最近どうにも調子が悪いなと考え、よく考えたら最近鈴谷がないコトに気付き、ifエンドの前にエンジンの回転数を上げるべく鈴谷に犠牲になってもらいました、犠牲に…
【登場人物】
提督(キュウシュウ男児)
キュウシュウ言うたらうまか●ちゃん
鈴谷(ビッチ)
自称メインヒロイン、水着?金払うなら見せてやろーか?の上から目線
グレカーレ(メスガキ)
メスガキ界の超新星、口だけでなく手も早いトータルファイティング
9月!年始から世間がコロナコロナとか言っていたらなんやかんやでもう9月!たぶんコロナコロナとか言ってたら今年も終わるのだろうとしみじみ思ふ今日この頃…
今日は秘書艦サミー子も休みなのでたまには執務室で開放的な気分でも満喫するかと着ている衣服を脱ぎ捨て、大きな姿見の前で己の美しさを再確認していると、3ヶ月ぶりに帰って参りましたメインヒロイン様だー!とか言いながらノックもせずに執務室に入ってきた鈴谷に、あくまで紳士として冷静にノックをしたまえとごくあたり前な注意をすると、変態!変態…っ!と、罵倒された不思議…
「で?何の用だ?くだらん用ならケツの穴に消火器突っ込むからな」
「死ぬわ!!そんはモン突っ込まれたら死ぬわ!」
「大丈夫だ、タイマニンはその程度では死にはしない」
「鈴谷タイマニンじゃねーし、っーかまず服着ろし」
そこら辺に投げていた俺のパンツを投げてよこした鈴谷は、とりあえずなんか飲み物ない?と執務室備え付けの冷蔵庫を漁りだした…
「お、マミーあるじゃん、もーらい」
「オイ、ナニ勝手に俺のマミー開けてんだ」
「別にいいじゃん…………ブハァ!!うんめー!」
このクソヤローが、何様のつもりだ?まぁ、俺は心の広いコトに定評のある理解ある大人だ、この程度、いちいちイライラするコトじゃあない…
「今こそ汝が右手にその呪わしき命運尽き果てるまで高き銀河より降りたもう蛇遣い座を宿すものなり…」
「ッ!?」
ザザッ!!(緊急離脱)
自分が俺の右手の射程ギリギリに入っているコトを即座に理解、そして流れるような射程外への
「っぶねー…イキナリ本気バイトとかマジ心臓悪いからやめて、マジで」
「やかましい、あと用がないならさっさと消えろ、目障りだ」
「目障りじゃねーし、ってかサミーは?休み?」
「休みだ、わかったら消えろ、メリ込まされんうちにな」
「ふ〜ん休みなんだ、じゃ、ゲームしよーぜ!ゲーム!どうせ大した仕事ないっしょ?」
「お前は提督を馬鹿にしているのか?仕事なら山のようにあるのだよ、軍上層部への報告やら資材の適切な運用や在庫の確認、貴様らクズどもが街で起こした問題のもみ消しや謝罪、地域への社会貢献運動、地元出身の偉い議員の先生への挨拶、香取・鹿島先生らと今後の教育活動についての食事をしながらのディスカッション、貴様らクズどもにはおよそ考えの及ばない激務が毎日目白押しだ、貴様らが無事におはようからおやすみまで毎日生活できているのも俺と言う偉大なる者が存在しているからだと知れ、ビッチが」
「………お、おぅ」
あと、ビッチじゃねーしと律儀に付け加えた鈴谷は俺のマミーをゴクリと飲み干しお客様ソファに座った
「っーかよく考えたらそんな仕事山積みなのになんで全裸でポージングしてたし?」
「男は時に、全裸になりたい時もある(※個人差があります)」
そんなクソの役にも立たない人生においてあまり役に立たない会話をしていると、突如として執務室の重厚な扉が開き、新たなる刺客がこの神聖なる執務室へと入室してきたッ!!
「Ciao、Ciao♪テイトクぅー! グレカーレちゃんが遊びに来てあげたわよー!どう?1人で寂しくシコシコしてるぅー?ねぇー?」
「あ゛?」
「なんならこのグレカーレちゃんが〜……って、誰そいつ?」
イタリアからやって来た合法駆逐艦姉妹の次女、グレカーレは入ってくるなりいきなり失礼な口をきいたかと思いきや、先に来ていた鈴谷を指差した
「ハァ?鈴谷ですけど?誰もが羨むメインヒロインの鈴谷さんですけどー?もしかして前に鈴谷様には勝てないコトをわからせたのをご存知でない?」
「あー…あったかもねー、そんなコト、でも刹那で忘れちゃった」
鈴谷とグレカーレは一瞥した後、互いにニヤニヤと笑い微妙な距離を置く…
ワールドオブビッチ、ジャパンランキングの上位ランカーにしてビッチオブビッチの称号を持つマスタービッチ、鈴谷…
そしてメスガキ界に彗星のごとく現れた
おそらく、並の成人男子ならばこの2人を前にすれば無様に敗北ア●メを晒す事は避けられないだろうが、残念ながら俺は違う、何故なら俺はガキとケダモノとハネっ返りの女が嫌いだからだ
「テイトクは今から鈴谷とマ●オカートすんの、ガキは部屋に帰って大人しくスマホでエロサイト見てわかった気になってろクソガキ」
「ハァー?テイトクぅ、こんなバカそうオネーサンとゲームしてないでこのグレカーレちゃんとゲーセン行こ、ゲーセン!アタシぃ、ダンスのゲームしちゃおっかなぁ〜?あ、でもスカート短いからヒ〜ラヒラしちゃうかもねー?」
「は?テイトクは今から鈴谷とマ●オテニスするって言ってるじゃん?マ●オテニスをインドアで堂々と」
「チッ、うっせーなこのオネーサン、束縛系?ププ、カッコ悪っ、ってか重っ!」
「ハァ?」ピキッ!
「ハァー?」パキッ!
ビッチとメスガキ………互いに似て非なる者同士が出会ったらどうなるか?それは勿論………勝負でしょう
そりゃあそうですよ、お互いに大でも小でもサキュバスみたいなモンなんですから、サキュバスは自分のテリトリーに同じサキュバスが入るのを好まないと言いますしね、サキュバスは一流のソムリエのような嗅覚、そして味覚を持ち、良質なザー●ンを見つける生物…
もしアナタがサバンナで暮らす肉食獣で、極上の餌を見つけた時、アナタはそれを快く他者に分け与えるでしょうか…?与えませんよね?そうです、独り占めです、自然界ではごく当たり前の光景…
ならば自然界ではどうするのか…?えぇ、そうです
「オイコラクソガキ、ちょっとオモテ出…」
鈴谷がオモテに出ろと言おうとした瞬間、一瞬で距離を詰めてきたグレカーレの必殺キンタマ蹴りが鈴谷の股間を打つ!!!
バチイィン!!!(必殺キンタマ蹴り)
「――――――――――ッッッッ!!」
ゴング無用!グレカーレまさかの急襲に対応しきれなかった鈴谷は必殺キンタマ蹴りに悶絶し無様に床を転げ回った
「キャハハハハ!!まさかヒキョーとか言わないわよねぇ、オネーサン?プークスクス、だっさー、こんな可愛いグレカーレちゃんに股間蹴られて転げ回るとか♪」
「こ…このクソガキぃ!」
グレカーレは未だ必殺キンタマ蹴りのダメージから回復できていない鈴谷の股間をさらに踏みつける!!
「ぐえっ!?」
「ぐえっ!?だって……オネーサンには前にヤられた借りがあるからねー、このアタシにあんな無様な……クッ!どーよ!思い知れッ!思い知れッ!このドビッチが!思い知れッ!」
「グヘァ!!」
容赦なく鈴谷の股間に地獄スタンプをブチかますグレカーレ……なんて執念深いヤツだ、以前、鈴谷にヤられたコトを根に持って……まともじゃねぇ!コイツの精神こそ暗黒空間だッ!コイツの心の中がバリバリ裂けるドス黒いクレバスだッ!
「ハァー………スッキリした、ニヒヒヒ…じゃ、ゲーセン行こ?」
「お前この流れでよくそんなイイ顔して言えるな」
「まぁね」
イタリア艦の闇は深い……その闇の一端をほんの一瞬だが垣間見た気がするよ
「ちなみにゲーセンに行くのはNOだ、ご覧の通り、俺は忙しい」
「えー?暇そうじゃん?ってかこのグレカーレちゃんが誘ってんのよ?フツー行くでしょ?」
「拒否します」
「こ、このグレカーレちゃんのお願いが聞けないって言うのかァァァァァ!!フザケんなよこのドサンピンがァァァァァ!!屈服ア●メさせてやるわ!」
この後、俺に挑んできたグレカーレはヘブンズドア→ラビリンス→ヘブンズドアの地獄ループで無様な屈服ア●メで子供は大人には決して勝てないコトをわからせ、鈴谷ともども執務室から叩き出し、自販機コーナーで缶コーヒーでも買うかと歩いていたら村雨がお小遣い欲しいな〜とか言いつつパイオツ押し付けてきたので全力お腹パンチをブチ込んだ
良いコトをするととても気分が良い、今度香取先生と基地内における風紀の乱れについてよく話し合うか…
次回こそifエンド回、ifエンドやるやる詐欺はストックの為にやりました