本編より早く登場するリベリオンも登場です!!
第1話にてハルト達が調べにいった屋敷に注目です!
それでは第0話どうぞ!
今回描かれるのは物語から約1年前なる。
謎の怪奇現象…その実態はサイバープログラムに存在するクリーチャーによる仕業であった……。
その中で1人戦う戦士がいた三日月伊織ことムーンリベリオンだ肩や膝が満月の様に丸いデザインとなり黄色を中心としたカラーとなっている。
伊織はルナリベリオンの使用者だが一体どういうことなのか……?それは今回の話にある。
「くっ…これで最後か!」
その声はまだ少し幼く聞こえる、ムーンリベリオンは狼の顔を模した
その残骸を
「はぁ…はぁ…これで全部か…これでけ与えれば十分だろ…」
クリーチャーを倒し強化するこの頃はまだ単調的な考えを持っている伊織。
「これで勝ち残れば由那の病気は…」
それは妹の由那の為…家族の為その決意を胸に秘めた伊織の前に黄色い光弾が襲い掛かった。
「うわっ!?新手か…!?」
「悪いけどあなたにはここで倒されてもらうわ」
そこへ1体の
サンリベリオンは左の手の甲の取り付けてあるデバイスにシステムメモリーを装填し「バスターイン」の音声が発せられそこらにある車の上に立っている黄色い九尾の狐の
「負けられないんだ…妹の…命が掛かってるんだ!!」
「そうね、でも私にも負けられない理由があるの」
サンリベリオンの正体は
徐々に追い込まれるムーンリベリオンは壁に追い込まれる、サンリベリオンはフォックスレーザーの尻尾を模す部分を展開させエネルギーチャージを開始する、エネルギーは1分と立たない内に貯まりきり
「フフフ…相手は1人とは限りませんよ」
声はややの太くそして丁寧な口調でハングドリベリオンは挑発する様に誘いだす、サンリベリオンはその挑発に乗った様にハングドリベリオンの元へ走り出し殴りかかるがそれを簡単に避けられる、ハングドリベリオンは近くにあった信号機にぶら下がり自在に伸びる腕でサンリベリオンを追い込む、ムーンリベリオンはホルダーからシステムメモリーを取り出しヴォルフソードに取り付けられていたデバイスに装填し「フィニッシュイン」の音声と共にグレイヴォルフと共に走り出し大きくジャンプしヴォルフソードを投げ蹴り貫く様に信号機にぶら下がるハングドリベリオンに向かって
「隙を突くとは……やりますね、ですがこれで終わりです」
ハングドリベリオンはホルダーからシステムメモリーを取り出し右腰にあるデバイスに装填し「ソードイン」の音声と共に
「グアっ!!何で…強化した…のに…!!」
「残念ですがクリーチャーを強化しただけでは勝てません」
ハングドリベリオンはバンデットシーミアに命令する様に首を右に振りグレイヴォルフの元へ向かわせてた、バンデットシーミアはグレイヴォルフの首元を噛み千切り前足を掴み引っ張り千切る、ムーンリベリオンの体は色がだんだん薄くなり肩などのアーマーが消えていく。
「まさか…クリーチャーとの契約が…」
もうすでにグレイヴォルフは動かなくなっていた…ハングドリベリオンの力の前に未契約状態となったムーンリベリオンは逃げだすざろう得なかった。
サンリベリオンもハングドリベリオンの猛攻撃に既に瀕死の状態ながらある屋敷の方へ逃げて行った、そこは後にハルト達が向かう屋敷であったつまりそこは現実世界でいうと姫宮家の屋敷だったのだ勿論ここはサイバープログラムの中のため人などいないしかし現実世界では父親がそこに引きこもっている、サンリベリオンは父親の引きこもっている部屋へ隠れ一言呟く。
「戦いに勝てばお父さんはもう一度…あの頃の様に…」
父親を尊敬し自身もその背中をみて育った灯、彼女は父親の為に戦う……、弱った体を癒そうとするが下の方から「フィニッシュイン」の音声が聞こえた窓の方を見るとそこには既にハングドリベリオンが屋敷の外にいた。
「そこにいるのが失敗でしたね」
ハングドリベリオンは大きくジャンプし反対側にはバンデットシーミアが同じようにジャンプしサンリベリオンのいる部屋に侵入し手足を伸ばしサンリベリオンを囲むようにする、ハングリベリオンは部屋に侵入しハングドナイフを片手に4本づつ指の間に挟みバンデットシーミアの伸びた手に足をつけパチンコの様に反射しそれを交互に繰り返し、止めに両腕を伸ばしサンリベリオンの頭を掴み頭をもぎ取る様に胸部を蹴り上げ
「いや…こんなの…お父さん…ゴメンなさい…私…出来なかったよ…」
そう言葉を残し顔を涙でグチャグチャになった状態で灯は消滅した。契約解除となったからかアポロナインフォックスは雄たけびを上げ何処かへ去った。
「これで1人…随分あっけなかったですね」
ハングリベリオンは屋敷の外に出て行った。その頃現実世界の姫宮家の屋敷では引きこもった父親の前にデバイスが放出された、父親がデバイスを手に取ると……
「何だ……灯っ!!まさか灯は…そんな…ああああああああああああああああ!!」
本来リベリオンの使用者は死ぬと記憶が消えるがデバイスを手にするとその記憶が脳内に浮かび記憶が戻る、娘の死に絶望する父、放心状態となり一歩も動こうとしない、そんな彼の近くにあったブラウン管のテレビにプロミネンスレオが写る………………
そして何とか現実世界に戻った伊織はボロボロの状態だった、そこへまだ11歳の頃の葵が駆け付ける。
「義兄さん!!酷い怪我…」
「クソっ!!俺のクリーチャーが倒された…これじゃ…由那を…由那を…!!」
グレイヴォルフが倒され絶望的状況に追い込まれた伊織、しかしその時彼の目の前に電気ショップのテレビから青い鳥のクリーチャー…ブルームーンファルコンが写り出す。
「俺に…力を…力を寄越せ!!」
人目を気にせず伊織は何も書かれていないタロットカードをデバイスに翳しブルームーンファルコンは伊織をすり抜ける様に突き抜ける、カードはブルームーンファルコンが描かれた
「これでもう一度…由那…俺が救ってやるからな…」
「義兄さん……」
再び力を手にし改めて由那を救うと誓う伊織……その表情は修羅の道へ行くような顔だ、葵はそれを心配するように見つめる。
そしてその後伊織はムーンリベリオン改めルナリベリオンを纏い再び戦いの中へと…
これはまだ始まったばかりに過ぎない…リベリオン使用者はまだ全員そろっていない…そしてその一年後戦いは本格的に始動する。
1人の少年がデバイスを手にし伊織と出会い物語は始まるのだった……………
そして物語は第1話へと進む……
第0話…1年前に起きた戦い……そしてソルリベリオンは前の使用者存在した…
果たして灯の父親はこの後どうなったのか……それはもうお分かりのはず…
そして本編に先駆けて登場したハングドリベリオン、使用者はまだ不明ですが今後の登場にご期待ください。
そして去っていったアポロナインフォックス……今後どう出てくるのかはたまた…
因みにクリーチャーとの契約はどのクリーチャーでも構いません、例えばソルリベリオンがビーワスプと契約した場合カードには「SUN」と書かれます。
元々それぞれタロットカードの名前を由来としており制限などはありません。
ハルト達の入った屋敷は姫宮家の屋敷…そしてそこにあった灯のデバイスはハルトに受け継がれて彼は戦いの場へと引き込まれる…果たしてその先に何があるのか?
今後にもご期待ください!!
メインキャラの中で誰が1番好きか?
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獅子堂ハルト
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三日月伊織
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国枝半蔵
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黒崎我怨