暗殺聖闘士   作:挫梛道

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原作突入。

吉良君は通常は小宇宙を、完全に封印(自らの意志でon・off可能)しています。
故に普段は常識で想定出来る範囲の超チート中学生程度の能力(腕力、反応速度等)でしかありません(笑)。

加筆修正しました。


キレる時間

 

ざわざわざわざわざわざわざわざわ…

                  

ざわつく教室内。

それも その筈、教室の扉が開き、担任の雪村あぐりが入ってくるとばかり思い込み、半ば条件反射でクラス委員の磯貝が「起立」と号令を掛け、それに習い、皆も席から立ち上がったのだが、入ってきたのは見知らぬ4人の黒スーツの男女。

 

「…知らない人間が いきなり入ってきて、皆が驚くのは無理は無いが、とりあえず、静かにして聞いてほしい。

この教室の新しい担任を紹介する。」

恐らくはリーダーであろう、目つきの鋭い男が生徒達に話し掛けた。

 

「「「「「「「はぁ???」」」」」」」

それを聞き、クラス全員がハモる。

それもそうだ。

2年の時の担任だった雪村あぐりからは何の連絡もない。

仮に急な事情で退職するにしても、あの几帳面な担任なら、クラス全員に直接電話でなり、少なくともメールで知らせるなりする筈だ。

生徒達が そんな風に考えてる中、

「おい、入ってこい!」

廊下で待機していたのだろう、新しい担任という人物を教室内に呼び出した。

 

「ヌルフ…失礼します。」

そして入ってきたのは、式服に学士帽、胸には まさに現状の月を彷彿させる三日月の刺繍が施された幅の広いネクタイを巻いた、やたらとニヤけた顔付きの黄色いタコ?…だった。

 

カチャ…

 

黒スーツの1人、眼鏡を掛けた、大柄な男が そのタコに銃を向ける。

普通なら、銃を取り出しただけで、一般人なら多少なり、パニックになっても おかしくないのだが、目の前のタコのインパクトが強過ぎて、銃なんかどうでもよい感じだった。

そんな銃に感心を向ける事なく、タコが口を開いた。

 

「ヌルフフフフフ…

皆さん、初めまして。

私が月を()った犯人です。

来年には地球も()る予定です。

今日から君達の担任になったので、どうぞよろしく。」 

((((((((((…………………。)))))))))

生徒達の目が点になり、教室内は まるで、時が止まったかの如く沈黙に包まれる。 

そんな中、

「自己紹介させてもらう。

私は防衛省の烏間という者だ。」

烏間と名乗った目つきの鋭い黒スーツの男が、これからの話は国家機密だという事を前置きしてから話を始めた。

 

「単刀直入に言う。

この怪物を君達に殺して欲しい!!」

((((((((((はぁああ????)))))))))

まるで鳩がBB弾を喰らった様な顔になるE組の生徒達。

 

その後の説明を簡潔に纏めてみると…

 

①月を破壊した このタコは来年3月に地球も破壊しようとしている。

②この事を知っているのは各国首脳のみ。

③この事が公になり、世界がパニックになる前に、このタコを秘密裏に殺す行動を開始している。…即ち暗殺!

④そして成功報酬は百億円!

 

 

…その説明をしながら、常人とは思えないナイフ捌きでタコに切りかかる烏間。

しかし、そのタコは更に常識の範疇を超えるスピードで躱しながら、自身を切りつけている男の眉毛を丁寧に手入れしている。

そのMAXスピード、曰わくマッハ20!

このタコが本気で逃げ出せば、簡単に地球終了のお知らせがやっくると言う。              

そして烏間の説明を補足する様にタコが話し始めた。

 

「ま、それでは面白くないのでね、私から国に提案したのです。

殺されるのは御免ですが…この椚ヶ丘中学校3年E組の担任なら やってもいいと。」

 

 

とりあえず、5~60、突っ込ませろ!

 

 

クラスの皆がと心の中で1つとなりツッコんだが、最後には成功報酬100億円という甘い言葉に釣られ、理解納得いかない内に、この生物(タコ)にのみ、ダメージを与えられるという素材で出来たナイフとBB弾、そして各種エアガン一式が生徒達に支給された。

こうして防衛省の烏間、そして このタコの説明が一時終わり、E組の面々は本校舎エリア体育館で行われる始業式の為に下山し始める。

 

 

▼▼▼

始業式、教諭達が並ぶ列に雪村あぐりの姿はなかった。

 

≫≫≫

「どー思う?吉良君?」

「俺に聞くな、渚。」

始業式が終わり、山の上の旧校舎に戻る途中、響は潮田渚から あのタコについて話を振られた。

…が、響からしても、あのタコの様な生物は、あらゆる意味で理解不能だった。

 

 

月を破壊した?

どうやって?

仮にも生物が何らかの力を使って行使したのなら、月を彼処まで破壊する そのパワーやエネルギー、地球にいても感知出来た筈だ。

つまり、月の破壊が このタコの仕業というのが本当か嘘か、とりあえず そこが判らない。

E組の担任になる?

何故?

そのメリットが想像出来ない。

強いて言うなら、給料を貰える事くらいしか浮かばない。

来春、地球を破壊?

これも何故?…と同時に、それが本気かどうかも判らない。

見た目はアレだが、聖闘士としての自分の目から見て、悪意は感じられなかった。

 

 

MAXスピードマッハ20程度なら、あのタコ特効ナイフとやらで、小宇宙(コスモ)全開で切りつければ、それで終わらせられる。

そういう訳で、響の出した結論は、とりあえず様子見だった。

 

「吉良…君?」

「あ…悪い、何でもないよ。」

 

▼▼▼

教室内に飛び交うBB弾。

タコを仕留めようとする生徒達のエアガンから放たれる弾幕の嵐。

それでもタコには一切当たらない。

 

「ヌルッフフフフフフフフフ…

残念でしたね、さあ、弾を片付けたら授業を始めますよ。」

「ちっ…」

数人が舌打ちしながら、生徒達は箒を手にして床に散らばったBB弾を片付けていく。

 

≫≫≫

「…つまり、この場合はですねぇ…」

タコが教鞭を取る授業…

これは意外にも、分かり易かった。

少なくとも、前担任の雪村あぐりより、イコール学年主任の大野如きより、教諭としては有能と評価しても良いと響は感じていた。

因みに響評は

タコ>>雪村あぐり>>>>>>>大野

…である。

 

▼▼▼

そんな新学期が始まってから、数日後の昼休み…

響は校舎の外で、何やら渚と寺坂達が話してるのを見つける。

珍しい組み合わせと思いつつも、恐らくは暗殺の話し合いでもしてるのだろうと気に留めなかった。

その後の授業…

国語の時間、タコが出した課題は短歌…

何故か締めを『触手なりけり』で括れと言

う、多少意味不明な御題だった。      

皆が頭を捻らせて、歌を考えている中、茅野カエデがタコに名前はないのかと質問。

それに対して返ってきた答えは、

「皆さんで付けて下さい」

…だった。

 

ガタ…

  

そして そんな中、渚が席を立つ。

 

「もう出来ましたか?渚君。」

この時、渚より後ろの席に座っている生徒達は気付いた。

渚が御題の書かれた短冊の裏に、対タコナイフを忍ばせているのを。

 

渚、殺る気か!!

 

クラスメートが注目する中、タコに近づいた渚は隠していたナイフで切りつけるが、タコは あっさり看破、渚の手首を摘まんでナイフを止める。

そして、次の瞬間…

 

バァァアン!!!!

 

爆発音と共にBB弾が教室に散布された。

その場に倒れ込む渚。

 

「渚!?」

響が思わず席を立ち上がると同時に

「ッしゃあ、やったぜ!!

100億いただきィ!!」

ざわめきと女子生徒達の悲鳴の中、寺坂、吉田、村松の3人が舞い上がりながら教室の前に走り出る。

 

「ざまァ!!まさかコイツも自爆テロは予想してなかったろ!!」

喜々乱舞の寺坂達。

 

「ちょっと寺坂!渚に何を持たせたのよ?!」

厳しい表情の茅野の質問に寺坂は対タコBB弾を詰めた強力な手榴弾を渚に忍ばせたと言う。

更に笑いながら、

「人間が死ね威力じゃねーよ。

俺の100億で治療費ぐらい払ってやら(バキィ!)あぁら!?」

言い終わる前に吹っ飛ばされる寺坂。

 

ドゴッ!グガッ!

 

「うげっ!」

「ぐぇっ!」

そして吉田と村松も続いて吹っ飛ばされる。

やったのは吉良響。

 

「何、巫山戯た真似してるんだ、お前?」

ダウンしている寺坂の胸ぐらを掴み、無理矢理に起こすと、

 

ドンッ!バチッ!バキィ!

 

顔、体、問わずに左右の拳や蹴りを打ち込んでいく。

壁に貼り付け状態になった寺坂は、倒れる事を許されず、滅多打ちにされ続ける。

 

「ハッ?マズいぞ あの吉良(バカ)、完全にキレてる!?皆でアイツを抑えるぞ!

女子は後ろに下がって!」

此処で漸く冷静になった磯貝が、男子生徒達に響を止める様に指示。

2人の間に前原と木村が割って入り、磯貝と三村が響を後ろから腕を抑え様とするが、それでも響の腕は止まろうとしない。

  

「吉良、いい加減にしろ!」

 

ドガッ!

 

そして前原の拳が響の頬を打ち抜く。

 

「…………………………………」

それから数秒の沈黙の後、

「済まない、もう大丈夫だ。」

冷静さを取り戻した響が そこに居た。

                 

「そういえば、渚と あのタコは?」

クラス中の誰もが響と寺坂の乱闘に注目し、視界から外れていた、或いは完全に忘れられていた渚に目を向けると、

「う………………………………」

何やら妙な半透明の膜に被われて倒れ込んでいた。

 

「何だ、こりゃ?」

「無傷か?」

「あの爆発で、火傷1つ無しか…」

「ふぅ…良かったと言うべきか?」

「間違いなく、あのタコの仕業だろうが、あのタコ、何処に行ったんだ?」

ふと教室全体を見渡してみても、タコの姿は何処にもない。

              

「ま、今は あんなタコなんて、どーでもいーし。」

そう言い放つと、響は渚を被っている膜をビリビリと破って、引っ張り出すと、

「渚!大丈夫か?」

「吉良君?ん…大丈夫…みたい…」

渚の無事を確認し、

「そうか、そりゃ良かった…」

 

パチィン…

 

「吉良…君?」

その頬を張った。

 

「吉良!」

磯貝が咎めるが、響は それを無視。

渚の胸元を掴み、

「渚、お前もだ。テメーの命、安く見てんじゃねーぞ?」

「吉良君…」 

再び静まり返る教室。

 

「ん…吉良君…ゴメンね…」

涙を堪えて下を向く渚。

そんな渚の頭を軽くポンと叩き、

「ま、分かりゃ良いんだよ。

…だろ、前原ぁ?」

闇を秘めた笑顔で前原の方に振り向く響。

 

「ま、待て、吉良、殴ったのは悪かった!

穏便に話し合おう!」

生命的危険を察し、必死に謝る前原に

「いや、あの場合は、お前が正しいよ。

俺が あの程度を根に持つ様に見えるか?」

…と事も無げに言う響。

 

「そーだな、そーだよな!ふぅ…」

…と前原が安堵の溜め息を吐いた瞬間、

 

ガキィッ!

 

響が前原をヘッドロックに捉え、頭を拳でグリグリしだす。

 

「痛てててててて!吉良、痛いって!」

「前原ー、お前さっき、吉良と書いて『バカ』と読んだよなー?」

(((((((そっちは根に持つんだ!?)))))))

心の中で、突っ込むクラスメート達と、

「痛てて!あれは俺じゃない!磯貝だ!」

必死に弁解する前原。

 

「そうか、じゃ、改めて今ので殴ったの、チャラって事で。」

「いや、何か納得いかねーぞ!」

 

プッ…クスクス…

 

このやり取りで、教室内に微かに笑い声が起きた。

余りのキレっぷりにドン引きしていたクラスメートが、冷静さを取り戻し、前原と普段からの やり取りをしている響の姿を見て、緊張から解放され、安心したのだろう。

目の前にいるのは噂で聞いた、そして実際に目の当たりにした危険人物ではなく、普段からチャラ男やエロ坊主とバカ話で盛り上がったり、中村と一緒に渚をからかっている、何時もの響だった。

ただ、同時に「コイツだけは絶対に怒らせてはいけない!」とクラス全員に思わせるには十分な出来事だった。

 

「…にしても、あのタコの先生、一体、何処に消えたんだ?」

そう、響の大暴走と言っても良い あの騒ぎの中で誰も気にしなかったというか、それ所ではなかったのだが、あの月を破壊したというタコ教師が教室から姿を消していたのだ。

 

「「「「「「…………?」」」」」」

誰もが「???」となっている中、

「私は此処です。」

…と、教室に現れたのは黄色…ではなく、真っ黒なタコだった。

今までの授業中でも、時折 体の色を感情に合わせて色々と変化させていたが、黒は見た事が無かった。

しかし、あの表情を見れば誰でも判る…黒は『ド怒り』モードだと言う事が。

 

「君達は席に着きなさい。」

響達に着席を促したタコは、爆発から渚を守った膜を自身の奥の手である、脱皮(月1回)と説明し、未だにうずくまっている、寺坂達の前に立ち、

「先程の自爆、首謀者は君達だな?」

…と、問い詰める。

 

「えっ、いっいや…渚が勝手に…」

自分の顔に嘘と書いてあるのに気付いてないのか、寺坂が下手な言い訳をした時、

 

ゴトッ ゴン パタ…

 

寺坂達の前に、彼等の家の表札が放り落とされた。

更に恐怖で震える3人。

現れた時に、何やら両手…両触手?いっぱいに抱えていると思っていたら、どうやらE組全員の家の表札の様だった。

あの乱闘の最中、消えていたのは、あれを取りに行っていたからか。                  

触手に持った表札をその場にバラバラと落とした黒いタコは、次に同じ様な手段を取れば、「E組の生徒」には政府との契約だから手は出さないが、家族、友人、そして地球に対しては その限りでなく、どの様な行動に出るか保証しないと言ってのけた。

それに対し、涙目を通り越した完全な泣き顔で「迷惑なんだよ」と逆ギレ?する寺坂、そして渚に対し、何時の間にか普段の黄色い体に戻っていたタコ教師は、先の手段にも目を見張る点はあったと誉めると同時に、級友や自分自身を大切にしない考えを窘める。

更にクラス全員に、自身を狙っている暗殺者(アサシン)達に対して言う台詞とは思えない様なポジティブなアドバイスをするのだった。

クラス全員、特に渚のタコに対する印象が若干、本当に若干と形容するのも疑問な程度であるが、確かに僅かだが、変わった瞬間だった。

                  

「…さて、問題です、渚君。先生は…」

タコ教師が渚に自分は殺られる気はない、3月まで皆と楽しんだ後に地球を爆破するつもりだが、どうする?…と問い掛けた。

それに対して渚は迷いのない良い顔で答えるのだった。

 

「…その前に、先生を殺します。」

 

≫≫≫

その後は何事も無かったかの様に授業が再開され、一見、隙だらけで鉄壁なタコ教師は、先程回収した表札を1枚ずつ、鼻歌混じりに丁寧に手入れしている。

今 攻撃しても、表札と纏めて手入れされるのが目に見えているE組の面々は、黙々と与えられた御題を完成させる他なかった。

 

「あ…」

そんな時、茅野カエデが呟く。

「殺せない…先生…名前…

『殺せんせー』は?」

 

殺せんせー

殺せんせー

殺せんせー…

茅野の呟きに連鎖するが如く、クラスの面々が呟き始める。

 

 

殺せんせー!

                

                  

『殺せんせー』が正式なタコの名前として決まったのだった。

                   

「殺せんせー…ね。茅野ちゃん、やるな(笑)。」

響は苦笑。

そして、

 

それにしても まさか寺坂達が、そして渚が、あんな行動に出るとはな…何時までも様子見なんてしてられないか…。ハッキリさせるべき点は、ハッキリさせとくべきかもな…

 

…何か、決意を固めたが如く、御題の短歌を書く為に配られた短冊に、スラスラとペンを走らせた。

 

「殺せんせー、出来たぜ~。」

席を立ち、何やら書き込まれた短冊をタコ…殺せんせーの前に差し出す。

 

「にゅや?吉良君、これは?」

「見ての通りさ、じゃ、今日は帰って良いんだろ?」

吉良の出した短冊に一瞬、驚きの顔を見せた殺せんせーに不敵な笑みを浮かべ、響は教卓の上の、『吉良』家の表札を手にして、教室を後にした。

                  

「吉良君…」

殺せんせーは、再び響の差し出した短冊に目を向けた。

それに書かれていたのは…

                  

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

    決 此 一 旧 今 殺   

    し の 対 校 夜 せ 決 

    て 事 一 舎 0 ん   

    逃 は の グ 時 せ 闘 

    る 絶 決 ラ 00 Ι   

    事 対 闘 ウ 分 殿 状 

    な に を ン

    か 他 申 ド

    れ 言 し に

      無 込 て

      用 む

 吉    の

 良    事

 響

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

「吉良君、「触手なりけり」が書かれてありませんが…?

それに決闘は、法律で禁止されてますよ?」

…尚、暗殺も、法律で禁止されている。

 

▼▼▼

その夜、響は殺せんせーに聖闘士として挑むが結果、負けを認め、決して全てではないが、自身の正体を明かし、同時に殺せんせーの過去を教えてもらう。

響は暗殺失敗の手入れとして提示された課題クリアの為、その日は大遅刻をしてしまうのだった。

 




【主な出来事(ネタバレ注意!)】
 
3.3
・椚ヶ丘中学校3学期期末試験終了
 
3.4
・赤羽業、暴力事件を起こし停学、停学解除と同時にE組編入処分に
 
3.6
・期末試験成績下位者及び、素行不良生徒、E組編入
 
3.13
・椚ヶ丘中学校卒業式
 
3.16
・吉良響、某県より椚ヶ丘中学校に転校
 
3.18
・吉良響、暴力事件を起こし、E組編入
 
3.19
・吉良響、E組初登校
 
3.24
・椚ヶ丘中学校3学期終業式
・月の7割が消失
 
4.1
・雪村あかり、茅野カエデとして椚ヶ丘中学校へ編入するが、理事長室でトラブルを起こし、E組へ編入扱いに
 
4.8
・椚ヶ丘中学校1学期始業式
・茅野カエデ、初登校
・月を破壊したと自称するタコ、E組担任になる
 
4.13
・潮田渚、自爆暗殺を敢行するも、失敗に終わる。
・茅野カエデ、タコに殺せんせーと命名する
・吉良響、殺せんせーに決闘状を出す
 
4.14
・吉良響、深夜に殺せんせーと一騎打ちするも敗れる
 
※あくまでも小説独自設定で、原作と同じとは限りません。
 

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