転生チートテイルズ物語 〜幻の冬カノンノに転生〜 作:プラネテューヌ大好き勢 kanamiss
この2ヶ月、テスト終わってから課題テストまで携帯没収アンドゲーム禁止令が出されてないていました
ちゅんちゅんーちゅんちゅんーちゅんちゅんー
朝の鳩?らしき声が何故かバンエルティア号に鳴り響いている。昨日から貫徹して寝てなかった(いつの間にか朝だった)カノンノこと私はベットから抜け出し周囲の方を見ると、
なぜかみんな部屋の角にベットがあるのを見た。そこでパスカ、イアハートが寝てるのを見て、こっそり起こさないように気をつけて抜け出し、部屋を出た。
さっき神様スマホを見て時間を確認したところまだ5時くらいなので廊下はまだ暗い。ゲームだと、時間の概念が存在してないのでこれは珍しい。誰とも会わない、暗い廊下。
結局甲板まで来たけど誰も遭遇しなかった。当たり前だけどな!まだ5時だし!ちなみに食堂の明かりは点いていた。ロックス達も大変だなぁと思いつつも。
「…………暇だなぁ」
ーねぇねぇカノンノ?最近私無視されてない?ー
(あぁ、そう言えば忘れていたなぁルナ)
ー酷いわ!私を忘れるなんて!!ー
(まあいいや、それにしても暇だからなんか歌うかなぁ)
ー歌うより鍛錬したらどうです?ー
(えー鍛錬めんどくさい)
ー鍛錬しないと!いつまでもチート能力に頼るだけじゃあいけませんよ!o(`ω´ )oー
(えーなにその怒り顔ぉ。わかったわかった。やりますよやればいいんでしょう)
ーそうそう、初めから言う通りにしとけばいいのですー
はぁー。やるか!
まずは片手剣!片手剣といえばユーリみたいな我流だよなぁ。
ーそう言うと思って貴方のため相手を用意して来ました!ー
「おおー!!いいねぇ、んで?相手は誰?」
ーはい!と言うわけで用意しておきました!だらだらだらだらだらだらだらー!ジャジャーン!!
あの伝説ゲーマーキリトさんの分身をご用意いたしましたー!
………………………はぁ!!!???
「ちょっとまって!?全く関係ない作品まででるの!?」
ーはい?そもそも貴方も使ってるじゃないですか!その剣!!!ー
「確かに……………言われてみれば確かに」
ーさあさあ!頑張ってくださいよぉ〜!!o(`ω´ )oー
「マジ精霊ってやばいわぁ、マジで。でも、やるしかないよね!」
しゃぁ!行くぞー!
結果、無理でした。
なんだよあの強さ以上だろ!勝てそうになったらいきなりチートになるとか!お前主人公かよ!分身だろ!!!
ーぷ!チート能力もらってるのに負けるなんて弱すぎ!ー
「無理に決まってるだろ!あんなの!」
「あ、あの!!」
「ふぇ?」
「貴方がカノンノ・スノーヴェルさんですわよね?」
「はい、貴方は?」
「私はスレイさんの主神であるライラ、と申しますわ」
「はぁ、でライラさんが何の用で?」
「はい、と言うのも、突然ですが申し訳ありませんでしたわ。実はずっと貴方のことを見ていましたわ」
ずっと………見ていた?