暗殺聖闘士   作:挫梛道

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やっと修学旅行だ。


旅行の時間

「何だか心配だわ…」

「あはは…」

来週、椚ヶ丘中学校の3年生は京都方面に修学旅行。

学級委員の片岡メグは、渚から渡された班のメンバー表を見て、溜め息を吐く。

 

◆四班◆

・潮田渚(班長)

・杉野友人

・赤羽業

・吉良響

・茅野カエデ

・奥田愛美

・神崎有希子

 

 

「ん、分かるよ、片岡さん。

渚が班長って、少し頼りないよね?」

「大丈夫だよ、そこは俺達がフォローするからさ~?♪」

「あんた達2人が心配なのよ!!」

響とカルマの「心配すんな(キラッ)」に目を三角にして突っ込む片岡。

 

「はぁ…やっぱり あんた達は事前に、あたし等の班に入れておくべきだったかも…」

E組最大最凶の問題児である響とカルマ。

片岡は旅行中、もう1人の学級委員である磯貝と一緒に この2人の脇をガッチリと固め、見張っておこうかと真剣に考えていたのだが、それより先に、磯貝と前原がメンバーを集めてしまった為、『問題児2人を学級委員2人で監視しよう計画』は水泡と化したのだった。

「どんまい!」

「うっさい!」

「でもさ~、片岡さん?

俺達が…って言ーならさぁ、寺坂達は一体どーなんだよ?」

「あの班は、狭間さんが居るから心配いらないの!」

「「あ、納得。」」「あははは…」

カルマの疑問に対して片岡が即答、納得する2人。

2人の、いや、その場に一緒に居た渚を含む3人の脳内には、黒い笑みを浮かべた狭間が寺坂、吉田、村松の首から手綱を着けて、従えているイメージが浮かんだのだった。

 

「本当にオマエ等、頼むから旅先でケンカ売って、問題になったりするなよ?」

磯貝が改めて釘を刺すが、

「大丈夫!売ったりはしないよ。

…売ったりは…ね…。」

…とは、顔に影を纏わせた響の弁。

そして、

「平気平気♪旅先のケンカは、ちゃ~と目撃者の口も封じるし、表沙汰には ならないよ~?♪」

…と、言いながらカルマは、身分証を手にした、顔がボコボコな、如何にも…な風体の高校生2人と、笑顔で写ってる3ショットの写真を見せる。

(((やっぱしスッゴい不安だ…!!)))

学級委員と班長の気苦労は絶えない。

                 

しかし、そんな旅行を前に控え、浮き足立っているE組の教室に、水を注すかの様な発言をする者が1人。

                  

「全く…3年生も始まったばかりの この時期に総決算の修学旅行とは片腹痛い…」

殺せんせーである。

「先生、あまり気乗りしません。」

『『『『ウキウキじゃねーか!?』』』』

デレ顔の殺せんせーの横には、某・迷宮で出逢いを求める行為に正否を問う物語に登場する、犬耳少女が背負う様な巨大リュックに沢山の荷物が…大凡、旅行に必要無さそうな物を含め、これでもかとばかりに詰まっていた。

当然ながら、集団で突っ込みが入る。

「何なんだよ?その黒ひげ〇機一髪のバッタもんみたいのは?」

「殺せんせー危〇一髪です。」

「いや、そんなの聞いてねー!」

 

「その蒟蒻や大根や葱は?」

「あっちで鍋を…」

「そこは現地で京野菜調達しなさいよ!」

「にゅや!その手がありましたか!

中村さん、頭良い!」

「いや、こんなので褒められても嬉しくないから!」

 

「その曲線定規は何?」

「原稿を…「「「「何のだよ!?」」」」

 

他にもラジコンにプラモデル、果てには据え置き式のゲーム機まで…

兎に角、突っ込みが止む事はなかった。

 

〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

その日の体育の授業、暗殺の演習は少し早めに切り上げ、烏間から旅行中の殺せんせー暗殺の段取りが説明された。

それぞれの班行動に殺せんせーは同行、そのコース毎に国が依頼した、プロの狙撃手(スナイパー)との連携で暗殺を決行するとの事。

烏間は生徒達に暗殺に適した旅行コースの練り込みを指示した。

 

「皆、すまないな…折角の修学旅行だと言うのに…」

 

キーンコーンカーンコーン…

この日の体育の授業は、この烏間の一言で終了した。

 

〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓改行「八坂神社は外せないよね~?」

「はいはい、八坂神社は決まり…と。

それから、えーと…」

 

班毎に机を繋げ、京都市の地図を広げて旅行コースを考える生徒達。

もしかすると、旅行で一番楽しいのは、皆で計画を立てる、この時かも知れない。

あーでもない、こーでもないと、観光と暗殺が両立する様に、楽しげに予定を組む生徒達。

しかし、そんな和気藹々な空気に水を注す発言をする人物が1人。

 

「ふん…皆ガキねぇ?世界中を飛び回った私には…旅行なんて今更だわ。」

イリーナである。

 

「じゃ、留守番しててよ、ビッチ先生。」

「花壇の水、よろしくね~♪」

全然、気に止めない生徒達。

イリーナを無視して、計画を話し合う。

 

「あたし、トロッコ列車、乗りたい~♪」

「良いかもな。列車の中って、意外と逃げ場が無いよな?」

「…映画村。殺陣を観てみたい。」

「あ、閃いた!

予め役者に対せんせー刀を持たせて、事故死を装って殺るってダメかな?」

「清水の舞台から突き堕とすか?」

「あのタコは飛べるだろーが!」

 

「………………………………………。」

 

「行かないなら、どーぞ御自由に~♪」…とばかりにイリーナを無視して暗殺旅行の計画を立てる生徒達。

 

むかむかむかむかむかむか…

此処まで無視されて黙っていられる程、イリーナ(20)は大人ではなかった。

 

ぱーん!

「「「「「「「!???」」」」」」」

教室内に銃声が木霊した。

「何よ!私抜きで楽しそうな話、してんじゃないわよ!!」

「あーもー!!

行きたいのか行きたくないのか、一体どっちなんだよ?!」

半ば半ギレで銃を構えるイリーナに生徒達が突っ込む。

 

ガラ…

「何だ?今の銃声は?」

そんな教室に慌てて入って来たのは烏間。

銃を持つイリーナを見て、

「そうか…貴様か?

そんなに逝きたいなら、リクエストに応えてやろうか?」

完全に顔がマジになる烏間。

「いやあぁーっ!

生きたい生きたい生きたい!!

てゆーか、さっきの空砲だし!痛い痛い!

も、もっとぉ…優しくしt…いたたたた!

ごめんなさい、もう言いませんから!!」

「「「「「「「……………」」」」」」」

イリーナは背後に回られた烏間に腕を極められ、そのまま教室を退場した。

                  

〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

「1人1冊です。」

その日の帰りのホームルームで、生徒の1人1人に分厚い本の様な物を渡す殺せんせー。

 

「重っ…?」

「何なのコレ、殺せんせー?」

「修学旅行の栞です。」

「辞書だろ?これ!!」

辞書でも此処まで分厚くはないだろう。

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

E組生徒限定!

これが殺せんせー特製修学旅行の栞だ!!

 

☆イラスト解説の全観光スポット

☆お土産人気トップ100

☆旅の護身術・入門編

☆旅の護身術・応用編

☆財布の中に二千円札しか無い時

☆八つ橋が喉に詰まった時

☆工事中の穴に落ちた時

☆五重塔が倒れてきた時

☆班員が拉致られた時の対処法

☆京都で買った お土産が、京都限定な筈が東京のデパートで より安く売ってた時のショックからの立ち直り方

☆鴨川の縁でイチャつくカップルを見た時の淋しい自分の慰め方

☆etc.etc.

そして初回特典特別付録!

組み立て紙工作・金閣寺(一部金箔仕上げ)

 

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

「何手先まで想定してんだよ?!」

「此処まで想定した栞なんて無ーよ!」

「マメ過ぎるぞ!!」

栞に対して突っ込みまくる生徒達。

「徹夜で作ったのに…」

「知らねーよ!!」

「どんだけテンション上がってんだ?!」

「揃いも揃ってウチの先生わっ!?」

兎に角、この栞は生徒達には不評な様だ。

 

「大体さぁ、殺せんせーなら京都まで1分で行けるっしょ?」

「勿論です。」

カルマの指摘に応える殺せんせー。

更に殺せんせーは言葉を続ける。

「…ですが、移動と旅行は違います。

皆で楽しみ、皆でハプニングに遭う…

先生はね、『君達と一緒に』旅が出来るのが嬉しいのです。」

 

『『『『『『殺せんせー…』』』』』』

 

 

明らかに普通の旅行よりも、イベントが盛り沢山になるだろう修学旅行に、E組の生徒達もテンションが上がっていた。

 

〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

修学旅行初日の東京駅。

「うっわぁ…A~D組(やつら)、グリーン車だぜ~?」

「E組(うちら)だけ普通車。」

「…いつものパターン。」

ホームに新幹線が到着、車内に乗り込んでいく椚ヶ丘中学校の一行。

しかし、こんな時も、E組の差別待遇は変わらない。

                  

「ウチの学校は、そういう規則だからな。

入学時に説明したろう?」

ここで大野嫌みったらしく言うが、

「ボソ…ケッ…学年主任降ろされた奴が偉っそうに…(笑)」           

「あぁ?何か言ったか!吉良!?」

「別に~?…ってか、ホームでは静かにしましょーよ?先せ?

周りの一般な人達も見てますよ~?」

「くっ…」            

響に軽く往なされ、足早に新幹線に乗り込んでいった。

同時に浅野学秀と その取り巻き3人を筆頭に、A組の面々が まるで響を親の敵の様に睨みつけながら乗車するのだが、響はガン無視…というか眼中になく、睨まれていた事に気づきすらしなかったのは、また別の話。                   

「ふくく…学費の用途は成績優秀者に優先される。」

「おやおや?君達からは貧乏人の香りがしてくるねぇ?」

ここで、いつもの雀斑とメガネが、また渚に ちょっかいを出すが、

ドカッ!バコッ!

「ぐきゃ?!」「ぶきゅぃ!?」

「あー、そうかよ?

多寡が中間170番台がトップ様に対して良い度胸してるな?コラ?」

「「き、吉良ぁっ!?ひえぇっ!」」

周囲の目を一切 気にせず、台詞の前に手と脚を出した響を見て逃げ出す2人。

                  

むんず…

「まあ、待てよ?」

しかし、逃げる雀斑の襟首を後ろから掴み取り、捕まえる響。

メガネの方は、その隙に逃げていった。

「あ…ぁ…」

「巫山戯ろよ?コラ?立った死亡フラグ、より強固にして どーすんだ??

フラグ消すってゆー努力する気 無いだろ?んぁ?」

早速の問題児っぷり全開な響。

因みに近くの生徒は、怖くて巻き添え喰いたくないのか、「ざまあ(笑)」と思っているのか、誰も止めようとしない。

「ああぁ…すいません…」

「俺にロックされてる時点で、少なくとも学内では詰んでんだから、下向いてろや?な?」

以前、渚に向けた言葉の意趣返しな台詞を放つ響。

そんな時、

ビシィ!

「いーかげんにしてやれ!」「痛い?!」

響の背後に立ち、脳天にチョップを落とす人物がいた。

「痛ててて!ビッチ先生!痛いって!!」

「ほら、あんたは さっさと消えなさい?」

ぎゅっぎゅ~…

響の耳を思いっきり上に引っ張りながら、雀斑生徒に この場を去る様に言うイリーナである。

「あんたも!気持ちは解るけど!」

逃げていく生徒を後目に、少しばかり目に余る行動の響を普通に注意するイリーナという その光景は、普通な生徒と教師の様であった。

「あ~、分かったよ、ビッチ先生…

…てか、何だよ?その格好?」

…教師の格好を除いては。

響の目の前には、「何処のハリウッドセレブだ!?」…な、出で立ちをしたイリーナがいた。

                 

「ふっふっふ…女を駆使する暗殺者としては、当然の心得よ。」

掛けていたサングラスを少しずらし、その奥の眼を光らせ、得意気に語るイリーナ。

「暗殺(しごと)してる時ね、狙っている暗殺対象(ターゲット)にバカンスに誘われるって、結構あるのよ。

でも、その時にダッサいカッコで幻滅させたら、折角のチャンスを逃しかねないの。

いい?想像してみなさい?

今から自家用ジェットで海外に行くって時に、『牛乳瓶の底メガネで野球帽を後ろ向きに被って、アニキャラTシャツ臍出しでズタボロなジーンズを履いて、蝦蟇口財布を紐で首にぶら下げ、デッカいリュックを背負い、虫取り編みと虫籠を持った姿』なら、どう思う?」

「な、何と まあ、そこまで具体的に…」

口を挽き吊らせる響。

「ほら、ドン引き受け合いでしょ?

良い女はね、旅ファッションにこそ、気を遣うのよ。」

力説するイリーナ。

 

「目立ち過ぎだ、着替えろ。どう見ても、引率の教師の格好じゃない。」

余りの格好に見かねた烏間が注意するが、イリーナは聞く耳持たず、

「堅い事言ってんじゃないわよカラスマ!!

ガキ共に大人の旅をs「脱げ…着替えろ…」

マジ顔で凄む烏間。

「…………(」゚O゚L)…………!!!」

一歩間違ったらセクハラな発言なのだが、最終的には烏間のマジ顔に恐れを為したイリーナは、車内のトイレで着替えたのだった…寝間着に。

                 

〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

「しくしくしくしく…」

走る新幹線。

1人、客席で涙を零すイリーナ。

「…ったく、これじゃあ、誰が引率だか分かりゃしない。」

「金持ちばっか殺ってきたから、庶民感覚がズレてんだろ?きっと…」

「…に、しても…」

「「「「「普通のパジャマだ!!」」」」」

「意外だよな~?」

「ああ、もっと こう…スケスケでエロエロなの着てるとか、真っパとかなイメージだよな~?(ドゴッ!!)…ぐはぁっ!?」

「「「「「「岡島ぁ!?」」」」」」

誰が投げたか、岡島の顔面に例の栞が飛んできた。

「もしかしたら、プライベートは、普通に普通な女性かも知れないぞ?」

「「「「いや、ないない。」」」」

「いや、分からんぞ?

意外と部屋にはピンクのヒラヒラなカーテンみたいので飾られてて、猫の ぬいぐるみが沢山あっt(シュタッ!)のわぁ!?」

「「「「「き、吉良ぁ!?」」」」」

いきなり響を目掛け、対せんせーナイフが飛んできた。

それを紙一重で躱す響。

飛んできた方向を振り向いてみると、涙目ながら、先程の烏間に匹敵するマジ顔&殺気で睨んでいるイリーナがいた。

「と、とりあえず、この話は終わるか?」

「「「「「「お、おう…」」」」」」

 

〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

「よっ!」

「あ~、やっと戻ってきたよ…」

イリーナ弄りが終わり、自分の席に戻ってきた響。

 

「花札やろうぜ~?」

「よし、やるか!」

響の誘いに応える杉野。

「え~?あたし、花札って 良く分かんないよ~?UNOしよ~よ~?UNO!」

「大丈夫だよ、教えてやるからさ!」

少し渋る茅野に大丈夫と言う杉野。

「あたしも花札は ちょっと…」

「よっし!UNOしよーぜ!」

「「……………………………。」」

しかし、神崎有希子の言葉に、あっと言う間に掌を返す杉野。

 

「(ヒソ…)渚、もしかして杉野って…?」

「(ヒソ…)ん…察しようよ…」

「(ヒソ…)そー言えば、神崎さんを班に誘ったのって、杉野君だった…」

 

〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

「喉、渇いたな?」

「だね~?♪」

マグネット盤の将棋を指しながら響とカルマが呟く。

 

「はいはい、買ってきて欲しいなら、ストレートに言いなさいよ?」

「茅野ちゃ~ん、俺、いちg「いちご・オレだよね?」

「正解~、お金、後で払うからさ~♪」

「俺、ブラックー。」

「はいはい…」

「あ、茅野さん、あたしも行きます!」

「それじゃ、あたしも…」

「「行ってらっしゃーい♪」」

結局、班の女子と渚が買い出しに行った。

「王手!」

「あっー!?」

 

〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓

「あ、通りますね?」

「失礼しますぅ…」

茅野達は やはり修学旅行だろうか、車両の連結部で数人の高校生と擦れ違う。

 

 

「…あれ、何処の学校よ?」

その高校生達が、茅野達を邪に歪んだ目で眺める。

「ありゃ、椚ヶ丘の中学…じゃね?」

「へ~…?あの、お金持ち学校かよ?」

「今の、4人とも、レベル高くね?」

「特に髪が長いの、結構イケてたよな?」

「…だな。」

「知的?…みたいな?」

「あーゆーのを見ると、社会勉強とか、色々と教えてやりたくならねーか?年上として♪」

「おい、リュウキ?俺等バカが、何を教えるんだっての!(笑)」

「ふっ…」

リュウキと呼ばれた、恐らくはリーダー格であろう、やや長い髪をオールバックで固め、左の目尻から頬にかけて深い刃物の傷がある高校生が自信あり気に言う。

「バカってさ、実はケッコー何でも知ってんだぜ…?」

その手には、神崎が例の栞の要点を細かく纏めた手帳があった…

 

 




≫≫≫ E組・修学旅行メンバー表 ≪≪≪

  1班      2班
  磯貝(班長)   千葉(班長)
  木村      岡島
  前原      菅谷
  岡野      三村
  片岡      中村
  倉橋      速水
  矢田      不破

  3班      4班
  竹林(班長)   潮田(班長)
  寺坂      赤羽
  村松      杉野
  吉田      吉良
  櫻瀬      奥村
  狭間      茅野
  原       神崎
 

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