何気に島君好きだったのでメイン回きて嬉しいです!
そしてハノイVSロンリーブレイブのデュエルは笑ったwwww手札事故じゃないですかやだー!
最近アンダーテイルにもはまってしまった……
犬神社にお賽銭を寄付する毎日です
天城カイトLP:1950 手札:0
【モンスター】
青き眼の乙女/攻 0
【魔法・罠】
伏せ×2
ジンロンLP:3300 手札:2
【モンスター】
No.46神影龍ドラッグルーオン/攻3000 ORU:0
【魔法・罠】
リビングデッドの呼び声(永続罠)
(対象:No.46神影龍ドラッグルーオン)
ジンロンは警戒するように青き眼の乙女を見る
それはそうだろう、乙女の攻撃力は0にも関わらず攻撃表示で召喚したのだから、何かあると言っているようなものだ
さぁ、どう出る
「ワシのターン、ドローじゃ!
バトル!
……だがその見え見えの罠にかかるほどワシは優しくないぞい?ワシはギャラクシーアイズの効果を発動し、ギャラクシーアイズと青き眼の乙女を除外する!」
光の翼を纏っているギャラクシーアイズが乙女を睨み付けると、自身と共に異次元へその身を隠そうとする
これで、ギャラクシーアイズをジンロンから解放することが出来る!
「貴様の事だ、ギャラクシーアイズで乙女を除外し、ドラッグルーオンで確実に俺を倒しに来ると思っていた
だからこの賭けは俺の勝ちだ!俺はカウンター罠
「魔宮の賄賂のモンスター効果版じゃと!?」
ギャラクシーアイズが破壊され、俺の墓地へと戻ってくる
これで憂いは無い、が、まだ足りない
アストラルの言う勝利の方程式のピースは、まだ揃っていない
「くっ!ワシはドラッグルーオンで再び青き眼の乙女を攻撃じゃ!」
「この瞬間、乙女の効果発動!このカードが攻撃対象に選択された時、その攻撃を無効にし表示形式を変更する
―――……そして、手札・デッキ・墓地から
青き眼の乙女/攻 0→守 0
「ブ、ブルーアイズじゃと!?」
「『凌牙あああああああああああああああああああああああ!!!」』
「後悔は!!!してない!!!」
「ブ、ブルーアイズって、六十郎爺ちゃんのとこにあった……!」
『あの伝説の龍がなぜ!?いや、まさか凌牙の前世カードか!?』
あちこちから叫び声にも似た声が響いてくる
それはそうだろう
かのKCの社長でもあり、伝説のデュエリストである武藤遊戯のライバルであった海馬瀬戸の使う、この世界で3枚しか存在しない
いや、今現在では存在しているかも怪しい超ウルトラレアカード
……しかし、凌牙の次元では当たり前のように存在する伝説の白き龍
「白の伝説が、今ここに降臨する!
風が大きくうねりを上げる
それは、圧倒的存在感
俺のギャラクシーアイズと、No.と同等の存在感
巫女が、青き眼の乙女が祈りを捧げ、フィールドに現れた……伝説
星8/光属性/ドラゴン族/攻3000
「綺麗……」
「おおー、俺もARで初めて見るけどやばいわ……
なんか社長がブルーアイズに固執してた意味が分かるわ……」
あの日、凌牙の前世カードの中から見つけたこのカード
あくまで俺達の次元のオリジナルカードではなく、凌牙の次元のデットコピー
コピーカードにも関わらずここまでの力があるなんて、オリジナルのブルーアイズは一体どれほどの物なのだろうか
「流石もう1体のギャラクシーアイズを持つ者、まさか伝説の白き龍までも従えるとはな」
バッと後ろを振り返る
遊馬達やジンロンもその声につられ声のする方向を向く
赤い支柱の先端に立って、こちらをじっと見ているミザエルがいた
『ミザエル!?』
『あいついつの間に……!』
来たか……
ギャラクシーアイズを通じて、ミザエルがここに近づいているのはわかっていた
だがこれほどまでに早く到着するとは
「……タキオンに導かれてきたが、一足遅かったようだな」
俺とジンロンのデュエルはもう始まってる
既に始まっているデュエルを中断できない……まぁ、凌牙の言うARC-Vの乱入ペナルティがあれば話は別だったが
「ミザエル!?そんな馬鹿な……いや、だが魂に確かにミザエルを感じる……」
「貴様ら静かにしろ!まだデュエルは終わっていない!」
その言葉にざわついていたギャラリーが一様に口を閉じる
たしかにこのタイミングでミザエルが来たのは想定外だったが、バリアンも遺跡のNo.を探している以上、必ず鉢合わせるだろう
今更この程度の事でざわつかれていてはおちおちデュエルも出来ない
「そうじゃったな……ワシはカードを1枚伏せてターンエンドじゃ!」
ジンロンLP:3300 手札:1
【モンスター】
No.46神影龍ドラッグルーオン/攻3000 ORU:0
【魔法・罠】
リビングデッドの呼び声(永続罠)
(対象:No.46神影龍ドラッグルーオン)
伏せ×2
「俺のターン、ドロー!」
ドローカードは……裁きの天秤か
このターンで決着をつけるのは無理でも、次のターンへつなげる事が出来る
仮にブルーアイズが破壊されたとしても、このもう1枚の伏せカードがあれば次のジンロンのターンは確実に持つだろう
「……俺は乙女を攻撃表示に変更、カードを1枚伏せてターンエンドだ」
天城カイトLP:1900 手札:0
【モンスター】
青き眼の乙女/攻 0
【魔法・罠】
伏せ×2
「どうした、もはや打つ手なしか?ワシのターン、ドローじゃ!
リバースカードオープン、インスタント・オーバーレイを発動!このカードはドラッグルーオンのORUになる!
そしてドラッグルーオンの効果発動!ドラッグルーオン以外のドラゴン族モンスターが存在しない時、ORUを1つ使い手札からドラゴンを呼ぶことが出来る!ワシはタイラント・ドラゴンを特殊召喚!更にドラゴンウィッチ―ドラゴンの守護者―を通常召喚するぞ!」
あの伏せカードはブラフだったか……
ジンロンのカードが1つの光る球体になり、ドラッグルーオンのORUになるが、すぐに消滅し新たなドラゴンがフィールドに現れる
No.46神影龍ドラッグルーオン ORU:0→1→0
タイラント・ドラゴン
星8/炎属性/ドラゴン族/攻2900
ドラゴン・ウィッチ―ドラゴンの守護者―
星4/闇属性/魔法使い族/攻1500
「バトルじゃ!ワシはドラゴンウィッチで青き眼の乙女を攻撃じゃ!」
「この瞬間、乙女の効果発動!その攻撃を無効にし、表示形式を変更する!」
青き眼の乙女/攻 0→守 0
本来ならばここで2体目のブルーアイズを召喚したいが、そういうわけにもいかない
ジンロンは俺を訝し気に見つめ、そして合点がいったように俺に問いかける
「なるほどな、お主が青き眼の乙女の効果でブルーアイズを召喚しないからのぉ、青き眼の乙女の効果はデュエル中1度だけだと思ったが
……その様子を見る限り、カイト、お主はブルーアイズを1体しか持っておらんのか」
「だからどうした」
ジンロンの言う通り、俺はブルーアイズを1体しかもっていない
流石の凌牙もブルーアイズを複数枚持ってはいなかった
……だがブラック・マジシャンやブラック・マジシャン・ガールが出て来た時はさすがの俺も絶句したがな
「まぁ良い、ワシはドラッグルーオンでブルーアイズを攻撃じゃ!ドラッグルーオンはNo.出なければ破壊されない、よってドラッグルーオンは破壊されない!」
白い龍達が空中で激しい攻防を繰り広げる
両者の力は互角……だがジンロンの言うと通りNo.はNo.でしか破壊できない
ブルーアイズはドラッグルーオンの攻撃が当たり、爆発四散する
……凌牙の前世カードのモンスターはどうあがいても爆発しなければ気が済まないらしい
「さらにワシはタイラント・ドラゴンで青き眼の乙女を攻撃じゃ!
そしてタイラント・ドラゴンは2回攻撃できる!タイラント・ドラゴンでカイトにダイレクトアタックじゃ!」
「甘い!俺は速攻魔法銀龍の轟咆を発動!自分墓地のドラゴン族の通常モンスターを特殊召喚できる!蘇れ、
星8/光属性/ドラゴン族/攻3000
「フハハハハハ!お主らドラゴン使いは本当に諦めが悪いのぉ!ワシはこれでターンエンドじゃ!」
「エンドフェイズ時、罠カード発動!裁きの天秤は相手フィールドのカードの枚数が自分の手札・フィールドより多い場合に発動できる、その枚数分だけドローできる!お前のフィールドには5枚、俺は2枚、よって3枚ドローだ!」
ジンロンLP:3300 手札:1
【モンスター】
No.46神影龍ドラッグルーオン/攻3000 ORU:0
タイラント・ドラゴン/攻2900
ドラゴン・ウィッチ―ドラゴンの守護者―/攻1500
【魔法・罠】
リビングデッドの呼び声(永続罠)
(対象:No.46神影龍ドラッグルーオン)
伏せ×1
きっとこれが俺の最後のターンになる
確証はないが、デュエリストとして長年培ってきた経験がそう言っている
このターンで状況をひっくり返さなければ俺は負ける
だが、負けるつもりは毛頭ない、俺の運命は俺が導く!
「俺のターン、ドロー!
魔法カード強欲で貪欲な壺を発動!デッキトップから10枚除外し2枚ドロー!
更にソウルテイカーを発動する!相手モンスターを1体破壊し、相手はライフを1000回復する
ドラッグルーオンはドラッグルーオン以外にドラゴンがいる為、カードの効果対象にはならない、俺はタイラント・ドラゴンを破壊する!」
ジンロンLP3300→4300
「永続魔法の星遺物へ至る鍵を発動!さらに紺碧の
そして俺は死者蘇生を発動!この効果でギャラクシーアイズを俺のフィールドに復活させる!現れろ、銀河纏いし異界の竜!
さらにフィールドにフォトンまたはギャラクシーと名の付くモンスターがいることで、
紺碧の
星8/光属性/サイキック族/攻2400
星8/光属性/ドラゴン族/攻3000
星8/光属性/戦士族/攻2800
「すっげぇぜカイト!一気にあんなにモンスターを召喚して!」
「フン、もう1人のギャラクシーアイズ使いだ、あれぐらいしてもらわなければ困る」
「でもあのジンロンのあの伏せカードが鬼門ですわね」
おい、ミザエル、なんでそっちサイドに馴染んでいるんだ
遊馬や凌牙は仕方ないにしろ、アストラルや璃緒は警戒しろ
「んー?でもあの伏せカードに関しては心配しなくても大丈夫だよ?」
『あ?それってどういうことだよ?』
「まーデュエルを見てればわかるって」
凌牙はそれ以上言う気はないらしく、真っすぐと俺を見やる
そこには俺が負けるはずないという信頼が見て取れていた
……ただでさえ長引いているデュエルだ、さっさと幕を引こうじゃないか
「俺は
逆巻く銀河よ!今こそ怒涛の光となりて、その姿を現すがいい!降臨せよ、我が魂!
ランク8/光属性/ドラゴン族/攻4500 ORU:3
「それがお主の切り札か、だがドラッグルーオンの効果でお主のドラゴンの効果は発動出来ない!」
「効果など使わなくとも、俺の勝利は確定している!俺は紺碧の
「ぐぬぅっ!」
ジンロンLP4300→3400
「そしてネオフォトンでドラッグルーオンを攻撃!」
ドラッグルーオンの効果で光の翼は失われているが、それでも銀河の輝きが消えることは無い
ネオフォトンがその力を収束させていく
「少しでもライフを削る算段か?じゃがそうはさせぬわ!
罠カード強制脱出装置を発動!この効果でワシはネオフォトンをデッキに戻し……ぬぅ!?なぜ効果が発動されない!?」
ジンロンがデュエルディスクを操作するが、罠カードが発動されない
それは凌牙の前世カードである星遺物へ至る鍵のカード効果によるものだ
「星遺物へ至る鍵は2つ効果があるんだけど、その内の1つがジャックナイツモンスターと同じ縦列で発動された罠カードは無効になるんだよねー」
「つまり紺碧の
「じゃがネオフォトンの攻撃力は4500でドラッグルーオンは3000!このターンでワシを倒すことは不可能じゃ!」
たしかにそれだとダメージは1500しか与えられない
だが、俺の手札にはあのカードがある
光属性を主体に使うデュエリストなら、必ずデッキに入れているであろう光属性最強のサポートカードを
「言っただろう、すでに俺の勝利は確定していると!
俺はダメージステップ時オネストを発動!ドラッグルーオンの攻撃力をネオフォトンに加える!」
「攻撃力、7500じゃと!?」
「行け、
「ぐおおおおおおおおおおおおおお!」
ジンロンLP3400→―1100
WIN 天城カイト
Dゲイザーを取り、皆でカイトの元へ駆け寄る
そしてさも当然のように付いてくるミザエル、お前敵だよな?
「フハハハハハ!実に面白いデュエルじゃったわ!」
愉快愉快とジンロンさんは笑う、この爺さん豪快だなぁ……
そんなジンロンさんをしり目にカイトは不機嫌そうな顔をしている、デュエルに勝ったんだからもっと嬉しそうにしろや
「久しぶりじゃのうぉミザエル」
ジンロンさんは懐かしそうに眼を細めミザエルを見る
しかしミザエルは不機嫌そうに顔をしかめた
ギャラクシーアイズ使い共なんですぐ不機嫌になってしまうん?
「私は貴様の事なんぞ知らん」
「そうか……ならば少し昔話に付き合ってもらおうかのぉ」
何がならばなんだ(ゲンドウポーズ)
頼むから遊戯王次元の人間は言葉のドッチボールじじゃなくてキャッチボールを覚えて欲しいわ、切実に
「遥か古より、この地は1体のドラゴンに守られていた
とりわけこの地の勇者ミザエルとドラゴンは心を真に通わせた良き相棒であり、デュエルで共に戦う仲間でもあった
ドラゴンとミザエルの活躍で穏やかで平和な日々が続いていたのじゃ」
ミザエルの方を見ると先ほどよりも不機嫌になっているのが見て取れる
いくらミザエルが勇者ミザエルの生まれ変わり?転生体?だったとしても、ミザエルというかバリアン七皇は人間だった時の記憶が無いわけだからなぁ……
それを自分の事のように話されるのがミザエルは嫌なんだろうと思いました(小並感)
「じゃがある時この地に酷い災害が起き、罪の無い多くの人々が無くなった
そんな時、流れ者の祈祷師が訪れドラゴンがこの地に災いを齎したと触れ回った
人々はその言葉に惑わされ、守り神であるドラゴンを忌み嫌い討伐することにした
ミザエルは必死になって人々を説得しようと試みたが、その言葉は届かなかった
そればかりかミザエルが真の勇者ならばドラゴンを倒すべきだという声が次々と上がり、ついにミザエルは決心した
彼はドラゴンの前でみなにこう告げたのじゃ、自らの命を捧げる代わりに我が言葉を信じて欲しいと
その時じゃった、数百数千の矢がドラゴンとミザエルを貫いたのじゃ
それは隣国からの軍勢で、この時を待って攻め込んできたのじゃ
そう、祈祷師はその国の回し者……そうしてこの地は滅んだのじゃった」
そしてジンロンさんはそこまで語り終えるとカイトに改めて向き直る
「カイト、お主にはどんな窮地に立っても諦めない力がある
自らの命を諦めたミザエルと違ってな」
「ふざけるな!」
突然のミザエルの叫びに俺と小鳥ちゃんはびくつき、璃緒とブラック・ミストとカイトは臨戦態勢を取った
お前ら訓練されすぎやろが!
「黙って貴様の話を聞いていたが、私をその脆弱な人間と一緒にするな!
お前は私が”勇者ミザエル”と同一と考えているが、そんな自分の命を差し出すことでしか事態を解決できない軟弱な奴と一緒にされるのは不愉快だ!男だったらそいつら全員ぶん殴って無理やりにでも話を聞かせろ!」
『何言ってるんだお前』
冷静な突っ込みありがとうブラック・ミスト
だがミザエルの全員殴って話を聞かせるって発想、嫌いじゃないぜ
そんなミザエルの言葉にジンロンさんは驚きで目を見開く
話を聞いた限り、人だった頃のミザエルって穏やかそうな性格っぽいし、バリアンになってから一体ミザエルに何があったんだ
「ミザエル、お主」
ジンロンさんが何か言おうとした瞬間、遺跡が大きく揺れた
その揺れはどんどん激しくなり、ついには建物自体が倒壊し始めたんだけど俺ら大丈夫だよね(戦慄)
「……今日の所は引く
カイト、次会いまみえる時こそ真のギャラクシーアイズ使いを決める時だ!」
そう言いながらミザエルは光の渦の中に消えてしまう
……うわあああああああ!あいつ逃げやがった!この状況で1人で逃げるってバリアンって奴は最高にクレイジーだぜ!(混乱)
そんな感じで残った全員がプチパニックになるが、それでこの揺れが収まるわけじゃない
そして本当に、本当に気が付いた時は俺達全員岩山のてっぺんにいて、ジンロンさんも遺跡も初めからなかったかのように綺麗に姿を消していた
「あ……父ちゃんのコイン……」
遊馬の手にはこれまでの遺跡同様、覇者のコインが握られていた
『伝説には続きがある』
不意にジンロンさんの声があたりに響き渡る
声の発生源はどこかと当たりをきょろきょろ見回していると、丁度夕日に背を向けるように立っている(?)
『ドラゴンの魂はNo.に触れ、再び蘇った
そして今日までそれを守ってきたのじゃ
……カイトよ、ワシがお前を試したと言ったな、いかにもその通りじゃ』
カイトはこくりと頷く
不機嫌そうな顔をしながらも顔を背けようとしないのは、ジンロンさんの言葉に真剣なものを感じたからだろう
俺達も余計な口出しはせず、ジンロンさんの話を聞く
『遺跡のNo.を求めし者が現れる時、世界は大きく動く
若きドラゴン使いよ、世界を正しき道へ導くのだ!』
「正しき、道」
世界を導くなんて並大抵の人間が出来ることじゃない
それでもジンロンさんはカイトに託したんだ、世界を……ミザエルを
『ワシは見たのじゃ
遥か彼方、天空で戦う神々しい光と光』
『……!』
『……』
アストラルが息を飲む、大きく目を見開き食い入るようにジンロンさんの言葉を聞いていた
その様子をブラック・ミストが静かに見つめている、2人の様子に俺以外の誰も気が付いていないようだ
『その戦いは数百日にも及んだ
地上には火の雨が注ぎ、稲妻が大地を切り裂いた
やがて2つの光がぶつかり合い、消滅したのじゃ!
……カイト、お主にこのNo.を託す』
そしてジンロンさんは1枚のカードになり、カイトの手元に渡った
『愚かな戦いは世界を滅ぼす、決して繰り返してはならん』
その言葉を最後にジンロンさんの言葉が聞こえなくなった
繰り返しちゃダメって事は、この戦いもジンロンさんにとっては愚かな戦いって事になるのかな?
そしてこの戦いで、世界が滅ぶとも言ってたしこれから先どうなるのだろうか、お姉ちゃんは心配です
『……ようやく、ようやく思い出した』
俺がアストラルのつぶやきを拾えたのは、ある意味奇跡と言っても過言じゃない
アストラルがあまりにも真剣にジンロンさんの話を聞いていたから、気になってアストラルの様子を見ていたからそのつぶやきを拾うことが出来たのだろう
他の皆はジンロンさんの話の意味を考えたり、ここからどう降りるかの話し合いでアストラルに注意を向けていなかった
……そう、俺とブラック・ミスト以外は
『私の使命は……バリアン世界を滅ぼすことだ』
そのつぶやきを聞いたブラック・ミストは、静かに目を閉じた
次回はギラグの遺跡(?)ですが……
それは遊馬達に任せて、オリジナル回をする予定です
久しぶりに凌牙ちゃんがデュエルをする、はず!