不健全鎮守府   作:犬魚

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ケダモノがパンツ引きずりおろす鬼畜展開回

【登場人物】

鈴谷(18)
ビッチ、好きな超人はカレクック

熊野(9)
アクセル全開でインド人を右に切るプッツン航巡


鈴谷と熊野とこわれもの

「ティーッス、鈴谷が報告書持ってきま……ありゃ?居ないじゃん」

 

「居ませんわね」

 

熊野と一緒に提督の執務室に報告書を持ってきたら提督もいつもの青髪ロングも居なかった

 

「遊びにでも行っているのでは?」

 

「マジで?鈴谷に黙って楽しいトコに遊びに行くとかマジ殺意湧くわー」

 

「とりあえず報告書を置いて行きましょう」

 

「そうだね」

 

報告書を机の上に置くと、机の上になにやら作りかけらしいプラモデルが目についた、なんだコレ?ガ●ダム?

 

「最近のプラモってよく出来てるねぇ」

 

「あまり触ると壊れますわよ」

 

「大丈夫だって、よぉ~し!!NT‐D発動ーッ!」

 

バキッ!!

 

「あ」

 

何か今、プラモデルから鳴ってはならない音が鳴ったような…

 

「だ…だだだだ大丈夫大丈夫!ポリキャップ外れただけだし!たぶん!」

 

ペキッ!!

 

「…ヤベ」

 

「鈴谷、今、ヤベって言いましたわよね?それヤベー感じなんですわよね?」

 

「…スンゴイ、ヤベー感じ」

 

ど…どどどどど!?どうしよ!折れたッ!コレ完全に折れたよ!なんで!?え?なんでこんな脆いのォ!?

 

「…ヤってしまいましたわね、鈴谷」

 

「ヤっちまったよ、コレかなりヤバくね?」

 

「まさか提督のプラモデルを破壊してしまうとは……これはスネークバ●トォー!ではなく最低でもスネークジェノサ●ドッ!は免れませんわね」

 

「ヤベェし!!」

 

「えぇ、かなりヤベーですわ、壁にメリ込むぐれーじゃ済まねーヤバさですわ」

 

ヤバいヤバいヤバい!これはヤバい!これはもう間違いなく土下座とかで済む感じではないッ!

 

「どーするよ?」

 

「そうですわね、素直に謝ってみては?」

 

「…許してくれるかな?」

 

「たぶんムリかと…」

 

「ムリかなぁ~、誠意を持って謝れば真心は通じないかなぁ?」

 

「えぇ、仮に、壊したのが暁ちゃんなら“フッ、形あるものはいつか壊れるのだよ”と言って寛容に許してくれそうですが、鈴谷ではムリでしょうね」

 

「ナニその差?っーか今のちょっとテイトクに似てた、熊野のモノマネ上手いじゃん」

 

「実は私、モノマネに自信がありますの」

 

まぁ、熊野のモノマネとかどうでもいいとして、とりあえずコレをなんとかしよう!今、鈴谷が選べる選択肢は2つ…

 

①素直に謝る

 

「ごめーん、NT‐D発動しようとしたら壊れ…オゴォ!!」

 

「立てコラァ!!テメーはユメじゃ済まさねーぞォ!コラァ!」

 

…ダメだ、100パー死ぬ、じゃ次

 

②バックレる

 

「知らない!鈴谷そんなの知らない……オゴォ!!」

 

「立てコラァ!!テメーはユメじゃ済まさねーぞォ!コラァ!」

 

…ダメだ、どっちを選んでも鈴谷がオゴォしてる未来しか思いつかない

 

「とりあえず全裸で土下座でもしては?」

 

「…やっぱそれかな?」

 

「まぁ、鈴谷の全裸土下座に価値があるかは知りませんけど」

 

「あるよ、フツーにあるよ、鈴谷だよ?フツー土下座とかしないよ?しかも全裸で土下座とかなかなかないよ?フツーの男なら金払うレベルだよ?」

 

 

「そうでしょうか?」

 

「あ、ナニその目、疑ってんの?鈴谷マジモテモテだからね?マジ街歩いてるだけでスカウトされるからね?」

 

熊野の野郎ォ、この鈴谷様の人気を知らないってのかね?

 

「ビッチ土下座で勘弁してもらえるとも思えませんが…」

 

「ハァ?鈴谷ビッチじゃねーし」

 

「もうちょっと誠意…いえ、ビッチ的には性意ある方が良いかと?」

 

ブチィ!!(堪忍袋)

 

「あー、はいはい!それなら全裸でM字開脚して提督の机でオ●ニーしながら謝ってやんよォ!!」

 

「さ…さすが鈴谷ですわ、正直ドン引きですけど」

 

「熊野ォ!オマエもヤるんだよォ!」

 

「ハァ!?なんで私まで!?イヤですわよそんな変態行為」

 

「うるせぇ!!脱げ!」

 

「ヒィ!!け…ケダモノ!」

 

熊野のスカートを引きずり下ろし、パンツに手をかける、熊野のヤツ…なかなか良いパンツ穿いてるじゃん、鈴谷のよか高いなコレ

 

「やっぱラーメンにすりゃ良かったなァ」

 

「いいじゃないですか、珍しく良い事したし」

 

「あ」

 

「ん?」

 

しまった、モタモタしてたら提督とサミーが帰ってきた

 

「…ナニやってんだ、オマエら?」

 

「た!助けてくださいまし!!」

 

「うん、まぁ…そーゆー非生産的なのは寮の部屋でやれよ、マジで」

 

「ちが!違うし!」

 

「いや、何も言うな…俺は理解ある大人だからな」


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