トレーナーズスクール ハチマン   作:八橋夏目

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3話 ユイ篇 起

 目が覚めると見覚えのある天井だった。

 というかよくお世話になってる保健室だった(サボりで)。

 

「あら、気がついたのね」

 

 朗らかに挨拶してくるのはこれまたお世話になっている保険医だった。

 名前なんだっけ?

 ツルミ………とかいったっけ?

 

「あなた、今日は随分と活躍してたみたいね」

「はあ、そうっすかね」

「スクール内じゃその話題で盛り上がってるわ。『オーダイルの目を覚まさせる少年!? 彼は一体何者か?!』ですって」

 

 はっ?

 

「なんすかそれ」

「イベントが終わった後に発行されたスクール内新聞よ」

 

 いや、それは見ればわかるから。

 

「写真も載ってるんだけど、見る?」

 

 はっ?

 写真まで載ってんのかよ。

 著作権は?

 俺のプライバシーは?

 

「………見ます」

 

 あまり気は進まないが写真に自分がどう写ってるのかは気になる。

 

「……………」

 

 えっと……………。

 

「これ、誰ですか?」

「ユーだよ」

 

 ………………。

 

「か、顔は?」

「どの写真もブレるか丁度顔の部分だけ邪魔が入るかで、君の顔が写った写真は一枚もないんだって。その写真は中でも一番まともな写真らしいわよ」

 

 え?

 なにそれ。

 超怖いんだけど。

 一瞬、心霊現象の記事かと思うまであるよ。

 でもまあ、これなら俺だと特定されることもないから安心…………していいのだろうか。

 

「それにしても俺がオーダイルを殴ってるとこで、上手いことあいつの腕で顔を隠されてる写真を盗撮したのは誰なんでしょうかね?」

「誰だろうねー」

 

 うん、犯人この人だな。

 よくこんなことしてくるし。

 

「いくらで売ったんですか?」

「二百円ー」

 

 なんか微妙な金額だな。

 

「あんた一応教師でしょうに。何やってんですか?」

「ええー、いいじゃなーい」

 

 ぶーぶー言ってる二十代半ばの保険医。

 こんなんでも教師職も持っていたりする。

 科目は家庭科だったか。

 週に一度しか授業を受け持っていないらしいが。

 

「あ、」

 

 今ちょっと見てはいけないものを見てしまった気がする。

 というか気のせいであってほしい。

 

 ガシッ、と。

 

 彼女の右手がツルミ先生の頭をがっちりと捉えた。

 

「あ、…………………………………………」

 

 タラタラと冷や汗を流し始めた。

 それはもう床に水たまりができるのではと思えるくらいには、急速に、大量に。

 

「おい、ツルミ。お前生徒に何やってんだ? 事と次第によっちゃ、臨時の職員会議を開いて公開処刑するぞ」

 

 鬼の凶相を浮かべるヒラツカ先生。

 

「お、お早いお戻りですね、先輩」

 

 実はヒラツカ先生の一個下の後輩だったりする(本人曰く)。

 

「それで、生徒の写真を売り叩いたのはどういう了見だ?」

「ええっとですね、新聞部の子のたちがヒキガヤ君の顔入り写真を新聞に載せようとしてたのを偶然目撃しまして……………。さすがにそれはまずいかと思って私が自分で撮った顔の隠れた写真を渡しました。それだけです! だから、この手を放してー」

「二百円で売ったというのは?」

「その帰りに自販機でサイコソーダを買った時にお釣り入れにあった金額です」

「どうしてそんな嘘をついたんだ?」

「ほんの出来心ですっていだだだだっだだだあ」

 

 大人の女性はこんな事も平気でやるのか、とヒラツカ先生を見て怖くなった。

 なるべく逆らわないようにしよう。

 

「お前、今年八歳になる子供がいるんじゃないのか? しかも去年からここに通っているんだろう? 結婚して少しは大人しくなるかと思って八年経つが、いつまで経っても子供みたいな事しやがって。私だって本気を出せば、男の一人や二人くらい…………。私より先に結婚しやがって」

「イタイイタイ痛いっ! 先輩それもうただの僻みじゃないですかー!」

 

 グギギッときしめく音がするけど、気にしたら俺もあれを食らう事になるだろうな。

 先生、南無三。

 

「ふぅ」

 

 すっきりしたのか、ようやくツルミ先生を解放した。

 これがこの前言ってた事なのだろうか。

 だとしたら、先生も結構苦労してるのかもしれない。

 だからと言って、どうこうするわけじゃないけど。

 

「今日は悪かったな、ヒキガヤ。結局、お前に解決させてしまって」

「や、あの場合俺が一番近かったんですからしょうがないでしょ」

 

 安全として先生たちも控えてはいたがフィールド外にいるため、あの時一番早く対処できたのは俺しかいなかった。

 

「それより、ありがとうございました。先生のおかげで心の整理がつきました。それと心配かけてすみませんでした」

 

 先生のおかげで俺はあの時、俺自身にも整理をつける事ができたからな。

 それにこの前、謝るとか言っておいて謝るタイミングも逃してたし。

 

「子供は大人に心配かけてなんぼだよ。だから、これからも心配かけるがいい。私たちは全力で心配しよう。それに、お前が大人になった時にその経験が活きてくるってもんだからな」

 

 俺は教師に恵まれてるのかもしれない。

 怒られたり、殴られたり、呆れられたり、弄られたりもするがそれは全部俺を気にかけてるということなのだろう。

 

「うっす」

 

 そう答えると二人は微笑みを返してくれた。

 

 

 

 そこでガラッと扉が開かれた。

 現れたのは黒髪の女生徒。

 まず目がいったのは年齢の割に発育のいい胸の膨らみだった。

 

「先生、助けてください」

 

 少女の小さな声で告げられたその一言で、俺たち三人は顔を見合わせた。

 

 

 

   ✳︎   ✳︎   ✳︎

 

 

 

 時間は俺が目を覚ます前に戻るらしい。

 その少女は今日俺の試合を全部見ていたのだとか。

 なんでも先週に起きたオーダイルの暴走の時に、俺が逃げ遅れるのを見て、つい自分も戻ってしまった。そして、俺がオーダイルに狙われ出してからかみなりパンチを当てるまでずっと見ていたのだとか。

 つまり全部見ていたらしい。

 そんな俺がトーナメントに出てると知り、ずっと見ていた。

 そして、イベントが終わってからは、俺の、というかオーダイルの暴走を止めた男子生徒の話題で持ちきりで何人もの生徒に彼が誰なのか聞かれる始末。

 しかも知っているからこそ、隠すのが大変だったのだとか。

 

「それで、ヒキガヤのことを言ってもいいのかどうか相談しに来たってわけか」

 

 そう。

 それこそが彼女のここへ来た理由だった。

 

「で、本人的にはどうなんだ?」

「んなもん困るに決まってんでしょう。そもそもぼっちってのは周囲の目に敏感なんですから、そういう注目の的になるのとか俺死にますよ」

「だそうだ」

「たははー、だよねー」

 

 うん、まあ、そういうと思った、と言葉にこそしないが雰囲気が物語っていた。

 

「でもこのまま隠し続けるのも彼女の身が持たんだろう。どうしたものか」

「つーか、なんでそんなことお前に聞いてくんだ?」

「あたしってほら地味じゃん? そんな子ほどよく周りを見てるっていうかさ。そういう認識をされてるんだよね。だから、聞いてくるんじゃないかな」

 

 その理論でいくと俺なんか超周り見てることになんじゃね?

 まあ、全くそんな話題振られたことないが。

 

「地味?」

 

 こいつ地味か?

 胸とか超派手じゃね?

 俺がヒラツカ先生に目を向けると彼女も思ったらしく、

 

「自分で言うほど地味でもないと思うが。まあ、ミウラやイッシキとかと比べたらそりゃ地味だろうけど。それを言ったら私やツルミ先生も地味の部類に入ることになるぞ?」

「や、先生たちは目立ちますよ。生徒からの人気も高いですし」

 

 手を胸の前でブンブン振りながら先生たちを立てていた。

 まあ、ある意味目立ちますもんね、この二人は。

 だが、将来的にはこいつもそっち側に行くような………。

 

「いっそイメチェンとかしてみたらどうだ?」

「それ、生活指導の言うセリフかよ………」

「どんな感じにですか?」

「んー、例えば……………ツルミ、任せた………」

 

 嗚呼、特に思いつかなかったのね。

 この人、あまりそういうところに金使いそうに無いもんな。

 

「ええ?! まさかの投げやりですか?! もう仕方ない人ですね。じゃあ、ユイちゃん、こっちおいで。いろいろと堪の………試させてもらうから」

 

 あ、今母親面が表に出たな。

 どこの母親も娘の髪で遊びたがるもんなんだな。

 

「あ、ちなみにヒキガヤ君は何か希望はある?」

「一応聞いておきますけど、何の希望ですか?」

「んもー、とぼけちゃってー。髪型だよ、髪型。男子からしたらどういう髪型の子が好みか気になったりするものなのよ」

「「はあ…………」」

 

 え?

 なんでヒラツカ先生まで感心してんですか。

 なんか悲しくなってくるからやめてほしいんですけど。

 

「特にないですよ。そもそも男子からしたら髪型ってのはその人に合うものであって欲しかったり、結んだ髪を解く瞬間がいいっていうやつもいますからね。それに俺は別に髪型に詳しいわけでもないんで希望はないです」

「つまないなー。髪は女の子の命なんだよ。男の子に褒めてもらえてこそ輝きが増すんだから」

「なら、その男子を俺で当てはめないでください」

 

 思わず好きになっちゃうから、とは決して口が裂けても言えない。

 

「全く、君は鈍いんだから。ユイちゃんも先が思いやられるね」

「まあ、ヒキガヤ君ですから………」

「どういう意味だよ………」

 

 女子の会話は時折主語なくても通じる風習があるため、会話についていけない時がある。

 まあ、そもそも会話をするような女子なんてコマチか母ちゃんか先生らしかいないんだが。それでもやっぱり会話についていけない時はあるのだ。

 クラスの女子とかハードル高いわ。

 

「ユイちゃんって結構髪あるわね。これならアレがいいかな」

 

 テキパキと髪をいじっていく。

 その手は止まることを知らず、あっという間に完成してしまった。

 

「かんせ~い」

「わぁー……」

「どう?」

「かわいいです!」

「そう。それなら良かった」

 

 お気に召したようで、女子生徒は右サイドにできたお団子を触りながら、嬉しそうに答える。

 

「ヒ、ヒキガヤ君………どう?」

 

 そのまま恥ずかしそうに俺に聞いてくる。

 恥ずかしいなら聞かないでください!

 答える方も恥ずかしいんだから。

 

「ど、どうって…………ま、まあ、その、いいんじゃない、でしょうか?」

 

 ほら見ろ。

 どもっちまうじゃねーか。

 これじゃ目も合わせられねーし。

 いや、目が合わせられないのはいつものことか。

 

「あ、ありがと…………ございます」

 

 なぜか敬語で感想を述べてしまったのに釣られたのか、彼女も敬語で返してきた。

 だが、それを黙って見ているような大人はここにはいないようで。

 

「あ~も~、二人とも初々しくて可愛いな~」

「ケッ、ガキのくせにイチャコラしやがって。…………はあ、結婚したい………」

 

 俺も女子生徒もそんな残念な大人たちにどう対応するべくか迷うことしかできなかった。彼女の方なんかツルミ先生に頬ずりまでされてるからな。いやそうではないけど。

 

「と、そろそろ帰りますわ。妹が家で待ってますんツッ!?」

 

 起き上がるために体に力を入れたら肩に痛みが走った。

 

「だ、だめよ! まだ起き上がっちゃ。肩を裂かれたんだから」

 

 そういやそうだった。

 目の方は血が止まり跡が残ってるだけであるが、肩もやられたんだったな。

 

「でもまだ左肩でよかったわね。ヒキガヤ君、右利きでしょ。右肩やられてたら、一人で食事とかできないじゃない」

 

 あー、そう言われるとそうか。

 でも、そもそも肩をやられなければの問題なような気がするんだけど。

 

「………やっぱり、肩切られちゃったんだね」

 

 心配そうに俺を見てくる女子生徒。

 そんなに心配するようなことでもないと思うんだが?

 

「全治三日ってところね。一応縫うほどの怪我じゃないから、治りは早いと思うんだけど。ハピナス、もう一度いやしのはどうを懸けてあげて」

 

 そう言ってスーパーボールを取り出してポケモンを出す。

 出てきたのはハピナスで、早速肩にいやしのはどうを懸けてくれた。

 懸けてくれるハピナスには悪いんだが、

 

「人間の怪我にも効果あるんですか?」

 

 なんて疑問を抱いてしまった。

 

「気持ちの問題よ。薬を塗って包帯でぐるぐる巻きにはしてあるけど、早く治るにこしたことはないでしょ」

「要するに実験かよ」

「まあまあ、今日はお風呂も入っちゃだめだからね。明日もう一度、傷の具合を見るから、お風呂はそれ次第ね」

「はあ………」

 

 取り敢えず、肩の痛みに耐えながらベットから降りる。動きに察したのかヒラツカ先生が俺を支えてくれた。

 こんな状態で俺、家までたどり着けるかな。

 あ、リザードンに………って今日は連戦で疲れてるよな。ゆっくり休ませた方がいいか。

 

「一人で返すのは危なそうだな。よし、今日は私が送ってってやろう」

「えー」

「これも教師の務めだ。親御さんにも謝らなければならんし」

「あ、それはできそうにないっすね。二人とも帰りは遅いんで」

「何ともまあ順調に社畜人生になってるみたいだな、お前の親御さんも。あ、私はまだ若手だから残業とかも度々あるぞ、若手だから」

 

 あ、この人大事なことだからって二回言っちゃったよ。

 そらまあ、まだアラサーじゃないんだし、若手といっても普通だろうけど。

 

「暗くなってきたことだし、ユイちゃんは私が送って行きますねー」

 

 言われて窓から外を見ると随分と暗くなってきていた。

 さっきまでうるさく聞こえていた生徒たちの声も、いつの間にか全く聞こえなくなってるし。

 

「………それじゃ、お言葉に甘えて」

 

 これが俺の言葉なのか女子生徒のものなのか、判断がつかなかった。

 かぶせてくんなよ……………。

 

 

 

   ✳︎   ✳︎   ✳︎

 

 

 

 外に出るとすっかり真っ暗だった。

 さっきまではまだ藍色ぐらいだった空が、完全に黒と化している。

 

「ってか、先生って俺の家知ってましたっけ?」

「バカにするな。知るわけないだろう」

 

 でしょうね。バカにはしてないですけど。

 取り敢えず、近辺で割りと有名そうな建物を教えておく。

 意外とそれだけで伝わったらしい。

 

「………今日は済まなかったな」

 

 車を運転しながらヒラツカ先生が口を開いた。

 それは後悔と申し訳なさが言葉から滲み出ているものだった。

 

「別に、いいっすよ。さっきも言ったことですけど、あの場で一番近くて対処できるのが俺だったってだけですから。怪我をしたのも俺があいつの方に集中しすぎて、周りの警戒を怠ってたからに過ぎませんし」

 

 だんだんと思い出して記憶をたどりそう答える。

 振り返ってみるとリザードンがオーダイルを完全に押さえつけていられると過信しすぎたのがそもそもの原因なのだ。あの時のリザードンは連戦で体力の消耗が激しかった。それでも暴走するオーダイルをあそこまで押さえつけていてくれただけでも感謝してるくらいだ。リザードンはよくやった。それでも怪我をしたのだから、それはもう俺自身の責任であり、甘さがあったということだ。なんということはない。俺が子供で未熟だからだ。

 それに今日は一つ収穫があった。

 今のままでは俺は、俺たちはさらなる強さは得られない。

 もっと強い奴と戦ってこそ、追い詰められてこそ、俺たちの力が引き出せるような感じがしているのだ。

 となるとやっぱり………。

 

「………先生、俺の単位って今どれくらいですか?」

「何だ藪から棒に。正直、ペーパーテストは卒業単位に達してる。後は実際にポケモンを使ってのバトルのテストってことになってるんだが………。それも今日のバトルでパスできてるだろうな。優勝してなおかつ暴走したポケモンを止めてもいるんだ。申し分ないだろう」

 

 ということは今すぐにでも卒業もできるということか。

 

「…………行くのか?」

 

 説明しながら先生も察したのだろう。

 含みのある言葉で聞いてきた。

 

「今すぐにって訳じゃないですけど。…………ふと思ったんですよ。今日のバトルで俺はスクールのトップに立った。なら、この場所には俺以上の奴はいないんじゃないかって」

 

 全く皮肉なもんだな。

 今日まで特別カリキュラムを受けていない生徒が、最強の二角を倒してスクールのトップに躍り出るなんて。これじゃ、あいつらの面目が立たないってのに。

 

「………そうか。確かに生徒の中にはお前以上の奴はいないかもしれないな。だが、お前はまだスクールのトップじゃない。教師という倒していない相手がまだいるだろう?」

 

 先生は自分を指して俺を見てくる。

 ふむ。確かに、まだ教師とはバトルしたことないな。

 というか教師とバトルをした生徒なんて今までにいるのだろうか。

 卒業してから、というのなら別だろうけど。

 

「先生は、強いですか?」

「あっはっはっはっ! お前も面白いことを聞くな。お前よりはまだ強いと思うぞ」

 

 豪快に笑い出し、ちょっと驚いた。

 でも『まだ』ってところが俺の先を見越していることも分かる。

 

「他には?」

 

 まあ、ヒラツカ先生が強いのはなんとなく感じてはいる。

 ならば、その上がいるのか。

 それが子供の好奇心によるものなのか、トレーナーとして興味なのか、自分では分からない。

 だけど、知りたいと思うのは初めてだ。

 今まであまり他人に興味を持たなかった俺が、こんなこと思うのはやはり今日のバトルから何かを感じ取っていたのかもしれない。

 

「あのスクールで一番強いのは校長だ。だが、珍しいな。お前がそんなことを聞いてくるなんて」

「自分でも驚いてますよ」

 

 窓の外を見つめながら俺は言った。

 

「今まで他人に興味がなかった俺が、ここまで強いトレーナーを求めるなんて」

 

 仕事帰りなのかスーツ姿で歩いている男性が目に映る。

 

「別に、いいんじゃないか? トレーナーならいつかは感じるものの一つだからな」

「……………やっぱ、校長は強いのか………」

「ふふ、なら明日の放課後職員室に来い」

 

 え?

 それって…………。

 

「お前が校長と戦える逸材か私が確かめてやる」

 

 そっちかよ…………。

 でも、今はそれでいいかもしれない。

 あいつらよりも強い奴なら誰でも…………。


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