魔装学園HxH 二天龍の魔装学園   作:卓ちゃん

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遂に戦闘開始します。
少しでも読者の皆さんに分かり易く書けていますか?


第参話 戦闘開始!!

神との話が終わって、遂に僕は魔導兵器との戦いが始まる。

『よし。ドロスのカウントもかなりある。初めての戦闘だけど、何とかやってみるか!!』

最初に出てきた魔導兵器は、神が教えてくれた事によると、全長10メートルを超える機械仕掛けの巨人。甲冑を思わせる魔導兵器の中でも、翼があり飛行可能な『羽根付き〈アルバトロス〉』だ。

『アルバトロスか。能力の方はどうしよう?まぁ、とりあえず、半減と吸収と貯蔵をオンしておこう。倍加は、切り替えできないからな。それと、周りは森だから、宝具で破壊しない様にしないとな。その気になれば気にせずにバンバン撃てるんだけど、あれ、もの凄く疲れるからな。でも相手は空中にいるから、宝具を放っても大丈夫。さて、やろうか!!!』

そう言って、僕はアルバトロスの所まで飛んだ。しかし、アルバトロスは僕に気づき、市街地の方に行った。

『あ!!逃げた。よし、あれ使って倒してやるよ!!初めて使うからどうなるかは知らないけど。』

そう言って、僕はあの準備に入った。そう宝具を放つ準備だ。ここは、空中だから使っても大丈夫なはず!準備は簡単。貯蔵の能力で一振りの槍を出して、詠唱に入るだけ。簡単だね!では詠唱しますか。

『神々の王の慈悲を知れ。インドラよ、刮目しろ。絶滅とは是、この一刺。灼き尽くせ、ーー【日輪よ、死に随え〈ヴァサヴィ・シャクティ〉】!!!!』詠唱が完了し、宝具を放つと槍からビームのようなものが出てきて、アルバトロスに当たった後に爆発し、凄いと言っていいほどの爆風が来た。

辺りを見回してみると地面が宝具の熱で少し溶けている。

これを見て、思った事は一つ。

『確かに、こんなの市街地などに放ったら、辺り一帯が焼け野原じゃ済まないな。辺り一帯消滅しそうで怖い。」

そして僕は誓った。やはり、空中ぐらいでしか宝具は使えないと。というか加減しないと行けないだろう。そう思っているのも束の間、別のアルバトロスが、向かって来た。

『次は能力の方を試してみようかな。』

そして、僕はアルバトロスの背後に飛んで、半減と吸収の能力を使うため、アルバトロスの背中に触った。その直後、

「Divide、Divide、Divide、Divide、Divide」

無機質な音声が聞こえ、ハイブリッド・カウントを吸収していく感覚が来た。カウントの残量を確認したら、前確認した時よりかなり増えていた。まぁ、倍加の力もあるから、こんなに上がってるのかな?

『凄いな。こんなにも増えるなんて。』

僕自身も驚いている。まさかこんなことなるとは思っていなかったからだ。そして、どんな仕組みかは知らないが、魔導兵器はもういなくなっていた。

『ありゃ、もういないのか。まぁいいけどさ。それと何か忘れている事があるような?…思い出した。兄さんと別れてたんだった。兄さんを探さないといけないね。』

その時、止めたほうがいいと未来の自分がいたらそう言っているかもしれない。

そう、あの場面を見てしまったら。

続く!!!




読んでくれてありがとうございます。
感想、評価お待ちしています。
宝具の件もよろしくお願いします。
忘れていましたが、非ログインの人でも感想が書けるようになっているはずなので、よろしくお願いします。

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