アルカナTHEリベリオン   作:イオ・りん

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今回はルナリベリオンユニゾンモードの戦いに注目!!
そして黒幕が謎に包まれたベールを脱ぐ……?


第20話「うごめく世界」

ルナリベリオンユニゾンモードが盾を突き出すと周囲に電撃が覆われ、フールリベリオンとハーミットリベリオンを弾き飛ばした。

 

「ハハハハハ!!随分とやるようになったじゃねぇか、だったらこれならどうだ?」

 

フールは左腰のホルダーからシステムメモリーを取り出し右手のダイルデンジャーを顎を開きその中のデバイスに装填し顎を閉じる「ナックルイン」の電子音声と共にホイールパンチャーが召喚され、フールの両腕に装備され、ルナリベリオンの盾に向かってパンチを連発するが、しかし微動だにしていない。

 

「随分余裕みたいね、これならどうかしら!!」

 

ハーミットはヴェノムクラーケンを呼び出し、イカ墨をルナリベリオンに向かって発射させる。

 

「・・・・・・お返しだ」

 

左腰のホルダーからシステムメモリーを取り出し盾の持ち手の上の部分に装填「カウンターイン」の電子音声と共に盾の真ん中の黄色く丸い部分が赤色に変わり、衝撃波を発生し、フールとハーミットを空の方へ吹き飛ばした。

 

「がぁっ!?」

 

「いったぁ!?」

 

2人(フールとハーミット)は地面に落下した所をルナリベリオンは盾から(アロンダイト)を抜き出し、一気に走り出した。

 

「ハァ―――――っ!!」

 

最初にハーミットを斬り付け、胸部を右足で蹴飛ばす。その後ろから攻めるフールの攻撃を盾で防ぎつつ、システムメモリーを取り出し盾に装填「ライトニングイン」の電子音声と共に周囲に雷が落ち、直撃させる。

 

「ハハっ―――――いいねぇ・・・・・・もっと面白くなってきたぜ」

 

自分が押されている状況でも戦いを楽しんでいる。ルナリベリオンユニゾンモードの圧倒的力の前にソルリベリオンとチャリオットリベリオンはただ見ている事しか出来なかった。

 

「スゲェ・・・・・・・・・何だあの力は?」

「何てこっった圧倒的じゃないか、全く何てモノを用意したんだ」

 

蹴り飛ばされ倒れていたハーミットは立ち上がり、左腰のホルダーからシステムメモリーと取り出し膝のランタンに収納されているデバイスに装填「スパイラルイン」の電子音声と共に槍を模した突起が立ち上がらせ10本一気にルナリベリオン向かって直進させる。

 

「無駄だ」

 

その10本の触手は全部アロンダイトによって切り落とされ、盾にシステムメモリーを装填「ハリケーンイン」の電子音声と共に強烈な竜巻が発生し、ハーミットを飲み込み更に風の威力を増し、上空へ吹き飛ばした所、翼を展開し飛翔したルナリベリオンはハーミットのもとへ近づき、アロンダイトで斬りかかり、壁の方へ激突させる。

 

「ガハっ―――――――!?このクソ野郎!!よくもやりやがったな!ブチ殺してくれるわ!!」

 

女生とは思えない荒々しい口調となったハーミット、その力を前にして焦りと怒りを感じ辺りの木や柱を触手で破壊する。

 

「これで終わりにしてやる」

 

ルナリベリオンがシステムメモリー取り出し盾に装填しようとする・・・・・・・その時、灯台の上から強い光が発生した。一同がその方向を振り向く。そこには黄金の鎧に赤と青が交差する両肩、土星の輪っかをクロスしたような兜が特徴的で赤と青の瞳を持つ。で背中には四大元素を表したX字のバックパックが装備されている戦士が立ってこちらの状況を見つめていた。

 

「何だアイツは・・・・・?」

「何だか偉そうな奴だね」

 

黄金の戦士は灯台から飛び降り、こちらの方へ歩いてゆく。

 

「ほぅ・・・・新たなプレイヤーか、お前も俺を楽しませてくれるのか?」

 

黄金の戦士に興味を持ったフールが颯爽と向かい、ダイルデンジャーで殴りかかろうとする・・・・・・・・が

 

「・・・・・・・・・」

 

右手を翳した瞬間、フールが地面に叩きつけられた。起き上がろうとするが、重力に押されたかのように立ち上がれずにいる。

そのまま倒れたフールを踏みつけ、ルナリベリオンの方へ向かった。

 

「ユニゾンの力、存分に引き出しているな。けど、まだ真の力を引き出せていない」

 

黄金の戦士の声は男性の声、女性の声が交互に聞こえる。警戒するルナリベリオンだが、その気迫のあまり、安易に動くのは危険だと察した。

 

「ユニゾンの力はいずれ君達の元にも渡るだろう。その力を駆使し戦え、そして勝ち残って私に挑め21番目・・・「世界」の名を持つ・・・・・私と」

 

「世界」名を持つ、つまりはタロットカードの【THE WORLD】(ザ ワールド)の事、黄金の戦士の名はワールドリベリオン。

それを前にしてレオンハートソードを構え前進するソルリベリオン。それを援護する様にチャリオットがギミックガンソードのガンモードでワールドを撃つ。2人の方を見始め、右手を上に向ける。それと同時に黄金の衝撃波が発生する。

 

「どっ・・・・・どうなってんだ!?」

「攻撃が・・・・・・消えた?それどころか・・・・・・・」

 

衝撃波を受けた影響か、攻撃が中断され、ソルリベリオンのレオンハートソードが消滅し、ルナリベリオンもユニゾンモードが解除されていた。

 

「お前たちの力を戦う前の状態に戻した。私と戦うのはまだ先、戦いたいのなら勝て、己がままに」

 

その言葉を最後にワールドは一瞬で消えてしまった。何が起こったのか、誰も全く理解できなかった。

 

「アイツ・・・・・・どうみても黒幕だよなぁ!なぁ!!」

「うるさい、誰がどう見ても間違いないだろ」

「だろうね、あんな強さ、反則にも程がある、システムメモリーを入れる動作も無しで力を使うなんて」

 

ワールドはシステムメモリーを装填するどころか、手にする動作すら見せず、ただ手を翳すだけで発動した。その通常じゃありえない能力から、全員が奴が黒幕だと確信した。

その様子を壁にめり込まれながら見ていたハーミットは怒り半分に笑っていた。

 

「いいもん見せてもらったぜ・・・・・フフフ・・・・・・・・アハハハハハハ―――――!!」

 

制限時間が近づき、全員現実世界へ戻っていった。海の方を見つめる伊織にハルトが後ろから肩を叩く。

 

「その・・・・・・なんだ、立ち直った・・・・・みたいだな」

 

ついさっきまで抜け殻の様な状態だった伊織になんて声を掛ければいいのか迷っているハルト。そんな彼を「フッ」と笑う。

 

「勘違いするな、俺は戦うだけだ、アイツの為にもな・・・・・・・・」

 

「・・・・・・・・・・」

 

カレンの死は伊織に大きな影響を与えた。失ってから気が付く大切さ、彼女の死を無駄にしない為に戦う事を。

その先に待つものは一体何なのか・・・・・・・・・・・・・・・・・・・?

 

「・・・・・・しかしあのワールドが黒幕だとして、本当に願いを叶えさせる気があるのかね・・・・・・・?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おっと、難しい話は一旦置いておこう。ところで、何故僕がハルト君の家にいたのか・・・・・・それを説明しよう。遡る事4日前の事だ。

 

「ん?誰だ、こんな夜遅く」

 

ハルトの家のチャイムが夜遅くに鳴った。誰かと思いドアを開けると・・・・・・・・・・

 

「やぁ、ハルト君」

「なっ・・・・アンタ・・・・何しに!?」

 

国枝半蔵であった。突然の訪問者に驚いたハルトは3歩後ろに下がった。

 

「いや、まぁね~話すと色々長い事」

 

それは半蔵が暮らすアパートでの出来事だった。何時も通り新作の小説を執筆する半蔵のアパートのドアを叩く音が鳴り響く。

 

「先生ー!そろそろ締め切り近いんですが、まだ完成しないんですか?」

 

担当の男が小説の催促に来ていた。何時もの事であるが、流石の半蔵もうんざりしていた。

 

「全く、よく飽きないね・・・・・・これじゃ落ち着いて書けやしないどうしたものか・・・・・・・・」

 

頭を抱えて悩む半蔵、その時頭に電球が浮かんだかのようにある事を閃いた。

 

「よし!こうしよう」

 

半蔵はアルカナデバイスを取り出しデバイスを翳し「セットオン」の小さな言葉と共にチャリオットリベリオンに変身した。風呂敷を用意し、ちゃぶ台と小説を書くのに必要な道具一式を包み込み背負った。テレビの中に入りサイバープログラムへ逃げていった。

 

「全く・・・・・この手だけは使いたくなかったけど・・・・・先生が悪いんですからね!!」

 

担当が半蔵のアパートの合鍵を使って部屋に入り込む。が・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

「アレ?先生?先生―――――?おかしいな・・・・・・いたはずなんだが」

 

さっきまで部屋にいた半蔵がいなくなっており部屋はもぬけの殻であった。何が何だか分からないと頭を抱えていた。

チャリオットがサイバープログラムを抜け出した先は駅の近くであった。

 

「ここまでくれば流石に気づかれまい、さて・・・・・・何処へ避難するか」

 

新たに小説を書く場所を探す半蔵。そしてなんだかんだでハルトのいるマンションに訪れた。

 

「というわけでしばらく住まわせてもらいたいんだが」

「ちょっと待て、そんな簡単にはい、分かりました。とか言う奴がいるか!?」

 

2人はリベリオン使用者。完全に信頼している訳ではない。どころかハルトは半蔵に散々な目に遭った事を忘れたわけではない。

泊めてくれと言われてそんな簡単に了承する事はなかった。

 

「その件は君が僕をトイレに放置した事でチャラじゃなかったのかい?それに僕は少なくとも今君を倒そうなんて考えちゃいないよ。そうだね・・・・・・しばらくは共闘と行かないかい?僕が暮らす代わりと言っちゃなんだが君に協力しようって事さ」

 

半蔵のだした条件を受け入れるか悩むハルト。何だかんだ言って信用できないワケではない。

 

「けど姉ちゃんが何て言うか・・・・・・」

「アタシは全然かまわないわよ」

 

姉を引き合いにだしたが、あっさり了承した。あまりの呆気なさにハルトは頭を掻いた。

 

「っく・・・・・・分かったよ。その条件、飲んでやりますよ」

「ありがとう、さて僕は早速仕事に取り掛からせていただくよ」

 

これ以上話を長引かせても埒が明かない、不本意だがハルトは半蔵の条件を元に家に住まわせる事にした。

早速リビングに入り真ん中辺りにちゃぶ台を置き、用紙とペンを取り出し執筆の作業に入ろうとする。するとハルトが肩を掴んだ。

 

「ちょっと待った。先生風呂は入ったのか?」

「いや、まだだけど。終わり次第入るから気にしないで」

「終わりって・・・・・・どれくらい掛かるんだよ?」

「う~んと・・・・早くて夜中の2時かな」

 

現在の時刻は夜の8時半。それまで作業に入ろうとする半蔵に対し・・・・・・・・。

 

「作業に入る前に先に風呂に入って!夜中に入られたんじゃたまったもんじゃない!!」

 

先に風呂に入れと言われ、言われるがままに風呂場へ向かう半蔵。生真面目っぽい彼の顔を見て「これは思った以上に面倒くさいな」と感じた。

 

 

 

 

 

 

 

 

と言うわけで僕はハルト君の家でしばらく暮らす事になっのさ。朝ご飯を食べずに取り掛かろうとすると早く飯食え、歯は磨け、着替えはしろ。君はお母さんか?と言いたいぐらいだがこの生活は特に悪い気はしなかった。

 

「さて・・・・これからどうするんだい?」

「・・・・・・今考えても良く分からない。カレンちゃんの事は俺も許せないさ。けど・・・・・・復讐する事が正しいとは思えない」

 

これ以上・・・・・・関係ない人を巻き込みたくない。こんな悲劇、起こっちゃいけないんだ。

 

「とりあえず・・・・・・帰るか」

 

ハルトと半蔵は家に戻った。帰ってすぐ様執筆に取り掛かろうとした半蔵に対しハルトが硬い笑顔で言う。

 

「先生、まずは飯にしような」

「・・・・・・分かったよ」

 

ハルトは台所からお茶漬けの素を2つ取り出し、お湯を沸かす。5分後にお湯が沸き、茶碗にご飯を乗せ、お茶漬けの素を入れ、お湯を注ぎ、お茶漬けが完成し、冷蔵庫の梅干を取り出す。

 

「コレは好きに入れていいぜ」

 

ハルトはお茶漬けに梅干を入れた。半蔵は何事もなかったかのように梅干を入れなかった。

 

「やっぱお茶漬けには梅干だよな~」

「僕には良く分からない事だね・・・・・・」

 

お茶漬けを美味しそうに食べるハルト。まるで初めて食べるかのようにお茶漬けをそそる半蔵。その表情は美味しさを物語っている。

 

「ご馳走様、さて僕は今度こそ取り掛からせてもらうよ」

「分かったよ、けど夕飯の時には呼ぶからな」

 

茶碗を洗い終え、買い物袋を持ち、ハルトは夕飯の買い物へ向かった。彼がいなくなった途端、息を吐き落ち着いた表情を見せる。

 

「ハァ~やっと落ち着いて集中出来る・・・・・・」

 

執筆を始めると、ペンが躍る様に進み、1枚2枚と小説が完成していく。今回の題材は「ミステリー」舘で待ち受ける不可思議事件にまつわる物語だ。ハルトが帰って来るまでには終わらせようと心の中で思っていた・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから1週間の時が経った。伊織が学校の屋上で空を眺めていた。カレンの事が学校で伝えられ、多くの生徒が悲しんだ。

クラスメイトからは「どうしてあんないい子がそんな目に遭わなければいけないのか」と言う人が多かった。

 

「・・・・・・・・・・・・・」

 

屋上から校庭が見える。そこではサッカー部が練習を行っていた。帰り際に女子生徒2人が楽し気に話している姿も見かけた。

 

「アイツも・・・・・あんな事が起こらなければあんな風に過ごしてたんだろうな」

 

そう思いながら見つめていた。悔しさは残るばかりだ。だが伊織は止まれない、戦い続ける為にも・・・・・・・・・・

するとそこへ1人の少年がやって来た。神ヶ崎界斗だ。

 

「やぁ、奇遇だね」

「アンタか・・・・・」

「君は・・・・・青葉カレンちゃんとは親しかったそうだね。僕も心を痛めてるよ、大事な生徒が亡くなったなんて聞いた時にはもう・・・・君の気持は理解してるつもりさ、もし僕に出来る事があったら力になるよ」

 

生徒会長として、界斗もまた生徒を失った事に胸を痛めていた。彼の言葉に伊織は少し心を緩めたかの様に界斗の方を向いた。

 

「ありがと、でも今は大丈夫さ」

「そうかい、ならいいんだが」

「会長、バスケ部の部長が話があるそうです」

 

2人が話している中、屋上の入り口から1人の女子生徒がやって来た。黒く長いポニーテールの黒い瞳の美少女だ。彼女は四ノ宮永子(しのみやえいこ)、生徒会副会長であり、界斗の家の使用人でもある。

 

「あぁ、今行くよ。それじゃ伊織君、また」

 

界斗は永子と共に生徒会室へ向かった。見送った伊織も屋上を出ていく。

 

その頃、ハルトは机の上で寝ていた所を彩に起こされた。

 

「何だよ人が気持ちよく寝てた所を」

「何呑気に寝てるのよ、それよりさ・・・・・・・アンタ夏休みとかどうするの?もう1ケ月後だよ」

 

あぁ、そういやもうすぐ夏休みか・・・・・・最近戦いばかりですっかり忘れてたわ。

 

「いや、特に何も考えてないかな」

「そっか、だったらさ、パパっと宿題終わらせる為に勉強会とかやらない?」

「あぁ・・・・・そうだな、やるか!」

 

たまにはそんな事してもバチは当たらねぇよな、それに勉強終わらせれば不安が1つ減るしな。

 

「じゃぁ決まり、夏休み初日から結構ね!」

 

あっ、そういや今家には半蔵先生がいるんだった・・・・・・家でやろうもんなら・・・・・・・・考えてなかった!!

 

 

 

 

 

 

 

 

現在リベリオン使用者22人中残り16人

 

 

 

 

ToBe Continued……

 




【今回登場したリベリオン&システムメモリー】

ワールドリベリオン

【全長】200㎝

【体重】101キロ

【総合ランク】不明(少なくともA以上)

【常設武器】円環状ワールドゥケウス

突如として現れた、タロットカードの【THE WORLD】のを意味するリベリオン。使用者は不明。
黄金の鎧に赤と青が交差する両肩、土星の輪っかをクロスしたような兜が特徴的。
背中には四大元素を表したX字のバックパックが装備されている。
使用するデバイスが他の使用者とは異なり、黄金の使用となっている。
他のリベリオンを圧倒する力を誇る。


【システムメモリー】
    ↓
【グラビティイン】
グラビトンフォール ランク無し
重力を操る。半径約100mまで有効。


【リセットイン】
リスタートカミング ランク無し
現時点で使用しているシステムメモリーの回数制限をリセットする(その時点で発動されている武器、クリーチャーもリセットされる)

【テレポートイン】
ワープエミテーション ランク無し
瞬間移動をする。使用者が知る場所の範囲なら何処へでも移動可能。

【リザーブイン】
セレクトスキル ランク無し
自身が知る限りのシステムメモリーを一時的に、自身の物として使用可能とする。

(補助系は装填無し、無制限で発動可能)


ルナリベリオンユニゾンモード

【ライトニングイン】
サンダーバースト ランクA
自在に雷を引き起こす。自在に形を作る事も可能。

【カウンターイン】
リベンジエリミネーター ランクA+
シールドが防いだ攻撃を3倍の質量にして相手に返す。

【ハリケーンイン】
サイクロンストリーム ランクS
ストームインの上位互換。風の威力が増し、カマイタチをも引き起こす。


次回からは一気に夏休み編に入ります(笑)

メインキャラの中で誰が1番好きか?

  • 獅子堂ハルト
  • 三日月伊織
  • 国枝半蔵
  • 黒崎我怨

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