転生チートテイルズ物語 〜幻の冬カノンノに転生〜   作:プラネテューヌ大好き勢 kanamiss

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どーも、みなさん、ゆっくりカノンノです。
感想のとおり、このまま突っ走ったらカノンノ無双シリーズになるので使える術技を初期らへんのとこに限定したいと思います。
あと、魔術は使う場面はほとんどありません。
では、どーぞ( ´ ▽ ` )ノ


少しは技を自重しよう〜

「みゅうみゅみゅみゅみゅうみゅう」 「みゅーみゅみゅみゅ……」

 

送り届けてとっとと帰るつもりだったのに長老が、報告が終わったあとにようがある、というので仕方なく待っているのだがーなにを言ってるのかわからないのでは、退屈でしょうがながそうにルークはしていた。

 

「こうして魔物たちの会話を聞いているのも面白い絵面ですね」

 

「……可愛い」

 

「は?今なんった?」

 

「な、なんでも無いわ」

 

 

「みゅう!」

 

「話はミュウから聞いた。ずいぶんと危険な目にあわせられたようだな。二千年を経てなお、約束を果たしてくれたことに感謝する」

 

「いえ。チーグルに助力することはユリアの遺言ですから、当然です」

 

 

「しかし、元はと言えばミュウがライガの住処を燃やしてしまったことが原因。そこでミュウには償いをしてもらう。」

 

「み、みゅぅぅぅ……」

 

「ミュウ、おまえを我が一族から追放する」

 

「無論、永久にというわけでは無い。聞けばミュウはルーク殿に命を救われたとか。チーグルは恩を忘れぬ。ミュウは季節が一巡りするまでの間、ルーク殿にお仕えする」

 

「お、俺は関係無いだろ!」

 

「ルーク、連れてってあげたら?ね?」

 

「冗談じゃはやめろよ!俺はペットなんていらねっつーの!」

 

「チーグルは教団の聖獣です。きっとご自宅可愛がられますよ?」

 

「聖獣チーグルをつれ歩く少年ですか」

 

「いいんじゃ無い?そうそう誰でもチーグルと行動を共にできないんだから」

 

「……わかったよ。ガイたちへのお土産ってことにでもするか」

 

 

「では、報告も済んだことで森を出ましょうか」

 

「けっ、リーダーぶりやがって」

 

 

 

「あ、イオン様!おかえりなさ〜い♪」

 

「確かあれって導師守護役だよな?」

 

「ええ、アニス・タトリンといいます」

 

「あんなに小さいのに役に立つの?」

 

「ええ、それはもう。アニスは十三歳ですが、一流の人形師ですよ」

 

「ご苦労様でした、アニス。タルタロスは?」

 

「もちろん、ちゃんと森の前に来てますよぅ。大佐が大急ぎでっていうから、特急で頑張っちゃいました!」

 

ぞろぞろと兵士があらわれ、ルークとティアとカノンノ、そしてチーグルを囲んだ。

 

「おい、どういうことだよ!」

 

「そこの3人を捕らえなさい。正体不明の第七音素を放出していたのは彼らです」

 

「ジェイド!三人に乱暴なことはー」

 

「ご安心を、導師イオン。なにも殺そうというわけではありませんから。……三人が暴れなければ、ね」

 

「あの、わたしそんなの出してません!」

 

「まあ、出していなくても一緒にいるということで第七音素を放出していないという理由にはなりませんから」

 

 

「ルーク」

 

「わかったよ」

 

「いい子ですね、連行せよ」

 

ああ、タルタロスに連れて行かれるー

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ん、なんか話の途中で寝てた気がする。具体的に言えば部屋に着いた瞬間から記憶が無い……

 

 

「「…………総員!第一戦闘配置につけ!」」

 

……あれ?確かこの後の台詞って、

突然衝撃に体を叩き起こされる。その反動でベットから落ちた。

 

「いったー!なんだここ!?」

 

とりあえず甲板に向かおう。ここはルークたちとはちがう客室なのか……,

外にでは直後、オラクル兵士とめがあう。

 

「ここにいるマルクトの兵士を抹殺する!」

とりあえず突っ込んできたのを横に転がり回避する。そして武器を装備する暇が無いのでそのまま術技を放つ。

 

「獅子戦吼!」

獅子の形を闘気を敵に叩きつけ、そのまま壁に激突させる。

流石にその音で気づいたのだろう。オラクル兵士が立て続けに現れる。

その頃にはすでにクランデュアルを抜いているのでさっさと、終わらせる。

まず全力ダッシュし、兵士の右腕目掛け、一直線に剣を振るう。しかし、相手も予想していたのか、剣をこっちにあわせ突き出してくる。やばいのでジュードの集中回避を使い背後に回り、獅子戦吼を放つ。これで一人は気絶させた!

「死ねぇ!」

 

「なっ」

後ろから現れた!?頭は回っていなかったが体が勝手に動き、オラクル兵士の心臓目掛けて剣を突き刺した。

 

「この、化け物め」

そういいながら、こっちに倒れこんできた。カノンノは動けずにいたため、オラクル兵士の乗り掛かられた状態になる。

急いで離れたカノンノは、今更ながらに人を殺したという実感を持ってしまう。

 

「わたしが、ひとを、殺した?」

カノンノは一年間人と戦うことはあっても決してひとを殺したりすることはしなかった。だか、今回から無意識という形だか、ひとを殺したりしたという実感が始めた湧いてきたのである。

 

「この感触、気持ち悪いっ」

しばらくカノンノはそこから動けなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




はいはい13ですよーと
実は人殺しを一切していなかった主人公カノンノ、まあ、基本魔物はいいけど人は気絶しかさせていませんでした。

初めてその殺したという実感を持ったカノンノ、まあ、次回には立ち直るでしょう、ではまた( ´ ▽ ` )ノ

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