やはり俺がSAOにいるのは間違っている    作:gakinaga

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はい、一応投稿しました!!
かなりクオリティ低いですので・・。
そこらへんっね?(察しろ・・。)
って感じでお願いします!


8話 攻略でも彼は間違い続ける

目の前にはHPがどんどん減っていくディアベル

 

「頼む・・。ボスを・・。皆でボスを倒してくれ・・。」

 

そう言って、ポリゴンとなってディアベルは消えて行った。

周囲にいた人たちは、唖然としていた。

気付いたら、後ろには、シンジがいた。

 

「ったく・・。最期まで世話が焼ける野郎だぜ・・。」

 

そう言ってシンジは剣を握りしめながら、ボスに突っ込んで行った。

正直に言って、状況は最悪だ。

ディアベルと言う今迄なんとかβテスターとビギナーを繋ぎ止めたリーダーが死んでしまった。

言うまでも無く、レイドは崩れ始めていた。

こうなったら、仕方ないか・・。

これで、シンジまで死なれちゃ困るからな・・。

俺は、剣を握りしめながら、ボスに突っ込んでいく。

 

「シンジ!!影と光だああああ」

 

シンジは直ぐ理解したのかボスのヘイトを稼いでいた。

そして、俺はボスの足を想いっきり斬りつけた。

すると、自動的にバランスを崩した。

更に持っていた剣は、地面に刺さった。

そこから、シンジはボスの剣に乗って、ボスにめがけて走り出した。

俺はボスの注目を引くために攻撃していた。

後は、キリトやアスナと入れ替わるだけだ。

そう思ってたが、この一瞬の油断がいけなかったのか。

俺にボスの攻撃が当たってしまった。そのまま俺は後ろに吹き飛ばされてしまった。

その時、フェンサーさんを巻き込んでしまった。

やべっ・・。

因みにシンジは奥に吹き飛ばされていた。

まあ、とりあえず死んで無さそうだな・・。

ってそんな事言ってる場合じゃねえ・・・。

すると大きな影が目の前に立ちはだかった。

剣を振り上げ、スキル発動の準備をしていた。

 

これが、死ぬって事なのか・・・。

 

小町、雪ノ下、由比ガ浜

 

悪い・・・。

 

俺死ぬわ・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そう思っていると、緑のソードスキルが見えた。

そしてボスの攻撃を弾き飛ばした。

とりあえず助かったのか・・。

上を見上げると、会議にいた黒人のなんだっけ・・・。

エレンさんだっけ・・。

 

「エギルさんよ・・。名前ぐらいちゃんと覚えたら?」

 

お~~~い、何で人の心さらっと読んでんだ。

エギルさんが俺達の方を見て

 

「回復するまで俺達が支えるぜ!!」

 

そう言って、ボスに攻撃を仕掛けて行った。

キリトがこっちに走ってきて心配そうな表情をした。

 

「ハチマン大丈夫か!!」

 

キリトは俺に手を差し出してきて、

俺はそれを手に取り立ち上がった。

 

「悪い・・。助かった」

 

だが、ボスに向かう前に俺は一つ疑問があった。

昨日、キリトの剣を買い取ろうとした件。

そして、単独でボスに突っ込んだ件。

もしも俺の考えがあってれば・・。

 

「なあ、キリト・・。ディアベルってもしかしてβテスターじゃなかったのか?」

 

キリトは一瞬驚いた顔して、再び真剣な表情に戻った。

 

「ああ、LAを取るためだそうだ・・。」

 

俯いてしまったキリトを見て、こいつ相当自分を責めてるんだなと思った。

だが、今はそんな事をしている場合じゃない・・。

死んだ奴を復活させる事は出来ない。

死んだ奴にもしできる事があると、するならば・・。

 

「倒すぞ・・。ディアベルの為にも」

 

キリトはボスを睨みつけて言った。

 

「ああ」

 

俺に隣にフェンサーさんが立っていた・。

 

「お前も来るのか・・?」

 

少し頷いたフェンサーさんはこういった。

 

「せめて、負けたくないの。この世界だけには」

 

そうかと返した俺はそのままぼすに向かって走り出した。

ちょうど先ほど攻撃していたエギルさん達は、倒れていた頃だった。

俺は、まだ間に合うと判断して後ろに言った。

 

「ヘイトは俺が全て受け持つ・・。奴はお前らが止めを刺せ」

 

「「了解!!」」

 

予定通り、俺はボスのヘイトを受け持った。

受け持ちと言うより、剣で攻撃を弾いてボスは¥のバランスを崩した。

俺は思いっきり叫んだ。

 

「スイッチ!!」

 

そうすると、アスナが前に出てきた。

だが、ボスは体制を変え、アスナに向かって攻撃した。

キリトは、大声で危ないと叫んだが、攻撃当たってしまった。

 

ように見えた、。実際は彼女の被っていたフードがポリゴンとなった。

えっ、今の瞬時でかわすとか一体どんな反射神経してんだよ・・。

フェンサーさんに連撃をお見舞いした。

何と言うか見惚れてしまった。いかんいかん。

煩悩退散・・・。

まじ美人だった・・。ビビったわ・・・。

危うく告白して振られるところだった。

てか振られちゃうのかよ・・。

俺は、遠くから投剣スキルを使ってボスの攻撃をなるべく防いでいた。

あれ、シンジはどこ行ったんだ?

後、探せばいいっか?

 

そんな事を考えていると、キリトはボスに攻撃を加わえ、ボスはポリゴンとなって消えて行った。

 

残ったのは、目の前にある。

 

congradulation

 

というエフェクトのみだった。

 

「「「「うおおおおおおおおおおお」」」」

 

周囲は歓喜の声で満ち溢れていた。

キリトは疲れたのか、その場に座り込んでいた。

これで山場突破した・・。

後はこの勢いがどこまで続くだが・・。

キリトは、周囲に肩を叩かれたりして、称賛されていた。

座り込んでいる俺にフェンサーさんは近づき、笑顔で

 

「お疲れ様」

 

と言った。

あまりにも、その笑顔が眩しくて・・。

やっべ、うっかり惚れそうになった。

落ち着けハチマン

非モテ三原則を忘れるな・・。

そんな暖かい雰囲気に浸っていたが、そんな空気も一瞬にして壊された。

 

「なんでやああああ!!」

 

その声の主は、キバオウだった。

俺達の視線は自然とそいつの方に向いた。

ちなみにシンジは爆睡していた。

あいつもう知らね・・。

 

「なんで・・。ディアベルはんを見殺しにしたんや!!」

「見殺し・・・・?」

 

キリトは言ってる意味がよく分かっていなかったらしい・・。

最悪だ・・。ここで作った流れ、勢いを潰しやがった・・。

 

「そうやろうが!!自分ボスの技知っとったやないか!!」

「あの情報をディアベルはん伝えとけば、ディアベルはんは死ななかったんや!!」

 

ちっ、これで一気にβ狩りが始まる・・。

せっかく纏まったこのレイドはバラバラだ・・。

そこから、俺が懼れた通り、βテスターに対する糾弾が始まった。

 

「β共!!出来て来い!!」

 

だが、これは一種の責任の押し付け合いだ。

自分は、悪くない。あいつが悪い。

そうやって敵を作り上げるのだ。

人間はこれまでの歴史でもそうだ。

敵が居なければ、成長しないのだ。

本当、人間ほんとバカで愚かな生き物だとつくづく思い知らされる。

 

キリトは困惑そうな顔をしていた。

フェンサーさんやエギルさんは、キバオウを説得していた。

 

キリトは今後も必要な存在となるのは、間違いない。

そう言えば、アルゴの依頼は・・。なるほどこれを予期しての事か?まさかな・・。

 

どうする?比企谷八幡が出来る事は何だ?

 

そんな事を考えていた頃、葉山がキバオウを抑えようとしていた。なぜあいつが葉山だと思ったかって?

昨日は別の人だと思っていたが、あの場の収束のさせ方といい、表情といい、間違いなくあいつだろう・・。

なぜここにいるかは知らないが・・。ていうかあいつこんなゲームしそうなキャラか?

まあ、どうでもいいが、葉山でも無理そうとなると俺しかいない・・。

ここで、キリトを糾弾してしまえば、楽なんだが・・。

それは、アルゴの依頼を無視してしまう事になる・・。

 

文化祭でそう言えば、陽乃さんが言ってたな・・。

 

『集団を最も団結させるのは何でしょう?』

 

何だ、合ったじゃないか。俺が今までやってきたやり方・・。

βテスターが今後糾弾されないかもしれない方法が・・。

ディアベルには悪いが、この雰囲気ぶっ壊させてもらうぞ・・。

キリトは、ディアベルの遺言通り、自分の責務を全うした。

ならば、オレも真正面から卑屈に最低に陰湿に・・・。

俺のやり方を突き通す。

 

 

 

 

 

 

お前たち良く見るがいい・・。

俺の本気見せてやるよ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

キリトside

 

一言でいえば、この状況は最悪だ・・。

ディアベルが望んだ結果はこんなんじゃない・・。

どうする・・。このままだと他のβテスターまで、巻き添えを喰らう・・。

こうなったら・・・。

俺は立ち上がった。なら俺は

 

「はああああ、はあ」

 

・・・・・。

奥から、わざと、皆に聞こえるようにため息をするのが聞こえてきた。

 

「あのさ、いつまでこんなふざけた茶番やってんだ・・。」

 

この声は、とても低く、鋭かった。

一気に視線はそいつの方に向いた。

 

 

 

そしてその人物は、ハチマンだった。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

さて、舞台は揃った。

ていうか、皆視線怖いっす(汗)

穴空きそうだわ・・・。

始めます。

 

「何や・・・。何か言いたい事があるんか・・。」

 

キバオウは俺の方に鋭い視線が向けられた。

 

「あるから、喋ってんだろ。バカが多すぎて骨が折れそうだけど・・。」

 

なんやとっとキバオウは俺に向かって青筋立ててながら叫んだ。

周囲のプレーヤーも俺に向かって罵声を浴びせていた。

いいぞ、もっと煽れ。俺はどうやらヘイトを稼ぐのが得意らしい・・。

マジ嬉しくねえ・・。そんな事はどうでもいい。

ここからは、どうしたものか

 

「結局さ、アンタはβテスターに責任を押し付けたかっただけだろ・・。」

「押し付けて、まるで自分たちは何も悪くないβテスターに苛められた被害者になるもんな・・。」

 

会議での発言は明らかに2000人の死亡者はビギナーだと思っているらしい。

だが実際はほとんどは元βテスターである。

要するに、こいつ等はβテスターを悪とする事で、自分たちは悪くないと言いたいのだ。

全くこんなふざけた事があるのだろうか・・。

すると、キバオウは

 

「そっそんなわけあるか!!話そらすな!!」

 

「じゃあさ、何でお前ら、独りで突っ込むあいつを止めなかったんだよ」

 

すると彼らは黙り込んだ。

おいおい、さっきまでの威勢はどこ行ったんだよ。

 

「テメエら役立たずが、ディアベルを止めるどころか、後ろに下がった時点で、人殺しだろ?」

 

彼らは元βテスターがビギナーを見殺した。

それは、彼らに情報も与えなかった。

そう言っている。

それならば、今回だってそうだろう。

明らかに悪手であるのに、誰も止やしない。

どれほど、身勝手な人が多い事が証明された。

さて、ここからが本題だ。

 

「それにディアベルが死んだのは、自業自得なんだよ・・。」

 

周りからは、そんなわけないだの、βが殺したんだの、ほざいてやがる。

じゃあ、現実をおしえてやろう。

 

「お前ら、LAって知ってる?」

「LAってのは、ボスを最後に倒した奴のみに与えられるレアアイテムなんだよ」

 

周囲は一層騒がしくなった。

まあ、知らなくて当然だ。

何せ、βテスターにしか知らない情報だ。

俺はキリトに教えてもらったんだがな。

と付け加えた。

 

「じゃあ、なぜあいつは知っていたのに、お前らには言わなかったんだろうな?」

 

俺はここ一番の笑みを浮かべながら言った。

 

「それってさあ、あいつもβテスターを黙っていたってことだよね。」

「お前らを騙して、LAを独り占めしようとした。」

 

恐らくこいつらにとってディアベルは英雄なのだろう。

あまりにも受け入れがたい事実に否定の声を上げている。

利用されたとは誰も思いたくない。

 

「つまりさ、あいつはお前らのいう屑で最低なβと同類だったって言う事だよね?」

 

俺は、さらに挑発するように言った。

 

「なら、ここで死んで当然なんじゃないか?」

 

周囲はかなり殺気立っていた。

おーー、ちょうこわっ!!

剣抜こうとしてやがる・・。

だが、これでフィナーレだ。

 

「いい加減気づいたら、どうだ?あいつはその程度」

 

いきなり誰かに胸倉をつかまれた。

そいつは、俺が良く知ってる人物。

人一番正義感が強い人物。

そう葉山だ。

怒りながら、俺に低い声で言った。

 

「お前、少し黙れよ」

 

俺は口角を釣り上げた。

そして俺の顔を葉山は見た瞬間、驚いた顔をした。

やばっ、バレた・・・。

面倒になる前に撤退しよう。

俺は葉山の手をなぎ倣った。

 

「ったく、次の攻略では、あんな屑な奴より役に立ってくれよな?役立たず共」

 

そう言い、階段に向かって歩き始めた。

キリトは俺に近づいてくる。

まずい・・。ここでキリトに来られると、厄介だ。

だが、これはこれで丁度いい。

貸し借りチャラと行こうじゃねえか

まずはあの名言を言ってやろう。

俺はキリトを後ろに付き飛ばした。

 

「おいおい、いつから俺達は仲間だって錯覚してたんだよ・・。」

 

キリトは一瞬フリーズした。

俺の顔を見て、震えながら言ってきた。

 

「ハチマン何を言って?」

 

キリトのセリフに被せるように俺は少し笑い、こう言い放った。

 

「クックック、バカだな俺はただお前がβテスターだから利用しただけだよ・・。」

「いつまでも、友達気分でいてんじゃねえよ・・。」

 

俺は振り返って、階段を上って行った。

アスナは、少しイラついた様子でいらっしゃった。

これはうまくいったのか?

それなら、さらに好都合だ。

俺は、螺旋階段を登った。そこには扉があった。

もう正直体の心もボロボロだ。

早く、行こうと思った俺は第2層への扉に手を当てた。

さっきの出来事を振り返って思った。

ディアベル、お前の遺言多分果たしたぞ・・。

あいつが余計な事言わなければの話だがな・・・。

そして、葉山、お前が本当にかっこよくていい奴でよかった。あそこで怒らなきゃ葉山隼人じゃない。

葉山、お前が目の前で誰かが傷つけられているのを見過ごせない男でよかった。誰かを傷つける人間を許せない男でよかった。

少し葉山に感謝しながら、扉を開けた。

青い空が目の前を広がっていた。

そんな空にどこか皮肉めいた独り言を呟いた。

 

「ほら、簡単だろ、誰も傷つかない世界の完成だ。」

 

こうして俺達の第一層攻略は終了した。

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「教えて、シン八先生!!」

シン八  「は~~~い、始まりました!!銀・・。じゃなくてシン八先生で~~す。」

     「決して、銀〇先生のパクリではありません!!気を付けてね!!」

     「はい、まずAAAさんからです?」

     「私は黒子が火神と帰宅する時、『ボクは脇役(影)だ・・・でも影は光が強いほど濃くなり光の白さを際立たせる主役(光)の影としてボクも主役(キミ)を日本一にする』のあのシーン感動しました。皆さんはどう思いますか?」

     「そうですね?車のライトで黒子が少し暗くなった瞬間、感動モノでしたよね?グラウンドに大きく書いたあの誓いはこううるっってきましたよね?」

     「でもね?これ、オレガイルとSAOのクロスなんですよ・・・。」

     「AAAさん、分かってないよね?という事で俺がジャンプファンとして責任もって集〇社に持っていきますので、安心して下さい・・・・・。」

     「はあ・・・・。次」ポイ

     「最近シンジさんの存在意義を疑います・・。どうしてあなたはいるんですか?」

     「どうし」ポイ

     「ったく・・。ラスト・・・。」

     「ハヤハチきましたわあああああああああああああああ!!」

     「・・・・・・・。」

     「以上、教えてシン八先生コーナーでした・・・。」

 




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