スーパーロボット大戦OG~泣き虫の亡霊~   作:鍵のすけ

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第三十八話 上がる決戦の狼煙

 午前五時。連邦の威信を懸けた大掛かりな作戦が始まった時間である。作戦内容は至ってシンプルで、時間差の攻撃で注意を分散させた後、一点突破を仕掛け、SOのリーダーであるゲルーガ・オットルーザの確保にある。

 だが、この制圧部隊に鋼龍戦隊の面々は加えられてはいなかった。愚かしくも連邦上層部は未だSOを軽視しており、鋼龍戦隊を温存しておこうという考えに落ち着いているのだ。先遣隊が全滅して、ようやく鋼龍戦隊に縋ろうという結論に辿りついている時点で先は見えているのだが、現場の人間にしてみればそれはどうでも良い話である。

 

「ソラ、機体の調子はどう?」

「大丈夫だ。機体重心に問題はないし、武装もしっかり調整されている。イケるぜ」

 

 ソラ達第五兵器試験部隊は攻撃部隊の第二陣となっていた。第一陣で逸らした注意に付け込んで中枢に斬り込む役だ。SOへの戦闘経験の豊富さから抜擢された役割だが、その実、最も危険を伴う役割でもある。

 

「うぅ……緊張します、やっぱり……」

「駄目だよユウリ! 緊張は死ぬだけだよ!」

 

 ソラとフェリアは比較的リラックスしていたが、ユウリはガチガチに緊張していた。あげくの果てに最年少のリィタに励まされる始末である。

 

「ふ、フェリアさ~ん……!」

「リィタの言うとおりよユウリ。極度の緊張は足元を掬われるだけだわ。リラックスしろとは言わないけど、あまり肩に力を入れ過ぎても駄目よ」

「わ、分かりましたぁ~……」

「進捗状況はどうだ、ユウリ?」

 

 ユウリの意識を緊張から逸らすという意味を込め、ソラは現在の戦況を聞いてみた。

 

「はい、第一陣、たった今攻撃を開始したようです」

「ライカ中尉とフウカ中尉は?」

「二人も行ったようです!」

「ライカ中尉、フウカ中尉……無事でいてください……!」

 

 第一陣は敵への陽動と戦力をこそぎ落とすのがメインとなる。それはつまり、敵の意識が一番向けられるポジションであり、第二陣への対応含め極力早く対処するべき存在でもあるので、戦力が集中するある意味捨て駒的存在だ。そんなポジションに、二人はあえて志願していた。

 そこにどんな意味があるのかソラには分からなかったが、二人にはやらなければならないことがある。それだけはハッキリ分かっていた。だからソラは祈る。二人の無事をひたすら祈って。

 

 

 ◆ ◆ ◆

 

 

「シュルフ、コンディションは?」

《身体が重いですが、動作に問題ありません。ライカ中尉の腕に期待です》

 

 フルアーマー・シュルフツェンの操縦性は控えめに言えば劣悪だった。ただでさえ殺人的な推力の高さに加え、兵装が大量に積まれてしまったせいで機体重心が崩れてしまい、少し操縦を誤ればあっという間に墜落コースとなってしまうという操縦難度。ただでさえ細い綱渡りが更に細くなり、クモの糸となってしまったとすら感じる。

 そんなシュルフツェンをむしろライカは歓迎していた。ここまでしなければセンリ・ナガサトは超えられない。だからこそ、ライカはこの第一陣に志願し、敵陣を切り開く役割を担った。

 

《前方に三機。リオン小隊を確認しました。後続には更に二個小隊。一体どこから湧いて出てくるんでしょうね?》

「集中してくださいシュルフ。接敵前です」

《戦術は? 如何にいたしましょう?》

 

 返事の代わりに、ライカ機は両手に持っていたメガ・ビームライフルを構え、二機のリオンをロックオンした。元々のFCSの優秀さもあり、すぐにロックオンを終え、ライカは呟きと共に銃爪を引いた。

 

「一点突破。それだけです」

 

 シュルフツェンの両手から閃光が放たれ、リオンの武装や脚部を破壊していった。すぐさまライカ機はメガ・ビームライフルをウェポンラックに戻し、バズーカを両手に持ち替える。

 すぐさまロックオンもせず、ライカ機は手当たりしだいに群がっているリオン部隊へ弾頭を撃ち込んでいく。一発撃っては咲く火の花に、リオン部隊はどんどん巻き込まれていった。だが、その後ろに控えているバレリオン部隊による砲撃が次々と降り注いでくる。

 

《増加装甲に被弾。強制パージまでまだ余裕はありますが、あまりはしゃぎすぎないでくださいね、ライカ中尉》

「正直、この増加装甲を過信しすぎているので期待はしないでください」

 

 今回のライカの方針は、『攻撃は最大の防御』である。シュルフツェンに装備された増加装甲は耐弾性能を重視したチョバムアーマー。よほど下手な操縦をしない限り、バレリオンの砲撃ですら耐えるこの増加装甲を手にしたライカに、回避の二文字は無かった。

 むしろ、その前に叩き潰す。

 

《雑なロックオンは中尉の十八番(おはこ)ですね》

「叩き壊しますよ」

 

 ライカの他に、別方向だがフウカもおり、その他に連邦のPT部隊やAM部隊もいるが、その沢山の中でもシュルフツェンは一際目立っていた。その理由の最たるはシュルフツェンに積み込まれた潤沢な火器である。リオンシリーズや性能的には上を行く量産型ヒュッケバインMk-Ⅱですら凌駕するその火力は凄まじく、敵にとっては嫌でも集中しなくてはならない状況を強いていた。

 そのおかげで他の第一陣への被害は最小限に抑えられていたのもまた事実。

 

《現在、被弾は増加装甲のみ。ライカ中尉の腕が光りますね》

「ありきたりなお世辞ですね」

 

 一丁六発。バズーカの装弾数を撃ち尽くし、予備弾倉に切り替えたライカは次の獲物へ視線を移す。己の役割はしっかりと弁えていた。圧倒的な火力を以て、敵の視線を釘づけにする。被弾よりも攻撃を優先していたライカだが、レーダーへの意識を一瞬たりとも逸らしたことはない。

 何せ、敵への総本山へ強襲を掛けているのだ。()()が出てこないはずがない。油断をしていると背後から一瞬で挽肉にされてしまうのは目に見えている。

 リオン小隊からの射撃をどんどん避けながら、ライカ機は右手のバズーカを早速撃ち尽くした。アサルトブレードを抜いて接近戦に持ち込もうとしていたリオンへ対応するため、空のバズーカをウェポンラックに戻し、ライカ機は代わりにM950マシンガンへ持ち替える。思った以上に早く撃ち尽くしたことにペース配分を誤ったかと一瞬不安に思ったが、ライカはすぐに思考を変える。

 小さいながらハーフクレイドルの影が見えてきた。その前にどこから集めて来たのか、大量の迎撃部隊と攻撃輸送艦であるエレファント級が何隻も展開していた。

 

「エレファント級の主砲はフレキシブルに射角を向けられる持つ厄介な物ですね。しかも対ビームコーティングを容易く貫く出力……」

《輸送艦というのが悔やまれますね》

 

 実際、エレファント級の長距離射程ビームの威力は凄まじい。ライカ機がビームを避けると、その後ろを付いてきていた味方のAM小隊へ直撃し、半数が撃墜された。威力や速度も高いので、避けきれなかった結果だ。

 

(リオンにバレリオン、ガーリオン。エレファント級に加え、護衛としてランドリオン……。特機クラスはさておいて、この量の機動兵器は叩けば埃が出る所がありそうですね)

 

 当然AMの生産ラインを確保しているのだろうが、それでもこの量は些か多すぎる。それはつまり、どこかの誰かが機動兵器を提供しているということで。最も、追及したところでのらりくらりと躱されるのは目に見えているのだろうが。

 速度を緩めずバレリオンへ接近し、その頭部砲身へライカ機は右腕部を突き立てた。大型化したプラズマバックラーはたったの一突きで装甲に喰い込み、蓄えられたプラズマが三度爆ぜた。撃墜した余韻もそこそこに、ライカは周囲へ意識を巡らせる。

 

(作戦開始から五分……思ったより体感時間が狂っていますね。時間の流れが遅い……)

 

 ハーフクレイドルは他のクレイドルと同じ半球状のドームとなっており、連邦軍は多方向からの攻撃を行っている最中。十二時、三時、六時、九時の四方向だ。十二時、九時に第一陣の戦力を多く回し、戦力が薄い三時と六時から第二陣を投入するという戦略となっている。

 その中でも、ライカは一番戦力が薄い六時方向を担当していた。と言っても、フルアーマー・シュルフツェンの火力はそれを補って余りあるものだが。

 

(第二陣投入まであと十五分。弾薬にはまだ余裕があるし、増加装甲の耐久率は未だレッドゾーンに突入せず。しかし楽観視は出来ませんね……。まだ腕の立つのが出て来ていない)

 

 カームス・タービュレスは当然として、この局面でセンリ・ナガサト不在はとてもじゃないが考えられない。それに加え、例の黒いガーリオンの姿も見えない。

 全て思い通りに行くことが難しいのが戦争だ。恐らくこの陽動作戦は見破られていると考えた方がやりやすい。

 

「シュルフ、他の三方向の様子はどうですか?」

《現在迎撃部隊と交戦中。作戦は順調に進行しています》

「順調に……ですか。それはどうでしょうね」

《何か気になる事項でも?》

「色々と」

 

 リオン三機からのマシンキャノンをものともせず、ライカ機はチョバムアーマーの装甲を押し売り、至近距離からバズーカを撃ち付けた。ライカ機はそのまま速度を緩めず、隊列から外れたリオンの胴体へプラズマバンカーを殴りつけ、そのまま空中を引きずり回す。プラズマによる攻撃が無くても、速度による質量攻撃でリオンの胴体へひしゃげていた。

 高度を上げ、ライカ機は左腕のバズーカを残ったリオンへ向ける。弾頭はリオンへ直撃し、一撃で爆発四散する。予備弾倉にはまだ余裕がある。

 

《バズーカ予備カートリッジ残り二、M950マシンガン予備弾倉残り二。メガ・ビームライフルは二丁ともエネルギー残量に余裕があり、左腕部三連マシンキャノン未使用。今のペースなら第二陣突入まで十分撃ち尽くせるでしょう》

「了解です。なら、そうなる前に全て片付けます」

 

 脇へ抱えるようにバズーカを両手持ちし、目に付いたバレリオンへ向ける。その瞬間、機体が揺れた。

 

「被弾……!」

《四時の方向より狙撃。右スラスターユニットへ被弾。テスラ・ドライブ部に損傷。飛行の継続に支障が出ました。地上へ降下します》

 

 被弾の隙を狙って突撃してきたガーリオンへ逆にプラズマバンカーを叩き込み、ライカ機は狙撃があった森へ高度を下げる。ライカには確信があった。今の攻撃は偶然当たった攻撃では無く、凄まじく精密な当たるべくして当たった攻撃である。

 そんな精密射撃が出来る人間にライカは一人、心当たりがあった。

 

「コクピットへ直撃させるつもりでしたが、腕を上げましたね」

「センリさん……!」

 

 森の陰から現れたのは真っ黒なカラーリングを持つセンリ・ナガサトの愛機――レヴナントであった。手に持っていたブーステッド・ライフルを投げ捨てたレヴナントは代わりに臀部からM90アサルトマシンガンへ持ち替える。

 

「もう、二度と遅れは取りません。センリさん、私は貴方を倒します!」

「私は貴方以上に屈強なメンタルを持つ兵士は知りません。そんな貴方と銃を向けられることの何と光栄な事か」

「私の全てを、貴方へぶつけます……!」

「ライカ、私を越えられますか?」

「――踏み越えます」

 

 バズーカからM950マシンガンに持ち替え、レヴナントへ撃ち付ける。ライカ機から撃ちだされた弾丸をセンリ機はその敏捷性で避けることで、一発も当たることはなかった。むしろ向こうの応射でマウントしたバズーカが破壊される始末。

 

「ぜひ踏み越えて行ってください。私の全てを叩き込んだ愛弟子……!」

 

 師と弟子による死闘が始まった――。

 

 

 ◆ ◆ ◆

 

 

「……調子は上々。メイシールの腕に感謝ですね」

 

 そう言いながら、フウカは新生ヤクトフーンドの左右のクローアームを見る。左右にはそれぞれ、頭部を握り潰したガーリオンがぶら下がっていた。完全に機能を停止し、パイロットも脱出済みの残骸である。そんな二機のガーリオンを近くのバレリオンへ投げつけつつ、真正面からクローアームで胴体を貫いた。

 現在、フウカはライカとは別の、三時方向から攻撃を仕掛けていた。ただし、このヤクトフーンド・ナーゲルの機体特性上、スタンドアローンでの行動が望ましいため、他の攻撃部隊とは離れたところから敵機と交戦中。

 装甲の各所に配置された姿勢制御用スラスターをフルに活かした回避機動で左右のリオンからの射撃を避けると、ヤクトフーンドは右のリオンへクローアームを向ける。フウカ機が銃爪横のボタンを押すと、ワイヤーで繋がれているクロー部が射出された。根元に配置されたスラスターが勢いよく噴出し、リオンのレールガンを掴んだ。

 

「ふっ……!」

 

 レールガンを掴んだまま、フウカ機は身体を回転させる。掴まれたリオンがまるでハンマーのように、もう一機のリオンへ叩き付けられる。敵の攻撃は未だ激しく、一瞬たりとも気が抜けない。

 

「……次」

 

 ガーリオンとリオンが協力して、フウカ機を落とさんと攻撃を集中させてきた。バーストレールガンとレールガンの質量弾はヤクトフーンドへ吸い込まれるも、その分厚い装甲によってほとんど小破以下。

 的を絞らせないよう、機体を回転させながらガーリオンへ踊り掛かるフウカ機。ガーリオンの腕部を掴み、手近なリオンへ叩き付けてから、逆のクローアームで別のリオンを串刺した。左右腰部のレールガンを除き、武装がクローアームしかないので、無駄撃ちさえしなければ実に補給要らずの優秀な機体である。

 ヤクトフーンドの一つ眼が辺りを見回すと、周りを囲んでいた敵部隊が後ずさる。特異な外見と、ひたすら敵を蹂躙していくその戦いぶりは完全にSOを威圧していた。

 余りにも恐ろしい、とそれが今フウカ機を相手にしているSO部隊の総意であった。奇天烈、という言葉すら陳腐に聞こえる変幻自在の戦闘機動(マニューバ)を目の当たりにし、ひたすら戦慄する。

 

「……このヤクトを止めたければ、まずはパイロットが化け物にならなくてはなりませんね」

 

 “向こう側”でやりあっていた某特殊鎮圧部隊と比べると余りにもお粗末。中を抉じ開けても()()()()()()()()パイロットが出てくるようでは全然お話にならない。

 エレファント級からの高出力ビームを避け、フウカは艦を潰すべく狙いを定める。敵の機動兵器群は他の攻撃部隊が引き受けてくれているので、心置きなくフウカはエレファント級を潰すことに専念できた。

 

「さて、どこから抉っていきますか……」

 

 冷却と放熱がしっかりされているのか、高い威力の割にはエネルギーチャージのサイクルが異常に短い。油断していると、直撃を貰ってしまう。

 ヤクトフーンドの装甲でも、エレファント級のビームの直撃は避けたいところ。右のクローアームは閉じて回転させ、左のクローアームは傘のように開いて回転させ、護衛のランドリオンからの射撃を逸らす。エレファント級の懐に潜り込んだフウカ機は右腕部を突き立てた。

 

「思ったより装甲が厚い。いくらヤクトの爪でも削るのは骨が折れますね……ならば」

 

 一度高度を上げ、ブリッジを探し出すことにしたフウカ。ランドリオンからの射撃をものともせず、フウカはエレファント級の周囲を飛び回る。

 

「……見つけた」

 

 艦上部後方。そこにブリッジらしきものが見えた。後方中部には推進装置らしきものも。すぐさまフウカはブリッジへ機体を加速させる。

 

「一撃で潰す……!」

 

 ランドリオンの対空射撃を無視し、ヤクトフーンドは両手のクローアームを閉じて回転させる。そして、ゼロ距離。両手をブリッジへと突き立てた。更に回転数を上げ、ブリッジを確実に破壊する。まだエレファント級は控えているが、とりあえず一隻潰しただけでも上等。

 いまだ敵への攻撃は衰えを見せることはないが、大物を潰したことによって、幾らか戦況は連邦側に傾けることが出来た。そんなフウカ機の元へ突撃してくる機体が一機。

 

「……っ!」

「ほう。この一撃を捌くか……!」

 

 艶の無い真っ黒なガーリオンが手に持つ両刃のアサルトブレードがフウカ機の腕部へ喰い込んでいた。チェーンソー状の刃が回転し、装甲を削っていくが、すぐにフウカ機はそれを振り払う。

 攻撃の主を視界に入れたフウカは目を細める。

 

「黒いガーリオン、予想より早く出てきましたね」

「連邦も捨てたモノじゃないな! こんな奴に出会える!」

 

 幾度も振るわれる黒いガーリオンの斬撃をフウカは次々に対応していく。避けきれないところは装甲で受け止め、可能な所はアサルトブレードの腹を叩き、軌道を逸らす。

 攻撃をやり過ごしながら、フウカは確信を得る。一朝一夕では身に付かないこの接近戦の技術はもはや疑いようがない。

 

「……アルシェン・フラッドリーですね」

「知っているか! 俺を!」

 

 しかしフウカには疑問があった。このヤクトフーンドに似ている機体はそうはない。だが、アルシェンはまるで初めて見たような反応を示していたのだ。数瞬黙考し、フウカはもう一つの可能性を確かめてみることにした。

 

「……“ハウンド”、ヤクトフーンド、ライカ・ミヤシロ、ベーオウルブズ、シャドウミラー。これらの単語に聞き覚えは?」

「何だそれは……? 気を抜くと死ぬぞ……!」

「……なるほど。そういうことですか。……そういう、ことだったのですね」

 

 一旦大きく距離を取り、フウカはどこか納得したように小さく頷いた。

 

「――分かりました。ならば全力で、そして徹底的に叩きつぶしましょう」

「言ってくれるな一つ目! 言ったからにはやってもらうぞ!」

「上等です」

 

 全てを理解することの何とあっさりとしたことだろう。フウカはそんなことを考えながら、クローアームを回転させる。

 ここから先は己の技術と技術がぶつかり合う意地のぶつかり合いとなる。だが、フウカの目には迷いはなく、必勝の意志が灯っていた。

 そんな彼女の意志を汲み取ったかのように、ヤクトフーンドの一つ眼が鈍く光る――。


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