(本文)
吹き抜ける砂と風。
彼方まで続く砂と岩。
砂。
乾いた砂。
この国は永遠と荒野が続く。
人々は荒野の片隅に寄り添って町々をつくりひっそりと暮らしていた。
黄昏刻の赤茶けた大地に、まだまだ熱を帯びながらもどこかひんやりとした風が走り抜ける。
夜が始まってしまう前にと、人々はいそいそと門戸を閉じる。
夜は人外、物の怪、異形の者達が不毛の荒野を謳歌せんと跳梁跋扈する時間である。
人間にとっては危険極まりない時間なのだ。
最近世間を騒がせている魔物がいる。怪物たちの王たる吸血鬼、その正統だ。
片手で大岩を砕く純粋な力、一瞬にして十里を駈ける機動力。
人間の血を糧とし、百の魔法を操り破壊の限りを尽くす。
霧にも数多のコウモリにもなり、そして七色の翼で自在に宙を舞い、月下を治める。
名はフランドール・スカーレット。
金髪をたなびかせ深紅のドレスを纏うその姿からついた二つ名は、紅い悪魔、スカーレットデビル。
彼女が通った後には、喰い殺された人間の無残な死体と瓦礫の山々が残るのみである。
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今宵の月は紅い。
辺りはすっかり暗くなり、すでに町の通りに往来はない。
その暗闇からひっそりと現れる一体の影。
フード付きの赤いコートを頭からすっぽりと被り、今にもずり落ちそうな大きめのサングラス。
フリル付きの日傘を両手でさしている。
背格好からして10歳くらいの子供だろうか。
今にも妖怪がでてきそうな暗がりをテクテク歩くその様は珍妙そのものだが、それでも近寄りがたく、鋭利な冷たさを感じるのは今が夜だからだろうか。
その子供は町の中央へと向かっていった。
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町の中央には酒場がある。
化物なんてクソ喰らえ、という命知らずが集まる。
店内には黒髪オールバックに口ひげを蓄えたマスター。
「注文の揚げにんにくだ。残さず食べろよ」
そばかす顔で茶髪のおさげを振り回す給仕の娘、それにちょっかいをだすカウンターに座る二人の若い男。
「今日もキレイだね」
「君に会いにきたよ」
娘もまんざらでもなさそうだ。
「もう、やだぁ」
真っ黒に日焼けした三人の男たちが丸テーブルを囲みポーカーに熱をあげている。
「ストレートフラッシュ様のお通りだ~」
「またかよ、どんな引きしてるんだよ、まったく」
「もう勘弁してくれぇ」
煤けた壁には剝がれかけの賞金首の張り紙。
フランドール・スカーレット。
dead or alive。6,000,000貫文。
入口のスイングドアがギィと音を立て内側に開いた。
店内は一瞬時が止まったかのように静まり返り、鋭い視線がドアの向こうに飛ぶ。
しかしそれが10歳くらいの子供と分かると、パラパラと視線を外し何事もなかったかのように元の賑わいを取り戻していた。
赤いフードを被った子供は、差していた日傘をたたみ、入口の帽子掛けにトンとかける。
カウンターの中央にヒタヒタと近づき、子供には大分高いであろう椅子に手をかけるでもなく、スゥと天井から糸で吊られているかのように、いやそうではない。
まるで宙に浮かんだかのように、静かに舞い座る。
足はまったく地面に届いておらず、切りすぎた前髪のように中途半端でなんとも落ち着かない。
両手でフードの端と端を持ち、静かに後ろにおろす。
フードの中から現れたのは、細くて白い、今にも溶けそうなバニラアイスのような、肌の少女だった。
少女は青髪をかきあげながら言った。
「紅茶とケーキを」
幼いながらも品格のある凛とした声、コントラルトドラマティコでマスターに注文する。
カウンターの隅に座っている若者二人が、「おいおいそこはミルクがお約束だろう」とチラリと視線を送る。
マスターは微動だにせず、バスの効いた声で「少し待ってな」と注文に応えた。
若者二人は、「あるのかよ」と目を丸くして見つめ合う。
そんな二人の驚きをよそに、そばかす娘が少女に近づき話しかける。
「お連れの方はどちらに?」
怪物たちが動きまわるこの夜の世界から、幼い少女が一人でやってくる訳がないのだ。
そばかす娘の質問は当然湧いて出るものである。
少女はサングラスの中で一考する。
私は夜の王たる吸血鬼だ。
連れなど必要ない。
などと答えたならば、目の前の娘の運命は大きく、とても大きく流れを変えるであろう。
すでに幾何かの変化の兆しはあるが、殊更に弄る必要はない。
「外で待たせている」
少女は嘘をついた。
悠久たる吸血鬼に待つという概念などない。
吸血鬼は待たないし待たせない。
嘘とは知らずそばかす娘は、まったく人の気配がない外を見て要らぬ心配をしている。
娘との間を割って入るように酒場のマスターが注文の品を持ってきた。
「ホットウーロン茶とクリームどら焼きだ」
マスターはニヤリと笑って続ける。
「如何せん田舎の酒場だ。そいつで勘弁してくれ」
目の前に置かれたそれを見て、少女は腕組みをしてしばらくの間固まっていた。
ほう。
オシャレな白のティーセットと、いちごの乗ったショートケーキをイメージしていたが、これはまた異なるものがでてきた。
しかし、紅茶とケーキの範疇ではある。
よろしい。
「ナイフとフォークを。それとナプキンもだ」
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少女が足をばたつかせながら、ウーロン茶とどら焼きに対してナイフとフォークで格闘している頃、後ろのポーカー卓はいよいよ白熱していた。
「どうだ。ロイヤルストレートフラッシュのお通りでい。ご祝儀付きで頼むぜぃ」
大男は、手持ちの札をパシンとテーブルにたたきつける。
ハートの10、J、Q、K、Aが降臨する。
プレイしている残りの二人は唖然としていた。
チビ男の手札は3のワンペア。ノッポ男の手札はバラバラのブタだ。
オカシイ。全てがオカシイ。
呼吸が荒くなりプルプルと震えだす。
「ふ、ふざけるな。イカサマだ!」
「そうだ。そんな手が何度も入ってたまるか」
チビとノッポが大男を何度も指さしながら喚く。
「イカサマだぁ? とんだ言いがかりをつけられたものだ。何か証拠があって言ってるんだろうな?」
大男は自慢の拳を握りテーブルをドシンと叩きながら凄んだ。
二人はなんとか言葉を紡ごうと口をパクパクさせるものだから呼吸もままならない。
店内の誰もが事の成り行きを静かに見守っていた。
青髪の少女だけがまったく気にする様子もなく、両手でグラスを持ち、ホットウーロン茶をふうふうと冷ましていた。
チビの方が乱暴に立ち上がり、腰の銃を抜き大男に向けて構えた。
勢いで椅子が後ろに倒れる。
「こいつが証拠だ!文句あるか、このイカサマ野郎!」
声はかすれて裏返り、銃を持つ手は小刻みに震えている。
大男はチビを悠然と見下ろしていた。
こいつはここで撃てるようなタマじゃねぇ。
ポーカーの時だってそうだ。
あんな弱気の手筋とまったくハッタリになってねぇブラフ。
さっきまでと一緒。
腰掛けている俺よりも背の低い哀れな男。
チビを睨んで言い放つ。
「撃てよ」
深く冷たい一言。
チビはいよいよダメで、呼吸は荒くなる一方だ。
大男はゆっくりと腰のホルスターに手をかけ、銃を抜いた。
「良い手が入ったら真っ直ぐに来い。小細工するな。それが強さだ」
そのままチビを撃った。
銃弾は眉間を射抜き、頭蓋を貫通する。
「トリガーに指をかけたら迷わず撃て。脅しの道具に使うな。これが強さだ」
続けざまに、二射。
チビ男のすでにこの世のものではないうめき声と血肉が店内にばら撒かれた。
その苦悶の一滴が、ウーロン茶の熱さと格闘する青髪の少女の赤いコートの裾にピトリとついた。
少女は両手でもっていたグラスをコトリと置いた。
服を汚された。
私のコートが下賎な人間の血で汚された。
これは謝罪させる必要がある。
今宵の月は禍々しい程に紅い。
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「酒だ。マスター酒を持ってこい」
大男は銃を収めると、大声で注文した。
マスターはもちろん、店内にいた全ての人間が目の前の出来事を把握しきれずにいた。
大男がチビ男を撃ち殺した。
そう理解するのに暫く時間がかった。
再び銃声が店内に響いた。
皿が割れる音とともに連続する銃声。
一発。二発。三発。
一体誰が?
瞬きも忘れてしまっていた人々が周囲をギョロリと見やる。
青髪の少女だった。
足を肩幅に広げて立ち、顎を引き、小さな顔の前で黒い自動拳銃を両手で構えていた。
大男の方に向けた少女の銃は白煙を上げている。
大男に弾が当たった様子はない。
テーブルの皿に残っていた三個の揚げニンニクが一発目で宙に舞い、次の三発で正確に打ち抜かれたことには誰も気づかない。
吸血鬼はニンニクが苦手である。
大男はギロリと少女を睨んだ。
「おい、ガキのイタズラじゃ済まねぇぞ?」
少女は何も答えない。
代わりに引き金を引く。
再び銃声。
今度は大男の使用していた木製のジョッキが吹き飛んだ。
ノッポの男は飛び交う銃弾から逃れるため、目を瞑ってテーブルの下に隠れていた。
そんな彼の足元に壊れたジョッキが転がってきた。
薄目で確認して、やがて「ああ」と声を上げて飛びあがる。
しかしそこはテーブルの下。
頭をシコタマぶつけて、うずくまる。
「な、中にカードが…」
ノッポは頭を押さえながら擦れた声を絞り出した。
「それがイカサマの証拠だ」
少女は高らかに言い放った。
大男は手札のカードを、ジョッキの中に用意していた別のカードとすり替えていたのだ。
大男は「チッ」とテーブル下を一瞥する。
銃を再び取ろうと動いた瞬間、大男の足元で少女の撃った銃弾が跳ねた。
「フリーズだ」
銃越しに少女の眼光が大男を射抜く。
「イカサマをして遊ぼうが私には関係のないことだ。誰を銃で撃とうがお前の自由だ。しかし、私のコートを下賎の輩の血で汚すことは許されない。謝罪してもらおう」
「フリーズ? おいおいそいつぁ違うだろう。許してくださいプリーズの間違いだろ?」
大男はそう言い終わる前に右に飛んだ。
テーブルやらをぶっ倒して床に転がる。
少女は大男の動きに合わせて撃ったが、外れた。
弾は銀の燭台を打ち抜いた。
一瞬の間を空けて大男が膝に手を当てながらのっそりと立ち上がる。
体についた埃をパンパンと払いながら言った。
「どうした、クソガキ。早く撃てよ?」
ゆっくりと少女に近づいていく。
「撃たないのか?撃ちたくないのか?それとも、弾切れで撃てないのか?」
少女は銃を構えたまま微動だにしない。
「さっきのが7発目だったよな。そりゃあ撃てないわな。お前のその銃はそれで弾切れだもんな。」
少女は静かに銃をおろした。
大男を見上げて口をゆがませてニヤリと笑う。
「どうやら謝らなければいけないのはこちらのようだな」
「今更遅ぇよ」
大男の丸太のような脚が素早く動き、少女の腹部に蹴りがモロに入った。
ぶかぶかのサングラスが床に落ち、少女の体はくの字に折れ曲がり一瞬宙に止まった後、床に落ちた。
さらに右足で少女の小さな顔を勢いよく踏みつける。
二度、三度。少女の顔が床にめりこみギシィッと鳴る。
「フリーズとプリーズを間違えると、どエライことになるよなぁ」
四度、五度。
「すぐには殺さねぇ。お前の穴という穴によぉく教えてやるぜ。口の利き方ってもんをよぉ」
六度、七度。
「銃がなければ何もできないガキがよぉ。ふざけやがっ…」
八度踏みつけようとした時、男の脚が中空で止められた。
青髪の少女の細い左手が、男の足首をがっちりと掴んでいる。
足が前にも後ろにもまったく動かせない。
少女はゴム毬のように宙に跳ね上がり、そのまま空中に舞い止まった。
青髪に色白の肌。
そして、赤目。
少女の目は赤かった。
それは人間のものではない、怪物の王たる吸血鬼の証。
あれだけ踏まれ続けた少女の顔には傷の一つもない。
「すまなかったな。人間よ。お前を見くびっていた。存外にお前は強かった。銃がなければ何もできない? そうでは無いのだよ。私は手加減のつもりで銃を使ったのだ。私の力は人間の比ではないのでな。お前の強さを褒めてやりたいくらいだ」
青髪の吸血鬼は両の掌を上に向けて腕を大きく広げ、最高にアシンメトリーな笑顔で大男を見下ろす。
大男は唾を飛ばしながら叫ぶ。
「うるせぇ、ドブ臭ぇ化物がよぉ。お前は泣き喚きながら命乞いをするんだよ!」
銃を青髪の吸血鬼に向けて撃つ。
当たらない。
続けて撃つ。
まったく当たらない。
吸血鬼はフワリフワリと宙を舞い銃弾を躱していた。
「私の体は銃弾で傷つくことはない。ほれ撃ってみろ」
そう言って腕を後ろに組んで片目を瞑り、首をかしげる。
残りの赤目で銃身をのぞき込む。
引きつった笑顔とともに見せる犬歯が恐ろしくいやらしい。
大男は引き金を引く。
銃声とともに、吸血鬼の体が後方に仰け反り吹き飛ぶ。
いや、自ら後方に舞い、空中でくるりと後転して元の姿勢に戻る。
赤目の前で、親指と人差し指でもって銃弾を掴んで止めていた。
銃弾は白い煙を上げた後、しばらくしてきれいさっぱりと消えた。
「悪いな。あまりにも遅かったので止めてしまった」
大男はさらに銃を撃とうと、汗ばんだ手で必死に引き金を引く。
撃鉄が倒れる音だけが響いた。
銃弾は飛んでいない。
何度か虚しい音が響いた。
やがて大男はガタガタと震えだした。
ダメだ。
全くもってダメだ。
こいつと自分には、吸血鬼と人間には圧倒的な力の差がある。
この如何ともし難い差は一体なんなのだ?
突然吸血鬼が消えた。
瞬き一度の間すら無かった。
吸血鬼は、青髪をたなびかせ大男の背後にいた。
腕と足を後ろに組み、狂ったように白くて小さい顔を、大男の馬鹿デカい顔に近づけ耳元で囁く。
「どうした、人間よ。早く撃てよ?」
大男は震えるだけで身動きがとれない。
冷たい汗が額から垂れる。
「撃たないのか?撃ちたくないのか?それとも、弾切れで撃てないのか?」
もはや男には何もできることなどなかった。
吸血鬼は歌うように言葉を紡ぐ。
「人間よ。お前に問おう。好きなものを選べ。
1.あっさりと殺される 2.散々苦しんで殺される 3.許され生かされる
さあどれだ?」
青髪の吸血鬼の目が大きく見開かれた。
赤目が紅く染まっていく。
大男は必死に声を絞り出そうとするがでない。
それでも何とか捻り出す。
「さ、ささ、3だぁ! 許してくれぇ」
力の差。
命の差。
この無限に等しい差を前にして、許しを請う以外に何ができようか。
「そうか3を選ぶか」
紅目の中心、深淵が如く黒い瞳孔がゆっくりと閉じていく。
運命が操られていく。
「3.首をもがれて死ぬ、だったな。自分で決めた運命を受けいれよ」
吸血鬼は冷たく言い放った。
大男は死んだ。
吸血鬼に片手で首をもがれて、首はそのまま床に叩き潰された。
青髪の吸血鬼は浮いたままサングラスを拾い顔にかけた。
そのまま宙を飛び元の席に舞い座った。
少女が座ると同時に、大男の肉片から血が噴き出した。
片手でグラスを持ち、適温になったウーロン茶をゴクンと飲んだ。
「美味しい」
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チビ男は突然死んだ。
大男も突然死んだ。
誰も死因や原因など分からない。
青髪の少女の服は汚れてなどいない。
揚げニンニクなど誰も注文していない。
チビ男の最後の手札はフルハウスであり、大男の手札はバラバラのブタだった。
一人生き残ったノッポの手札は、スペードのロイヤルストレートフラッシュ。
そういう運命に操られた。
いや、元からそういう運命だったのだ。
ウーロン茶をおいしそうに飲む青髪の少女に酒場のマスターは問うた。
「お嬢さん、お名前は?」
少女はぶかぶかのサングラスを直しながら答えた。
「私は…」
「私の名はレミリア。生き別れた妹を探して旅をしているの」
今宵の月は紅い。
青髪の吸血鬼、レミリア・スカーレットの旅は続く。
(あとがき)
作者はレミリアが好きです。
かっこいいレミリアが大好きです。
少しかわいい成分が入っていると、さらにGOOD。
亡き王女の為のセプテットが大好きです。
原曲もアレンジ曲も大好きです。
レミリアがガンマンとしてウェスタンな世界を旅してドンパチしたらかっこいいだろうという勝手な妄想からこの文章を練りあげました。
白状すれば、とらいがんの世界観をそのままぶち込みました。
バッシュ君も牧師もべるなるでりな二人も出てこないので、タグにはいれてませんが。
吸血鬼の設定は、ひらこーへるしんぐの主人公の旦那のイメージをそのままぶち込んでます。
以下同文。
東方projectを原作としていますが、結構原作設定を無視しています。
ごめんなさい。
東方の多彩で魅力的なキャラ達もでてきません。
キャラ同士のおもしろい掛け合いなんてものはありません。
ごめんなさい。
亡き王女もいません。
ごめんなさい。
ドンパチしたくて書き始めたのに全然ドンパチしていない。
ごめんなさい。
フランドールの二つ名がスカーレットデビルになってる。
ごめんなさい。
後のお話の都合(予定)です。
作者的に「運命を操る程度の能力」をゲーム的に解釈すると、選択肢が提示されてプレイヤーはどれかを選ぶ。
しかしその選択は無視されてレミリアの都合のいいように書き換えられる、そんな理不尽な能力と勝手に思っています。
ドラクエの「はい」を選ぶまで無限ループする質問的な。
そんなゲーム的解釈をそのままぶち込みました。
意図して変えた結果、意図してない部分も変わったりするイメージです。
レミリアの声質の説明でコントラルトドラマティコとありますが、そんな名称はないっぽいです。
一応、オペラ用語で、コンタラルトとはアルトのことです。
よりドラマチックに歌い上げる声を、ドラマティコと呼ぶようですが、それはソプラノやメゾソプラノでのお話。
コントラルト(アルト)は、細けーことはいいんだよな世界っぽいです。
要するに、cv.喜多村英梨っつーことです。
紅魔城伝説万歳。
フィギュア早く届けー。
レミリアが持っている、黒い自動拳銃は、FNブローニングM1910をイメージしています。
アニメの峰不二子の銃がコレだそうです。
他の銃はあまり知らないので自然とこれになりました。
作者の勝手な設定で、レミリアはZUN帽を被ってないと銃の命中率が大きく下がるってのがあります。(アニメの次元大介の設定ですね)
今回は被ってないので、大男に一発も当てれなかった訳です。
酒場のマスターと給仕の娘のイメージは、フリーソフト「カードワース」から。
今後の展開ですが、未定です。
なんとなくのイメージはありますが、書き溜めているものは一切合切ありません。
フランちゃんの差し金として、さくやさんやパチュさんと戦って、最後はフランちゃんと銃でドンパチする、そんな感じです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
またお会いできましたら、よろしくお願いします。
ごきげんよう。