落ちてきた漂流者と滅びゆく魔女の国   作:悪事

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説明回、大した山場ナシ。
でも、安定して豊久はバカ、ノブは苦労、ハリガンはツッコミ。




魔女と武者

さて、アイスの持ってきた食事をかっこみ腹の膨れた豊久は、黙って合掌して食事を終えた。パンや見たことのない野菜があったにしろ、出された以上は食えるものだと全て綺麗に食べきったのだ。これにはレラたち魔女も目を見張った。見ず知らずの土地で出された食い物、それに戸惑いなく口をつけた度胸は評価すべきだろう。だが、満足げに腹をさすっている豊久を険しい面相で睨みつけている者がいた。というか、彼女は信長の方も射殺さんばかりの目で見ている。信長はやれやれ、と言いたげにしながらも何も言おうとしない。それならば、普通に勘の良いものは彼女、ユウキに関わろうと思いはしない。しかし、ここにいるのは戦場に能力、才能を突っ込んだ戦バカ。聞かんで良いことを空気も読まずに問うてしまった。

 

 

「何ぞ知らんが、男嫌いなんじゃのう。昔によっぽどロクでもない男に引っかかったんか?」

 

 

豊久からすれば何気ない言葉だった。だが、尋ねられたユウキからすればそれは逆鱗に等しかった。問いかけられたユウキの髪が一瞬ざわめく。ユウキは俯いたまま、小さな声で呟いた。

 

 

「わた……前……触れ………」

 

 

「あぁ!?なんじゃ聞こえんぞ。もちっと声張れや!」

 

 

豊久の大声に触発されたのか、ユウキは凄まじい形相をとり豊久の声を塗り潰さんと絶叫した。

 

 

「私の前でその話題に触れるなぁーーーーーーーっっ!!!!!」

 

 

室内に風が吹き荒れる。暴風は豊久の体に容赦なく吹き付けてくる。また、風を起こしたであろうユウキの目は虚ろになり、先ほどよりも濃い殺気を放った。

 

 

「いかん!()めさせよ!」

 

 

思わず部屋の外にいたハリガンが部屋に突入して止めに入ろうとする。せっかく助け新たな戦力になろうとする男の殺害を阻止しようと魔女の長は命じた。その言葉に従ってアイスがユウキを気絶させようと静かに近づく。

 

 

「男なんて男なんて男なんて、殺す殺す殺す殺す殺すみんな殺ーーーーーーーっっっ!?」

 

 

 

 

ユウキの暴走が限界に達し、アイスが止めに入ろうとした瞬間、空気が凍結した。先ほどまで殺気を放っていたユウキが、中立的に展開を見物していたレラが、ユウキを止めようとしていたアイスが、魔女の長であるハリガンが、総じて身動きを止める。足、手、頭、眼球、喉、全ての動きが己の意思に反して停止した。喉の動きを止めたため呼吸が出来ない。本能的に感じる恐怖によって魔女たちの宝石のような瞳から涙が流れる。彼女たちは、"死"を感じた。感情も打算も環境も意思も、何も介在しない純粋な殺気によって"死"をこれ以上ないくらいに体験した。部屋に(おぞ)ましい質量の殺気が満ちる。

 

 

部屋の温度が五、六度か下がったとさえ誤認しかける。時間は昼なのに部屋が暗くなったように見える、凄惨なまでの濃密な殺気で視界が黒く染まっているのだ。先ほどまで殺気を放っていたユウキがガタガタと震え泣いている。彼女はただの少女ではない、度重なる人間の襲撃に際し実戦を経験してきた魔女の一人だ。その実戦の中で人間を殺したことなど幾度となくある。そんな彼女が怯えている、これは戦場の狂気を煮詰め、不純物を取り除いた"ホンモノ"の殺気。戦場で死と狂気に溺れた者にしか発することの出来ない混じりけ無しの殺すという意思の発露。ユウキは豊久の顔を見ようとする。自分の過去を不躾(ぶしつけ)に聞いてきた男、魔法の使えない自分よりも弱いはずの存在に今自身は恐怖している。

 

 

 

何が自分を恐怖させているのか、怖いもの見たさと好奇心に突き動かされユウキは豊久の顔を覗いた……"覗いて"しまった。その顔は黒い影によって表情が見えない、陰影一色の顔からは目だけが確認できるが、その目は今まで見てきた目とは根本から異なっている。あの目は人間の目ではない、まして魔女でもない。

 

 

 

あれはーーーーーーーあれは何の目だ?

 

 

あれは自分の理解の範疇にない。いや、理解することは不可能ではない。でもあれは、あれは"理解"してよいモノなのか?触れてはいけない気がした。自分の男嫌いの過去とて触れさせていいものではない。でも自分のそれとは一線を画するナニカが、あれの目には宿っていた。怖い、怖い怖い恐ろしい恐ろしい怖い怖い恐ろしい怖い恐ろしい怖い恐ろしい恐ろしい怖い怖い怖い恐ろしい恐ろしい怖い恐ろしい恐ろしい怖い怖い恐ろしい恐ろしい怖い怖いーーーっっっっ!!!!!!!

 

 

「おいおい、これくらいで呑まれんな。冷や汗一滴垂らせば負けだと思えよ」

 

 

豊久の殺気に支配された空間に何の気負いもない軽口が木霊し、殺気が霧散した。殺気という拘束具に縛られていた魔女たちが解放され、乱れながらも必死で呼吸を整える。そして、呼吸が整うと同時に豊久から出来る限りの距離をとった。

 

 

「何じゃ、殺すというから気張ったがに。こん程度で引っ込むとは…………おい第六天魔王。こいつら真っ当に戦ば出来るがじゃ?」

 

 

「そういってやんなよ。こっちの軍隊は日の本のよか弱卒ばっかでな。女、子供でも辛うじて留められる兵しかいねぇのさ。あぁ、思い出すなぁ。尾張(ウチ)も弱っちい兵しかいなくて若い頃なんざしたくもねぇ無茶ばっかやらかしてたっけなぁ」

 

 

「はぁ、お(まん)があの本能寺で死んだ信長公なんか。こうして話を聞いても、どうにもピンとこんもんじゃのう。18年も前に弑逆されたはずが、まだまだピンピンしとるとは」

 

 

「んっ?おい、馬鹿を言えい!!18年前だと!?金柑頭(ハゲ)が本能寺に寄せて来たのも、この世界に俺がすっ飛ばされてきたのも、まだ半年と経っておらぬわ!!」

 

 

「……んなこと(おい)に言われても知らねぇよ!そもそも、織田信長は本能寺で死んだはず。それが、なしてこんな場所に居るのだ」

 

 

「はん、俺があんなハゲに殺されてたまるか。なんとか脱出してくれようと蘭丸連れて寺内を逃げておった。……そうしたら、どういうわけか床が抜けて落ちたんだよ。床が落ちて寺の軒下に潜っちまったかと思ったらな、ここにいたってわけだ」

 

 

「…………あっ、ああ。信長のいう通りだ。突然現れた信長は、そのあと何度か人間たちとの小競り合いの時に口先に乗せられ軍略を用い我らに勝利をもたらしたのだ。それから信長は我らの軍師役ということだ」

 

 

「あの織田信長が軍師か。随分と贅沢なことじゃな。(おい)の軍にも頭の回る軍師がいれば関ヶ原の大戦で、退却せずに済んだかもしれんなぁ」

 

 

独白じみた豊久のセリフに引っかかりを感じた信長は、豊久の方に首を向けた。豊久と信長の両名は先ほどまで見せていた形相と異なり、いっそ冗談じみた表情をとっている。信長は自分の疑問を解消すべく豊久に問いを投げた。

 

 

「……関ヶ原?…………美濃のか」

 

「おう、徳川勢と石田勢の大戦じゃ」

 

「んん?待て、待て待て待て。なんで徳川がそんなところで戦をする?」

 

「なんでって。関白亡き後は戦国逆戻りよ」

 

 

信長はさらに困惑した。一方、豊久は何を当たり前のことを、と平然としている。

 

 

「関白……って。何で関白なんぞが天下を差配する!?」

 

「関白殿が天下取ったからよ。ーーーー関白秀吉公が」

 

 

またしてもあっさりと、口にされた言葉に信長は混乱の極みに達した。冷静沈着、深謀の男がこれ以上ないくらいに我を忘れている光景に、魔女たちは口をポカンと開けて二人を見ている。

 

 

「待てぇえい!ーーーあ゛あ゛?なァんであのハゲザルが天下取ってんだよ!!」

 

 

「何だ!!もう面倒くさい!!!明智亡ぼして柴田も亡ぼして天下取ったんだよ。秀吉が!」

 

「かッ、勝家死んだのかよ。お市は!?」

 

「知らぬ!!!!」

 

「丹羽は!?一益は!?利家は!?」

 

「パッとしねぇよ!!織田家は今家康のお茶汲みよ。天下布武なんざ誰も覚えておらん!」

 

 

 

豊久の言うことに意気消沈し、信長はどっかりと座った。そして、先ほどまで怒り荒れていた口調とは打って変わり、静かに豊久に尋ねてきた。

 

 

「……信忠は、(せがれ)は。……どうなった」

 

 

「死んだ。光秀に二条を攻められて。城を枕に最後まで戦って死んだと聞く」

 

 

「ははは、とんだ馬鹿息子じゃ。……バカたれ、バカたれが。…………さっさと逃げればよかろうに。人間五十年、五十年の生も死んじまえば無に等しいってか」

 

 

 

普段から異様なまでに自信満々の男が肩を落としているという状況は魔女たちからすれば、青天の霹靂に等しいものだった。しかし、ちょうどいいかもしれない。ハリガンは意を決して、こちらの置かれている現状の説明を豊久に行うことにした。

 

 

「豊久よ、暗い話題に重ねるようだが、我ら魔女が置かれている状況を説明してもよいか?」

 

「あい、わかった。じゃっどん、ざっくりとでいいぞ。あんまり、複雑なのは(おい)の役ではなか。戦ばする相手と、場所だけ教えてもらえればいいが」

 

「え?……あ〜、それだけでいいのか。その質問とかしようとは考えたりは」

 

「せん!」

 

 

ハリガンは、話がこうもトントン拍子に進むことが、ここまで恐ろしいと初めて実感していた。敵と、戦場、それだけを教えて自分と関係のない者のために命を張るなど、都合の良すぎる話だ。どうしよう、ハリガンは途方に暮れていた。とにかく、怯えている若い魔女たちを下げておこう。

 

 

「……あ〜、ユウキ、レラ、アイス。長く話をしていたので疲れただろう、少し下がっておれ」

 

 

そうしたハリガンの言を聞いて、怯えていたユウキが弾けたように(まく)し立てた。

 

 

「なっ!ダメよ姉様(あねさま)。その男は危なすぎるってば!今すぐ殺しましょう、今ならアイスもレラもいる。四人がかりなら、その男でも!!」

 

 

「ユウキ!!(われ)の言うことが聞けんか!」

 

 

ハリガンの怒声に晒され、ユウキはとうとう感極まったのか泣きながら部屋を飛び出していった。レラ、アイスはどうすべきか、迷ったがハリガンに一礼し退席する。

 

 

「おい、別に退かせんでもよかったんではないか。この話はあいつらにも関係してるんじゃろ。だったら一緒に話を聞かせたほうが良いんじゃなかが?」

 

 

「お(ぬし)は空気が読めんのか!!??あの状況では吾が娘たちは萎縮してまともに話も出来んわ!それだから、退かせたのだ!少しは察せ!!!」

 

 

「いや〜、助力する相手との席で逆上する味方を連れてくるのも中々に空気が読めてないんじゃにゃーの?気遣いのなさに関しちゃ良い勝負だわい」

 

 

「立ち直ったか、織田信長。なんじゃ、結構打たれ強いの」

 

 

「バーカ、平手の爺さんの説教のほうがもっと心をへし折ったっつーの」

 

 

「ええい、とにかく話を始めるぞ。黙って聞け、信長もついでだもう一度聞いてけ」

 

 

「まず最初に人と魔女の争いについてだ。既に言ったと思うが我々魔女は人に(あら)ざる能力を持っているが故に、人に忌み嫌われ遠ざけられてきた」

 

 

「おい、別に興味ないから、さっさと」

 

「はいはい黙ってきいてましょうネーー」

 

 

「……我々、魔女たちは人と永らく争った結果、魔女の勢力は全体的に弱体化した。それは我らの一族に限った話ではない。魔女という種族全体が衰えているのだ。その最大の要因は、(われ)らの数が少ないことに尽きる。……魔女は子をなすことで最大の武器たる魔力が失われるためだ。魔力全てが喪失するわけではないが、大きく損なわれるのだよ。故に魔女は簡単に子を産むことはできん。子を産むのは自然と魔力を減した魔女の役目となる」

 

 

「はぁ、小難しいが、要するに未通女(おぼこ)でないと、その妙な力は使えんのか」

 

「そういうこった、その辺は巫女さんと似たもんじゃねぇの?」

 

 

「……その巫女さん?とやらが何かはわからんが、大体はわかったな。だが、魔女の産む子の全てが魔力を持っているわけではない。(われ)らは子供を産む機会が少なく、産んだ子とて全てが魔女とは限らん。ここまで言えばわかるだろう?」

 

 

「さっぱり分からん!!」

 

 

ハリガンは頭が痛くなってきた。察しがここまで悪い相手と遭遇した経験が圧倒的に足らんため、自然と豊久との会談は疲労を募らせるものだった。それに最初に接触した漂流者(ドリフターズ)である信長の、察しが良すぎたことも起因するだろう。

 

 

(われ)らの頭数は増えにくいということだ!!……昔はもう少しマシだった。人がこれほど多くなく、人の作った国がそれほど強固ではなかった時代。その頃は我々の勢力も今より大きく人の中にも吾らの存在を認めるものがいたのだ。しかし、時代は変わってしまった。人どもが山野を拓き、新たな街を数多く造った。農業の発達、人口の増加、対立の理由は幾らでもあった。結果として人との軋轢は致命的とまで言えるものになってしまったのだ」

 

 

 

「教会勢力の伸張も忘れてはならん。そもそも連中こそが吾らの最大の敵なのだ、人と魔女を相容れない敵同士と伝え広めたのは教会勢力なのだからな。奴らは魔女を異端と断じ、滅絶すべき敵だと触れ回った。奴らが人の世界に根を張り影響力を増せば増すほどに吾ら人の敵だと恐れられるようになったのだ。かくして人は魔女を敵と認識し、隙あらば吾らの土地を奪い、機会あれば吾らを討滅しようと攻めたててくるようになった。個々の戦闘能力はこちらが上でも戦力では圧倒されておる。そうして、魔女たちの領土は今や黒い森などの一部地域にまで押し込められてしまったのだ」

 

 

「……おい、まさか魔女たちには男手がいねぇのか?」

 

「いたら、俺がこんな苦労してるかよ。速攻で国盗りして、教会焼き払ってるわ」

 

 

 

「この黒い森には吾らが一族以外にも幾つかの魔女の氏族が暮らしておるよ。……付き合いという付き合いは皆無だが。人間どもの言う魔女の国とは魔女たち全てを総称した呼び名でな。実際は他の氏族とは深く関わらないのが我らの生き方なのだ。滅びに瀕しているというのに、"団結"の一つも出来ないとはなんとも情け無い。遥かな昔の偉大なる魔女王様がいた頃は各氏族たちの紐帯も、もう少し強かったはずだが。人にとっては吾らも隣の氏族も、その隣の氏族も等しく悪しき魔女でしかないのだろうよ」

 

 

「……おい、なんか言うことはあるか。織田信長」

 

「そう言うてめぇこそ、なんかねぇのかよ。島津(田舎もん)

 

 

 

ーーーーーーーーーーー

 

 

「てめぇ、今なんつった!!ごらぁぁ!!!」

 

「お前こそ、なんだその含みのある言い方ァァァァァ!!!」

 

 

 

「やかましいわ!」

 

 

髪を固めた槌が二人の男の頭部を強かに打ち据え、口論は収まった。(多分)

 

 

 

ーーーーーーーーーーー

 

 

 

「話を戻すぞ。吾らの氏族は地勢的要因から、最も近い人の国、カサンドラ王国の攻勢の矢面(やおもて)に立たされておる。今のところはどうにか跳ね返せてはいるが、いつまで持ちこたえられるか。吾らが抜かれれば、黒い森全域が人の手に落ちるやもしれん。……そして、ここが吾らの一族の砦なのだ。戦えるものの大半は、この砦を始めとした森にある幾つかの砦に詰めている。それに子供や年寄りは少し離れた隠れ里に住んでいる。言っておくが、おぬしらを隠れ里に連れてはいけんぞ。まだ、そこまでおぬしらを信用したわけではないのでな」

 

 

「どうでもいい。信用されてようが、されていまいが魔女の事情に首ツッコむつもりはなか。ただ(おい)はお(まん)らを助けるだけだ」

 

 

「……?……いや、それが魔女の事情に首を突っ込んでいるということではないのか?」

 

 

「違う!お(まん)らの事情なぞ知らん!ただ(おい)は魔女を助けるのだ!」

 

 

「それが魔女の事情に介入しておるのが分からんのか!?」

 

 

「だから、魔女の事情なぞ知らん!!(おい)はただ借りを返す、そのためだけに魔女を助けるのだ!教会も、なんたら王国も知らん。(おい)(おい)の道理で動くのだ!!」

 

 

 

言うだけ言って満足したのか、豊久は寝床に横になってすぐに眠ってしまった。もともと死んでいるのが当然というほどの傷を負っていたのだ。疲労のためか、眠るのは一瞬だった。……それを差し引いても、見ず知らずの場所で直ぐさま就寝出来るのは芯がよほど強いことと関係しているのか。何にせよ、豊久は黙って眠ってしまった。話をしようにも、出来なくなったのでは仕方ない。信長もこれ以上は話すことはないことを察したようで、部屋を出ていった。ハリガンも豊久との話し合いで疲れてしまった、彼女も自分の部屋へと戻り休息をとりに行く。

 

 

ただ、部屋を出る前に一言だけハリガンは無意識に独り言を零した。

 

 

 

「……大したうつけ者だよ、お前は」

 

 

 

 

 




ーーー豊久のお助け案ーーー


ハリガン「なぁ、豊久。お前は魔女を助けると言っておったが、何か案があるのか?」


豊久「無か」


ハリガン「無いのか!?」


豊久「……敵をとことん叩くのだ。叩く時は追うて追うて根まで叩かねば駄目じゃ。叩いたら叩いて潰せち教わった。親父殿(おやっど)も叔父上殿も、もう一人の叔父上も、もう一人の叔父上も、おじい様も、ひいじい様も言うておった」

ハリガン「……やな一族だな。うん、敵に回したくない、絶対にな」


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