プレイ時間を見たら250時間超えでとっても驚きました(小並感)
やっとGo鬼塚再登場!
それにしても鬼塚って本当にPlayMakerの正体に気が付いたのかな?どうなんやろか
「ゴーシュ!いつまでその坊やの好きにされている!」
「はぁ!?誰が坊やだよ!?」
『ぶふぅっ!』
ブラック・ミスト、気持ちはわかるが噴き出すのはやめなさい
「ゴーシュ、その様はなんだ!今お前がしているデュエルには暑さの欠片も無い!
お前は忘れてい待ったのか、お前の、私たちの夢を!答えろ!ゴーシュ!」
ドロワさんは必死に声を張り上げる
届けと、その心に思いを、必死に
「無駄だ!こいつにお前らの声は届かねぇ!
俺のターン、ドロー!俺はBKラピット・パンチャーを召喚!」
なんか鶏の擬人化っポイ(?)のが出て来た
そんな貧弱な体でボクサー(?)やれるのかお前……
「俺はリベージ・ガードナーとラピット・パンチャーでオーバーレイ!2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築、エクシーズ召喚!
全ては意のままに、黒き権威を纏いて入場せよ!ランク3BKチート・コミッショナー!」
簡易版チャンピオンベルトを方にひっさげた、ボクサーの審判?のようなエクシーズモンスターが現れた
攻撃力は0だけど……これもダメージ反射系の能力なんかな?
アリトがノリノリでチート・コミッショナーでホープを攻撃していく
「この瞬間、チート・コミッショナーの効果発動!
このモンスターがバトルする時、フィールドにいる全てのモンスターは攻撃表示になる!」
「え!それじゃぁ!」
「えぇ……ライオンハートが攻撃表示になりましたわ」
しかもドロワさんの裏守備モンスターも攻撃表示になったし
うーん、わざわざ攻撃表示にしてきたってことは……
まさかあのモンスターって、リベージ・ガードナーと似たような効果が
「チート・コミッショナーの更なる効果発動!フィールドに味方のモンスターがいる時、バトルをしているチート・コミッショナーはそのモンスターと入れ替えられる!」
チート・コミッショナーの姿がぶれたかと思ったら、一瞬にしてライオンハートと入れ替わる
……ってのんきに解説(?)してる場合じゃない!
このままだったら遊馬が2400のダメージで負ける!
「罠カード幻蝶の雄姿を発動!相手モンスターの攻撃してきた時、攻撃対象を自分フィールドの幻聴と名の付く攻撃表示モンスターに変更できる!……来い、ゴーシュ!」
「ライオンハートの効果発動!バーニング・クロスカウンター!」
2人もダメージを受け、思いっきり吹っ飛ぶ
ドロワさんはライフが満タンだったからある程度ライフに猶予があるけど、ゴーシュさんはライフが100しかないから当然のように0になる
「ドロワ!」
「カイト…私は、大丈夫だ……それよりも、ゴーシュは……!?」
ドロワさんが必死に立ち上がったが、まだダメージが体に残っているのか若干ふらついている
問題のゴーシュさんはそのまま倒れてピクリとも動かない、ライフ0になりゴーシュは負けた、でも……
「ライオンハートの効果を発動!ORUを使いそのデカブツのライフを100にして蘇生させる!レスキューショック!」
……やっぱり、使ってくるよな
でもこれでORUが残り1つになったけど……インスタント・オーバーレイとかエクシーズ・ユニットとかORUを補充するサポートカードはいっぱいあるから油断できんな
「ゴーシュ……それが今のお前のノリか!そんな死んだ目をしたお前が、子供たちの希望の星になれると思っているのか!」
「学習しねぇなお前は!お前の声はこのデカブツには届かねぇってな!」
アリトはカードを1枚伏せてターンエンドする
ドロワさんはモルフォとオオルリを召喚し、フィールドにはレベル4のモンスターが3体いる
……ということは来るよ、遊馬!
「私は3体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築、エクシーズ召喚!闇を舞う美しき死の化身、ナイト・バタフライ・アサシン!」
攻撃力2600かぁ……でもチート・コミッショナーでバトルの対象を入れ替えられるし、そこんとこどうにかしないと
しかも伏せカードもあるし、アリトも馬鹿じゃないと思うから対策もしてるだろうし
ドロワさんは魔法カードを使いライオンハート最後のORUを奪い取るが、エクシーズ・バトル・チェーンを使い魔法カードを無効にする
しかもバトルをしてないモンスターだった場合、強制的にバトルさせるというおまけつき
そしてドロワさんの表情を見る限り、もう打つ手はなさそうだ
「やれぇ、ライオンハート!ナイト・バタフライ・アサシンを攻撃だぁ!」
「この瞬間、ナイト・バタフライ・アサシンの効果発動!」
「え!?」
「ドロワさん、何をやってますの!?」
ドロワさんがナイト・バタフライ・アサシンの効果を使った瞬間、小鳥ちゃんと璃緒が声を上げる
このタイミングで効果を使ったって事は、効果無効とかそういうやつだろ?
「ORUを1つ使い、フィールドにあるすべてのORU数×400攻撃力がアップする!
ORUは全部は全部で5つ、よって攻撃力は2000アップする!」
「ファッ!?」
元々の攻撃力は2600でさらに攻撃力が2000上がって4600
ライオンハートの攻撃力が100だから両者に入るダメージは4500
リアルダメージが入る以上、ライフが消し飛ぶレベルの攻撃とかゴーシュさんもドロワさんも無事で済むとは思わない
「あの4600はただの攻撃力ではない
あれはゴーシュに向けたドロワの思いの強さだ
ドロワは今、持てる力を使い洗脳されたゴーシュを取り戻そうとしてるんだ」
デュエルで思いを伝える
これがある意味で正しいデュエルの在り方
「行けぇ!今の私の全てを叩きつけ、あいつのデュエリストとしての魂を呼び覚ませ!———……ゴーシュ!」
ナイト・バタフライ・アサシンとライオンハートの拳がクロスして、顔面に直撃する
4500の大ダメージであるからか、衝撃波が観客席まで届く
ドロワさんの悲鳴がコロッセウムに響き渡り、壁に叩きつけられる
ライフが0になり、ドロワさんが敗北したことがDゲイザーを通して通知された
これは2人のライフが0になったら負けだから完全に負けって訳じゃないけど、ドロワさんが負けたことで遊馬が圧倒的に不利になった
「ドロワ!おいドロワ!大丈夫か?」
「遊馬……私のモンスターを、お前に託す……だから、どうか、ゴーシュを……」
その言葉を言い残し、ドロワさんは意識を失ってしまった
あの状態では万が一モンスターの攻撃の余波が来たとしても避けられない
俺は観客席からコロッセウムに降り立つ
「俺はライオンハートの効果を発動!レスキューショック!」
アリトがゴーシュさんを蘇生してる間にドロワさんの傍にスネークさながら近寄る
ちなみに段ボールは被ってません
『シャーク!?なんでここに……?』
「ん?ああ、ドロワさん意識ないし、ここにいるのは危ないだろうし観客席に避難させるんよ」
「そうだよな……シャーク!ドロワの事頼んだぜ!」
「あいやさいさーい!」
素早くドロワさんを抱きかかえると、観客席に跳躍する
……人間の皮を被ったゴリラとはいえ、俺も随分人間離れしてきたなぁ(遠い目)
いや、むしろデュエリストって人間なのか?
ドロワさんを俺の上着を置いた状態の観客席に寝かせる
だってこんな石の椅子に寝かせたら絶対痛いじゃん
俺が甲斐甲斐しくドロワさんの世話を焼いている間にデュエルがかなり動いていたらしい
「ん、今どうなってるん?」
「ゴーシュがライオンハートに装備魔法を、使いホープを倒したところだ」
「おk」
改めてDゲイザー越しにフィールドを見るとゴーシュさんのフィールドには攻撃力2600のライオンハート、加えて装備魔法2枚に伏せカードとかなり盤石なフィールドになっている
洗脳が解けて……ないよなぁ、まだゴーシュさんの額にはあのバリアの十字架くっついてるし
「ゴーシュの意識はまだ洗脳されたままだろう……だがドロワの渾身の一撃が囚われた魂を震わせ、奴の細胞に刻み込まれたデュエリストの魂を呼び覚ましたんだ」
俺の心の声を知ってか知らずか、カイトがそう言葉を漏らす
てか細胞に刻み込まれたデュエリストの魂ってなんやねん
「来いゴーシュ!お前のありったけを見せてやれ!俺のターン、ドロー!
俺はエクシーズ・シフトを発動!自分フィールドのエクシーズモンスターを墓地に送り、そのカードと同じランクのモンスターを特殊召喚する! ……現れろ!H・Cエクスカリバー!」
観客席の幽霊たちが沸き上がる
ORUが無いから効果発動できないけど、それだけじゃないよね
「さらにこのカードは特殊召喚されたモンスターのORUになる!」
エクシーズ・シフトが1つの光の玉になり、エクスカリバーの周りを漂い始める
「ゴーシュ!このカードは熱いデュエルの証として、お前が俺に託してくれたカードだ!」
遊馬がエクスカリバーで攻撃宣言し、効果を発動させ攻撃力を2倍の4000にする
それに対しゴーシュさんが罠の
さらに遊馬が魂の一撃を発動し、ライフを半分支払いエクスカリバーの攻撃力を100だけ上昇させる
それでもライオンハートの攻撃力は超えられない……けど
「お、おい、どうした!ライオンハート!」
ライオンハートがみるみる萎んでいき、攻撃力が2600にまで下がってしまった
いきなりどうしたワレェ!
「遊馬の本当の狙いは、ゴーシュと同じライフを100にする事だ」
「え?でもそれで何の意味が……?」
小鳥ちゃんが不思議そうに首を傾げながらこちらに視線を向ける
その様子を見て俺も首をかしげる、さっぱりわかんね
「装備魔法のヒロイック・グロースは自分のライフが相手より下の場合でないと発動しません
遊馬とゴーシュさんのライフが同じの今、ヒロイック・グロースの攻撃力が2倍の効果が発動していないので攻撃力が2600まで落ちたのですわ」
なるほどねー、しかしライオンハートの元々の攻撃力は100を装備魔法とかの補助があったとはいえ5200までアップさせたゴーシュさんマジぱねぇっす……
とはいえこれでゴーシュさんは敗北するだろう、そうなると今度はアリトと遊馬の一騎打ちか
「ふざけんなぁ!俺はチート・コミッショナーの効果発動!このカード以外がバトルしてる時、ORUを全て使い相手の手札に魔法カードがあればバトルを終了させ、それを発動させる!さぁ使え!バリアンズ・フォースを!」
おいちょっと待てなんだそのよくわからん効果は!?
って茶番してる場合じゃない!今までいろんなCXを見て来たけど、そのどれもが凶悪な効果を持っている
ライオンハートがカオス化したら、きっと遊馬は負けてしまうだろう
『遊馬、今だ!』
「おう!罠発動!オーバーレイ・マーカー!」
遊馬の伏せカードがクルリと反転する
『このカードはバトルの時、オーバーレイを全て使いきった場合発動した効果を無効にし破壊する!
そしてそのエクシーズモンスターをコントロールするプレイヤーに、バトル中のモンスターの攻撃力の合計のダメージを与える!』
『つまりアリトはライオンハートとエクスカリバーの攻撃力の合計、6700のダメージを受ける』
「食らえアリト!俺とゴーシュの熱い魂を!」
ライオンハートとエクスカリバーの拳がチート・コミッショナーの顔面に直撃する
そのままチート・コミッショナーが破壊され、6700のダメージを受けアリトがコロッセウムの端まで吹き飛ぶ
……あっぶねー!ドロワさん観客席に避難させておいて本当に良かったー!
「……なん、だよ
なんなんだよ!今のは……!」
突然アリトがそんな叫び声を上げる
その表情には困惑や……絶望、の感情が見て取れた
一体どうしたんだ?それを思考する前にアリトの後ろにワープホールが現れ、アリトを吸い込んでいく
『……今の、記憶は』
「……ブラック・ミスト、どうしたん?」
ブラック・ミストの独り言……というより思わず出てしまった、という言葉が気になり話を振る
今の記憶って何?どういうことだ?
俺の言葉が聞こえていなかったのか、ブラック・ミストは顎に手を当てて何やら考え込んでいる
んー、今の記憶ってNo.の記憶の事いってるのかな?でもそれだったら今までの遺跡で何も反応しなかったしなぁ
「!ゴーシュ!」
ゴーシュさんの額にあったバリアンの十字架が消滅する
洗脳してたアリトが倒されたから洗脳が解けたのか……
膝を付き、前かがみに倒れるゴーシュさんを遊馬が支えた
その衝撃でゴーシュさんは目を覚ました(?)らしく、状況が使えめていないのかしきりに混乱していた
何というか、うん、お疲れ様です
目を覚ましたドロワさんがゴーシュさんを殴り飛ばすというハプニングもあったが、なんとかこの遺跡の戦いも終わって一安心ってとこか
「あったー!覇者のコイン!」
壊れた台座で遊馬が一馬さんの残したコインを発見した
……それにしても、皇の鍵然り、遺跡のNo.然り、色んな事知ってるしマジ一馬さん何者だよ
「んだよ遊馬、水臭ぇじゃねぇか!バリアンとやり合ってるんならなんで言わねぇんだよ
あいつらをぶっ倒すんなら、俺もドロワも力を貸すぜ!」
「馬鹿野郎!お前にはドロワとの夢があるんだろ!子供たちの希望の星になるって夢が!そうだろ?ゴーシュ!」
「遊馬……」
遊馬のそんな言葉にゴーシュは一瞬きょとりとした表情を見せ、嬉しそうにほほ笑んだ
―――……ゴーシュ!ゴーシュ!ゴーシュ!ゴーシュ!
会場で沢山のゴーシュさんを呼ぶ声が聞こえる
中央のステージでチャンピオンベルトを掲げたゴーシュさんが、誇らしげに子供たちに囲まれている
<やりましたぁ!ゴーシュ・ザ・スターマン!スパルタンシティに新しいチャンピオンの誕生だぁ!>
アナウンスを聞いて思わず顔を緩めてしまう
会ったのは昨日今日とはいえ、知り合いの夢のスタートラインをこの目で見れるのは嬉しいもんだねぇ
俺は、俺達はゴーシュさんとドロワさんが嬉しそうに笑い合う姿を見て、改めてこのバリアンとの戦いを終わらせようと誓い合った
次はミザちゃんの遺跡かー
アリト戦とは違って、カイトは凌牙ちゃんの前世カード持ってるからなぁ……
……これもしかして頑張らないといけないパターンか(白目)
ちなみにアニメでは小鳥は置いて行かれましたが、今作では凌牙ちゃんがしっかり起こして一緒にコロッセウムまで行きました