活動報告にも書いてますが、ちょっと環境に変化がありましてスロー気味ですって
【登場人物】
提督(ビジネスマン)
二式大艇スゲー!デケェ!
鈴谷(自称メインヒロイン)
カレー好き、毎日カレーでも飽きない本格派
人も物事も時代も動く新しい季節、同じ日はない、たった一度の春と言う日に自分には何ができるのかと真摯に考えた結果、どうすれば浜風ちゃんのパイオツを揉みしだく事ができるのか?その、あまりにも難解な問題について考えていると、執務室の重厚な扉が勢いよく開いた
「ティーッス、鈴谷が遊びに来ましたよぉ〜…テイトク!カレー食いに行こうぜ!カレー!」
「やだよめんどくさい、そもそも俺、昨日カレー食ったから今日はカレーの気分じゃねーんだよ」
「ガッデム!!誰と食いに行ったし!熊野か!?」
「何で俺が熊野とカレーなんか食わにゃならんのだ、自分で作って自分で食ったんだよボケ、だからオマエはビッチなのだよ」
「ビッチじゃねーし、ってかテイトク、カレー作れるんだ?」
嘘である、いや、まぁ、カレー作れるのは嘘ではないが、昨日カレーを作ったのは俺の私室に寄生している寄生型メイドの春雨イドである
「だからなんだと言うのだ?わかったら去れ、今なら命は取らん、無益な殺生は好まぬ」
「ふ〜ん、ま、いいじゃん、カレー食いに行こーぜ!」
「オマエ、俺の話を聞いてたか?」
「聞いてるし、昨日カレー作って食ったんでしょ?それはそれ、これはこれじゃん?」
「ふむ」
コイツのカレーに対する異常な執念にはたしかな信念がある、たしかにその心意気は買おう、だが、今日の俺はカレーが食いたくない
互いの信念と信念がぶつかり合うとすれば残るのはどちらか一方のみ…
「今こそ汝が右手に…」
ザザッと!!(緊急回避)
「いきなり本気バイトはマジやめて!マジで!」
「一瞬で俺の射程外に出る良い判断だ、褒めてやろう、きなさい、頭を撫でてやる」
「や、鈴谷、ガキじゃないんで頭を撫でられてゴキゲンになるほど安い女じゃないし」
「なら尻を撫でてやろう」
「ヘンタイ!!っーか尻撫でられて誰が嬉しいんだっーの!!」
「ふむ、まぁいい、とりあえず俺はカレーの気分じゃないのでカレー食いたきゃ熊野とでも行け、熊野と」
「や、その熊野は今日は朝からどっか行っていないじゃん?なんか昨日、自分のズイウンぶっ壊して帰ってきてたし、修理屋にでも行ってんじゃね?」
「ふ〜ん」
そういや昨日、秋津洲クンがズィーピーディーのリアルを教えてやるかも…とか言いながら悪い顔して歩いてたな
「ま、熊野のコトはどーでもいいじゃん、今は鈴谷のターンだし」
「何が鈴谷のターンだ、オマエに次のターンはない」
鈴谷のボケナスはヘラヘラ笑いつつ執務机によっこらセブンスターとか言って座り、ねー?行こーぜー?鈴谷もうガマンできないんだよねー?ねー?と馴れ馴れしく俺の肩を叩いた
「息が臭い、喋るな」
「臭くねーし、ってかテイトクの方が臭くね?タバコ臭?加齢臭?」
「そもそもビッチクセーんだよ、テメーは、だいたいなんだ?あ?誘ってんのか?」
「だーかーら!誘ってんじゃん!!」
誘ってんのかよッッ!!………いや、そうだな、カレー食いに行こうってな、うん
「だが断る」
「漫画家か!」
「漫画家じゃない、提督だ」
「クッ!ナニがなんでもこの誰もが羨むメインヒロイン鈴谷様の誘いを断る気とは…っ!」
「何が誰もが羨むメインヒロインだビッチが、オマエ程度の負け確ヒロイン、俺が現役の頃はゴロゴロいたぜ」
「負け確じゃねーし、勝ち確だし」
コイツ、何をもって自分が勝ち確と信じるのか……
己の勝利を絶対的に、決して疑わぬ強い心…!フッ、どうやら舐めていたのはこの俺だったらしい
「良かろう、ならばこの俺も全力をもってオマエを迎え撃つのが礼儀」
「や、全力はちょっと………あー、ちょい手加減してくれる感じで?や!やっぱかなり手加減してくれる感じで?」
俺は鈴谷の顔面を掴み、執務室の壁に勢いよくクラッシュした!
グシャァッ!!!
「手加減?手加減ってなんだぁ?」ニマァ…
「ガハァ!!ちょ…!マジか、コイツ!手加減の意味ワカってねぇし!!」
「俺はおばあちゃんっ子だからな、昔からおばあちゃんからビッチに手加減するなって言われてるんだ」
「クッ!!恨むぜおばあちゃん!!っーか鈴谷ビッチじゃねーし!!」
「やかましい、どうせ趣味はパパ活だろーが!」
「パパ活とかしたコトねーし!ア●カツすらしたコトねーし!」
「ウソつくんじゃないよこの娘は、じゃあなんだ?オシャレ魔女世代か?あ゛ぁ?」
「あー……そのカード、昔、姉ちゃん達が持ってたし」
「マジか」
もがみんとくまりんこ、オシャレ魔女世代なのか…
「なんか村に1台だけあったらしーよ、虫のやつも」
「そうか…」
そういや前に木曾も昔、北上と大井がいっぱい持ってたと言ってたな…流行ってたのだろうか、村で…
次回はAct4、たぶん