【登場人物】
提督(クリスマス?仕事なんだ、わかるだろ?今が大事なところなんだ!あぁ…!わかってる!わかってるさ、出来るだけ早く帰るよ、約束する)
フラグはない
睦月姉妹(むつきしまい)
エコな燃費のエコ姉妹、望月さんは寝ている
アクィラ(正規空母ヅラした正規空母)
乳だけは評価する、あと、ワキも
リベッチオとマエストラーレ(合法駆逐艦)
合法駆逐艦
アメリ艦(メジャー軍団)
サムくんを除けば全員がメジャー級の肉体を持つスター集団
クリスマス!その素敵なイベントが提督を行動させた!
健全な基地運営は健全な生活から、のびのびとした自主性と手厚い福利厚生に定評のある当基地では毎年クリスマスには基地に所属している仲間達に酒や料理を振る舞っており、クソガキどもにはクリスマスらしくプレゼントも用意してある…
「やったぁ!超Zヴァル●リーZ.Evだぁ!」
「新しいグローブ、それにバットも!」
「ゲーム●ーイアドバンス…!しかもSPだ…!マジかよ!えぇ…マジかよ!?」
キチンと一列に並び、今年もプレゼントを渡す係の香取先生と鹿島先生からプレゼント箱を貰ってハシャギまわるクソガキども、そして、クソガキどもとは違い、酒と料理にハシャギまわるクソ大人ども…
「誰の髪型がサ●エさんみてーだと?あ゛ー?高雄ォ!!オラァ!」
「やめとけ妙高ォ、おまんじゃ高雄にゃ勝てやせん…」
「くせーよ、デブ」
「誰がデブだァァァァァァァ!!私はデブじゃない!ぽっちゃり系よォォォ!!」
妙高と愛宕が早速殴り合いを始めたらしく、周りでは陽気でヤン・キーな仲間がやいやい煽っている、たぶん誰かが10ドル儲ける程度の喧嘩だろう…
俺は酒の肴でも探すかと料理の並ぶテーブルを眺めていると、会場の隅で睦月型のガキどもが集まってなにやら話し合いをしているのが目についたので、気さくな感じに声をかけたみた
「よぉ、クソガキども」
「あ、テイトクだ」
「テイトクだぁ〜…メリークリスマス!」
クソガキどもがメリーメリーうるさいので俺もメリーと返事し、とりあえず一番近くにいる睦月姉妹の長女、睦月にいったい何の話し合いかね?と気さくに尋ねてみた
「サンタ狩りの相談にゃしい」
「………はぁ?」
「知らないのぉ〜?サンタ狩り」
…ナニ言ってんだコイツら、イカれているのか?サンタ狩り…?サンタ狩りっーとアレか、クリスマスに暴れまわるアベックどもに天誅を下す感じの…
そうか……コイツらもまだ若いのにモテない事を気にして、いや、若いからこそモテない事を気にしてしまい、このクリスマスにハルマゲドンを起こそうと言うのか…
「その意気や良し!熱意や良し!」
そういや昔、大将殿が現役バリバリで前線基地で艦隊司令をやってた頃、同じくクリスマスにパーリーをしていたらしく、その当時は大将殿がガキどもに夢を与えるべくわざわざサンタの仮装をしていたらしいが、どいつもこいつも夢見る少女じゃいられないスレたガキどもだったらしく、大将殿はドリンクに睡眠薬、部屋に睡眠ガス、2億ボルトの電撃、超スピードからの首トン、毎年あらゆる手段で部下である艦娘を眠らせてプレゼントを置いていたそうだ…
「今日は寝ないでみんなでサンタをやっつけるよぉ〜!」
「どのみちロクなヤツじゃねーんだ!見つけ次第殺せー!」
睦月姉妹のアホどもは一致団結のエイエイオーして手にしていたジュースの入った紙コップを床にプロージット!して中身を床にブチ撒けた…
ただ、コイツらは一つ重要なことを見落としているのだよ…
そう…“サンタ”ってのはよぉ〜…“良い子”のトコにしか来ねぇってコトをよォ〜…
ーーー
適当なツマミを手に入れ、隅っこで缶ビールでも飲みながらパーリーを見ていたら、ポーラがザラ姉ちゃんに腹パンされ吐いている姿を見かけたが、見なかったコトにしよう…
「あら?テイトク、pizzaでもいかが?」
「あー?オマエは………?ト●コ?」
………誰だっけコイツ?たしかパスタの国あたりから来たヤツだったような、っーか乳デケーなコイツ、誘ってんのか?
「アクィラです!アクィラ、誰ですかトニオって…」
「あぁ…アクィラな、アクィラ、思い出した、恥ずかしげもなく正規空母ヅラしたチ●カスクンの」
「チ●カスクン…?よくわからないけど、アクィラのコトを貶してるのは言葉ではなく心で理解できたわ、うん」
チ●カス空母アクィラ、そのあまりのチ●カスぶりな性能から、軽空母にも劣るとまでディスられている
「あ、テイトクさんとアクィラさんだー!」
「あ、pizza!!リベも!リベもそれ欲しい!」
アクィラの乳をガン見しながらピザを食っていると、クリスマス的な真っ赤なコーデのゲンキッズが走ってきた…
いすゞパイセンも可愛いがる合法駆逐艦リベッチオと、最近やって来た新しい合法駆逐艦、マエストラーレの二人はピザピザ言いながらメチャウマだぜこれはー!とか言いながらがっつきだした
「がっつくんじゃないよこの子らは、オイ、アクィラ、コイツら普段ナニ食わせてるんだ、フツーじゃないよ、このがっつきは」
「さぁ?パスタじゃないの?」
アクィラ曰く、リベッチオもマエストラーレもネアポリスの裏路地でゴミを漁っていたものの、色々あって“入団試験”に“合格”したらしく、今でもハングリー精神は忘れてないらしい
そもそもなんだよ、入団試験って…入隊じゃないのかよイタリア海軍
「ゲープッ!もうなくなったー!」
「リベ!大変よ!あっちのテーブル!焼き立てのチキンが置かれてるッッッ!」
「な、なんだってェー!!やべぇ!コイツは……じゅるりだぜー!」
合法駆逐艦リベッチオとマエストラーレはウワッシャー!とか叫びながら再びテーブルへと走って行った、元気なコトはいいコトだ
「テイトク、ワインありますけど飲みます?」
「貰おうか」
ーーー
性能はチ●カスだが身体つきだけはむしゃぶりつきたいアクィラにぺぇずりしてくれと頼んだらスナップの効いたビンタされ、アクィラは怒ってどっかに行ってしまった
「…タバコでも吸うか」
どりあえず外でタバコでも吸うかと歩いていると、どいつもこいつも迫力のダイナマイトボディ!世界の
「あら?Admilal!どーしたノー?」
「タバコ吸いに行くんだよ」
アイオワはmerry!merry!言いながら俺の背中をバシバシ叩きゲラゲラ笑っている………コイツ酒癖悪りぃな………ん?い、いや!コイツの手にしている缶!
「HAHAHAHAHAHA!」
Non alcohol!コイツ!ノンアルだと…!?ま、まさか……他のヤツらも!
「…ん〜?なんですかAdmilal?サラにオパーイにナニか?」
「Statesなら訴えられますよ〜」
よし、サラトガとイントレピッドは普通にアルコーラーだった、どうやら今日のアイオワはハンドルキーパー的なものらしい、そして………
「…ガンビアくん、それ、罰ゲームかナニかかね?」
「Yes…Yes、YesYesYesYes…oh…」ガタガタ…
ガンビアくんのなかなか攻めたスタイルのアメリカンサンタ、ここがグァムあたりならアリかもしれんが、残念ながらここはニホンでキュウシュウだ、俺はそんな寒そうはガンビアくんの攻めたバストにアツアツのフランクフルトを挿してやった
「アツゥイ!!」
「残すなよ、全部食べるんだ、丁寧にな」
まったく、良い事した後は気分がいいもんだと考えている、腰の辺りに何かが衝突した
「アハハハハ!テイトクだー!merry!」
「サムくんか、どうかね?楽しんでいるかね?」
「Yeah, very!テイトクもコレ飲むー?chanmery!」
シャンメリーシャンメリー言いながらまとわりつくサムだが………待て、ちょ!待て、なんかこの子酒臭いぞ!?俺はサムくんからボトルをひったくるとラベルを確認した…
「ああ…っ!それSamの!返して!かーえーしーてー!」
「………サムくん、これ誰から貰った?」
「え?Intrepid」
俺はあっちでワイルドにポテトをつまみながらゲラゲラ笑っていたインピの腹をボトルで殴った
「On!!Damage control!」
「やかましいわボケ!ナニガキにスパークリングワイン渡してんだテメーは」
「フッ……Admilal、IdahoだとXmasは大人も子供も皆同じもので祝……って!イタイ!イタイ!ぶたないで!訴訟するわよ!」
「やかましいわボケ!」
「それSamのー!かーえーしーてー!」
次回は後編
出来れば最大トーナメントを年内にどうにかしたいと思ってますが、たぶんムリかな…って?