……と言ってもいまオケアノスで絶賛イアソン様と交戦中なんですけどねぇ
イアソン様の実装はよ(真顔)
いやだよおおおおおおおおお来週からAiがいないなんて!
というかサイバース世界どうなるの!?
ハノイが解散(?)したけど、また戻ってくる発言したし、だったらまだサイバース世界は切断されたままなのかな……
所で人間だったけど転生(?)してイグニスになったオリ主がAiと一緒にドタバタする話が読みたい
e・ラーLP8000 手札2
【モンスター】
堕天使スペルビア/守2400
堕天使エデ・アーラエ/攻2300
【魔法・罠】
伏せ×2
九十九遊馬LP2850 手札3
神代凌牙LP4000 手札3
【モンスター】
無し
【魔法・罠】
修験の妖社(永続魔法)
→妖仙カウンター:1
セット×2
「行くぜ!俺のターン、ドロー!
俺はゴゴゴジャイアントを召喚!そして効果発動!自分の墓地のゴゴゴモンスターを守備表示で特殊召喚できる!俺はゴゴゴゴーレムを特殊召喚!」
ゴゴゴジャイアント
星4/地属性/岩石族/攻2000
ゴゴゴゴーレム
星4/地属性/岩石族/守1500
「行くぜ!俺は2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築、エクシーズ召喚!
力を砲弾に変え、全てを打ち抜け!No.50ブラック・コーン号!」
No.50ブラック・コーン号
ランク4/闇属性/植物族/攻2100 ORU:2
俺の見たことのないモンスターが遊馬のフィールドに出てくる
黒い船……黒……黒ひげ……ロジカル言語……うっ頭が!
「俺はブラック・コーン号の効果発動!」
『ORUを1つ使い、相手モンスターを墓地に送りその攻撃力分のダメージを相手に与える!対象は堕天使スペルビアだ!』
ブラック・コーン号の周囲に回っているORUが、砲弾に吸い込まれていく
というかブラック・コーン号の効果強すぎぃ!
『我は罠カード神属の堕天使を発動
堕天使モンスターを墓地に送り、モンスターの効果をターン終了まで無効にし、その攻撃力分のライフを回復する
スペルビアをリリースしブラック・コーン号の効果を無効、ブラック・コーン号の攻撃力分の2100分ライフを回復する』
「何!?」
No.50ブラック・コーン号 ORU:2→1
e・ラーLP8000→10100
これでe・ラーのライフは10000超えたか……
ブラック・コーン号の効果はこのターン使えないし、攻撃力も上級モンスターが大半の堕天使モンスターに対しては心もとない
……でも次の俺のターンまで回ってこの子を召喚できれば、e・ラーに対して大きく牽制できるはず
「くっそ……俺はカードを1枚伏せてターンエンドだ!」
『ならばエンドフェイズ時に永続罠リビングデッドの呼び声を発動、蘇生させるのはもちろん堕天使スペルビアだ
そして堕天使スペルビアの効果で堕天使ユコバックを蘇生、堕天使ユコバックの効果で堕天使ゼラートを墓地に送る』
「俺もカードを発動させてもらうよ!速攻魔法終焉の焔を発動!
自分フィールドに黒焔トークンを2体守備表示で特殊召喚するよ!」
堕天使スペルビア
星8/闇属性/天使族/攻2900
堕天使ユコバック
星3/闇属性/天使族/守1000
黒焔トークン×2
星1/闇属性/悪魔族/守0
e・ラーLP10100 手札2
【モンスター】
堕天使エデ・アーラエ/攻2300
堕天使スペルビア/攻2900
堕天使ユコバック/守1000
【魔法・罠】
リビングデッドの呼び声
→対象:堕天使スペルビア
九十九遊馬LP2850 手札2
神代凌牙LP4000 手札3
【モンスター】
No.50ブラック・コーン号/攻2100 ORU:1
黒焔トークン/守0
黒焔トークン/守0
【魔法・罠】
修験の妖社(永続魔法)
→妖仙カウンター:1
セット×1
セット×1
一気に4体のモンスターがあっちこっちに召喚される
というかスペルビアが過労死枠に入ってる……ユコバックも強く生きろ
「俺のターン、ドロー!」
『凌牙』
「わかってるっちゅーに!俺は罠のバージェストマ・カナディアの効果を発動、手札のオレイノデスを捨てて2枚ドロー!」
ドローカードを確認っと……
おっ、おあつらえ向きにいいカードきた!
「俺は永続魔法冥界の宝札を発動!
このカードは自分が2体以上リリースしたアドバンス召喚に成功した時、カードを2枚ドローできるよ!」
このカードはトーマスが俺にくれたカードだ
買ったはいいけど、よくよく考えたらギミック・パペットは自身の効果で特殊召喚できるものが多いから意味がなかったとくれたのだ
正直ギミパペの場合はこれ使うよりも、アドバンスドローとかトレード・イン使った方がいいよな
「俺は黒焔トークン2体をリリースしてアドバンス召喚!電脳世界に巣食う龍、クラッキング・ドラゴン!」
クラッキング・ドラゴン
星8/闇属性/機械族/攻3000
遊戯王VRAINSの初期に登場してきたモンスターであるクラッキング・ドラゴンだ
というかクラッキング・ドラゴン好きだったから、全然出てこなくなって悲しいなぁ……
「俺は冥界の宝札の効果で2枚ドロー!
そしてバトル!俺はクラッキング・ドラゴンでエデ・アーラエを攻撃!」
e・ラーLP10100→9400
『ふん……この程度どうってことないわ』
まぁ、まだ初期ライフの倍以上はあるからねぇ……でも!
「ライフ差は埋められなくても、モンスターにはご退場願うよ!
俺は速攻魔法アクションマジック-ダブル・バンキングを発動!手札を1枚墓地に捨てて、このターンに相手モンスターを戦闘で破壊した時もう1度攻撃できるよ!捨てた代償の宝札の効果で2枚ドロー!」
突然白いDホイールが現れてクラッキング・ドラゴンの周りを爆走する
……あれって絶対ユーゴだよね、なんでアクションマジックなのに遊矢じゃなくてユーゴなのか
「俺はクラッキング・ドラゴンでスペルビアを攻撃!焼き払え、クラッキング・ドラゴン!」
e・ラーLP9400→9300
ライフが1000も削れなかったけど、高攻撃力モンスターは一掃できた
……でもスペルビアが墓地に……攻撃するのユコバックの方がよかったかな?
でももう終わったことだ、気持ちを切り替えていこう
「俺はカードを2枚伏せてターンエンドだ」
e・ラーLP9300 手札:2
【モンスター】
堕天使ユコバック/守1000
【魔法・罠】
無し
九十九遊馬LP2850 手札2
神代凌牙LP4000 手札:3
【モンスター】
No.50ブラック・コーン号/攻2100 ORU:1
クラッキング・ドラゴン/攻3000
【魔法・罠】
修験の妖社(永続魔法)
→妖仙カウンター:1
冥界の宝札(永続魔法)
セット×1
セット×2
クラッキング・ドラゴンの効果があれば、e・ラーのライフを結構なとこまで削ることが出来るはず
ここからe・ラーがどう動くか注意してみてないと
『我のターン、ドロー
……なぁ依り代、なぜおまえはそこまで頑張るのだ?』
「……何それ、どういう意味なん?」
突然のe・ラーの問いかけに、俺も同様を隠せない
遊馬も困惑してるし、アストラルは遊馬を、ブラック・ミストは俺を庇うように前へ出る
俺の相棒がこんなにもかっこいい
『この世界は我等が神によって支配される
一時期の安寧の為に、その魂を、器を食いつぶすことに何の意味がある?』
こいつどこまで俺の事知ってるんだよ……
俺だってその辺はブラック・ミストに言われて初め気付いたし、ブラック・ミストも皇の鍵の中にいた黒の巨人とやらに教えてもらって初めて分かったって言ってたし
というかこの話をここですんのほんとやめて、後ろでギャラリー化してるバカイトがすんごい目で見てるから
「一時期の安寧のわけないやん」
『お前らごときが我等が神に勝てるとでも?
……ふふ、面白い冗談だ、だったら見せてやろう……絶望という物を!
我は手札の堕天使イシュタムの効果発動!このカードと堕天使モンスターを墓地に送り、カードを2枚ドローする!』
でたな堕天使専用トレード・イン
黒い羽を生やした少女がe・ラーの手札を1枚とり、自身と一緒に墓地に吸い込まれていく
『さらに堕天使の戒壇を発動する!このカードの効果により堕天使スペルビアを蘇生、スペルビアの効果で……』
「おっとその特殊召喚は通さないよ!罠発動!奈落の落とし穴!
攻撃力が1500以上のモンスターが召喚された時、それを破壊して除外する!」
『甘いのは依り代の方だ!我は手札の堕天使テスカトリポカの効果発動!
堕天使モンスターが戦闘・効果で破壊されるとき、このカードを代わりにこのカードを捨てることが出来る!』
光の網がスペルビアに向かうも、黒い天使によって粉々に切り裂かれる
スペルビアの召喚の妨害は失敗か……
「でも、まだ大丈夫!俺はクラッキングドラゴンの効果発動!
モンスター1体のみを召喚・特殊召喚した場合、ターン終了までモンスターのレベル×200攻撃力がダウンし、ダウンした数値分のダメージを相手に与える!」
堕天使スペルビア
星8/闇属性/天使族/攻2900→1300
e・ラーLP9300→7700
「クラッキング・ドラゴンの効果はレベルが高ければ高いほど真価を発揮する、堕天使モンスターと相性がいいわけか」
「イェア!」
これでe・ラーがモンスター召喚をやめてくれたら花丸である
……つっても今のe・ラーのライフを考えるとこんなもんじゃ止まんないよな
『この程度で我は止まらぬ、我はスペルビアの効果で墓地の堕天使イシュタムを召喚!
クラッキング・ドラゴンの効果でイシュタムのレベル×200攻撃力が下がり、ダメージを受ける!』
堕天使イシュタム
星10/闇属性/天使族/守2900
e・ラーLP7700→5700
可憐な黒い天使の少女がフィールドに現れるのを確認すると、e・ラーは不気味な笑みを浮かべる
そのおぞましい顔に恐怖を覚える……だって、あの顔を、俺はどこかで見たことある
『さぁ行くぞ!我は魔法カードギャラクシー・クィーンズ・ライトを発動!ユコバックとスペルビアのレベルをイシュタムと同じとする!』
堕天使ユコバック/星3→10
堕天使スペルビア/星8→10
「レ、レベル10のモンスターが2体って……!」
小鳥ちゃんが後ずさる
無理もない、俺でさえ……デュエルも何もかも投げ出して、ここから逃げ出したい、と
『我はレベル10となったユコバックとスペルビアでオーバーレイ!2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築、エクシーズ召喚!
全てを食らいつくす暴食な糸よ、その貪欲な食欲で全てを食い散らかせ!No.35ラベノス・タランチュラ!』
No.35ラベノス・タランチュラ
ランク10/闇属性/昆虫族/守 0 ORU:2
蜘蛛のNo.はギョロリと目をこちらに向ける
……あれが俺がサルガッソで使っていたっつーNo.、か……
その辺の記憶は俺にはないけど、ブラック・ミストや璃緒から何があったか聞いた
『EXデッキからモンスター効果発動!このカードはORUを2つ以上持ったランク8から10の闇属性モンスターの上に重ねてエクシーズ召喚することが出来る!
我はNo.35ラベノス・タランチュラでオーバーレイネットワークを再構築、ランクアップ・エクシーズ・チェンジ!
痛みを増幅せよ、痛みを与えよ、その圧倒的苦痛を我に歯向かう全ての敵に与えろ!No.84ペイン・ゲイナー!』
No.84ペイン・ゲイナー
ランク11/闇属性/昆虫族/守 0 ORU:3
先ほどの蜘蛛のNo.と似たようなNo.が現れる
見た目はほとんど一緒だと言っても、こっちは若干スイカを思わせる配色だ
……そしてここから、だ
あの時のおぞましいNo.が、召喚に失敗(?)したとはいえ、持っているだけで脳が危険だと叫ぶ未知なるNo.が
『さらにEXデッキからモンスター効果発動!ランク10・11の闇属性エクシーズモンスターに重ねてエクシーズ召喚できる!
No.84ペイン・ゲイナーを対象にオーバーレイネットワークを再構築、ランクアップ・エクシーズ・チェンジ!』
おぞましい蜘蛛が、3つの光と共に吸い込まれていく
……それだけで、あそこからあふれ出る邪悪な気配が、あたり一帯を包み込む
『……さぁ、行きますよ、
「……え?」
今、あいつ、なんて
『さぁ現れろ、我が分身!
化天を司る糸よ、儚き無幻となりて我が滅び行く魂を導け!エクシーズ召喚!No.77ザ・セブン・シンズ!』
No.77ザ・セブン・シンズ
ランク12/闇属性/悪魔族/攻4000 ORU:4
過剰な光の渦から現れたのは……真っ白な蜘蛛
だけど、それどころじゃない、俺はe・ラーから視線を外せずにいた
だってあの声は、確かにあの人と同じ声で
『……凌牙?おい凌牙!どうしたんだ!?』
「シャーク!?」
そんなはずはない、だってここは遊戯王次元で、死んでしまった……
だからここにいるはずない、いるはずがないんだ
『……ふふふっ、どうかしましたか、武藤さん?顔色が悪いですよ?』
「あ、あ、あ、」
『凌牙!しっかりしろ!あいつの声を聴くな!凌牙!凌牙!』
なんで、どうしてここにいるの
だって違う、私は何もやってない、やめて、私はやってないってどうして信じてくれないの
e・ラーの体がどんどん変化していく
フワフワとした長い茶色の髪に大きなくりくりとした目、小柄な身長に加え出ているとこは出ている体
そこに文句のつけようのない絶世の美少女が……私に絶望をもたらした悪魔が、そこにいた
『久しぶり、と言った方がいいんでしょうね……武藤さん』
「なんで、どうしてここに、いるの?……愛沢さん」
凌牙は一歩、一歩後ずさる
俺達の目の前には、高校生くらいの少女の姿を形取ったe・ラー
その姿を見た瞬間、凌牙の心は”恐怖”で支配されていた
だが、それも仕方ないだろう
愛沢妃花、凌牙の前世である武藤マナミを地獄に叩き落とした張本人
「ど、どういう事だよ!?だってあいつってシャークの……!」
遊馬はまだ状況が理解できていないのか、手札を握ったままオロオロしている
……それも仕方ない、だって愛沢妃花はこの世界には存在しないのだから
『シャーク、大きく息を吸え、そう、そうだ、そしてゆっくり息を吐け、そう、落ち着け、落ち着くんだ』
「はっ、はっ、はっ」
凌牙は真っ青な顔をし、体をガタガタと震わせる
あいつは凌牙にとって最大のトラウマ、デュエルの最中だからと必死に逃げたい気持ちを押し殺してこの場に立ってる凌牙を、
『どうして私が、ここにいるのか疑問に思ってるみたいですね』
「当然だ、武藤マナミが元々この世界の人間でないように、愛沢妃花もこの世界の人間ではない」
カイトの言う通り、凌牙もそうだがここに愛沢妃花がこの世界に存在するのは、本来だったらありえないことなのだ
ましてや俺と同じNo.の精霊であるe・ラーが存在しない人物の姿を形どるなど、ありえないのだ
『それは違いますよ、天城カイト
この世界に
その言葉に、遊馬と今だ顔色の悪い凌牙以外が、その言葉の意味に気が付いた
まさか、そんなわけないと、でもあいつが愛沢妃花の形をとっている以上、それが真実だ
たとえどんなに奇妙な事でも、最後に残った物が真実なのだから
『それでは……冥土の土産に教えてやろう
……どうして依り代が、この世界に生まれたのか、その理由を』
このVSe・ラーではサルガッソ編と同じでデュエルしながらお話もするのでくっそ長くなると思います、ご了承ください