おっぱいドラゴンに柱間ァ……!大好きクレイジーサイコホモがinしました(休載中)   作:ふくちか

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息抜き程度に投稿出来たらなぁと思い、書きました



第一章:旧校舎のディアボロス
第一話「兵藤一誠は転生者らしい」


 

 

「あ、兵藤君!おはよー!」

 

とある世界のとある学園、その名は駒王学園。

 

 

 

そこで日々平凡な生活を送る女性生徒に、俺ーーーー兵藤一誠は返事を返した。

 

「あぁ、お早う」

「「「「キャーーーーーッ!!!」」」」

 

……何時も思うのだが、どうして返事をしただけでこうも黄色い声が上がるのだ?

 

『それは相棒が女受けしやすい顔だからだ』

 

……それが良く分からないんだよ、ドライグ。

っと、こいつの名前はドライグ。

 

赤い龍(ウェルシュ・ドラゴン)』と呼ばれる伝説の龍だ。

……龍などとは俺の前世(・・・)には存在しなかったので、初めて目にした時は驚嘆したな。

 

まぁ伝説の龍と言えばもう一体俺の知り合いにいるのだが……まぁ、それはまた後に教えよう。

 

『相棒は前世ではモテなかったのか?』

 

…………聞くな。一応、子孫はいたのだ!

 

『……すまんな』

 

…………何だ、その嘲笑は。

 

『いや、何でも。……それよりも、相棒』

 

……あぁ、分かっている。

 

「…………ハァ」

 

俺は挨拶も早々に切り上げ、俺は教室に向かった。

感じる視線を無視ししながら。

 

 

 

 

………………そうだ。改めて自己紹介をしなくてはな。

 

 

 

 

 

 

俺は兵藤一誠。前世では…………うちはマダラと呼ばれた忍だ。

 

 

 

 

~~~~~~~~~~~~

 

 

さて、勉学の講座も終わりを迎え、門を潜った俺を待っていたのはーーーー

 

「あー!お兄ちゃん!!お疲れ様~!!」

 

にぱー、と天使の様な……否!本物の天使以上の尊顔を見せながら俺に抱き付いてきた少女。

 

兵藤イズナ。俺の可愛い可愛い妹だ。

 

「おっと……全く。イズナは甘えん坊さんだな」

「えへへ~。だってお兄ちゃんが恋しいんだもん…………」

 

心底幸せそうに溜め息を吐くイズナに、俺の頬は限界まで緩む。

…………あぁ、やはり弟や妹と言うのは、こんなにも愛しい!

 

更には名前が俺の前世の弟と同じ名前なのもあるのだろうが…………俺は兎に角、イズナに目一杯愛情を注いだ。

 

両親もそんな俺に呆れつつも出来る限りのサポートをしてくれた。

その結果、イズナは所謂「ブラコン」と言うやつになってしまった。

 

まぁ、俺としても変な男になつくよりはずっと良いのだがな。

 

『……シスコンだな』

 

何とでも言え。

前世では卑劣なモフモフ水遁野郎に弟を殺されたんだ。

 

絶対に妹や両親は俺が守る!!

 

 

『……そうっすか』

「はやく帰ろ!今日はイズナがママと料理作ったんだ!」

「お、それは楽しみだな!」

 

俺はイズナの手を握ると、帰路に着いた。

因みに晩御飯はカレーと卵焼きだった。

 

形が少し崩れてはいたが、とても美味しかった。

 

 

 

~~~~~~~~~~~~

 

 

「…………ふぅ」

 

夜、イズナを寝かせた俺は町外れで暴れていた悪魔を討伐した。

 

 

…………戦いの"た"の字すら知らん雑魚だったがな。

これならオオノキ達五影の方がまだマシだったな。

 

因みに今の俺の格好は前世での俺の子孫であったオビトが着けていた渦巻き状の仮面と前世の俺が身に纏っていた甲冑で正体を隠している。

 

まぁバレる事はないだろうが、一応念には念を入れてだ。

 

……さて、長居は無用だな。帰ろうーーーー

 

 

 

 

 

 

「ーーーー待ちなさい」

 

…………と思ったが、どうやら現実は非情らしい。

 

 

 

俺の目の前には紅髪の美少女ーーーーリアス・グレモリーがいた。

 

 

隣に何故か巫女服で控えてる姫島朱乃含めて通称「二大お姉様」等と呼称されている。

 

更にそのリアス・グレモリーを守る様に立っているのは一年生の愛くるしいマスコットキャラと名高い女、「塔城小猫」と同年代のイケメン王子、「木場祐斗」もいた。

 

 

 

………………オカルト研究部のお出座しか。

 

「…何の様だ。リアス・グレモリー」

「……貴方、こんな所で何をしているの?」

 

僅かに殺気を滲ませるリアス・グレモリー…………ま、ほんのそよ風程度だな。

 

「……別に。強いて言うなら、家族の安眠妨害を仕出かす輩を退治しただけだ」

 

これは本音だ。

コイツらが毎日の様に暴れれば、イズナの安眠が妨げられてしまう。

 

そうなればイズナが寝不足による健康障害になりやがて…………考えただけでも恐ろしい。

 

「お前の手柄を盗ろうと思っての行動ではない事だけは言っておく」

「…………そう。分かったわ」

「……部長。宜しいんですか?」

 

塔城がリアス・グレモリーにそう尋ねる。

 

「えぇ。彼には悪意がないわ。それに……家族への情愛に偽りはなさそうだしね」

「分かってくれて助かる。…………じゃあな」

 

俺は転移魔方陣を展開し、家へと戻っていった。

 

 

 

~~~~~~~~~~~~

 

 

 

「…………部長。彼は一体」

 

私、リアス・グレモリーは謎の仮面の男が去った後、その場に倒れ伏すはぐれ悪魔の遺体を消滅させて事後処理を行っていると、祐斗が私に尋ねてきた。

 

「さぁ………………でも」

「でも……何ですか?」

 

私は、何となく知っている気がする。

 

 

あの不思議な渦巻き状の仮面の覗き穴から覗かれた赤い瞳ーーーー。

 

そんな人が、私達の学園に1人だけいるのをーーーー。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




如何でしたでしょうか?

イッセーの髪型は茶髪でマダラと同じ髪型です(あれよりは少し短髪ですが)
写輪眼はありませんが瞳の色は赤で、動体視力は悪魔以上です

また設定は追々追記していこうかと思います。


では

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