仕事が立て込んでおり、とても忙しいのです。
頑張って週に1〜2話は上げたいのですが、どうしても時間が取れない^^;
言い訳はこの辺にして、第13話楽しんで下さい(^.^)
NOsid
ここは遠月学園10傑評議会会議室、ここでは遠月におけるあらゆる物事が決められる。そして今日もまた、ある議題について話し合いが行われていた。
「この生徒の選抜入り・・・審議をやり直すべきです!!」
「しかしその生徒について先日可決を」
「いいえ!彼の素行には問題がありますわ!由緒ある美食の祭典に相応しいとは思いません!」
今、異を唱えているのは薙切えりな。今回の議題、秋の選抜についてある生徒が出る事に反対の意見を唱えている。その生徒とは
「薙切君、料理に対する君の意見は常に正しい・・・なのに何故か創真くんの事になると、どうも非論理的に感じるね。彼と何かあったのかな、例えば・・・個人的に?」
「っ別に!・・・ただ私はこの男が不適格だと・・・」
そう、反対されているのは幸平創真である。
「一色さん・・・貴方こそ、ご自分の寮の後輩を優遇なさってるんじゃありません事?」
「ふふ・・・そんな事ないさ」
威嚇するように話す薙切えりなに対し、にこやかに受け流す一色との間には確かに火花が散っていた。
「俺は推すぜ?」
そこに新たな賛成意見を述べた者がいた、第九席叡山枝津也。
「確かに学園での実績は少ねぇ、遠月に入って日が浅いようだしな。けど合宿では土壇場の機転で200食達成・・・初日の課題でも高評価を得ている。こういう型破りな素材こそ祭典を盛り上げてくれるんじゃねぇか?何が不満なのか俺には分からねぇなぁ」
「そうだな、それに既に選出されているが俺は桜清人を再度推すよ」
叡山の後に話した男は、第1席司英士。遠月評議会のトップに君臨する男である。
「よし、ではこれで最終決定としよう!」
司のその言葉で議題は終わり、各々部屋を出て行った。
sid清人
よっ!清人や、俺は今学園の真ん中にある広場に来てる。何故来たかと言うとやな、秋の選抜に出られる生徒が掲示板に張り出されるらしいねん。さて、俺も選ばれてるか確認しよ。
「おぉー!あったあった」
俺の名前は直ぐに見つかった、俺は他に悠姫や恵達の名前が無いか探していると
「おっしゃらー!!」
「痛ったい!」
なんやら逞しく声が聞こえたので、そっちに視線を向けると悠姫達がおった。
どうやら、悠姫も入ってるみたいやな。俺は悠姫達に合流すべく、悠姫達の元に向かった。
「よう悠姫、どうやら名前あったみたいやな」
「あっ!清人、うんあったあったよ!!」
「私もあったわ、それに伊武先君や幸平くんも選ばれてるわ」
「そっか、創真今度は俺も参加するからな。覚悟しとけや」
「へへっ、やっと清人とやれるんだな。楽しみでしょうがねぇよ」
「俺もや!お互い楽しもうや」
「おう!」
俺たちは握手をして、お互いに気合いを入れた。そして、帰りに悠姫から選抜に選ばれたお祝いに食事会をすると言われ、その食材会に誘われた。特に断る理由も無かった俺は二つ返事で了承して、悠姫達と一緒に極星寮に戻る事にした。
でもこの時、俺は思ってもいなかった。あの人が来ているなんて
ちょっと短いかな?^^;
次はもう少し長く書きたいと思ってます。
では、また次回(^.^)
また少し空きますが、必ず更新するので待っていて下さい。
よろしくお願いします(^.^)