だが、このノーザンプトンくんは重巡、つまりはオトナのレディだ………なら何も問題ない、そのメガネを白濁に染めるまで責め立てても犯罪には当たらない…
「ときにノーザンプトンくん」
「ハイ、なんでしょうか?」
「パンツ見せて貰って構わんかね?」
「えっ…?普通にイヤですけど…え?ナニかのJoke?」
ーーー
カワイイカノジョを欲望を抑えきれずにややドン引きさせてしまった気がするがそれはそれとして仕方ない、切り替えていくのがまた大人と言うものである
過ちを認め、ただ次の糧にするのも大人の特権だと思いつつ迎える6人目の強打者…
「特務艦、宗谷です、戦闘艦ではありませんが、私…精一杯、働きます!」
「へぇ、特務艦…」
特務艦ってなんだ…?アレか?また陸軍と言う名の暗殺ギルド出身的なアレか?グゥゥゥム、たしかに、この宗谷クンと言ったか?何かよくわからないがその立ち姿に異様な“オーラ”を感じる…ッ!!
「宗谷クンはアレかね?陸の方で?」
「あ、いえ…海ですけど」
「そうかね」
美しき暗殺者、神州丸くんとは別の手のものか…
ふむ、しかし一見物腰柔らかで好感が持てそうな気もするが警戒は必要だな、あのアタッシュケースからロケット弾とかパイルバンカーとかノーモーション&ノータイムで撃ち込んでくる可能性もある
「ま、座って、まずはお茶でもどうかな?サミー彼女にコーヒーでも淹れてやって」
「はぁ、どうも…」
とりあえず手元の書類に目をやり、この宗谷クンが何者なのかと確認してみる…
「宗谷クン、この灯台補給船とは?」
「灯台に資機材や消耗品を補給するための船…?ですかね、はい」
なんじゃそりゃ?え?何か灯台に火を灯すイベントとかあるの?
「あと、この南極観測船…?え?南極…?」
「それも読んで字の如く、南極で観測する船…?ですね、はい、ちなみにもう1回改装したら特務艦に戻ります」
なんじゃそりゃ!?グゥゥゥム、よくわからんコンバートじゃのぉ、世の中コンバートによって仕様が変わるヤツも何人か居るが…
「コーヒーをどうぞ」
「あ、ありがとうございます、恐縮です」
サミー子の淹れたコーヒーをフーフーし、一口啜った宗谷クンは微妙そうな顔でカップをソーサーに置いたが、退室するまでに一応全て飲み干したあたり、彼女はきっと他人に気を遣える良い子なのだろう…
ーーー
秘書艦殿からほら見ろやっぱり美味しいんじゃないですか?やっぱ提督の舌がおかしいんですよと無言のドヤ顔にイラっとくるものを感じつつも新人面接も最後の1人にして再び現れたMAJORからの刺客ッ!!
「Alohaー!あたしニューヨーク生まれ、ハワイ育ちのHonolulu様」
「ほぉ…」
オイオイオイなんだそのパイオツは!こいつはまたとんでもないロケットおっぱいだよオイ、たまげたなぁ…
「えー…ホノルルくんは軽巡か、ふむ」
「そうだよ、あ、ガムいる?」
「いらないのだよ」
「あっそ」
そしてこのMAJORにありがちな態度のデカさ、大事な大事な新人面接だと言うのにチューインガムをクッチャクッチャと……これはまず礼儀と言うものをわからせる必要がありそうだ
「ホノルルくん、今は面接中だからチューインガムを噛むのはやめような?」
「えー…?なんで?」
このヤロウ、ちょっとおっぱいデカいからってチョーシに乗りやがって、っーかこのホノルルくんといいアトランタくんといい、MAJORの軽巡級は態度悪いヤツ多いな
やはりパイオツのデカさと態度の悪さは比例する……今度学会に論文を提出しよう、ダーウィンの進化論までとはいかなくてもセンセーションを巻き起こせるといいな
「まぁいい、で?なんだホノルルくんは〜……ってまた雷装0かよ!!」
「アハハ!雷装なんて飾りよ!飾り!やっぱ拳よ!」
あかん、コイツもヘレナくんと同じ脳筋寄りだよ!とりあえずオレ頭悪りぃから深く考えるよか殴ってから考えるタイプじゃねーか!!
「アハハ!ガム食う?」
「だからいらねーっーの!」
そして手元の資料を読むにこのホノルルくん、コーヒー味のチューインガムが大好物らしく、気に入らない相手に握りっ屁をカマす悪癖があるそうな…
海軍に入隊前、ニューヨークのスラムストリートでヤンチャして回っていたらしいものの、アイオワにボコられて捕まり、更生の為にスーパーポリスアカデミーに入所するも2日で自主退所、再びニューヨークのスラムストリートでヤンチャしていたらまたアイオワにボコられ海軍に入隊させられた生粋の問題児らしい
ちなみに、アトランタとはスーパーポリスアカデミー時に会っているらしく、彼女のフリッカーの前に手も足も出なかった事から彼女を強く恨んでいるらしいワ!………ってのがアイオワの注釈だ
「ったく、オイ!ホノルルくんだったか?ウチにはアトランタくんがいるが…」
「ブッ殺してやるわあァァァァァァァァ!!」
ホノルルくんはテーブルに鉄拳を叩き込んだ!!オイオイ、マジで仲悪いのか…
「あの女あァァァァァァァァー!!ボッコボコにしてあのバカデカオッパイに搾乳器付けてアクメガス吸わせながら搾乳スイッチON・OFF連続で切り替えてコンデンスミルクサーバーにして部屋に設置してやるわァァァァァァァァ!!」
「キミ、口悪いどころか性格もアレだなオイ!っーか声デケぇ!!うるさいわ!」
「あ、ゴメーン、ついコーフンしちゃって♪」テヘペロ
「ついじゃねぇよ、ついじゃ」
「まーそうカリカリしないで、あ、ガム食う?」
ーーー
新配属の新人面接も終わり、今日のオカズは何にしようかと考える執務室…
ビーフにするか、フィッシュにするか、いやいやチキンか…?たまには贅沢して馬刺しとかイッちゃうか!
「お疲れ様です」
「なんだ?今日はもうあがりか?」
「はい、今日は村雨姉さんがみんなに焼き肉奢ってくれるってハナシなので」
「マジかオイ、なんだアイツ、パチ●コでも勝ったのか?」
「さぁ?パ●活じゃないですか?」
コイツ実の姉にも容赦ねぇな、しかしまた村雨が姉妹に奢るとか何か不吉の前触れじゃないのか?243年ぶりに冥王ハー●スとの聖戦が始まるんじゃあないのか?
「では、そーゆーワケで、お疲れ様です」
「うむ」
次回からは通常運転
通常運転しつつifエンド回を準備中ですの、ですの