最高の料理人   作:ゴルゴンx

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ここから原作開始です
基本は原作添いで行きたいと思います
その合間にオリジナルな話などを入れて行きたいと思います
後質問なんですがトリコの食材と料理はやり過ぎですかね?
意見お待ちしています


一の皿、入試

「いやいや、デカすぎやろここ」

 

ども桜清人やであれから色々準備を済まし今俺達は遠月の正門に当たる場所におんねんけど

 

「なんなんこのボンボンしか入ったらあかんでみたいな入り口わ俺ごっつい場違いやない?」

 

「そんな事ないですよ清君も今日からここの生徒なんですから胸を張って下さい」

 

「いやいや、俺まだ合格してへんから」

 

「大丈夫!清君なら合格間違い無しです」

 

そう言ってえっへんと何故か胸を張っている日向子さん

 

さっき俺達と言ったのは今日は日向子さんが俺の付き添いでこの遠月まで来てくれているからや。ホンマは冬美さんが来てくれる予定やってんけど、どうしても外せない用事が出来てもうてほな俺1人で行くわ言うたら狙ってたかのように日向子さんから連絡が入り、冬美さんが内容を日向子さんに説明して二つ返事で了承してくれた。そして今に至るわけやねんけど

 

「それにしてもマジでデカいな」

 

「そうですね〜結構広いですよ研究棟なんかもありますから」

 

「ほえーホンマにここ日本かいな」

 

「日本です、さぁ後はこの道を真っ直ぐ進めば試験会場に着きますから、ちゃっちゃっと合格して帰って来てください」

 

「はいはい、それよかホンマに良かったんか?こんなん書いて」

 

そう入学の書類の中には料理経験を記入する項目があったさすが料理学校だけあって普通の学校関係の書類にはない項目がある事に驚きわしたがその前にどう書けばいいか分からず冬美さんや日向子さんと色々な人に相談した、そして帰ってきた答えが、

 

「はい!清君はウチの店のスタッフ兼相談役ですから」

 

これである、まだ料理人を名乗って良い程にはなってないと自分でも分かっているが、日向子さんだけでなく冬美さんにもそう書けと言われた。他にも小次郎さんやタキさん、それに園果さんにもスタッフ兼相談役として書けと言われた。

 

「皆こう書けって言うねんな〜」

 

「清君には皆期待してるんですよ。私もそれは同じです。此処は本当に色々な料理人がいます。中には清君と衝突する人だっています。でもそんな色々人に出会って、色々な料理に触れて清君だけの料理を見つけて下さい」

 

「おお!ほな行ってくるわ」

 

「はい頑張って下さい」

 

さてじゃあ気合い入れて行くか

 

 

 

試験会場

 

 

結構ようさん試験受けるやつおんねんなざっと見ても五十人くらいはおるか、まぁそんなん関係あらへんけどな皆に背中押されてんねん合格を勝ち取るのは俺や!

 

しばらくすると周りが騒めきだし前を見ると金髪の制服を来た可愛い女の子が立っていたその横にも秘書みたいな生徒が立っていたもしかしてあの女の子が試験官?いやいやないないいくらなんでもねぇ?

 

「初めまして本日この編入試験を一任されました薙切えりなと申します」

 

はい試験官でしたー!!俺の勘ってもしかして当たる?そんな事を考えていると薙切試験官が話し出した、

 

「入試課からの通達は?」

「はい読み上げます、まず申し込み書類を参考に集団面接その後3品ほど調理の実技をその通過者をさらに「ふん下らない」」

 

「そうね、調理台をここに」

薙切試験官がそう言うと調理台が運ばれて来た

 

「メインの食材は卵、一品作りなさい私の舌を唸らせた者に遠月学園の編入を許可します、なお 今から1分間だけ試験の取りやめを認めましょう」

 

薙切試験官のその言葉のすぐ後に周りの編入生達は一目散に逃げ出した俺がなんです逃げんねんと思っているとその疑問を持っていたのは俺だけではなかったようで目の上に傷がある俺と同じ編入生が逃げ出そうとしているヤツを捕まえ話しを聞いていた、

 

「おいなんで逃げるんだよ」

 

話しを盗み聞きしてみると、首席がどうの十傑がどうの神がどうの要するに凄い人なんやろ?だからって逃げんでも良くない?

 

「・・・よろしいのですか?これでは恐らく1人も」

 

「見たでしょう?見込みのない愚図ばかり時間の無駄だわ、許可の予定は消化しましたわねなら私は私室で新作料理を試します」

 

「!(えりな様の新作料理)」

 

「どうしたの?物欲しそうな顔をして」

 

「あっ・・いえ・・その」

 

「心配しなくても試食させたあげるわよ、その前に上に報告しとかないとな、合格者は0だと」

 

「「作る品はなんでもええんか?「いいの」

 

「ってか料理も作らずに不合格とか嫌じゃ」

 

「卵さえ使用してれば問題ないわ」

 

おっし!じゃあやりますか

 

俺は調理を開始した

 

 

薙切sid

 

私の試験を受けると言った2人の男子、正直あまり期待はしてないけどふと気になり2人の応募用紙に目を通す

(幸平創真、実家は定食屋経営見るからに二流の料理人ねもう1人は・・)

 

私はもう1人の方にも目を向けた、どうせ同じだろうと思っていた私だったけどその思いは大きく裏切られた

 

(桜清人、経歴は・・!!)

 

嘘!これは本当なの?私が狼狽えてるのが分かったのか緋沙子が私に話しかけて来た、

 

「どうしました?えりな様」

 

「この桜清人君の応募用紙を見てみなさい」

 

「・・・!!これは本当ですか?」

 

「分からないわ彼に聞いてみましょう」

 

これが本当ならこの桜清人は私より凄い料理人にって事ね

 

 

sid清人

 

さてもうこれで俺の料理は完成!今日も上手く出来たな後は出すだけだ、

「桜君少し聞きたいのだけれど良いかしら?」

 

「ええよ、何?」

 

「この申し込み書類に書いてある事は本当なの?【ristoranteF、霧のや、SHINO'S、タキアマリージョ、春果亭】どれもこの学園の卒業生であり私も味見役をした事のない超一流のお店よ!そのお店の相談役と言うのは本当なの?」

 

「あぁー、まぁほんまやな皆にそう書けって言われたし後料理出来たから出してええ?」

 

「(そう、本当なのねなら)・・・ええお願いするわ」

 

「ほいさ、これが俺の料理名付けて春香るスプリングオムレツや」

 

(成る程オムレツは卵料理の基本中の基本で料理人の腕が一番分かるわね)

 

「それでは頂きます」

 

薙切試験官が俺のオムレツを口に運ぶ、口に入れた瞬間腰を抜かしそうになっていた、

 

「美味しい!!桜君どうやってここまでオムレツに深い味わいを?!」

 

「特にこれといった事はしてへんで、ただこいつら声を聞いただけや」

 

俺はそう説明すると薙切試験官は首を傾げていたが俺はそれ以上は喋らなかった、

 

「桜清人君貴方を合格とします、後日合格通知を送りますので次は入学式で会いましょう」

 

「おぉー合格やー!!ありがとう、ほな又入学式でな」

 

もう帰って良いみたいやったから俺は軽い足取りで日向子さんのとこにむかった




一の皿でした

どうでしょう?長くなってしまいましたが楽しんで貰えると嬉しいです。
では又次回

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