落ちてきた漂流者と滅びゆく魔女の国   作:悪事

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天地無用

砦方面より立ち昇る狼煙と戦の気配を感じた豊久とレラは、黒き森の散策を取りやめ魔女たちの集まる砦へと帰還を果たしていた。この砦の長である魔女のハリガンを中心に膂力に秀でたアイス、それと他の魔女たちが忙しなく動いていた。

 

 

「おう、ごちゃごちゃしちょるが、なんぞあったのか」

 

「なんぞあったのだよ、吾らが必死で動いている間にレラともども遅かったなぁ?」

 

 

「申し訳あり、ません。森の奥に入り、込んで戻るのに手間取りまし、た」

 

 

「なんじゃ、そがな重い要件なら、なんでん(おい)らのそばにおらんかった?」

 

「貴、様がっ、それを言うのかぁぁぁぁ!?いきなり、森を見たいとか抜かして砦を出たのは、汝であろうがぁぁぁぁぁ!?」

 

 

レラは、姉様がここまで取り乱されることが信じられなかった。でも、気の毒な話、ちょっとだけ共感する点があるのも事実だ。森へ飛び出しておいて重要な時は側にいろ、とか中々出来ない暴論である。この豊久という人は絶望的なバカなのだと諦めるしかなかった。そこに第二の苦労人である第六天魔王が、優先順位を違えないよう釘を刺した。

 

 

「そこまでだ、いつまで怒鳴っていてもラチがあかん。今、すべきことはわかってんだろ?」

 

 

「ハァ……わかっておる。レラ、とにかく今の状況を説明する。一の砦から来た伝書鳩に人の軍が接近しているという報せがあった。言わなくても予想はついているだろうが……」

 

 

「かさんどら、とかいう連中(れんちゅう)か?」

 

 

ハリガン、レラは近くから聞こえた声が誰のものであるかを理解できなかった。声を発したのが誰かは見当が付けど、その男が今の発言をしたという事実と結びつかなかったのである。

 

 

「っ!貴様、それをどこで知った。まさか、貴様はカサンドラ王国の間諜なのか!!」

 

「いや、こんなヘマやらかす奴に間諜任せるとかないわー。信行が天下獲るくらいないわー」

 

「誰だ!そのノブユキとか!?」

 

 

まさかの豊久の発言に魔女たちが騒めき出す。隣にいたレラも豊久の察しの良さに驚いていた。

 

「どうし、て。一の砦へ攻め込んで、いるのがカサンドラ王国の軍だ、と」

 

 

「こないだ、ハリガンが言っておったど。ようわからんが、かさんどらがどうとか」

 

 

確かに言っていた。ハリガン含む信長、アイス、レラたちが右も左も分からない豊久を相手に、この世界と魔女たちの現状を説明する時にカサンドラ王国の話をしたが、カサンドラ王国という単語は一〜二回程度しか会話に出ていない。だというのに、この男はそのことを今の状況と結び付けられる程度には魔女たちの現状を理解していたのだ。いや、敵の名前とか情報を頭に入れておくのは当然なことなのだが、豊久の普段からのバカさ加減と今の発言にギャップがありすぎたらしい。

 

 

「ああ、そういえば話していたな。すまん、まさかお(ぬし)が吾の話を聞いていたとは」

 

 

「確か、に。まさか豊久さ、んが話を聞いていたなんて……」

 

 

「やかましぃぃ!」

 

 

青筋を立てて荒れる豊久を羽交い締めにする信長。気のせいか、信長の髪が白に近づいたような違和感があるがそれは置いておこう。

 

 

「話を戻そう。カサンドラ王国の軍勢は二百人程度だと文に書かれてある。この数は偵察にしては多すぎだ、となれば」

 

 

「遂にカサンドラ王国も砦の攻略に動き出したと見て良いのでしょうか」

 

 

「アイスの言う、通り。今までカサンドラ王国は砦に向かう斜面を登った、りしているくらい、だった。数も少な、いから相手を撤退させられていた、けど。二百人も兵を投入する、ということは……とうとうカサンドラ王国との全面対決、です」

 

 

「二百?正規兵を二百人ぽっちしか投入せんのか」

 

「どうかしたんか、信長?」

 

 

魔女たちの真剣な表情と会話を横から聞く信長が、贈り物をもらった幼童のように笑った。その様子を見た豊久は臆すことなく魔王(信長)の意見を聞いてみた。おそらく自覚はないだろうが、豊久は信長の意見を聞くべ気だと感じたのだ。信長という稀代の戦略、謀略家の疑問思うところ、それは戦況を一転させうると本能が察知し行動したのやもしれない。

 

 

「いや、よくよく考えてみれば当然であろう。女子供の寄せ集めを相手に戦うのだ。正規兵、二百ぽっちでやろうなんてケチなこと考えても仕方ねぇ。確かに普通の女子供、一向一揆集であれば俺もそうする。誰でもそうする。けどなぁ、二百程度の正規兵?……くひひひひ、(うつけ)が奪ってくれと言ってるようなもんじゃねぇか」

 

 

「…………おい、信長」

 

「なんだ、豊久。手短に申せ」

 

「その意地悪げな顔やめぃ。魔女どもが遠巻きになって退いとるぞ」

 

 

「あっ、いっけね……もしもしお嬢さんがたぁ〜。ワタシ、怖くナイヨー。イイ人ダヨー」

 

 

物凄く凶悪な笑みを浮かべた信長を警戒するように魔女たちは引いている。豊久の発言で我に戻った信長は、今さら感が漂う弁明もどきを敢行していた。当然のこと、魔女たちの信長に対する視線が、胡散臭い詐欺師を見るような目になったのは言うまでもない。

 

 

「今、砦にいるのはセレナ、ディー、ケイ、ノーザだけ、ですか。姉様、数人ほど顔を見ない魔女がいま、すが砦に向かったと、解釈して、も?」

 

 

「うむ、先ほどユウキも戻ってきたのだが。豊久が森にいるということを聞いたら、顔を合わせるのを嫌がってな。一足早く砦に向かいおった」

 

 

ひっさりとレラが豊久の袖を引く。

 

 

「これは幸いだったかもしれま、せんね」

 

 

「何がじゃ?」

 

 

レラは豊久の上がりかけていた評価を再び下げる。森の中で水浴びをしていたユウキと砦で会わずに済むから幸いだという意味を込めて言ったのに、こちらの意図を汲んでいないようだ。戦いに関することには非凡な能力の一端を見せるくせに、こういう場面では知性のカケラさえ皆無なのだ。レラは、うんざり気味に首を振るが、それでも豊久から距離を取ろうとしない辺り、なんだかんだで豊久への関心は大きくなっているようだ。

 

 

「森に出ている娘たちは狼煙をみて戻ってくるだろう。別の砦に詰めている者たちは流石に呼び戻せない。他の砦へ同時に攻め込む恐れもあるゆえな」

 

(そして、信長たちには言えないが他の魔女の氏族への牽制のためにも、な)

 

 

「とにかく、ここにいる者たちだけで出るしかない。娘たちよ、急ぎ支度をし砦へ向かうぞ!」

 

 

ハリガンの命を引き金に魔女たちは砦内に引っ込んで支度をしにいった。

 

 

「わたしも準備をしてきますね」

 

「わたしも支度してき、ます」

 

 

狼煙を上げていたアイス、そしてレラも準備のため離れていき、残ったのはハリガンと漂流者(ドリフターズ)だけとなった。

 

 

「というわけで、戦が始まる。それもこれまでの小手調べのようなものとは異なるものがな。信長、汝にはこれまで同様、軍師として戦場に同行してもらうが」

 

 

「へいへい、タダ飯喰らいになるつもりゃねぇよ。それはそれとして、どうだハリガン。トヨも戦場に連れて行くってのは?」

 

 

「戦場で足を引っ張るようなことはないのか」

 

「そりゃねぇ。まぁ、その心配はねぇだろう」

 

(おい)のことなら気にすんな。一宿一飯の恩に報いる良い時機じゃ。ここで一つ、首級(しるし)ば挙げて見せるきに」

 

 

戦場に連れて行くと言っているのに、信長も豊久もむしろ愉快そうに話している。ハリガンは己の背筋に冷たい何かが伝った気がした。この男たちからは悪意を一切感じない、感謝する時の真っ直ぐな感情は真実のもの。ハリガンは魔女の氏族の長、交渉ごとや人の嘘などは、それなり見抜ける経験を積んでいる。しかし、この男たちのそれはやはりおかしい。感謝、恩返し、それと戦いを結びつけるということが、どれだけ異常なことなのか分かっているのだろうか。だが、信長の戦略はカサンドラ王国との戦いに重宝するものだし、豊久もその技量は底知れないモノがある。今は一人でも戦力となる者が欲しい状況、選り好みはしていられない。

 

 

「おぬしが来るというなら、それもよかろうさ。ついて()よ」

 

「おうとも」

 

 

 

 

 

豊久、信長はハリガンの住居前で彼女の戦支度が済むのを待っていた。待っていたわけだが豊久はどうにも落ち着きなく、首を鳴らしたりしている。腰の獲物がないことや戦場に行くの時間がかかり過ぎる等の理由からか、豊久はだいぶ痺れを切らしていた。そして、数分が経過した辺りでようやくハリガンが出てきた。

 

 

「待たせたな」

 

 

「ようやく支度ば済んだか、そんなら早くい………………………………………あっ?」

 

 

姿を現したハリガンを見た豊久は絶句した。ちなみに信長はどうでも良さげに空を見上げていた。戦支度を済ませたと言うハリガンは鎧を纏っているわけでも兜を被っているわけでもない。前と同じような、と言うよりもさらに露出高めの格好をしている。身につけた服は先よりも布の薄さが目立ち、服の裾に入った切れ込みは太腿よりも上の腰まで上がっていた。切れ込みの狭間より健康的で艶かしい素足が覗かせ、布の薄さの影響で大きく実った胸が一層強調されている。

 

 

「む、おぬし。これから戦だというのに吾の胸を凝視しおって。随分と余裕を持っているな」

 

「おい、ノブ。こいつはどういうことだ」

 

「なんでも服が薄い方が魔術の効きが良いんだと。一番いいのは素っ裸だっつうぜ」

 

「だからって、こんな乳ぶらぶらさせちょる奴が戦ば出るのか!」

 

「デアルカ、魔女の戦は乳を揺らすことに始まり揺らすことに終わるのだ」

 

 

「何をバカな事を言っているのだぁ!!」

 

 

豊久と信長のバカ話はハリガンの髪で(ry

 

 

 

 

 

 

「要するに吾らは汝らのように前線にて人と斬り合いはしないのだ。弓での応酬もない、何故ならば金属は魔力を減殺してしまうゆえな。金属は魔力の伝導の妨げになるので吾らは金属の鎧は纏えん、武器も同様にだ。服も魔力の妨げになり難い薄手のモノしか着ない」

 

 

「そんで乳がぶらぶらするような格好をしてると?」

 

 

「乳から離れろ!いや、魔法の効果を最大限に活かすなら裸が一番良いのだが、そういうわけにもいかんのでな」

 

 

ハリガンの説明を聞いた豊久は、納得し難い内容をなんとか呑み下した。

 

 

「そうか、ところで(おい)の刀は返してもらえんのか?あれが無かば、戦働きできん」

 

「そういえば、そうだな。こいつの(エモノ)、返してやれや」

 

 

「……確かに戦場に出るのに徒手空拳というのは無理があるか。あいわかった、豊久の剣を持ってくる。だが、信長。(われ)に命令するな、吾こそはこの魔女の氏族の長。貴様が吾に命じるということは指揮系統の乱れに繋がりかねん」

 

 

「わかったわかった、良いから急げって。時間ねぇんだろ」

 

 

ハリガンはまだ幾つか言いたそうな顔をしていたが、黙って豊久の刀を取りに行った。ハリガン一党にとって信長とは得体が知れぬが重用すべき者と認識している。そう第六天魔王と畏怖された男、彼の裏は如何な天魔であろうと取れない神算鬼謀の怪物。彼の目には煌煌と燃える謀略の火が焚かれていた。

 

 

 

 

 

そして、豊久の腰に刀が戻り、出撃の準備は完了する。砦の開けた広場に集った魔女たちは、やはりというか当然というかハリガンと同等の薄手な格好の娘ばかりだった。いや、中にはハリガンよりも露出面積の広いものがいる始末。それに集まった者はハリガンを除けば、みな十代かそこらの娘しかいなかった。豊久は日本にいた頃では考えられない女たちの姿に色気よりも呆れをもって見渡す。そうすると隅の方に集まった面々の中でもさらに年若い子供たちの姿を見た。

 

 

「おい、ハリガン。おんし、そげな幼子まで戦ば引っ張り出すか」

 

 

「あの子たちは戦に出さん。ここの留守を任せるのだ」

 

 

豊久に最低限度の説明をしたハリガンは、幼子たちに留守を任せることと手筈を言い聞かせた。子供たちもそれを当然のものとして、神妙に頷いた。

 

 

「よか、よか(わらべ)たちじゃ」

 

 

戦に出る者の留守を預かる責務を受け止める子供たちへ豊久は嬉しげに呟いていた。

 

 

「豊久、一応言っておくが子供たちに手を出せば許さんからな」

 

 

阿呆(あほう)が!こげな子供に手を挙げてたまるか、そいに(おい)は女首は取らぬ。女首は手柄になか、女首は恥じゃ!」

 

 

「……もしも、吾らの敵が女であったとしてもか?」

 

(おい)は女首は取らぬ。これが(おい)法度(はっと)じゃ」

 

 

豊久の声が砦に響く。声がでかいというのもあるが、何より意思の重さに魔女たちは感銘を受けた。ハリガン含めた魔女たちや子供も、豊久の言葉は理屈抜きに真実なのだと信じさせられる。何がしかの理由があるわけでは無いが、豊久の言葉の剛さは否応なしに真実であると認識するしかなかったのだ。魔女たちは、豊久という漂流者が信頼とまでは言わずとも信用はできる人物だと考えていた。

 

 

「……では、みな準備はよいな。出るぞ!」

 

 

「「「はい、姉様!!」」」

 

 

ハリガンの号令に呼応し、豊久が話した覚えのあるアイス、ユウキ、レラをはじめとした魔女たちと他にセレナ、ディー、ケイにノーザという魔女たちが出撃した。無論、豊久と信長も彼女たちと砦を後にした。魔女たちの脚の疾さは武士である豊久からして見事と褒められる者だった。"加減"しているとはいえ、豊久の速度と同等に近しい速さで足場の悪い森を疾駆しているのだ。魔法を使うからといっても、その身体能力が低いわけではないのだと豊久は把握した。だが、それに比べて……

 

 

 

「遅い遅いぞ、織田信長。どうしたどうした第六天魔王!」

 

 

「ゔるぜえぇ!!こちとら、もう五十路なんだよボケぇ!!」

 

 

挑発するかのような声音で信長を煽る豊久の態度はとても、戦場にいく兵とは思えない。むしろ、遊びに行く童が如し。そして、豊久は森の中を走行中だというのに信長の方に振り向いた状態で危なげなく道無き道を踏破している。走り慣れていない森の中をこうも容易く駆けているのは賞賛しても許されよう。

 

 

「ねぇねぇお兄さん?」

 

 

「あぁん?なんじゃぁ、おんしは?」

 

 

豊久に話しかけてきたのはハリガン一党の魔女が一人、ケイという少女だった。

 

 

「お兄さんって、やっぱりノブさんと同じようなとこからきたの?」

 

 

「んにゃ、(おい)は薩州の生まれじゃ。尾張とは縁遠き生まれぞ」

 

「そうじゃねぇよ、日ノ本生まれかどうかってことだろ」

 

「そうそう!あっ、あたしはケイ。お兄さんの名前はシマヅ、トヨヒサだよね。トヨヒサって呼んでもいい?」

 

「好きにせい、(おい)は確かに島津豊久ぞ。じゃっどん、そいがどうかしたのか」

 

 

ケイは豊久と並走して話しかけてきた。彼女の中では豊久という人物が、面白そうに見えたのか実に生き生きとした様相で会話をし始める。

 

 

「あたし、トヨヒサのこと知りたいんだぁ。だって、あの姉様とかレラとか、それにユウキが戦場に連れてくって言ったんだもん。きっと、すごい人なんでしょ!だから、トヨヒサのこと何でも知りたい、だから教えてよ!いいでしょ?」

 

 

花開くような快活な笑みを浮かべたケイは豊久に興味津々だ。その様子を横目でレラとユウキがジトっと見やってくる。レラは豊久のことを教えてもらう約束は自分の方が先にしたのにケイがいち早く質問していることが不満げで、ユウキは味方であるケイが豊久と親密そうに話しているのが気にくわないらしい。

 

 

「よかども、(おい)は信長ほど高名な武者ではなか。(おい)はただの薩摩兵子(さつまへご)ぞ」

 

 

「いいの、いいの〜。えっとねー、それじゃあ最初に今何さ」

 

 

「ちょっと!!何を呑気にそんな男と話してるのよケイ!!これから戦闘だっていうのに。それなのに、そんな男と喋っちゃって。ふざけてるなら、今すぐ引き返しなさいよ!」

 

 

「ふざけてる気なんてないのに……仕方ないなぁ。レラの目も怖いし一つだけ聞いて満足するよ」

 

 

「別にわたし、は…………」

 

 

ユウキに叱られしょんぼりとしたケイ。そして、しょぼくれたケイの発言の槍玉を受けたレラは歯切れ悪そうに自分は何も含むところはないとアピールする。しかし、ケイが豊久に一つ質問するという点には興味があるのか、少しだけ豊久とケイへと接近して話を横から聞く心算のようだ。

 

 

「トヨヒサさんってさ、何かやりたいことってある?」

 

 

その質問は豊久にとって一択しかない問いだった。ゆえにこそ解答は即断即答。質問したケイが思わず惚けるほど、楽しそうな顔で豊久は彼女に答えた。

 

 

首級(くび)、寝て()覚めて()薩摩兵子(さつまへご)は突っ走る事しか頭ん無かぞ」

 

 

ケイは唖然(あぜん)絶句(ぜっく)と豊久の答えに圧倒される。そして、ハリガンを含めた豊久と少し話した経験を持つ魔女も、圧倒される言葉だった。彼が語ったブレの無い答え。その解答は最早、条件反射。そうしたいからではない、豊久の頭にはそれしか存在しないのだ。

 

 

首を、手柄を挙げるという一点のみに特化した戦国最強のサムライ。彼はまだ見ぬ外敵の首級を取るべく、森間を抜けていく。待ちきれない、我慢できないと豊久は速度を上げて砦へとひっ飛ぶのであった。

 

 

「なぁ!?違う、豊久、そっちではない!!貴様、砦までの道がわからぬのに一番前を走る馬鹿が何処にいる!!ええい、戻ってこい!」

 

 

「あ、ありゃ完全に聞こえてねぇな!?おい、誰でもいいから、首根っこ掴んでこい!!」

 

 

 




ーーー魔女長の胸ーーー

豊久「しかし、何度見ちいても魔女の格好ば凄かのう」

ハリガン「だから、胸を見て言うのはやめろと……」

信長「まぁ、そういうなよ!パイガン!」

ハリガン「(われ)の名はハリガンだ!!」


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