やはり俺がSAOにいるのは間違っている    作:gakinaga

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お久しぶりです。
何か始めはグダグダですが、気にしない気にしない!!
と言う訳でどうぞ!!


9話 彼らはそれぞれの道を歩み始める。

とある奉仕部

 

中川 「あーーーー」アクビ

比企谷 「・・・・。」ペラ

由比ガ浜「・・・・。」ピコピコ

雪ノ下 「・・・・。」ペラ

中川  「あれ、これもう始まってる?」

由比ガ浜「えっ、何が?」

中川  「いや、何がじゃなくて・・。本編スタートしてるよね!!これ!!」

    「お前ら何でダラダラしてるの!!」

雪ノ下 「サワギ川君、うるさい。」

中川  「おい、クソ天・・。大体、本編でセリフも出番もねえ奴が調子乗ってんじゃねえよ!!」

雪ノ下 「」ビチ

中川  「それにヒロインアンケートでたった2票しかなかったもんなお前・・。」

雪ノ下 「喋らないでくれるかしら。酸素の無駄遣いよ。」

中川  「あん、やんのか、残念モブキャラ」ブチ

雪ノ下 「二度とそんな口叩けないように調っ教育した方がいいかしら?主人公にもなれないヤム〇ャクラスのモブさん」

中川  「はっ?天津飯くらいは役だってますから。」

由比ガ浜「ちょっと、二人とも喧嘩しないで」

雪中  「「アホは黙って(ってて)(ってろ)!!」」

由比ガ浜「何で今は息ぴったりなの!!」

比企谷 「まあ、待ってれば、そのうち始まるだろ・・・・。多分」

中川  「ほんまやろうな・・。」

 

約十分後

 

中川 「・・・・・。」

比企谷 「・・・・。」ペラ

由比ガ浜「・・・・。」ピコピコ

雪ノ下 「・・・・。」ペラ

 

約二十分後

 

一同  「・・・・・。」

 

約三十分後

 

中川  「ちょっと待たんかいいいいいいいいいいい!!」

比企谷 「どうした?」

中川  「どうしたじゃねええよ!!もう三十分だぞおおお!!アニメ一本分だぞ!!」

由比ガ浜「そもそも私達何すればいいか分からないし?」

中川  「作者に聞け・・。ってそもそも作者がいなかった」

比企谷 「ああ、これは『あれ』だよ。」

一同  「あれ?」

比企谷 「あれだ・・・。つまり・・・」

一同  「つまり・・・・。」ゴク

比企谷 「ただの行稼ぎだよ・・。」

 

・・・・・・。

 

一同  「「はああああああああ」」

中川  「おいおい、まさかのネタ切れじゃないやろうな・・・。」

平塚  「そのまさかだよ」

由比ガ浜「早っ!!って平塚先生何時の間に?」

雪ノ下 「先生、ノックを!!」

平塚  「まあまあ、落ち付きたまえ」

中川  「まだ十話やぞ!!幾らなんでも早すぎやろ!!」

平塚  「いやあ、まあ聞け。作者も頑張ってたんだぞ」

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作者  「うううううう」

    「思いつかねえええ」

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由比ガ浜「おお、頑張ってる!!」

雪ノ下 「まあ、頭を捻ってるようだけど無駄よ。」

由比ガ浜「どういう事?」

雪ノ下 「私みたいな完璧な人を本編に出してないもの。碌な作品にならないわ」

比企谷 「おい、理由が私的すぎだろ・・・。」

中川  「やっぱり、出番ない事気にしてたんだ・・。」

平塚  「まあ、最後まで話を聞け・・・。」

    「作者はじっと考えてんだ。春夏秋冬365日ずっとな」

    「そしてなこの結論に至ったんだ・・。それはな」

一同  「それは」

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作者  「う・・・・・。」

    「もう、これ本編でよくね?」

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平塚  「な?」

中川  「いや、どこがだよ!!」

由比ガ浜「完全に手抜きじゃん!!」

雪ノ下 「まさかとは思ったけど・・・。ここまでとはね・・・。やっぱり作者の考える事に碌なことは無いわね・・。」

比企谷 「だから言っただろ・・。行稼ぎだって?」

中川  「もう、事故だろ・・・。」

平塚  「まあまあ、そう言うな。作者だって忙しいんだぞ。」

由比ガ浜「いや、こんな事してる時点暇人じゃん!!」

比企谷 「まあ、これだけ行稼ぎ出来たので始めます」

一同  「どうぞ!!」

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フェンサー side

 

一瞬何が起こったのか分からなかった。

理解できなかった・・。

シンジさんと話している姿は、とても優しいそうな顔をしていたなのに・・。

何で・・・。

 

そんな事を考えていると目の前では、キバオウさん中心にどんどん纏まって行った。

彼の言葉で怒った人達が一つの集団になっていた。

 

あれ・・・?

さっきまでβテスターの人達が糾弾されて・・・。

 

後ろを振り返ると、キリトさんはさっきの事がショックだったのか、ずっと俯いていた。

金髪の人は、拳を握りしめながら、こう呟いていた。

 

「どうして・・・。どうして君はそんなやり方しか出来ないんだ・・。」

 

やり方?ハチマンさんの知り合いなのかな?

 

あまり他人を詮索するのは、辞めよう・・。

 

目の前には、壁にもたれかかりながら、ずっと俯いているシンジさん。

水がポタポタと垂れていた・・。

恐らくさっきのハチマンさんの言葉がショックだったのかな?

 

そんな事を考えていると、気づいたら、人がいなくなっていた。

あれっ?もういなくなったの?

 

キリトさんも気付いたのか、私に近づいてきた。

そして引き攣った笑顔で話しかけてきた。

 

「アスナはこれからどうするんだ?」

 

どうしよう・・。全く考えてなかった。

 

「まだ、決めてないわ・・。」

「それよりシンジさん起こさないと・・。」

 

キリトさんもそうだなと言って

 

「お~~い、シンジ俺達は行くぞ?」

 

返事は無かった。

しかしさらに水がポタポタ落ちていた。

そんなに悲しんでいたの・・。

私は彼を慰めようと近づく。

彼の肩に手を伸ばそうとした瞬間

 

「zzzzzzzzzzzz」

 

・・・・・・・・・・・。

あれっ?今zzzzzって聞こえてきたような?

まさか、嘘だよね・・。駄目よアスナ!!

そう簡単に決めつけちゃ!!

こんな状況で寝てるわけないよ・・・。

私は再びちか

 

「zzzzzzzzzz・・。UNOや・・。俺も勝ち・・・・フフフフ」

 

・・・・・・・・・・・・・。

私は一旦深呼吸をして、思いっきり

彼をぶん殴りました。

キリトさんは焦って様子で

 

「ちょっっちょと、あっあすな?何で殴ったの!!」

「いやあ、ちょっとムカついて」

「ムカついただけで殴っちゃ駄目だろ!!」

 

いやあ、皆がピリピリしている状況で寝てるんですよ・・。

本当、正直ムカつきました。

奥では、シンジさんが何が起こったみたいな顔をしながら、私達の方向いた。

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シンジside

 

とりあえず近況報告をしようと思う。

寝ていたら、思いっきりぶん殴られた・・。

何で???

そんな事はどうでもいい・・。

俺何してたっけ?

確かボスにぶん殴られて吹き飛ばされて・・・。

気付いたら、キリトとアスナ以外誰も居なくなった。

これって、まさか『そして誰も居なくなった』とかじゃないよな!!

とりあえず、状況を確認すべくキリトに何があったのか聞いた。

キリトは最初言いずらそう顔していた為アスナが分かりやすく説明してくれた。

 

えっと、ディアベルが死んで・・。やっぱり夢じゃなかったか・・。

あのアホ、使えるものは使えとは言ったが・・。

死んじまったら、意味ないじゃねえかよ・・。

後で墓ぐらい作ってやるか・・・。

・・・・・・・・・。

いけねえ、こんな所でしょぼくれちゃ俺らしくねえな。

 

 

それで、ハチマンと俺で攻撃を加え、最後にキリトが止めを刺した。

しかし、キバオウらが、これを機にβテスターをあぶりだそうとした。

まあ、その後は予測が付くが・・。

ハチマンが出てきたという事は・・・。

なるほどねえ・・。

 

何だろう・・・。

 

フッフッフッフ、腹が物凄く痛てええ・・。

 

気付いたら、俺は大爆笑して、アスナに二度目の拳を浴びせられた。

りり理不尽すぎる・・・。

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キリト side

 

「フッフッフ、アハハハハハハハ!!あいつ、面白いわ!アハハハハハハ」

 

とりあえず、理解できなかった。

何で、笑ってるんだ・・。

アスナも、驚いた顔をした

俺はあいつは本当に仲間だと思っていた。

俺が剣の事で悩んでいた時ハチマンは助け舟を出してくれた。

だから、やさしい奴なんだと思っていた。

ただこれは俺の主観的な感想でしかない。

でもこれからも協力しながらやって行こうと思った。

しかし俺達をあいつは突き放したんだぞ・・。

どうして、笑ってられるんだ・・・?

それがどうしても分からなかった・・。

 

「本当、誰でも救っちゃうんだな。あいつは・・。」

 

もしかして俺が知らないあいつの事を何かシンジは知っているのか?

俺は聞いてみる事にした。

 

「救う?ってどういうことだ?」

 

シンジは俺達を見ると、少し考え込んでこう聞いてきた。

 

「お前ら、あいつを見てどう思った?」

 

どう思ったか?

 

「凄く裏切られた感じだった・・。」

 

アスナも同じ答えだった。

シンジは、それがヒントやと言った。

ヒント?意味が分からない・・。

シンジは立ち上がり、じゃあラストヒントと言った。

 

「問題です!!集団を最も団結させる存在はなんやと思う?」

 

それは・・・。絶大なリーダーとかと答えると、シンジは待ってましたと言わんばかりの満面の笑顔で言った。

 

「常人なら、そう考えるな。むしろそれが正解なんや。普通ならな?」

「キリト、もしハチマンが動かなかったら、どうしてた?」

 

俺は、少し頭を整理した。

ハチマンは何をしようとしたのか

俺なら、あの時どうしたか?

もし俺なら、他のβテスターに迷惑をかけないよう・・・・。

そう言う事か・・。

アスナも分かったらしい・・。

 

「何となく分かったけど・・・。」

「でも、そんなやり方おかしいと思う。」

 

俺も同じ感想だ。

何もあいつが泥を被る必要なんてない・・。

 

 

「そうか、まあ俺はこれでお暇させてもらうわ」

 

シンジはそう言って俺達の目の前から去って行った。

俺は恐らく慢心してたのかもしれない・・。

自分達βテスターがいれば、何とかなると思っていたが、現実は違った。

そして、思った。守れる力が欲しい・・。

次での攻略であいつにこれ以上無茶させないよう心に俺は誓ったのであった。

こうして彼は後に『黒の剣士』と呼ばれるのでなるのは別の話。

 

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とある森の中

 

シンジは扉を開け、第二層に足を踏み入れた。

そして、とある人物にメッセージーを送った。

近くの森にやってきたシンジだが、どうやら先ほどメッセージを送った相手を待っている様だ。

何か察したのか。見えない何かに話しかけた。

 

「おい、遅刻は関心しないぞ。ていうかばれてないと思ってるのか?」

 

その人物は、指摘されると、すっと木の陰から出てきた。

 

「wow,一体どうやって気づいたんだ?シンジ?」

 

「スロットスキルのおかげや。」

 

「What?何だそれ?」

 

シンジはため息を吐きながらこう返した。

 

「お前仮にも元βテスターだろ?そんぐらい分かれよな?Poh」

 

シンジが会話していた人物はpohというらしい。

服装は黒ポンチョを身にまとっており、片手には包丁を装備していた。

 

「あいにく、こいつ一本でどうにかしてきたもんでね」

「友切包丁かよ・・。」

「それで、話とは何だ?」

 

シンジはアイテムストレージから、剣を出した。

そしてそれを地面に突き刺した。

 

「Hey,誰の剣だ?」

「ディアベルの遺品だよ・・。」

 

シンジはその場に座り込み、手を合わせ合掌した。

pohは一瞬ビクッとしたが、ただそうかと呟いた。

 

「勝手に突っ込んで勝手に死にやがった・・。」

「まあ、自業自得なんだが・・。」

「化けてこられちゃ、困るからな。せめてこうやって弔ってやんねえとな」

 

pohは無言で、その場に座り込まず、頭だけ下げ、黙とうした。

10分程度だったか。彼らにとってどんな時間だったかは、分からないが何か決心したような目をしていた。

シンジは立ち上がって、こう言った。

 

「遺言でな。第一層攻略が終わったら、『三銃士』を再結成しようだとよ」

 

pohはシンジに聞いた。

 

「お前はどうするんだ?」

 

シンジは少し困ったような表情しながらこう言った。

 

「正直戸惑っているよ・・。仮にもリーダーをあいつが務めてたんだ。どうすればいいか?俺が聞きたいぐらいだ。」

 

その後、表情を一変させてpohの方に向き直った。

 

「だが、今の攻略組は危なっかしいのも事実だ・・。下手したらデイアベルの野郎みたいに死んでいく連中も増えるだろうよ・・。」

「まあ俺達は、表向きは何もしないさ。」

 

pohはいまいち理解できなかったようで、少し考え込んだ。

 

「それってつまり、あいつらに任せられないと思ったら?」

「そん時は、言わなくても分かるだろ?」

 

シンジの眼光は少し鋭くなり、意地悪そうな笑みを浮かべた。

pohも少し口角を釣り上げていた。

 

「俺達があいつにしてやれる事はこの糞ゲーを終わらせる事じゃねえのか?」

 

pohは空を見上げながら言った。

 

「そいつもそうだな・・。で、具体的にどうするんだ?」

「分かり切ってる事をいちいち聞くなよ。」

 

シンジは、ディアベルの剣を見つめながらこう言った。

 

「復活させるんだよ・・。《三銃士》をな?」

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次回 俺はやっぱりボッチが似合う!!
ご期待あれ!!
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