アルカナTHEリベリオン   作:イオ・りん

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第32話「孤独な少女」

テンパランスリベリオンが脱落してから3日が経過した。

天気はあまり良くなく、太陽を遮断する雲、いつ雨が降ってもおかしくはない。

学校が終わり、伊織が家に帰る途中、見た事のある少女とすれ違う。

 

「おっと、また会ったね」

「またお前か・・・・・・・・・」

 

アリア・クィンテットだった。紺色の無地のシャツにジーパンとラフなスタイルだ。

 

「ねぇねぇ、せっかく会ったんだしさ、ちょっとお話でもしようよ」

「ふざけるな、忘れたか?俺達は敵同士戦い合う中なんだぞ」

 

突っかかってくるアリアから逃げようとやや早歩きになる伊織、それでもなおアリアは付いて来る。

 

「そんな事言わないでさ~いいじゃん、減るもんじゃないんだから」

「だから・・・・・付いてくるなって言ってるだろ」

 

道中でるからか、伊織も怒鳴る訳にはいかないと怒りを抑えている。

そんな中、父、母と手を繋いで歩いている女の子とすれ違った。

 

「今日は何食べたい?」

「え~っと、ハンバーグ!」

「よし、じゃぁ今日はハンバーグにしようか、ママ」

「えぇ、じゃぁ買い物にいかないとね」

 

楽し気な会話が聞こえる中、それを見ていたアリアは少し寂し気な表情をしていた。

 

「いいなぁ・・・・」

 

小さな声で呟いた。伊織の顔を見た途端、すぐに笑顔になりながら、彼に声を掛ける。

 

「お願いだよ~少しでいいからさ」

「あのなぁ・・・・・・お前いい加減―――――」

 

するとそこへ、学校が終わり家に帰ろうとする葵と遭遇した。

 

「あっ、義理兄さんも帰りだったんだ」

「葵、まぁな」

「んっ!何々、妹さん?可愛いね~」

「えっと・・・・・この人は?」

「あぁ、実はだな・・・・・・・・・」

 

伊織は葵にアリアの事を少し話した。リベリオン使用者である事は隠して・・・・・・・・・

 

「へぇ~だったら家で少しお茶してもいいんじゃないかな?義理兄さんに興味を持つもの好きなんてそうそういないし」

 

さりげない一言が伊織の胸をかすった。流石の彼も額に手を当てる。

 

「えっ、いいの?それじゃぁ・・・・・・・・」

「おい、葵・・・・・・・」

「義理兄さん、女の人には優しくしないとダメだよ」

 

 

 

歩いて20分、伊織の住むマンションに到着し、家の扉を開けリビングへ向かった。

 

「おっじゃましま~す」

 

靴を丁寧に並べ、早速リビングの床に座り込んだ。

 

「じゃぁ私、紅茶入れてくるね」

 

葵はキッチンの方へ向かった。

 

「いやぁ~いいね、ベランダからも良く景色が見えるのなんの」

「なぁ・・・・何が目的なんだ?」

 

ここまで自分に突っかかってくるアリアに、伊織は不信感を抱いていた。

 

「そんな変な思惑なんてないよ、ただ少し話てみたいなって思っただけだよ」

「ハァ・・・・・どうだか」

 

葵と親しかった正義がリベリオン使用者で、しかも危ない考えを持つ男だった事もあり、新たなリベリオン使用者には更なる警戒心を持っていた。

アリアはそんな事は思っていないのだが・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

「お前もどうせ、下らない事でも考えてるんだろうな。他の奴らがそうな様に」

 

伊織の言葉が刺さったかのように、アリアはゆっくりと立ち上がった。

 

「そっか・・・・・・そうだよね、ゴメン。ちょっと浮かれてたかも」

 

そう言いながらアリアは、ゆっくりな歩幅で玄関の方へ歩いていった。

 

「本当、何やってんだろ・・・・・・・・・・・・」

 

悲し気な顔をしながらアリアは、玄関を開けて、マンションを飛び出した。それを表すかの様にして雨が降り出した。

それを見ていた葵はアリアが悲しい表情をしているのを確認できた。

そして伊織の方に向かい・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

「義理兄さん・・・・・・・・」

 

今にも怒りそうな顔をしていた。伊織は「知るか」と言わんばかりに窓の方を見ていた。

 

パン――――――!

 

そんな彼の頬を、葵は引っ叩いた。

 

「おまっ―――――!?」

「義理兄さんのバカ!何を言ったか分からないけど、女の人にあんな顔させるなんて!!」

 

葵はカンカンに怒っていた。伊織が女の人を傷つけてしまった事に。それも出会って数日しか会っていない人を。

 

「追いかけて、そして誤ってきて!!」

「ハァ・・・・・分かったよ」

 

仕方ないと言わんばかりに伊織は玄関に向かった。

 

「傘!!」

 

外は雨が降っているので、傘を持っていく様に指示した。

 

「葵の奴、何であんなに・・・・・・・」

 

何で叩かれたのかが伊織には理解できなかった。葵に言われるままに外へ出てアリアを探しに行く。

すぐに飛び出したため、もう遠くにいると思われたが・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

「ひっく・・・・っ・・・・うぅ・・・・・」

 

雨に打たれる中、近くのベンチに座っていたアリア。雨に濡れながら、顔を下に向け、ひどく悲しくて声を立てて泣いていた。

さっきまで笑顔全開でいた彼女があそこまで酷く泣いているのを見た伊織は、自分の何気ない言葉が彼女を傷つけてしまった事を感じていた。

 

「・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

涙を流し落ち込んでいる所に、伊織が近づき傘を差した。

 

「あっ・・・・・」

「その・・・・・・悪かったな」

 

顔を横に向けながらも伊織はアリアに誤った。彼の方を振り向き涙を拭う。

 

「アハハ・・・・参ったなぁ」

 

雨に濡れた彼女の姿を見た伊織は、もう一度アリアをマンションに入れる事にした。

濡れた体を温める為、アリアにシャワーを浴びるよう、伊織は言った。

 

「何か悪いなぁ、こんなの」

「風邪を引かれたら困るからな」

 

その後ろでは、葵が壁の間から覗いていた。

 

 

「じゃぁ、お言葉に甘えて」

 

アリアがシャワー浴びている中、扉の前で伊織が立っていた。その姿を見たアリアが口を開いた。

 

「私さ、自分の事ほとんど知らないんだよね。何処で産まれたか、親は誰なのか、自分の本当の名前さえも。気が付いたら施設で育ってたっていうかさ」

「・・・・・・・・・・」

 

アリアが言うには、物心ついた頃には既に養護施設育てられたと言う。自分が何処で拾われて来たのか、出身地も分からない。

名前も施設の人に名付けられた。

彼女は家族というものを知らない、そう、本当の家族を。だからさっき手を繋いだ家族を見て羨ましがっていた。

アリアが求めるモノ、それは家族の温もり、本当の自分。

 

「なんて、アンタからすれば下らないのかもね・・・・・・・」

 

腕を組んで、壁にもたれ掛かって伊織に話す。それを聞いた伊織は・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

「いや、少なくとも今まで会った奴らよりは、余程立派なもんだ。下らないとか言って悪かったな」

 

伊織も、アリアの気持ちを理解した。自分も両親を亡くしているから。だが彼女は孤独と言っても過言ではない。

施設でも親しい人がおらず、家族とは受け止められない様だ。

 

「フフッ・・・・・案外優しいんだね」

 

風呂のドアを開け、隙間から顔を出し、伊織の方を向いた。

 

「ばっ・・・・バカ言うな。俺はただ申し訳なかった、それだけだ!」

 

アリアとは反対の方を向き、顔を隠しながら言い返した。それを見たアリアはニッコリと笑っていた。

 

「ありがと、でもそろそろ出たいから離れてくれない?」

 

着替えたいから伊織には離れて欲しいと言った。額を押さえながら伊織は風呂場を出た。

 

「義理兄さん、ちゃんと誤った?」

「あぁ、コレでいいんだろう?」

 

仕方ない、とは言い切れない。彼女を傷つけてしまった事に変わりはないのだから。

だが、アリアが家族が欲しいのと同じように、伊織もまた妹の病気を治したい。その思いに変わりはない。

 

「悪いね、着替えまで借りてさ」

 

服が濡れてしまった為、伊織の服を借りる事となった。白のYシャツに灰色のズボン、あまり人に貸すには相応しいとは言い難い。

 

「ゴメンなさい、こんなものしか用意できなくて」

「いいって、私が悪いんだから」

 

葵の服だとサイズが合わない、伊織は自分が着るもの程度しかない。

気まずいあまりに伊織は壁に頭をぶつける。

 

 

「ハァ・・・・・・・」

「流石に今日には乾かないし・・・・・・・そうだ、今日泊まっていきませんか?」

「えっ、いいの?何か悪いね~」

 

今から洗濯したばかりの為、今日中には乾かないと思った葵は、思い切ってアリアを家に泊める事にした。

 

「あっ・・・・葵、イキなり何を・・・・・」

「いいじゃん、兄が迷惑掛けたお詫びも兼ねてって事で」

「じゃぁ、お言葉に甘えて」

 

アリアは真っ先にソファに座り、くつろぎ始める。

 

「ハァ・・・・・・・何でこんな事に・・・・・」

 

色々な事があり過ぎて、伊織はお腹を押さえだしたのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その頃―――――――――――――――――――――――――

 

「フゥ、これで全滅かな」

「だね、さて帰るとしますか」

 

ソルリベリオンとチャリオットリベリオンがクリーチャーの大群との戦いを終え、一息付いていた。

 

「しかし、ここ最近になってクリーチャーの力も増しているねぇ」

「あぁ・・・・一体どうなってんだ?」

 

戦いが進むたびに、クリーチャーの強さも増している。一体何を意味しているのか・・・・・・・・・・

 

「まぁ考えても仕方ないし、帰るとしますか」

「だな」

 

今考えてもしょうがないと思い、一旦現実世界に帰ろうとしたその時――――――――――

 

「なっ・・・・・何だ!?」

 

突然、ペンギンの腕の様な剣がソルリベリオンとチャリオットの方に迫って来た。

 

「これは・・・・・クリーチャーの仕業ってワケじゃなさそうだね」

 

剣はブーメランのように戻り、その先に立っていたのは・・・・・・・・・・・

 

「これはまた、新しいリベリオンのお出ましですか」

 

そこにいたのは、紺色と水色の鎧に、皇帝ペンギンの頭部を彷彿とさせるヘッドギア、両肩にマントの様な布が取り付けられ、腹部にはペンギンを思わせる模様、首元にはネックレスの様な緑色に輝く装飾、ペンギンの足の形をした膝アーマー、太ももには紺色のアーマー、ジェットスキーを思わせる足が特徴的なリベリオン(エンペラーリベリオン)が戻って来た(フロストカリバー)を手に取った。

 

「マジかよ・・・・・・こんな時に」

「連戦の所悪いけど、相手をしてもらえるかな?」

 

エンペラーの最初の標的はソルリベリオン。フロストカリバーを上から振り下ろした。

 

「うぉっ!?イキなりかよ――――――!」

 

振り下ろされた二本のフロストカリバーを、ソルリベリオンは両手で防いだ。

 

「なるほど、ならこれならどうかな?」

 

フロストカリバーを一本投げ、空いた左手で右腰のホルダーからシステムメモリーを取り出し、腹部に収納されているデバイスを展開し、システムメモリーを装填した。

 

<<フロストイン>>

 

その電子音声と共に、ソルリベリオンの足元の周囲に氷が発生し、徐々に両足を凍らせ、動きを封じた。

 

「なっ・・・・・何だコレ!?」

「フフっ、貰った――――――!」

 

右手に持つフロストカリバーを思いっきり振り下ろそうとしたその時――――――――――

 

「悪いね、相手は彼だけじゃないんだよ」

 

チャリオットがギミックガンソードでソルリベリオンの氷を撃ち砕き、氷の破壊された右足でソルリベリオンがエンペラーの腹部を蹴り飛ばした。

 

「っ、確かに。分が悪い・・・・・・かな?」

 

そう言いながらも、エンペラーはシステムメモリーをデバイスに装填した。

 

<<フロートイン>>

 

両足がスケートボートの様な形に変形し、張り巡らされた氷を滑り出し、ソルリベリオンとチャリオットをフロストカリバーで斬り付けていく。

 

「コイツ・・・・・・すばしっこい!!」

「全く、何でこう面倒くさい能力を持つのかね!!」

 

氷の上を素早く動くエンペラーに、2人は付いていけずにいた。

 

「ねぇ、確か炎を扱う事出来なかった?」

「そういや、なるほど!」

 

チャリオットの提案を受けたソルリベリオンがシステムメモリーを右二の腕に取り付けてあるデバイスに装填した。

 

<<フレイムイン>>

 

ソルリベリオンの周りに発生した炎は周囲の氷を溶かした。

 

「ほぉ・・・・・やるね」

 

氷が溶け地面に転がるかと思いきや、スライディングして着地したエンペラー。氷はまだ発生しており、ギミックガンソードの銃口を凍らせ、銃撃を封じた。

 

「こういう凍らせ方もあるんだよねぇ」

「面倒な真似を・・・・・・・」

 

エンペラーはフロストカリバーを投げ、1枚のペンギンが描かれ、「THE EMPEROR」(エンペラー)の文字が刻まれたカードを手に取り、デバイスに翳した。

 

「コレがアイツの契約クリーチャーか」

 

地面を滑る様にして、ペンギン型のクリーチャー(ペングリンレクス)が現れた。スノーボードの様な両足に、鋭利な刃物の様に鋭い腕、ドリルの様に回転するクチバシ、イワトビペンギンの様な頭が特徴的だ。

口から冷気を吐き、ソルリベリオン達を凍らせようとする。

 

「うわっ、寒っ!?」

「このままじゃ・・・・・・・・・」

 

凍ってしまってはマズいとチャリオットは、ホルダーからシステムメモリーを取り出し、ギミックガンソードに取り付けてあるデバイスに装填した。

 

<<シールドイン>>

 

ローラーシールドが召喚され、冷気を防いだ。

 

「ハァっ!!」

 

近づいてきたエンペラーが、ソルリベリオンの腹部にフックをお見舞いした。

 

「グぁっ――――――!」

 

服飛ばされたソルリベリオンの方に、チャリオットが走って来た。

 

「随分な強さだね、アイツ」

「じゃぁ、どうするっての?」

「決まってるでしょ、逃げるんだよ」

 

チャリオットが契約のカードをデバイスに翳し、シルバアーマホースを召喚し、ソルリベリオンと共に背に乗った。

 

「逃がさないよ!」

 

その後をエンペラーが追いかけようとするが、チャリオットが投げたローラーシールドが直撃し、倒れ込む。

 

「さぁ、今の内に――――――」

 

その隙にシルバアーマホースを走らせ、その場から退いた。

 

「ハァ・・・・・逃げ足の速い事で」

 

追いかけようとする素振りを見せる事無く、エンペラーもまた、その場を後にした。

 

 

 

 

 

 

 

「ハァ・・・・ハァ・・・・何だってんだ・・・・」

 

とある会社近くの通り道、現実世界に戻ってきたハルトと国枝半蔵(くにえだはんぞう)。エンペラーと戦いで息を切らしていた。

 

「まだ14人だっけ・・・・・・?それにまだ知らないリベリオンもいるとなると、先が思いやられるね」

 

残るリベリオン使用者は14人、ハルト達が知るリベリオン以外にもまだ存在する。それを考えた半蔵は壁にもたれ掛かり頭を押さえる。

 

「ん?」

 

すると地面に何かが落ちていたのを発見する。

 

「コレは確か・・・・・(すめらぎ)グループの・・・・・・」

 

落ちている物を、半蔵が手に取った。それは皇の文字の形をしたバッジであった。コレは皇カンパニーの人間が必ず着用するバッジだ。

 

「何でこんな物が・・・・・・・・」

 

そんな物が何故この場所に落ちているのか?後ろの会社をよく見ると・・・・・・・・・・・・・・

 

「ここは・・・・・・・・」

 

そこは皇グループ本社であった。この場にエンペラーが現れたのは偶然なのか?あるいは・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

「これは探ってみる必要がありそうだね・・・・・・・・・」

 

バッジを握り締めながら皇グループ本社を見つめる半蔵。果たして吉と出るか、凶と出るか・・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

一方・・・・・・・・・・・・・

 

「うん、この調子なら完成はあちら次第か」

 

社長室、タブレットで各リベリオンのデータを確認する皇圭(すめらぎけい)。そのデータをある所に送信し、椅子に座りネクタイを整えた。

 

「でも、まだ足りないかな。そうだ」

 

圭は1枚の手紙を机の引き出しから取り出した。一体何の手紙か・・・・・・・・・・・・・・?

 

 

 

 

 

 

現在リベリオン使用者 22人中残り14人

 

 

 

 

ToBe Continued……




【今回登場したリベリオン&クリーチャー紹介】




エンペラーリベリオン

【全長】200㎝

【体重】98キロ

【総合ランク】A

皇圭が使用するリベリオン。
紺色と水色の鎧に、皇帝ペンギンの頭部を彷彿とさせるヘッドギア、両肩にマントの様な布が取り付けられ、腹部にはペンギンを思わせる模様、首元にはネックレスの様な緑色に輝く装飾、ペンギンの足の形をした膝アーマー、太ももには紺色のアーマー、ジェットスキーを思わせる足が特徴的。
常設武器は存在せず、腹部にデバイスを収納している。
氷の上と水中では脅威的なスピードを誇る。

【ソードイン】フロストカリバー ランクB
ペングリンレクスの腕を模した剣。熱量の攻撃を防ぐことも可能。

【フロストイン】フリーズウェーブ ランク無し
氷、冷気を操る能力。氷の壁を作る事も可能。



ペングリンレクス
ペンギン型のクリーチャー。ランクA-
腹部を使い氷を滑り、相手に突撃する事を得意とする。
水中でのは手足を展開して移動をする。背中に契約したリベリオンを乗せる事も出来る。


冷気を自在に操るエンペラー。寒くて堪らないですね。
伊織とアリアの関係はいかに・・・・・・・・・・・・・・・
次回、皇グループ本社に潜入?お楽しみ!

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  • 三日月伊織
  • 国枝半蔵
  • 黒崎我怨

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