不健全鎮守府   作:犬魚

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第三ステージ?あれはウソだ

【登場人物】

提督(メガネ)
正月休みも終わりか…

鈴谷(負け確ヒロイン)
正月休みはゲイラカイト揚げて川に落とした


提督と鈴谷と通常営業【その7】

「あけましておめでとうございます、今年も誰もが羨むメインヒロインの鈴谷が遊びに参りましたァ!」ペコォ!

 

今年も無事に朝から新品のパンツ穿く儀式を済ませた新しい年、今日も清々しい朝だと思いつつ執務室の窓を開け、小鳥さんオハヨウと挨拶をしていると、執務室の重厚な扉を開き、如何にも遊んでいる感に溢れる頭のネジと股の緩いJKみたいなバカ面がやって来た…

 

「オメデトウ」

 

鈴谷はペコォ!と90度のお辞儀をし、本日は秘書艦サミー子の姿がありませんが?と尋ねてきたので本日は休暇であると伝えた

 

「そうですか」

 

「なんなんだオマエ?なんか変なモン食ったのか?」

 

「いえ、特に変なものは食べておりません」ペコォ!

 

90度のお辞儀による下がりパイオツの強調…

こやつめ、新年から己の武器の力を最大限に引き出してきおるわい、もし俺がサキュバス特有の淫魔のオーラに耐えうる聖なる者でなければ今ここでブチ犯していだろう

 

「まぁいい、で?何の用だ?くだらない用件だったら今ここでオマエの心臓を抉り出して上級魔界貴族召喚儀式の贄に捧げてやる」

 

「遊びに参りましたァ!」ペコォ!

 

「提督に一度見た下がりパイオツは二度通じない、これは既に常識」

 

「それで、つきましては鈴谷とTVゲームをプレイなど如何でしょうか?」

 

「TVゲームだぁ?なんだ?マ●オテニスか?それともドクターマ●オか?」

 

「いえ、鈴谷は少々格ゲーなどに嗜みがありますゆえ…」

 

「何が格ゲーに嗜みがあるだクズが、いいぞ、たまにはカプ●ス2やるか?カプ●ス2、ギタギタにしてやんよ」

 

ーーー

 

このままでは終わらんぞぉー!終わらんぞぉー!…らんぞぉー!……ぞぉー……ぞぉー……

 

「ファァァァック!!今、鈴谷勝ってたじゃん!?どう考えても勝つ流れだったじゃん!!」

 

「だからオマエはダメなのだよ」

 

相変わらず八稚女しか能のないヤローだなコイツは、バカなのか?フィッシュに必ず八稚女出したがるせいか、最早読み易い読み難いの問題ではない、ただのバカ以外の何者でもない

 

「もう1回!もう1回やろ!次は勝つ!!」

 

「オマエもう良い子ちゃんプレイは止めたのか?」

 

「ハァ?鈴谷いつだって良い子ちゃんですケドー?生まれたその日から真面目な優等生ですケドー?」

 

大好きで大得意な(自称)庵でギタギタにされ、アッサリと真面目ちゃん?の仮面を脱ぎ捨てたいつもの鈴谷はファックファック言いながらボタンを連打していた…

 

「何度ヤっても結果は変わらん、無様に敗北ア●メをキメる前に去るがいい」

 

「ハァ!?ダレが敗北ア●メなんかするかバーカ!オラ!こいよ!ザンギなんか捨てて紅丸でかかってこいよ!」

 

コイツ、俺の紅丸になら勝てると思ってるあたりキレてるようでやはり狡猾、常に良質なザー●ンを求める色欲の化身よ…

 

「やかましい、もう飽きた、やはり弱者をいたぶるのはつまらん、部屋に帰るんだな、オマエにも姉妹がいるんだろう?」

 

「ダレが弱き者だ!っーか熊野ならいねーし、実家に帰ってるし」

 

鈴谷曰く、たまには実家に帰って来いとワリとしつこく連絡があり、昨今のソーシャルディスタンスが叫ばれる世論を鑑み、今年は熊野だけ帰省しているそうな

 

「オマエら実家とかあるんだな」

 

「そりゃあるよ、フツーに」

 

コイツらの実家か………考えてみりゃ想像がつかんな、たしか最上クンとくまりんこはどこぞの村に実家があると聞いているが、この姉妹も複雑な家庭の事情があるせいか、鈴谷と熊野はシティボーイ育ちらしいし…

 

「そう言やテイトクは帰省しないの?」

 

「予定はないな」

 

「なんか前にサミーは一緒に付いて行ったらしいじゃん?」

 

「あー………あったな、そんなコトが」

 

あの時はなんの用事だったか?初盆か葬式か…?いや、単なる休暇だったか?あまり覚えがないが…

 

「たしかサミーが来てるからって、ウチでカニ食ったっけか」

 

「大歓迎されてるじゃん!?ナニその破格の待遇!?鈴谷もカニ食いたいですケド!テイトク、いつ帰省すんの?今度鈴谷も行きたい!」

 

「バカ言うんじゃないよこのビッチが、オマエなんぞ連れてったらデリ●ル連れてきたとか言われるだろーが」

 

「言われねーし、あと、ビッチじゃねーし」

 

「俺は世間体を気にするタイプなのだよ」

 

「だから!ナニその鈴谷=世間体悪いみたいな理論!おかしくね?どう考えてもおかしくね!」

 

「おかしくない、何故ならオマエはビッチ以上でも以下でもないからだ」

 

「だから!!ビッチじゃねーし!いい加減にしろやこのクソメガネ!」

 

「クソメガネじゃない、提督だ、あとなんだその口の利き方は?立て、修正してやる」

 

「ヤれるものならヤってみろやこのド外道がーッ!」

 

鈴谷はまるで雑魚キャラのように飛び上がり天井を蹴って勢い良く回転しつつ強襲してくる!………がッ!!

 

「廬山昇●覇ーッ!!」

 

まるで低空飛行から急上昇するジェット機のような猛スピードのアッパーカットをマトモに被弾し、上空を舞った鈴谷はきりもみ回転しつつ頭から硬い床にグシャァッ!!とエグい音で叩きつけられ動かなくなった…

 

「バカめ、ナニが誰もが羨むメインヒロインだ、所詮キサマなど負け確ヒロイン…いや、負けビッチにすぎん」

 

ビッチでは提督には勝てない、これは既に常識…

昇●覇をマトモに受けて動かなくなった鈴谷だが、どうやらまだ死んだワケではないらしく、微かに息をしているようなのでア●ルに山芋を入れてトドメを刺してやるコトにした…

 

「これもまた慈悲か…」

 

アディオス鈴谷、俺は倒れた鈴谷のスカートを捲り、とりあえずパンツを脱が……

 

「ヘ、ヘンタイ!!ヘンタイ!!ヘンタイ!!」

 

「なんだ、まだ意識があったか?」

 

「今、鈴谷をレ●プする気だったでしょ!!このレ●パー!!」

 

「レ●プ魔じゃない、提督だ」

 

「ってかその山芋ナニ?もしかしてソレ挿入れる気だったの?」

 

「いかにも」

 

「いかにも、じゃねーし!!どんなプレイか!!ヘンタイかッ!!」

 

「ヘンタイじゃない、提督だ、なんだ?すりおろしてトロトロにした方がお好みだったか?」

 

「無理、マジ無理、っーか発想が普通にキモい、なんなの?鈴谷になんか恨みでもあんの?そんなに鈴谷の苦しむ顔が見たいっての?」

 

「別にオマエの苦しむ顔など見たくはない、むしろ顔を見たくない」

 

「ヒドっ…!なんっーか今の地味にヒドいんですケド」

 

「だからオマエはMなのだよ」

 

「Mじゃねーし!」





次回こそ第三ステージ、冬のカニ祭り

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