デート・ア・リリカルなのは   作:コロ助なり~

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人生は何があるかわかりません!

人生は何があるかわかりません!

 

Side空

 

風に当たるために外に出て、夜の浜辺に座っていると万由里が現れた。

 

「…………初めまして」

 

「ええ、初めまして」

 

少女の髪色は夜空に浮かぶ月や星に劣らず輝いていた。

 

「長袖で暑くないの?」

 

何気なく最初に疑問に思ったことを聞いてみた。

 

「霊力を使えば周囲の気温ぐらいどうとでもなるわ」

 

うん、今のを聞いて改めて精霊は規格外だと思った。

 

「隣、いい?」

 

「どうぞ」

 

万由里が俺の隣に腰を下ろし体育座りをする。二人の肩が触れ合いそうなほど近いが何も言わない。

 

「私があんたの前に現れるのには条件があるの」

 

条件?

 

赤い眼が俺を真っすぐに見据える。

 

「全部で三つあって、一つ目が園神凛祢があんたと接触してること。二つ目があんたが前世の記憶をほんの少しでも思い出すこと。そして、三つ目は精霊達があんたに想いを告げること。……三つ目に関してはないと思ってたから絶対に会えないと思ってたんだけど、そうでもなかったみたいね」

 

万由里の言う条件三つは今日をもってすべて果たされたわけだ。

 

「万由里の役目は?」

 

「龍神空の観察及びその様子を天照に報告すること」

 

「条件付ける意味ってある?」

 

そもそもその三つの条件の内容の意味も分からない。万由里にそんな条件を付けてまで俺の監視をさせる必要があるのだろうか?

 

「あるわ。だって、その条件がなかったら私、役目を果たさずあんたに会いに行ってたから」

 

「……………………」

 

万由里の答えに何と答えたらいいかわからず、何も言えない。

 

 

 

「要するに、私はあんたが好きってこと」

 

 

 

「……今日初めて会ったのに?」

 

何だろう……好きって言われると心臓がドキドキするし、体が熱い……。それにフワフワした感じもする……。

 

「あんたは気付いてないでしょうけど、ずっとあんたのこと見てきたから。それで気が付けば役目なんか関係なく見てた。……好きになってたんだと思う」

 

それって自分がストーカーだって認めちゃうってことだよね? まあ、人にはそれぞれの恋愛の形があるらしいから俺には否定することなんてできないんだけど。

 

「……近くに居られる皆が羨ましくて仕方がなかった。どうして私はあそこにいないのか、私だけどうして離れた場所にいなきゃいけないのか、私を創った天照や他の精霊達を恨むときや妬ましいときだってあったわ」

 

万由里は自分の役目に不満があったようだ。

 

「そ、そっか……」

 

「でも、今日ようやく会えた。四年間待ち続けた甲斐があった」

 

万由里の白い手が俺の顔を掴み、万由里が自身の顔へと引き付け、万由里自身も近づけてくる。

そして、二人の唇が重なり合う。

 

「……………………―――――――ッ!?」

 

自分が何をしているのか気が付くと慌てて離れる。

万由里の動きがあまりに自然な流れすぎて数秒フリーズしていた。

万由里はどこか名残惜しそうに自分の唇を人差し指でなぞっていた。

 

「い、いきなりなにすんの!?」

 

今にも火を噴きそうなくらいに顔が熱い。

 

「キスよ」

 

んなもんわかってるわ!

 

「そうじゃなくて!」

 

「したかったからしただけ。四年間も待ったんだからこれくらい許しなさいよ」

 

うっ……それを言われると申し訳なく思う……。四年間も恋焦がれていたんだもんね……俺に。…………俺に?

………………うわああああああああああああああああああああああああああああああッ!?

 

服や髪が砂まみれになるのも気にせずその場で悶える。

万由里は突然の俺の奇行にドン引きしてるがそんなのを気にする余裕はない。

 

「―――――喧しい!」

 

「ウギャッ!?」

 

万由里に蹴られ、俺の動きが止まる。

 

「動揺しすぎ」

 

「これが動揺せずにいられると思う!? いや、いられないね!」

 

「逆切れしないで頂戴……」

 

「ご、ごめん……」

 

「……私もいきなりキスは悪いと思ってるわ」

 

何ともいたたまれない空気が二人の間にできる、そのせいで会話がしばらくないまま時間だけが経っていく。

ようやく口から言葉が出る。

 

「万由里はさっき、俺の悩みは贅沢な悩みって言ったよね?」

 

「言ったわ」

 

「俺、どうしたらいいのかな?」

 

十香に続き他の精霊達にまで告白されるとは思わなかった。

 

「知らないわ。私にわかるわけないじゃない」

 

だよね……。皆には悪いけど十香のときと同じように高校までは待ってもらいたい。

 

「万由里にも悪いけど当分答えは出せそうにないや」

 

「わかってる」

 

それにしたって――――

 

「皆は俺のなにがいいんだかね?」

 

愚痴……というわけじゃないが、疑問に思ったことを不意に口に出していた。

 

「最初は俺は皆の弟みたいな存在だと思ってたんだけど、いつ変わったんだろう?」

 

「理由はいくつかわかるわ」

 

「え、ホントに?」

 

「一つ目は近くに空以外の異性が少なかったこと」

 

あ、確かにそんなにいない。恭也さんは忍さんっていう恋人がいるし、士郎さんは既婚者。アザゼルさんは……うん、まあ、仕方ないよね。

 

「二つ目は時間」

 

結局のところ一緒に過ごした時間から自然となったのか。

 

「最後は……あんたがそれだけ魅力的な性格してるってこと。だから皆惹かれたんじゃない?」

 

魅力的、か……。そんなこと言われたの初めてかも。

 

常日頃皆から変人だのなんだの言われることが多かったからこそばゆく感じる。

 

「でも、俺、年下なんだけど……皆ショタコン?」

 

「あんたは元の体が縮んで子供なだけでしょ? なら、合法ショタ……とも言えないわね」

 

前世の記憶がまったくないから体が縮んでいるとしても、精神年齢はなのは達と変わらない子供だ。

だから、見た目は子供だけど頭脳は大人な名探偵と似てるようでどこか違う。

 

「それに恋愛に歳が少し離れてようが関係ないわ。私達はあんたが好き。ただ、それだけのこと」

 

男前ですね、万由里さん。俺が女だったら惚れてる……かはわからないけど、トキメキぐらいは感じるかもしれない。

 

「……今日はここまでにしておくわ。それからそこの幽霊さん」

 

立ち上がった万由里が他の人からすれば何もない空間に向かって話しかける。そこには俺だけに見えるオリヴィエさんがいる。

 

『私が見えるんですか!?』

 

ウソッ!? 万由里にはオリヴィエさんが見えるの!?

 

「空の傍にいるのはいいけど、空の風呂とか寝顔覗いたら―――――覚悟しておいて」

 

『は、はいッ! (言えない! もう覗いたことがあるなんて口が裂けても言えない!)』

 

「じゃあね、また会いに来るわ」

 

オリヴィエさんが万由里に敬礼すると、万由里は景色に溶けるように消えていった。

 

『こ、怖かった……!』

 

万由里がいなくなったあとで、オリヴィエさんがそう言う。

 

あれは万由里なりの嫉妬……ってことでいいのかな?

 

表情の変化があまり見られない万由里だったが、今のやり取りで少しだけ印象が変わった。

 

「恋って難しいんだね……」

 

そう呟いてからドライグ達を呼び出して、もう少しだけ星が煌く夜空を眺めることにしたのだった。

 

Sideout

 

 

 

 

Sideクロノ

 

突然だが、空とリアスは結婚した。

二人が大学を出て式は今から行われ、入籍はすでに済ませているとのことだった。

周りの友人、知人は皆一様に二人の新たな門出を祝ってくれたが、その半数近くが複雑そうな顔つきをしていた。

空の親友であるヴァーリや友人であるあかりは当然心の底から祝ってくれたが――――お金持ちのお嬢様である明日奈や、運が滅茶苦茶良いイリヤはお金には困ってはいなかったものの、二人の共通の想い人である空の結婚に、かなり不満そうにしていた。

 

「リアスと結婚って意外だったかも」

 

「私もよ。まさか空とだなんてね。人生何があるかわかったもんじゃないわね?」

 

結婚した当の本人達は周りのジトーッとした視線に気が付かないのか、至って平然とした反応だった。

そんな二人の結婚式は冥界の大きな屋敷の中でも、人間界の式場のなかでもない。

―――――魔王フォーベシイの所有するホテルの一室であった。

 

『…………』

 

何人かお通夜ムードでテーブルを囲む六人の少年少女。更にその周りには僕達見学者がいる。そんな僕らの中心にあるのが――――人生シミュレーション型ボードゲームだ。

時刻は夜の八時頃。

目の前にあったお茶の入ったペットボトルを開け、自分のコップに注ぐ。注ぎ終わったところで、チラッと現在の状況を窺う。

席順はリアス、空、ヴァーリ。その対面にイリヤ、明日奈、あかりと並んでいる。

イリヤと明日奈が空の隣に座ろうとしていたが、ヴァーリが空の隣に座り一つなくなる。

この場合どちらが座るのか視線をぶつけ合った二人だが、無関係なリアスがさらりと隣に座ったところで二人は意気消沈。

お通夜ムードの空気がいきなり生まれたのだった。

空はそんな空気を知らずに、言い放った。

 

「さあ、続けよう、この――――《ラブラブ半生ゲーム》を!」

 

 

 

 

 

「じゃあ、次は私の番ね。回すわよ」

 

リアスが勢いよくルーレットを回すと、その行く末を誰もが見守る。これまでの流れを思い出し、また何か起こるのではないかと思い、内心で溜息を吐く。

ルーレットが3のところで止まる。リアスの駒である紅い駒が三マス進むと、止まったマスのイベントは――――

 

〈新婚生活はラブラブで絶好調! 新婚旅行でハワイに行って子宝を授かる! 夫婦ともに、皆からお祝い金三千円を貰う〉

 

『(やってられるかぁぁぁあああああああああああああああああああッ!)』

『(見てられるかぁぁぁあああああああああああああああああああッ!)』

 

少女達の心の声が聞こえてくる。

ヴァーリとあかりはすぐに渡すが、明日奈とイリヤは二人を恨みがましく睨みながらお金を渡す。

 

「あ、子宝ってことは赤ちゃんが産まれたのか!」

 

「そういうことね。……もしも空との間にできたら……どんなかんじなのかしら?」

 

「うーん、女の子だったら髪は紅くて、蒼眼で……リアスそっくり?」

 

「じゃあ、男の子だったら髪は黒くて、緑かかった眼で空にそっくりというわけね」

 

もしも結婚して産まれてくる子供のことについて話す二人からは新婚感が出ている。

それを見ているなのは達は殺気の籠った視線を二人に向けたり、噛み締めた唇から血が滲み出ていた。

二人が狙ってやっているならまだしも、素でやっているのだから余計に質が悪い。

 

この《ラブラブ半生ゲーム》には問題が在り過ぎだ……!

 

「つ、次は私の番だね」

 

イリヤがルーレットを回す。参加者の中で一番駒を進めているのはイリヤだ。彼女はかなりの幸運の持ち主なのだが、なぜか結婚できずにお金だけが増えていくという不思議な現象が起きている。

ルーレットが10のところで止まる。ルーレットで一番大きな数字だ。イリヤは参加者の中で一番この数字を出している。

 

「イベントは……〈片想いの異性の相手が結婚。その知らせを聞いたときにたまたま買った宝くじが一等。十万円プラス〉……。あはは……私ってばすごく運いいなー……」

 

「イリヤってばすごい運いいね!」

 

「私もあんなマスに止まりたいわ」

 

光を失いつつある瞳で笑う彼女に誰も目を逸らす中、あの二人だけは変わらない。

 

「次は私の番だね」

 

続いて明日奈がルーレットを回す。明日奈は5を出して駒を進める。

 

「あ、結婚マスだ!」

 

二つ進めたところで止まる。ラブラブ半生ゲームにおいて結婚マスは全員が止まるマスで、どんな数字が出ようとも止まらなくてはいけない。

ルーレットの内容によって変わるが、他のプレイヤーと結婚するか、NPC枠と結婚するか、イリヤのようにひとり身になるかの三つに分かれているのだ。

ルーレットは1~10まであって、1・2・3が空と結婚。4・5・6がヴァーリと結婚。7・8・9でNPCと結婚。10で……独り身だ。

ちなみにこのラブラブ半生ゲームは特殊なルールを持っていて、既婚者の数字が出た場合その相手を奪えるのだ。つまり、1~3の空の番号が出れば、明日奈は空と結婚。リアスは独り身となるわけだ。

 

ドロドロし過ぎじゃないか? このゲーム……。

 

執念すら感じる勢いでルーレットを回す。待ってる間は両手を組んで祈ってすらいた。

長い開店時間が終わり結果が出る。

 

「…………10。私、独り身……」

 

「アハハハハ! 明日奈、結婚出来ないのか!」

 

空気が一層どんよりするのに対し、空だけは全く気にせずに面白がって笑っていた。隣のリアスも少しだけ笑っているのが分かった。

 

「わ、私回すね!?」

 

暴れそうになる一歩手前の明日奈を押さえつけ、どんよりとした空気を吹き飛ばそうと、あかりがテンション高めに声を上げてルーレットを回す。

実のところ、この中で一番の幸せ者はあかりだ。彼女が好意を寄せてる相手――――ヴァーリと結婚出来ているのだから。

 

その分、黒歌や朱乃からの視線は痛いが……。

 

ルーレットが4のところで止まる。

 

「イベントは……〈パートナーにまさかの愛人発覚。慰謝料として夫婦共に五千円マイナス〉……って何これ!?」

 

幸せだったはずなのに、いきなり落とすなこのゲーム!

 

このゲームを作った人物は絶対ロクでもない人間であると確定した。

 

『フッ、いい気味……』

 

朱乃、黒歌、白音の三人がそれを見てほくそ笑む。

あかりは悔しそうにしながら銀行にお金を渡し、軽くヴァーリを睨む。ゲームとわかっていても睨まずにはいられないのだろう。

 

「次は俺の番だな」

 

しばらく回ってからルーレットが止まる。

 

「……〈自分の浮気がバレて、浮気相手に慰謝料を支払う。夫婦共に五千円マイナス〉……か。まあ、いい」

 

特に気にした様子もなく、ヴァーリはお金を支払う。

 

「そ、そんな……! ヴァーリ君が一度ならず、二度までも浮気だなんて……!」

 

うん、まあ、そっとしておこう。

 

さらに激しく落ち込むあかりから誰もが目を逸らす。

 

「俺のターン! 運命のルーレット、スタート!」

 

無駄に元気よく、無駄にかっこつけ、無駄に勢い良くルーレットを回す。そして、その分だけ無駄にルーレットも回り続ける。

 

「止まったマスは……5! よって俺はイベント発動!」

 

どのマスにもイベントはあるだろ!? 

 

当たり前のことを大げさに言うものだから、軽く頭が痛くなってくる。きっと空としてはこの時間が楽しくて仕方がないのだろうが、周りからすればカオス過ぎる時間でしかない。

少しでもいいから空気を読んでもらいたいが、あの鈍感少年には到底無理な話だろう。

 

「イベントは……〈異性と二人でいるところをパートナーに見られる! 浮気かと疑われるが、パートナーへの誕生日プレゼントを買うために相談していただけだった! 誤解が解けたのとプレゼントのおかげで夫婦仲はさらに絶好調! なんだかんだで子供がもう一人産まれる!〉……。おお、誤解が解けて良かったぁ」

 

「もうっ、勘違いさせないでよ!」

 

「ごめんごめん。でも、リアスのためのプレゼント選びだったんだから許してよ」

 

「それを言われたら私が悪者みたいじゃない……」

 

「いや、そもそも俺が紛らわしいことさせたのがいけないんだよ。リアスは何も悪くないって」

 

「でも、私はあなたのこと疑ってしまったわ。……こんなんじゃ(ゲームの)パートナー失格よ」

 

「そんなことないって! リアスには(ゲームで)支えてもらってばかりだよ!」

 

「私も同じよ。あなたがいてくれたからここまでこれたんだもの」

 

「リアス……」

 

「空……」

 

『おい、いつまでイチャつく気だ?』

 

ゲームを忘れて二人だけの空間を作り出し始めたので僕らは止める。

 

『え?』

 

案の定、二人は自分たちが何をしているか全く分かってない様子だった。

 

「リアスちゃんはさっさと回そうか」

 

「え、ええ……」

 

そう言った明日奈の笑顔は引き攣っており、こめかみには血管が浮き上がっていた。二人の狙ってやってるわけじゃない(と信じたい)イチャイチャに我慢の限界が来ているのだろう。

 

誰でもいいからこのゲームを終わらせてくれ……!

 

「えっと……〈パートナーに知らない元恋人迫る〉……あら大変ね……」

 

お、これは……!

 

「〈が、パートナーの自分への愛は微塵も揺るがない! 元恋人の誘惑を断ち切り、二人の仲はさらに深まる! なんだかんだで子供が増える!〉……。良かったわ」

 

「安心してよ。俺はリアス以外の人と結婚しないから」

 

「ありがと……私も同じよ」

 

「リアス……」

 

「空……」

 

『ゴホン!』

 

二人とヴァーリ以外の咳払いが重なる。

 

『あ』

 

君達本当にわざとじゃないんだろうな!?

 

一言でもいいから不満を言ってやりたいのを我慢する。

イリヤが回し、8マス進む。内容は〈意中の相手と街で出くわすが、既婚者だった。その日に買っていた宝くじが一等。二十万円プラス〉。

 

「……やっぱり私って運がいいなー…………わーい……」

 

「相変わらず凄い強運!」

 

『(もうやめて! それ以上イリヤの心を抉らないで! このままだと精神攻撃で彼女が死ぬから!)』

 

イリヤの次は明日奈。ルーレットの結果は6。内容は〈付き合いだした人を実家に連れていくが、両親に認められず破局。仕事に打ち込むようになり、五千円プラス〉だ。

 

「認めてもらえず、は、破局…………」

 

「なるほど、明日奈の両親は厳しいのか。付き合う人は大変だね」

 

『(だから、お前は黙ってろ!)』

 

それからもゲームは着々と(イリヤと明日奈とあかりの心を抉りながら)進んでいった。

結果としてイリヤが一位でゴールしたが、表情は死んでいて、そこに喜びは一切なかった。

最後まで楽しめたのは空とリアスくらいだろう。

 

―――――こんなゲームは二度とやりたくも見たくもない!

 

固く決意して、僕達はそれ以外の遊びを楽しむのであった。

 

 

 

 

 


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