みんなが来るまで部室でのんびりしている所に花陽が慌てて入ってきた。
「みなさん大変です!遂に今年のラブライブの開催が決まりました」
「本当か!!」
俺は花陽ちゃんからの朗報に椅子から飛び上がった。
「花陽、ラブライブって何?」
無論スクールアイドル詳しくない一年生組が首を傾げた。
「花陽、説明してやりんさい」
「分かりました。ラブライブというのは所謂スクールアイドルの甲子園です。まず8月上旬に西日本東日本の2つのブロックに分かれておりそれぞれ上位20位が予選に出場が出来、そして各区ブロック上位2位のみ中旬に行われる本選に出場できるシステム全国のスクールアイドルナンバー1を決める大会です」
「へえ~」
初めて聞く大会概要に興味津々に聞いているりんまきペアー。
「東京でいったら東日本ブロックにはいるからそこで20位に入ったら予選出場という流れらしい」
「スクールアイドルをやっているものとして、目指すのも悪くはない」
「そうはいっても現実は厳しいわよ」
「確かに」
ラブライブ出場するにはまず予選参加枠の上位20位に入らないといけない。1000近くあるグループがその限られた枠を争うのだ!ましてやµ`sはまだ出来上がったばっかりで地盤も出来あがっていない。
「1位はA-RISEでほぼ決定ですし・・・今µ`sのランクってどうなっていた?」
この間発表した『これからのSomeday』を投稿した直後はまだ3桁の順位で到底大会に出場できるわけがない。
「みんな見て!!順位が上がっている」
「本当!?」
「どれどれ?」
パソコンのキーボードを操作してサイトにアクセスしてみると・・・・
「本当だ!急上昇のピックアップスクールアイドルに選ばれている」
「コメントにも新しい曲かっこよかったです!7人に増えたんですね!カッコいいマネージャーがいて羨ましいですとか」
「え?俺が格好いい?」
あの映像も公開されたことで本格的に音ノ木坂学園が来年度から男子学生募集が内外に示された。
こら!そこ!笑うんじゃない!!
「そういう事ね」
「何かあったの真姫?」
真姫はこの間の練習からの帰りの時に、校門から出たときにµ`sファンの女子中学生の出待ちを受けたみたいだ。
その女子中学生は真姫と写真撮ってほしいと言われたけど反射的に断ったけど、余りにも落ち込んでしまって結局カメラ撮影に応じたらしい
「出待ち!?」
「嘘!私・・・全然ないよ!」
μ`sのリーダーにして絶対的なセンター(多分)の穂乃果が一切出待ちがなかったことに落ち込んだ
「そう言うこともあります!アイドルというのは残酷な各社社会でもありますから」
いつも気弱な花陽から思えない発言が次々と出てきた。
「でも写真だなんて、真姫ちゃんも変わったにゃ!」
「わ、私は別に///」
言葉で否定しているけど頬まで真っ赤に染まっていた
「あぁー!赤くなったにゃー!」
「ふんっ!」
真姫の照れ隠しチョップが調子に乗った凛の額を直撃する。
「痛いよぉ~!」
「あんたがいけないのよ」
まあ、調子に乗った凛もいけなかったけど以前に比べたら大分マシになったけど相変わらず素直じゃないな。
「みんな聞きなさい!!遂に開催されるよ!!」
思いっきりドアを開けて超ハイテンションのにこが入ってきた。
にこの言いたいことは大体わかっている。
「ラブライブですか?」
「・・・・・・知っていたの?」
「すまん」
凄まじい罪悪感が襲ったけどここは運がなかったという事にしよう。
皆が集まったところで今年のラブライブの概要を説明し始めた。
「さて、ラブライブに正式出場するにはいくつか課題がある。まず7月31日までランクを20位に上げないといけない。次に直後のにある予選、そしてお盆にある本選。以上の事から連続してライブが行われるのであるため本選出場という大前提練習しないと間に合わない」
「でもどうして今年はこんなに詰めているのですか?」
「ちょっと調べてみたのだけど本来の開催日時に今年は会場に使われている晴海埠頭にアルテールス練習艦隊が訪れる予定みたいでそれで変更になったらしい」
「でもそういうのって普通軍港じゃない?」
「いつもならそうなんだけど、今年はいろいろ事情があるみたい」
「そういえば悠にいのお父さんから何か言っていませんでした?」
「いや」
うちの父さん親バカで子煩悩だけどそういうところはきっちりしているからな。
それにレセプションの都合もあるし一概に言えないところもあるからね。
「一応参加するチームにはこの申し込み用紙を本部に送らないといけない。また学校の規則では大会に出る場合は生徒会に必ず申請を出さないといけない」
「それじゃ、みんなで行こう!」
「失礼します」
「あら?悠斗にみんな?どうかしたの?」
「もしかして立て込んでいた?」
机に書類がまとめて置いてあった。
「いいえ。ちょうど生徒会会報の準備が終わったから休憩しようと思って」
「生徒会会報って?」
「午後からこの付近の生徒会長が集まって意見集会を行うの」
「それは大変だね」
俺はラブライブ出場に関す一通りの資料を絵里に渡した
「へえ~ラブライブね」
「ああ、資料の通り予選の段階でメディアに大きく取り上げられる。これを利用することで音ノ木坂学園のアピールにつながると思う」
「・・・・・うん運営会社も問題ないし、書類も不備もない。生徒会は受託の方針で進めます」
絵里の承認でみんなが喜んだ
よっぽど編な事が起こらない限りはほぼ確実に出場できる!
「ただし条件があるわ」
条件という言葉に俺たちは息を飲んだ。
「スクールアイドルとはいえ一学生です。勉強が疎かになってはいけませんので、今度の定期試験で一人でも赤点を取ったらエントリーは認められないわ」
「なんだ!その程度か」
何事かと思ったけどごく普通の当たり前のことに肩を透かした。
後ろでは壁に手をついてうつむいている穂乃果と床に崩れ落ちている凛、にこの三バカを見るまでは・・・・・
大丈夫だよね?
「大変申し訳ございません」
「ません」
部室に戻ってまずはア穂乃果とバカ凛の謝罪から始まった
「小学校から知っていたけど相当不味いのか?」
「数学だけだよ」
「7×4?」
「にじゅう・・・ろく?」
「・・・・・・重症だな」
思わず頭を抱えてしまった。
昔から数字系は苦手だったのは知っているとは高校になってもこのレベルは泣けてくる。
けどマジでヤバイな。
これは廃校派のやつらにとって格好の攻撃材料なりかねないぞ。
「凛は?」
「英語!凛はどうしても英語だけ肌に合わなくて」
「まあ・・・確かに難しいな」
俺はほぼ半強制で学ばされたから
「だいだい何で凛が英語を学ばないと・・・・」
「言い訳はいいからちゃんとやりなさい!!」
「は、はいにゃ!!」
凛の言い訳じみた言葉に真姫がキレた。
「これでテストが悪かったせいでエントリー出来ませんなんて恥ずかしすぎるわよ!?」
「だよね・・・・」
全く真姫の意見に同意ですよ。
「全くその通りよ~あ、赤点なんか絶対取っちゃダメよぉ~?」
「そういうにこは?」
「だ、大丈夫だよ!もうさっきから解けまくりよ!」
済まないが教科書を逆さ読みしている現状では全く説得力はないぞ!
「こうなってしまった以上どうにかするしかないだろう!試験まで練習を控えて海未とことりで穂乃果の勉強を見て、花陽と真姫は凛の勉強を見てもらって苦手科目の底上げを図ろう!!」
「にこ先輩は?」
「にこは俺「うちも担当するわ」・・・希」
いつの間にか部室にお邪魔していた希が言った。
「言っているでしょう!にこは赤点の心配なんか・・・・・」
にこに気づかれないように背後に忍び寄り、そのまま胸を鷲掴みした
「本当の事言わないとワシワシするよ?」
「すみません。教えてください」
「はい!よろしい」
あのにこを一撃で撃沈判定を下しただと!!
一体あの2人の過去に一体何があったんだ!
・・・・・・気にしたら負けという事にしよう
「それじゃ海未・・・後任せた」
「あら?悠にいどちらに行かれるのですか?」
「ちょっと取りに行くものがあって、また後で合流するよ」
学校を出て秋葉原駅に向かった。
もう秋葉原にもラブライブ開催ポスターであふれかえっていた。これを見ると街全体がラブライブに向けて臨戦態勢に入ったな。
「むうぅ~!!」
「よ、絵里」
「あ・・・・悠斗」
今日は生徒会会合で午後から休んでいた絵里と秋葉原駅で偶然会った。
何かむくれている?
「今日はもう帰りなの?」
「いや、今日は空港に取りに行くものがあって早めに抜けた」
「取りに行くもの?」
「国際便なんだけど、手続きもあるから空港に直接来てくださいって言われて」
取りにいくものがモノだけに宅配便は不可だ。
「私も一緒に行ってもいい?妹が今日帰国するの?」
「妹さんって前にロシアに住んでいるって言った子?」
「そうよ!本当は4月の頭に戻る予定だったんだけど書類の手続きが長引いて」
そこから一緒に環状線と空港線を乗り継ぎで空港に向かった。
「へえ~父親は大学の教授何だ!」
「そうなの、父は歴史学でその傍らにロマノフ朝家の研究もやっていて母はその助手。妹の亜里沙も住んでいたけど高校受験を機に日本に住みたいって言ってきたの」
元気そうに振舞っているけどどことなく落ち込んでいるようにも見える。
「何かあったの?」
「別に・・・何ともないよ」
意地でも言わないつもりだな?
「嘘こけ!絵里が嘘をつくとき必ず左手で右の二の腕を掴む癖があるぞ」
「嘘!!」
「嘘だよ」
「・・・・え?」
「そんな癖、無いに決まっているだろう。少し引っ掛けただけだよ」
その反応からみてやっぱり何かあるみたいなのは確かだ。
「・・・・・はあ、あなたも物好きね」
観念したのか語り出した。
「さっき生徒会会報滞りなく終わって帰る準備をしていた時にUTX学園の人に学園の悪口を言われたの」
「!?」
「確かに今の音ノ木坂学園はUTXにいろんな分野で負けているけど」
少しずつしゃべるにつれて涙が出ていた。
初めて見る彼女の涙に我慢できず俺は絵里を抱きしめた。
絵里は驚いたけど解こうとはしなかった。
「ごめん、今はこのぐらいしかできなくて」
「ううん。ありがとう」
『まもなく羽田空港国際線ターミナルです。国際線のご利用の方はここで御降りください』
「それじゃ私はここで」
「ああ、それじゃ」
羽田空港国際線ターミナル駅で絵里と別れた俺はそのまま乗って国内線ターミナル駅で降りた。
・・・・・・・けど
「俺・・・電車の中でなんちゅう事をしたんだ!!」
たまたま人がいなかったのが幸いしたけど、もしそれを取られてSNSにアップして海未が見つけらてたら・・・・・
というか日本に戻っても命の危機があるってどういう事!?
国内線駅から歩くこと数分空港敷地内にある警視庁東京空港警察署の中に入っていった。
「すみません私朝霧悠斗と申します。アルテールスから送られた銃火器類に荷物を取りに来ました」
警察署の中に入った俺は公安部に行き、大使館からもらった書類一式と免許を提示して、事務所の奥に案内された。
「これが頼まれていた一式です」
ケースの中にはアルテールス産の7.62mm小銃1丁と予備部品、常装薬弾の7.62mmNATO弾と同じく357マグナム弾の予備弾が大量にあった。
俺が持てるのは刃物系と拳銃及び減装薬弾しか持っていない。以前アルテールス大使館に頼んでいた武器弾薬の発注品がようやく届いた。
モノがモノだけに送ることはできず直接出向いて所定の手続きを取らないといけなくなった。
「しかし兄ちゃんいったい何者や?一般人がこれだけ揃えるなんてただものやない」
「ま!あんた達警察が想像もできないことが世界にはいろいろあるという事さ」
中身を確認し終えて、公安の書類にサインして事務所から出ていた。
駅で電車を待っていた時、どうしても絵里が気になって仕方がなかった。
「ちょっとターミナル見学してからだけ帰ろう」
自分に言い聞かせて国際線ターミナルに足を運んだ。
「う~ん・・・もう帰ちゃったかな?」
出発ロビーに来てみると絵里の姿が見えなかった。
時間も時間だし帰ろうとしたその時案内板にプラチナブロンドの長い髪をした幼い少女がいた。
それだけなら気にする事はないのだが時折聞こえてくる鼻歌のフレーズがSTART:DASH!!だ!
どうしてこの子が知っている!?
幾らまだμ`sが有名になったとはいえそれはまだ都内・・・ひいては日本国内だけなのに
「・・・・あ!」
「よ、よお・・・・」
「もしかしてμ`sのマネージャーの朝霧悠斗さんですか!?」
「そ、そうだけど」
「わわっ!本物だ!!」
目をキラキラ輝かせながら見つめてきたけどこんな場面・・・・あいつらに知られたら・・・・・
『あれ?悠にい・・・・穂乃果たちがお勉強してい』
『悠にい・・・・勉強を監督している時によくそんな破廉恥な事をしますね』
『そんな節操のないゆうにいには・・・ことりのおやつにしちゃうぞ♪』
『悠センパイ酷いよ!!凛たちはこんなに頑張っているのに幼女を誑かしているなんてにゃー!』
『え!?ま、まさか悠先輩にそんな趣味が!!ダレカタスケテ~』
『悠先輩・・・・・シネバイイノニ』
・・・・・・・・・・・もはや絶望しか視えてこない
「ごめん!亜里沙お待たせ!!」
「絵里」
「お姉ちゃん~」
「「「・・・・・・・・・・え!?」」」
まさか絵里本人と妹さんと鉢合わせするとは思いもしなかった。
お互い顔を見合わせたがとりあえず俺たちはベンチに移動した。
「お待たせしました」
「サンキュー」
「ありがとう亜里沙」
妹の亜里沙ちゃんから買ってきてもらった缶を見てみるとおでんとデカデカと書かれていた。
「おでん!?」
「ごめんなさい、来たばっかりでまだ日本文化に疎くて」
「いやそれはいいのだけど」
ここは国際線のターミナルだぞ!!いくら日本の自動販売機が有名なのは知っているがもう少し常識のあるモノを置こうや!
「別の「いやこれでいいよ」いいの?」
外で飲むならノーサンキューだけど冷えている館内なら別に問題ない。
だけどこれだけは突っ込んでも変わりはしないけどあえて言おう。
この国は色々とおかしい!
『ありがとう!それは最高の褒め言葉だ!!!』
疲れているのかな?
どこからとなく天の声が聞こえてきたが幻聴という事にしておこう。
「あの子が妹さん?」
「ええ、妹の亜里沙よ。でも、まさか悠斗がまだいたなんて」
「ちょっと冒険心が擽ってな少しウロウロしていた」
「冒険って・・・・いったい幾つよ?」
「るっせー!!男はないつまででも冒険心を忘れない生き物なんだ」
「なにそれ」
少ししゃべっただけで後は無言が続く。
「・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・」
き、気まずい!
本当なら遠目で見てひっそり帰る予定だったからなにしゃべっていいのか分からない。
絵里も心なしか頬が赤く見える。
「お姉ちゃん変わりの飲み物買ってこようか」
「ううん。私が買ってくる」
この空気にいたたまれなくなったのか絵里自身が買い直しに行った。
当然俺と妹さんしかいないので絵里が戻ってくるまでしゃべっていた。
「へえ~亜里沙ちゃんはスクールアイドルに興味があるんだ」
「はい!同じ学生がアイドルと同じようにステージで輝いているのが本当に好きなんです!!」
嬉しいこと言うじゃないか!
お兄さん泣けてくるぞ!
「そういえばお姉ちゃんバレエは今もやっているの?」
「バレエ?」
「うん!お姉ちゃんってバレーがとても上手なの」
そこそこ互いのプライベートを話す仲だけどそんな話は一度も聞いたことがない。
「ごめん。最近来たばかりで全然知らないや」
絵里が飲み物を買ってきて戻ったところで・・・
「それじゃ俺はここで」
「ええ、それじゃまた明日」
「バイバイ」
恐らく絵里本人聞いても交わされるだけだしここは大親友に聞いて見よう。
空港線と環状線を乗り継いで再び秋葉原に戻った。
「にこ♪わかんない~」
「それじゃ・・・お仕置きやね」
「こんなところでやるな」
ファーストフードで試験勉強している希とにこの様子を見に行ってみるとお仕置きと称してワシワシする寸前だった。
前にも言ったと思うが場所と時間をわきまえろ。
「あら悠斗?今日は用事があったんやない?」
「それが終わって様子見に来た訳だよ・・・で、どんな感じ?」
「ま~ボチボチやね」
にこの頭から知恵熱が放出しているあたり相当今日一日で詰め込んだようだな。
「それより希この後生徒会の事でちょっといいか?」
「いいよ。それじゃ・・・にこっちの今日の勉強はここまでやね」
「ほっ」
「せやけど・・・復習せんかったら・・・・分かっているよね?」
にこがほっとしたのもつかの間、希の一言に小動物の様に体を震わせるにこを見て合掌した。
お互い店を出て神田明神に移動した。
今の時間帯なら人が少なくて話し合うにはちょうどいいみたい。
「それでどうしたん?生徒会関連は嘘やろう」
流石希、もう察しがついていたか。
「単刀直入に言う・・・・絵里は・・・バレエの経験者って本当か?」
「!?」
「その反応から本当見たいやな」
「どうしてその事を?」
「本当に偶然でね。今日空港で用事に来ていたら絵里とその妹さんの亜里沙ちゃんとあってな。その妹さんから聞いた」
「・・・・そうなんや」
「ファーストライブやバーでのミニコンサートの時、絵里は時折懐かしそうな顔をしていた。もしかしてそれと関係あるんじゃないか?」
「さすがやね。気が付いていたんやね」
「こう見えても洞察力と感はさえているのもで」
「えりちはな・・・・・」
少しは悩んだけど希は絵里の過去を語ってくれた。
「はあ・・・・・」
部屋のベットに転がり込んでも希の言葉が頭から離れない
絵里は幼少期、ロシアで天才的な技量をもつバレリーナ―だった。それは希から渡された動画を見ても素人同然の俺でも分かってしまうほどの洗練されたものだった。
だけどそれでも入賞することはできず・・・・・・挫折した。
その時に塞ぎ込んでいたので祖父の祖国である日本に来て今に至った。
「挫折か・・・・」
時折見せていた懐かしそうな顔は昔の自分を思い出していたのだろうか
「・・・・・・俺はいったい何がしたいのだろう?」
答えが出るはずもなくそのまま深い眠りについた。
いかがでしたか?
ちょっとラブライブ出場条件をいじって見ました。
近々番外編を投稿しようかなと思います。
それでは次回もおたのしみに!