スーパーロボット大戦OG~泣き虫の亡霊~   作:鍵のすけ

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第二十六話 対決、SRXチーム~前編~

 伊豆基地PT用演習場。

 モーションパターンやPT用試作兵器の評価試験などに使われる比較的広く、障害物も無いフィールドが今回の模擬戦の会場だった。

 

「良しっ!」

 

 新型ブレイドランナーの中でソラはとりあえず景気づけに一発叫んでみた。

 こうすることで自分の身体の緊張を解く、という自己暗示的な行動だが、ソラは緊張するととりあえず声に出すことにしていた。通信装置がオンになっていたのか、すぐにフェリアからあからさまに嫌な声が飛んできた。

 

「何で叫んでるのようるさいわね」

「無理ないですよ! 何て言ったってあのSRXチームと模擬戦なんですから!」

 

 一瞬ソラは通信装置の音量設定を高くし過ぎたかと思った程、ユウリのはつらつとした声はコクピット内に大きく響き渡った。普段の彼女からはとてもほど遠いそのテンションの高さに、ソラは逆に落ち着かせられた。

 

「SRXチームって言えば、俺でも知っているくらい有名なチームだもんな。よっぽど嬉しいんだなユウリ」

「はいはい。二人とも、先方が来る前にもう一回作戦の確認をするわよ」

 

 実は機体に乗る前、ソラ達は今回の模擬戦の作戦を立てていたのだ。

 と言っても、至極単純なモノだが。何の方針も無しで戦うよりはマシと言うフェリアの主導だ。

 

「えっと、基本的に俺達は固まって戦うんだっけ?」

「そうよ。一対一に持ち込まれたら地力であっという間に負けてしまうわ。だから一体ずつ撃破していくの。ソラは相手に集中。私もソラと一緒に仕掛けつつ残り二体の牽制。ユウリは終始二体の牽制。常に多対一の状況を作っていくわ」

 

 SRXチームの連携は非常にレベルが高く、まともに立ち向かってもあっという間に飲み込まれて終わりである。

 そう考えたフェリアは基本に忠実に、多対一によるアドバンテージを取り続けることを徹底することにした。その役者は既に揃っている。

 相手を釘づけにするブレイドランナー、敵を分断しあわよくば纏めて火力に晒せるピュロマーネ、相手の動向を常に把握しつつ的確な射撃で相手を牽制するオレーウィユ。

 あとはそれを動かすパイロットの技量次第となる。

 

「データ収集は任せてください。どんな予備動作でも見逃しません!」

「頼もしいわね。そうそう、当然最優先ターゲットは覚えているわよねソラ?」

「ああ。R-2パワード、ライディース少尉だろ?」

 

 天才――ライディース・F・ブランシュタイン。

 今回、第五兵器試験部隊にとっての最大の壁となるだろう人物の名である。名門ブランシュタイン家の次男であり、兄であるエルザム・V・ブランシュタイン同様常人を越えた操縦技術を見せる本物の“天才”。

 彼を早期撃破出来るかどうかが、ダイレクトに勝敗に関わってくるのは間違いない。そうでなくても、彼の乗機であるR-2パワードは砲撃戦用PTなので、生かせば生かしておくほど、こちらの損傷は加速度的に跳ね上がる。

 

「正解。まずあの人へ真っ先に深手を負わせる。そうしなきゃ模擬戦が成り立たないわ」

 

 切込役であるソラは僅かにプレッシャーを感じてしまった。

 役目が果たせるかどうかもそうだが、そんなエース相手に、自分はどこまでやれるのか、それが不安であった。

 

「あ、来ましたね」

 

 遠くから三機の機体が向かってきていた。

 空を飛んでいる赤い機体、地上を進む青い機体とトリコロールの機体。彼らこそが地球圏守護の要となるチーム、鋼の戦神を操る三人のパイロット。

 

「SRXチームただ今到着しました。こちらはR-3パワード、アヤ・コバヤシです」

 

 空に浮かんでいるR-3パワードから映像通信が来た。初めて見る有名人を見て、ソラは衝撃を受けた。

 

(な、何て大胆なパイロットスーツ! 何てこった、これが――エース!?)

 

 それが特殊なシースルー素材ということを知らないソラは、アヤの恥じらいゼロの表情を見て、改めてこの地球圏の守護者の風格を感じ取っていた。

 そんな彼のいやらしい雰囲気に気づいたフェリアが低くドスを利かせる。

 

「……今からでも五対一に変える?」

「な、何の話だよ!?」

 

 そんなやり取りをする彼らの機体に(くだん)のSRXチームから感想がお届けされた。

 

「おお……これがヒュッケバインのカスタム機かぁ。いっそのこと、ヒュッケバイン三機で合体とか出来るようにならねえかな~? 名前はそうだな……ダイヒュッケバイン! な、どうだライ?」

「何を馬鹿な事を言っている。良いから配置につけ」

 

 こちらは音声通信だけだったが、声からして最初に喋った方がリュウセイ・ダテ、次に喋ったのが先ほどまで話題に上げていたライディース・F・ブランシュタインだとソラは判断する。

 フェリアが挨拶をしようと通信を入れる前に、何とユウリが先に口を出した。

 

「ダイヒュッケバイン! 良いですね! 三体合体はロマンですよ!」

 

 リュウセイの呟きに一番反応したのは恐らくユウリだろう。思わぬ反応に、彼の声が一段と弾んだ。

 

「おお! 分かってくれる奴がいるんだな! 俺はリュウセイ・ダテだ。そっちは?」

「ユウリ・シノサカ少尉です!」

「あら? 自己紹介の流れ? それならライも名乗らないと」

「リュウセイが二人いるようだ、全く……ライディース・F・ブランシュタインだ」

 

 どこか既に諦めているような、そんな風に聞こえた。そうなってくると生真面目なフェリアがわざわざ敬礼と共に名乗る。

 

「フェリア・セインナート少尉です。本日はよろしくお願いします」

 

 ついでにソラも名乗ることにした。

 

「ソラ・カミタカ少尉っす! よろしくお願いしまっす!」

「あら? そちらはソラ少尉だけ男性なのね」

「ええ。毎日気を遣いますよホント」

 

 フェリアとアヤを交換すれば丁度いい疲労ですよ、なんてとてもじゃないが言えないのでとりあえず言葉を濁す事にしたソラ。しかしフェリアから無言通信が入ったので、やはり何かかしら勘が働いているのだろう。

 全くもって恐ろしい。

 

「さて、それじゃあ時間も惜しいし始めましょうか。フェリア少尉、今回の模擬戦の方式は把握しているかしら?」

 

 アヤの問いに、フェリアは実にハキハキと答えた。

 

「ロックオンによる光学判定ですよね? 格闘武器に限っては保護カバーによる接触判定ですけど」

 

 なるべく実戦に近い形で、とはいえなるべく機体に負担を掛けないギリギリのラインで生み出されたのがこの方式である。

 射撃兵装の銃口には特殊な不可視レーザーを出す発振装置が付けられ、格闘兵装の接触部には保護カバーが付けられており、必要最低限の損傷に抑えられる寸法だ。ソラのブレイドランナーも至る所に保護カバーが取り付けられており、シュトライヒ・ソード2の先端にはレーザー発振装置も取り付けられている。

 

「それで撃破判定が出れば機体が自動的に止まるようになっているわ。ルールはシンプルよ。チームが全滅するか、設定された時間制限を迎えるかの二つ。あとは何でもアリよ」

 

 アヤの説明後、互いが速やかに距離を取る。

 前衛がR-1、それに寄り添うようにR-2パワードがおり、その後ろにR-3パワードが控えているという布陣である。対する第五兵器試験部隊は、先頭にピュロマーネ改、隣にブレイドランナー改、二機の間の少し後ろにオレーウィユ改が待機している。

 メインモニターにカウントダウンが表示される。

 

「それじゃあ始めるわよ。リュウ、ライ、準備は良いわね?」

「ああ。とっくに出来てるぜ」

「こちらも用意は出来ています」

 

 もう間もなく戦闘が始まろうとしている。

 

「ソラ、ユウリ。相手は人間、こっちも人間よ。倒せるチャンスは十二分にあるわ。……ビビらないで行くわよ」

「当然!」

「はい……! 一生懸命やります!」

 

 カウント、ゼロ。

 それとほぼ同時――ピュロマーネ改の両肩両腕、計四門の大型砲のレーザー発振装置が大きな光を放つ。

 

 

 ◆ ◆ ◆

 

 

「各機散開! 良いのが来たわよ!」

 

 アヤの言葉でライディースはすぐさまフィールドマップに映し出される射線上からの脱出を果たす。リュウセイも危なげなく射線上から退避したことに安堵しつつ、猛スピードで向かってくる一機へロックオンを済ませる。

 

(速いな。キョウスケ中尉のリーゼと同じ? いや、初速と勢いはリーゼが勝っているが、()()はこちらのが上か)

 

 冷静に分析しつつ、すぐさま迎撃態勢に移ったライディースはR-2パワードの携行武装であるマグナ・ビームライフルを向ける。

 第五兵器試験部隊の魂胆は見えていた。

 砲撃で分断し、剣を持ったヒュッケバイン――取得したデータによるとブレイドランナーと呼称される機体――の強襲による各個撃破。

 その栄えある最優先ターゲットに選ばれたのは鈍重であり砲撃戦用の機体である自身の愛機。トリガーを何回か引き、操縦桿を直ぐに前後左右へと的確に動かす。

 

「勢いのある機体だな。だが……真っ先に俺を狙う不幸を呪え!」

 

 大体当たったはずだが、対ビームコーティングでも施しているのだろう、すぐに撃墜判定が出ることは無かった。

 思い通りの場所へ回避していくブレイドランナーへすぐさまライディースは対応する。マグナ・ビームライフルを左手に持ち替え、右手の有線式ビームチャクラムの射出装置をブレイドランナーへ向けた。

 

「行け、光の戦輪よ!」

 

 数多の敵を切り刻んできた光の戦輪が蛇のような軌道でブレイドランナーへ襲い掛かる。

 

「おいこれ砲撃戦用なんじゃないのかよ!?」

 

 叫び声と共に、ブレイドランナーは回避運動虚しくチャクラム部をぶつけられた。

 

「うおっ!」

 

 ソラは非常に焦りを感じていた。

 牽制だったのであろうR-2パワードの射撃は全弾ヒット。対ビームコーティングを施したこの装甲じゃなかったら既に落とされていただろう。攻めきれない、まるで難攻不落の要塞を相手にしているような感覚だった。

 

「リュウセイ! 何をしている!?」

「悪いライ! 足止めを喰らっている!」

 

 ブレイドランナー以外の二機がR-1とR-3パワードを足止めしているせいで、徐々に孤立し始めていた。

 しかし、とライディースはその状況を珍しく思っていた。

 

(リュウセイはともかく、大尉も一緒に対応してこちらに来れないだと?)

 

 ブレイドランナーの超加速による斬撃を避けつつ、マグナ・ビームライフルとチャクラムで間合いを徹底的に維持していたライへロックオンアラートが降りかかった。

 大砲付き――ピュロマーネ改――の肩部ビームキャノンの砲門がR-2パワードへ向けられていたのだ。

 

「なるほど、どうあってもまずは俺からということか……!」

 

 R-2パワードの特性の一つであるホバー機能による旋回やターンを繰り出し、あっという間に敵の射線上へブレイドランナーを置いたライディースはそのままチャクラムを射出した。

 

「俺のビームチャクラムと張り合うつもりか!」

 

 ブレイドランナーの右手甲からクロー型のアンカーが射出されたのを確認するや否や、ライディースはすぐに自機の腕を動かし、チャクラムの軌道をコントロールし、迎撃に移る。チャクラムが動いている間、こちらに到達していたピュロマーネの腕部ビームキャノンを避け、マグナ・ビームライフルで応射することも忘れない。

 流石に一対二は辛い、そう思い始めていた時、ブレイドランナーとピュロマーネへR-3パワードのストライク・シールドが飛来した。

 

 

 ◆ ◆ ◆

 

 

「流石にやる……!」

 

 フェリアはそう上手くいきはしないと思っていたが、まさかここまでとは思っても居なかった。

 初手の一斉射撃は良い。いかにSRXチームといえども、あの火力の直撃は撃墜確実。

 だから散開をさせられたのは計画通り。ソラのスタートダッシュも完璧だった。

 発射とほぼ同時のスタートはR-2パワードを捉え、後方のユウリの援護によってR-1とR-3パワードを牽制しつつ、このピュロマーネの射程にR-2パワードを入れられたというのは正に僥倖とも言える結果。

 ――だが、天才はやはり天才だった。

 ブレイドランナーの突撃を避けるどころかむしろ正面きって迎撃するとは夢にも思わなかった。ソラの叫びである『砲撃戦用じゃなかったのかよ』は自分も言いたかった。

 鈍重な機体のはずなのに、それを感じさせない効率的かつ無駄の無い位置取り、射撃兵装と有線兵器による的確な間合い管理。ブレイドランナーの突撃を冷静にやり過ごした挙句、こちらの肩部ビームキャノンへの“盾”とするように位置を入れ替えるその対応力。

 どれをとっても一流。

 

(それにアヤ大尉の機体……!!)

 

 ようやくR-2パワードを挟撃の形に持って行けたと思ったら、R-3パワードによる誘導兵器の襲来。

 ストライク・シールドと呼ばれるゾル・オリハルコニウム製の打突兵器は様々な角度から二本掛かりで襲い掛かってきた。その姿はさながらスズメバチと言っても過言ではない。もう二本はブレイドランナーへ攻撃中だ。

 避けられていると思っても、何度か機体へぶつけられてしまっている。おまけに――。

 

「R-1、突撃ィィ!!」

 

 地面を滑空するR-1の両手には実弾兵器G・リボルヴァーが握られていた。R-1がピュロマーネへの接近に成功するや否や、襲い掛かっていたストライク・シールドがR-3パワードへ戻って行った。

 更に、R-2パワードからの攻撃が確認されたので、回避するために距離を離さざるを得なかった。

 

(すごい……逆に分断されてしまうなんて……!)

 

 肩部ビームキャノンをR-1へ放つが、すぐに避けられてしまった。

 だが、フェリアは冷静にマルチビームキャノンを拡散モードに切り替える。

 ターゲット、インサイト。フェリアはトリガーを引き絞った。

 

「まだまだァ!」

 

 直撃コースだ。

 しかし、R-1の両腕の念動フィールド発生装置が光った瞬間、何食わぬ顔でR-1は突撃してくる。これが念動フィールドによる防護壁かと瞬間的に理解したフェリアは、R-1の右拳に注目した。

 

(捻じ込んでくる気ね……!)

 

 右拳には淡い光に包まれていた。すぐに殴打の意図に気づいたフェリアは、マルチビームキャノンの出力調整を弄り、ビーム――今回は判定用レーザーであり、可視光線へと色が変わる――を刃の形に固定する。

 

「この!」

 

 ピュロマーネの脚部スラスターが一際大きな炎を上げたと思えば、すぐにR-1の拳撃をやり過ごし、逆にウィングバインダーへと一撃を入れてやった。

 

「ら、ライみたいな奴だな……! こいつも砲撃戦用じゃないのかよ……!」

「リュウ、すぐに後退! 仕切り直しよ」

 

 R-1とピュロマーネを遮るように、ストライク・シールドが飛来したので、追撃をできずにR-1の離脱を許してしまった。

 だが――。

 

「逃がしません!」

 

 オレーウィユがフォトン・ライフルを向け、R-1の逃亡を遮っていた。ユウリは常に、R-1が逃げる先へ先回りをしつつ、R-2パワードの元へ辿りつかせない。

 

「す、すごいですリュウセイ少尉……! 思念がこんなにハッキリ掴めるなんて……! アヤ大尉も!」

 

 フェリアはユウリの成長ぶりに驚いていた。襲い掛かる三本のストライク・シールドを避けつつ、R-1へフォトン・ライフルを向け続けているのだから。

 

「ユウリ少尉の念の力……そんなに強くないはずなのに、的確に私とリュウの念を掴んでいる……!」

 

 R-1のG・リボルヴァーによる射撃に晒されたオレーウィユの肩部の念動フィールド発生装置が光った。

 だが、その瞬間、ユウリから苦痛の声が漏れた。

 

「う……フィールド維持って、難しい……!」

「コントロールできていない……? その分、相手の思念を感じ取る力が強くなっているのかしら?」

 

 アヤの立てた仮説はこうである。

 ユウリ・シノサカは念動フィールドの維持すら困難な程、念の制御力に乏しいが、その分相手の念を感じ取る力に特化した念動力者だと。

 それならそうで厄介な相手だというのがアヤの結論である。

 念動フィールドを制御して防御寄りの回避行動をするこちらと違って、ユウリは相手の攻撃の意思を読み取り、回避に徹底するタイプ。念動フィールドを使わないので、その分操縦者にかかる負担はユウリの方が圧倒的に軽い。

 まさに戦闘に特化した念動力者。

 

「だったらこっちのペースに引きずり込むだけよ!」

「しまった……! R-3パワードに抜かれた! ソラ! そっち行ったわよ!」

「無茶言うな! さっきから逃がしてくれねえんだぞ!?」

 

 R-2パワードの手堅い追い込みによって、どんどんブレイドランナーがR-1との挟撃の形に追い込まれていた。

 どうしても逃れられない攻撃は『Tフィールド』で防いでいるようだ。先ほどから何回か腕部の装置が排熱されているのが見えた。

 ソラをカバーするべくフェリアも厚い装甲を活かし、R-3パワードからの攻撃に耐えながら強引に向かう。

 

「……あれ?」

 

 ユウリが声を上げ、しばらくすると、唐突に焦り声が聞こえてきた。

 

「だ、駄目ですフェリアさん!! ソラさんの所に向かったら……!!」

 

 そう言われた瞬間、フェリアはレーダーに視線を落とす。

 自分がソラの元へ向かったことによって、R-3パワードが少し位置を変えるだけで、第五兵器試験部隊を囲むような位置取りになった。

 ――しかも、全機R-2パワードの射程範囲内。

 

「誘導された……!?」

「気づいたか! だが、散開する時間は与えん!」

 

 R-2パワードが行動を止め、しっかり地に足を着けた。

 

「バーストモード……ターゲット・ロック!」

 

 R-3パワードとR-1が的確にこちらを縫いとめてくる。そうしている間にR-2パワードの砲門の光が大きくなっていく。

 

「まだ……まだぁぁぁ!!」

 

 砲門のレーザー発振装置が始動する直前、ブレイドランナーがR-2パワードへ突撃していった。

 

「ハイゾルランチャー、発射!」

 

 ――ブレイドランナーが左右脇下に懸架されていたコールドメタルナイフを両手に構えた。


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