Ichika side
この5年間いろいろなことがあった。
・自分に妹がいること。
・自分の父親が地獄人の守り人一族だったこと。
・自分に天界獣が受け継がれたこと。
・繁華界で《職能力》という特殊な能力を手に入れたこと。
そして...世界には自分を認めてくれる、信じてくれる人がたくさんいるということ。
〜3年前〜
《ボクが優勝しちゃったら、ボクは君達を滅ぼす。》
《天界人も...地獄人も...人間も...
ボクの夢のために滅んでもらう。》
「久しぶりだね植木君。」
「お前は、織斑一夏‼︎」
「俺の名前は、イチカ・ハイドンだ‼︎」
「君達は、アノンが優勝するための一番の障害だからね。君達には人間共を滅ぼすために消えてもらうよ。」
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「君は所詮その程度なんだよ、植木君。はっきり言うとアノンは、同じ守り人一族で能力者の俺より遥かに強い。」
「俺にすら勝てないのに、よく『アノンを倒す』なんていうことができたね!!!」
「!!!」
「強くなりたいかい。」
「守り人一族は代々天界獣を守り受け継いできた。」
「君を十ツ星天界人にしてあげるよ。」
「なんでこんなことするのよ。」
「前回の戦い...ドラグマンションの戦い戦いで君達は、人間は弱くとも強くなれることを教えてくれた。だが、俺は人間共を信じることができなかった。でも、バロウ達との戦いを見て、少しだけ君達を...人間を信じてみたくなったんだよ。」
「自分だと思うが、俺が君達を信じるためにアノンに勝ってきてくれ。」
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その後植木君達は、アノンとの戦いに勝利した。
あの戦いの後、俺はすぐに人界を去った。戦いが終了したので天界力でつくられた能力を失ったため、新しい力を求めて繁華界へと向かうことにした。
繁華界で出会ったのは、『犬』を自称する二本足で立っているしゃべる『羊』だった。その後、羊のウール(名前)をめぐり繁華界の大企業『ハピネス』との戦いに巻き込まれていった。そして、ハピネスとの戦いで、ハピネスの社長プラスが黒幕だと発覚した。プラスの野望、《すべての世界の中心として君臨する》ということだった。その後、ハピネスとの戦いは、激化していった。繁華界で仲間になったハイジとともに黒幕プラスとの戦いに勝利し、プラスの野望を未然に防ぐことができた。その後、ハピネス社の監視もかねて入社したが、プラスが改心したためか、少しずつ変わっていった。だが、能力者バトルで得た『才』の力と、希少な『職能力者』であったため、1年程で部下が持てるくらい昇進していった。ハピネス社が、人間界へと進出するために、人間界出身な俺は《選考会》に参加することとなった。選考会に参加する者達は、猛者ばかりであったが、俺達は優勝することができた。
人間界に進出したハピネスは、少しずつ経営を拡大していき、人間界でも少し名の通った会社になった。経営をしていく途中で、人間界は、女尊男卑が広がっていたため、IS産業には手を出しづらかったが
イチカには『開発の才』があったため、IS産業はイギリスやドイツに並ぶくらいにIS産業を進めることに成功したが、IS委員会の手続きや、《亡国企業》などに襲撃を受けたこともあったが守りきることに成功した。捕まえた亡国企業は能力を見られたのでハピネス監視のもと繁華界へと送ろうとしたのだが、襲撃してきたメンバーの中に妹マドカがいて、捕まえた際に再会することができた。亡国企業の襲撃を防ぐことができたことにより、いつの間にか人界部門の代表になっていた時は流石に驚いたが、繁華界のメンバーも少しずつ人界に慣れていき、平和で楽しい日々を過ごしていった。
「あの人に会って色々なことがあったなぁ。
.........でも、」
「なんでこんなことになったんだよぉぉぉぉ!!!!!」
イチカ・ハイドン(旧織斑一夏)
15歳冬
ハピネス社人界支部にて
インフィニットストラトス通称ISを世界で2番目に装着し、世界で2番目の男性IS操縦者になった。
誤字脱字等ありましたらよろしくお願いします。
7月10日、流石に第三世代兵器を作り上げるのは早いと思ったので変更しました。