ハイスクール・フリート 旭日のマーメイド   作:破壊神クルル

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※二匹目のあのラットがどういう経緯で入り込んだのか、原作では描かれていなかったので、二匹目も一匹目のラットと同じ箱に入っていた設定です。




37話 逃走中 オーシャンモール四国沖店

 

学校への帰校航路をとっていた天照。

しかし、そんな天照にある問題が発生した。

トイレットペーパーの在庫がなくなったのだ。

このままでは、用足しに支障が出る恐れが出てきた。

乗員達は花も恥じらう思春期の女学生達。

皆はこの問題を解決するため、買い出しへと行くことになった。

ちょうど近くには大型の海上ショッピングモール施設がある。

物資を補給するには其処に行くしかなかった。

 

「買い物…行きたい行きたい!」

 

「日焼け止め持ってくるの忘れちゃったし」

 

「私もヘアコンディショナーなくなっちゃった。みんな私の使うんだもん」

 

周りの皆の反応を見ると、その海上ショッピングモールへ行きたい様子。

とは言え、今の状況下で天照の乗員達全員が買い物へゾロゾロと行ける筈がない。

買い物を楽しみにしているクラスメイト達には悪いが、此処は少人数で目立たない様に買い出しに行くしかなかった。

 

「艦長!もう一つ重大な問題が!」

 

海上ショッピングモールへ買い出しに行く事が決まった中、突然美海が立ち上がり、もえかに声をかける。

 

「どうしたの?等松さん。まだ何か足りないモノがあった?」

 

「い、いえ‥‥大変言いにくいのですか‥‥」

 

「何?」

 

「‥‥お金が‥‥ありません」

 

「えっ?」

 

美海の発言の内容を聞いて全員が硬直する。

買い物をするにしても先立つ物が必要である。

それが無ければ買い物は出来ない。

まさか、万引きをするわけにもいかない。

 

「お金‥‥ないの‥‥全然?」

 

「はい‥元々二週間の航海予定で寄港地はありませんでしたし、補給に関しても実習中に間宮、明石から受ける予定だったので‥‥」

 

「ということは、トイレットペーパーを買いに行けるようなお金も‥‥」

 

「主計科にはありません」

 

お金がない、トイレットペーパーが買えない。

その事実を知り、皆の顔が絶望に変わる。

すると、もえかは艦長帽を脱ぎ、逆さにすると、

 

「トイレットペーパー募金お願いしまーす!」

 

もえかは駅前で募金活動を行っている人と同じように張り上げる。

お金がなければ作る‥‥と言う訳にはいかないので、クラスメイト達から募金と言う形で巻き上げるしかなかった。

皆もそれをわかっているのか、素直に財布を取り出していく。

しかし、なけなしの小遣いなのか、皆の表情は優れない。

中には不満そうな顔の者も居る。

 

「麻侖ちゃんは‥‥」

 

「宵越しの金は持たねぇ主義だ!」

 

「いや、マロンそれ胸を張って言うことじゃないからそれにまだ宵越してなから‥‥杵﨑さん達と初めて会った時も同じ事言っていたし‥‥って言うか、あの時立て替えたお団子代、まだ返して貰っていないんだけど」

 

「なんでぇクロちゃん文句あんのか!」

 

「私のお金なんだから、ちゃんと返して!!」

 

「‥‥」

 

麻侖と黒木のやり取りを見て先行きに不安を感じるもえか。

 

「小切手は使えませんわよね‥‥?」

 

「うん‥多分。万里小路さんの家ってもしかしてお金持ち?」

 

お金持ちのお嬢さんがなんでブルーマーメイドを目指しているのだろうか?

まぁ、人様の家の事だから細かく突っ込まないもえかだった。

 

「ジンバブエのお金ですがいーですか?」

 

幸子は帽子の中にジンバブエのお金を入れる。

 

「なんでジンバブエのお金なんて持っているの?っていうか、日本じゃそれ、紙切れ同然だよ!!」

 

(納沙さんって、紙幣コレクター?)

 

ツッコミどころが多すぎて対応に困る。

 

「ワシはユーロしかない」

 

「うん、わかっていたよ」

 

ドイツ人のミーナだから持っているのは円ではなくユーロだと思っていた。

 

「「ワシ?」」

 

ミーナの一人称に杵﨑姉妹が聞き違いか?とミーナの顔を見ながら聞き返す。

 

「‥‥何かワシの顔についてるか?」

 

周囲の人が自分の顔を見ていたので、ミーナは周りの人に尋ねる。

 

「ワシ‥‥?」

 

女学生の一人称にしてはおかしかったのか、周囲から笑い声が立ち始める。

 

「むっ!?何がおかしいんだ!!」

 

ミーナは両手をあげ、ムキッーと声を上げた。

 

「ま、まぁユーロでもいいよ、向こうで円に換金するから」

 

「そうか?」

 

こうしてクラスメイト達全員の協力で何とかお金を手に入れた。

お金を手に入れ、買い出しに行く事になり、その買い出しメンバーは引率者として葉月、スキッパーの運転手兼物資の選別員としてみかんと和住、医薬品の専門である美波の四人となった。

四人は私服に着替え、スキッパーで買い出しへと向かった。

 

「一度、スキッパーを停車場に止めて、水上バスでオーシャンモールへ行こう」

 

どこにブルーマーメイド、ホワイトドルフィンの目があるかわからないので、直接では無く、ワンクッション置いてからショッピングモールへと向かう事にした。

 

「お忍びでいくわけだな」

 

「なんか、カッコイイね」

 

「船の話とか専門用語を出しちゃダメからね。それと無駄な買い物もダメ」

 

和住が一応、注意を入れる。

 

「卵と生クリームとイチゴを買いたいんだけど‥‥」

 

「ダメに決まっているでしょう」

 

「媛萌ちゃん、レバーとかチーズ食べている?」

 

「どっちも嫌い」

 

「やっぱり、ビタミンB12が足りないとイライラするらしいよ」

 

「してないから!!」

 

そして、四人は予定通りスキッパーを停車場に止めて無料送迎の水上バスにてショッピングモールに着いた。

 

「やっと着いた」

 

「お茶する時間あるかな」

 

「ないから」

 

「媛萌ちゃん、それかえって目立つよ」

 

和住は変装なのかマスクにサングラスを装着しており、みかんの言う通り怪しさ抜群な姿でかえって目立つ格好だった。

 

「うん、伊良子さんの言う通り、和住さんせめてマスクだけにしよう」

 

葉月が和住にサングラスは外せと言い、和住は渋々サングラスは外した。

 

その頃、天照はこのまま停船する事になり、最低限の見張り等を残してシフト態勢は半舷上陸日の様にお休みモードになった。

杵崎姉妹は甲板で洗濯物を干し、普段は機関室で籠っている機関委員のメンバーも水着になり甲板で日光浴をしている。

 

「麻侖ちゃんは?」

 

「機関室の方が落ち着くんだって」

 

「ええーたまには太陽を浴びないと」

 

「流石機関長殿」

 

折角の休みなのに麻侖は甲板には出ず、機関制御室で寝ていた。

 

艦首ではマチコ、青木、美海が写真を撮っており、マチコに抱き付いてピースサインをする青木に美海が嫉妬していた。

左舷側の甲板では、松永と姫路が漂流物をフックに引っ掛けて何か目ぼしい物は無いか確認していた。

 

「あんまり使える物流れてこないね」

 

「トイレットペーパーとか流れてこないかな」

 

使えそうな漂流物が流れてこない事に愚痴る二人だった。

と言うか、トイレットペーパーが流れてくる筈がないだろう!!

 

艦橋では見張り体制がとられているのだが、周りの空気に影響されてか、何とも緊張感が無い。

 

「平和っていいね」

 

トラブルらしいトラブルもなく、平穏な時間が流れている艦橋で鈴が呟く。

 

「いい」

 

立石も鈴の意見に賛同し、一言呟く。

 

「今日の晩御飯何がいいかな?」

 

「カレーが‥‥いい」

 

「今日は金曜じゃないよ」

 

そんなまったりムードが流れている艦橋に

 

「艦長」

 

黒木が訪れた。

 

「ん?黒木さんどうしたのかな?」

 

「ミーナさんが艦内案内してほしいそうです」

 

「うん、いいよ。知床さん、納沙さん、立石さん、艦橋お願いできるかな?」

 

「「いいですよ」」

 

「うぃ」

 

もえかは三人に艦橋を任せて黒木と共にミーナに艦内を案内した。

 

「それにしても大きな艦じゃのう」

 

ミーナが辺りを見回しながら呟く。

 

「一体どのくらいの大きさなんじゃ?」

 

「えっと‥‥その‥‥それは機密ってことで、詳しくは言えないんだ」

 

「そ、そうか」

 

軍艦は一国の技術の塊である事はミーナも知っているので、そう簡単に教えてもらえるとは思っていなかった。

甲板に出ると、機関科と炊飯員、主計科のメンバーによる女子会の様なモノが行われていた。

 

「杏仁豆腐作ったから食べて」

 

「どうぞ」

 

杵﨑姉妹が作って来た杏仁豆腐を皆に振舞う。

 

「学校に帰ったら私達怒られるのかな」

 

「まさか停学とか退学にならないよね?」

 

不安そうな機関科の留奈の嘆きに、同じく機関科の広田がどこか悲しそうな顔をする。

お菓子やお茶が並んでいる女子会なのに何故か空気は重い。

 

「学校に着いた途端、捕まったりするのかな‥‥」

 

「ブルマーになれないとか?」

 

「ブルマー?」

 

「ブルーマーメイド」

 

「そうなったら何のためにこの学校に入ったんだって話よね」

 

美海がそう言うと周囲の皆が頷いた。

あまりにも空気が重かったのを感じたのかそれとも忘れたいのか若狭が別の話題をふった。

 

「そ、そう言えばさ、先任って結構謎の人だよね?」

 

話題は何故か葉月の事になった。

 

「あっ、私もそう思った」

 

「「うんうん」」

 

「私達と同級‥じゃないよね?」

 

「初めて会った時も艤装員長って言ってたし」

 

「そう言えば、あの人がお風呂に入っている姿見た事ある?」

 

「私は無い」

 

「私も‥‥」

 

「えっ?あの人、お風呂入っていないの!?」

 

「いや、それは無いよ、この前会った時、髪の毛が少し濡れていたし、石鹸の匂いもしたから、お風呂には入っている筈だよ」

 

「まぁ、私らとは科が違うから‥‥」

 

「でも、洗濯とかは自分でやっているみたいだし‥‥」

 

「うーん‥‥怪しいッス‥‥」

 

「もしかして、先任って実は男なんじゃ‥‥」

 

『えええっー!!』

 

若狭の突拍子もない仮説に驚く。

 

「り、リアル男の娘ッスか!?」

 

青木は驚愕のベクトルが他の皆よりも違う方向に行っている。

 

「た、確かに先任ってちょっと女の子っぽくない所があるような気が‥‥」

 

「制服も一人だけズボンだし‥‥」

 

「ねぇ、今度先任の後をつけてお風呂に入った時、確かめる?」

 

「た、確かめるって何を?」

 

「先任が男か女かを」

 

何やら、葉月に危機が迫っている様な流れの時、

 

「余計なおしゃべりはそこまでになさい!」

 

女子会の会話に割り込んだ冷たい声に場が凍り付く。

メンバーが声のした方に視線や首を向けると、そこには黒木ともえか、ミーナがやや不機嫌そうな顔で立っていた。

 

「この噂好きのドグサレ野郎共!修理する箇所がいくらでもあるだろ!とりかかれ!」

 

『は、はい~!!』

 

ミーナの一喝を受け、まるで蜘蛛の子を散らす様に皆は思い思いの方向に散っていく。

 

「全く、同胞への噂は度が過ぎると本当にいかんのぉ」

 

「そうね」

 

「‥‥」

 

ミーナと黒木は呆れながら言うが、もえかはさっきの女子たちの会話の中で、自分もあまり葉月の事は知らないと言う事実を突きつけられた。

もえかにとって葉月は明乃同様、大切な人になり始めていたのだ。

故に葉月の事を知りたいと言う知的好奇心がもえかの中に沸いた。

その頃、漂流物を拾っていた松永と姫路は、

 

「あ~。Abyssの箱だ」

 

通販会社のロゴが書かれたプラ箱を引き上げていた。

 

「通販の箱なんだから雑誌とか入ってないかな~」

 

ワクワクしながら蓋を開けると、其処には蓋が開いた飼育箱があり、中からはハムスターの様な生き物が飛び出して来た。

そのハムスターは甲板を走り去っていくと、五十六がその姿を見つけ、追いかけて行く。

 

「な、なんだ?アレ?」

 

「さ、さあ‥‥」

 

松永と姫路は首を傾げながらハムスターと五十六が走って行った方向を見ていた。

すると、その隙にもう一匹のハムスターの様な生き物が逆の方向へと走り去って行った。

二人はもう一匹のハムスターの存在には気づかなかった。

 

その頃、葉月達が買い出しにいったオーシャンモール四国沖店にある一室では‥‥

 

「東舞校所属の潜水艦との戦闘位置、目撃情報から天照はこの近くを通る筈よ」

 

平賀が二人の部下に天照の目撃地点から天照はこの近海にいると判断し、二人に説明する。

 

「間宮と明石、浜風、舞風にこの近海の哨戒を依頼しますか?」

 

「そうね、そうして頂戴。ただ、夕方まで見つからない様なら、戻って来るように言っておいて」

 

「わかりました」

 

「それと私達も哨戒艇にて哨戒を行います。準備をして」

 

「了解」

 

平賀達は間宮と明石、浜風、舞風にこの近海の哨戒を依頼し、自らも哨戒艇にて哨戒する為、桟橋へと向かう。

すると、反対側の桟橋に平賀の知る顔が見えた。

 

(あれはっ!?葉月さん!?どうして此処に!?)

 

「平賀さん?」

 

「哨戒任務は中止!!」

 

「えっ?」

 

「今、天照の乗員らしき人物を見つけたわ」

 

「本当ですか?」

 

「ええ、身柄を抑えるわよ」

 

「は、はい」

 

「わかりました」

 

平賀達は急いで葉月達を追うが、既に人ごみの中に紛れてしまった。

 

(天照は港への入港が制限されている‥となると葉月さん達はスキッパーか水上バスで着た‥‥)

 

「警備員に言ってスキッパー停車場のスキッパーを全て調べて、もし、天照搭載のスキッパーがあったら、それを抑えてもらって!!後、水上バスの乗り場にも広瀬三等監査官の顔写真を送ってその人物が乗る様なら、引き留めてもらうように連絡を!!」

 

「はい」

 

平賀迅速に行動し、葉月達を追い詰め始めた。

 

出入り口を封鎖した形で後はモール内を捜索し始めた平賀達。

 

「しかし、三等監査官とは言え、年齢は一介の学生と同じですから、直ぐにつかまるのではないでしょうか?」

 

平賀の部下の一人がそう言うが、

 

「相手はプロよ。決して舐めてかからない様に」

 

慢心している部下に平賀は釘を刺す。

 

「「は、はい」」

 

平賀達は葉月を探しにショッピングモール内へと入って行った。

ただ、平賀達はブルーマーメイドの証である白い制服のまま葉月を探しに出たので周囲からの視線を浴びる事になった。

中には小さい子供が、

 

「あっ、ブルーマーメイドの人だ!!」

 

と声を立てたりして、自分達の存在を教えている様なモノだった。

 

「ちょっとお茶でもしようか?」

 

『えっ?』

 

買い物を済ませた時、葉月が皆に休憩がてらお茶でも飲もうと言う。

その言葉に他の買い出しメンバーが一瞬固まる。

 

「で、でも、せんに‥‥いや、葉月さん、もうお金が‥‥」

 

和住がもうも打ち合わせが無い事を指摘する。

 

「大丈夫、自分が奢るよ」

 

「ほんと!?」

 

「やった!!」

 

「いいのか?」

 

「うん、あっ、でも他の皆には内緒だよ」

 

そう言って葉月達は近くの喫茶店へと入り、テーブル席に着くと、和住、みかん、美波は好きなメニューを注文する。

そんな中、葉月はこのショッピングモールの案内パンフを広げ、ペンで何かを書いている。

 

「何しているんですか?」

 

気になったみかんが葉月に尋ねる。

 

「‥‥みんな、驚かない様に‥‥自分達は先程から見張られている」

 

『えっ!?』

 

葉月が声を殺して他のメンバーに囁く。

そして他のメンバーは葉月の言葉を聞き、ギョッとする。

 

「だ、誰なんでしょう‥‥?」

 

「恐らくブルーマーメイド」

 

「ぶ、ブルーマーメイド!?」

 

和住が慌てて周囲を見渡そうとするのを葉月が止めた。

 

「和住さん、立たないで、それと周囲を見ないで」

 

「あっ、はい‥‥」

 

「でも、どうしよう‥‥ブルーマーメイドに捕まっちゃったら、私達牢屋行き?」

 

みかんが不安そうに言う。

 

「大丈夫、それを回避する為の作戦をこれから皆に教えるよ」

 

葉月が出した作戦では、この後、四人で店を出た後、二人一組となり分かれる。

その後、葉月と組んだ者は更に葉月と分かれる。

そして、トイレにて、葉月が用意した眼鏡、帽子で変装し、髪型も変えて三人は合流した後、水上バスにてショッピングモールを脱出、スキッパー停車場では恐らくスキッパーは抑えられているだろうから、別のメガフロート都市へと向かった後、そこで船かスキッパーをチャーターして天照へと戻る指示を出した。

 

「何時の間にこんなものを‥‥」

 

手渡された帽子や眼鏡を手に美波は葉月の用意周到さに感心する。

 

「えっ?でも、それじゃあ先任は?」

 

葉月の指示を聞く限り、葉月はこのショッピングモールに残るような言い方だ。

和住が気になり、葉月に尋ねる。

 

「自分はどうしても確かめなければならない事が有る‥‥自分が戻らなくても天照は学校へ向かってくれと艦長に伝えておいて」

 

「そ、そんな‥‥」

 

皆は葉月を見捨てる事にためらいを感じているが、

 

「小を殺して大を生かす‥‥それが最善の方法だ。まして、君達はまだ学生だ‥‥わけのわからない陰謀に巻き込まれるいわれはない筈だ」

 

「で、でも‥‥」

 

「いいから、此処は自分に任せて」

 

葉月の真剣な眼差しにそれ以上の事は言えない和住、みかん、美波の三人であった。

 

「さて、それじゃあ、ミッション開始といきますか?」

 

葉月は不敵な笑みを浮かべる。

そして、葉月達一行が店を出た瞬間、平賀達、葉月達を確保しようとするブルーマーメイドと彼女らを撒き、無事に天照へと戻る和住、みかん、美波達三人のミッションが同時に開始された。


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