神様転生! 行く世界は…え?デビサバ?   作:マルク マーク

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エミヤあれは変装とは言わねぇ。サンタムの元ネタってエクストラのなんですね。youtubeでみました。…ガチャ?爆死ですがなにか?

最近、2つ目の作品を書くか迷っています。ただでさえ遅い更新速度が更に遅くなりそうですが…。


1st DAY 東京封鎖 (2つの顔)3

PM 1:00

 

今、俺は家に居る。

ギンの格好からシンの格好に着替えた所だ。

さてと…

 

「なにしようかな…」

 

そう、今 俺は少し暇なのだ。

今朝の会議で言っていたハルを助ける戦い、このイベントが始まるのは午後5時頃、それまでの時間をどう過ごすか…

情報収集をしてもいいんだが、初日で集められる情報なんてたかが知れてる。

悪魔と戦ってもいいんだが、今はそんな気分じゃあない。

 

原作キャラとの接触?いきなり知らない奴が話しかけてきたら誰でも警戒するだろ?やるとしたらカズヤたちと一緒のパーティーになった時だ。

 

「ねえねえマスター☆」

「ん?どうしたんだ?ティコ」

「マスター自分の余命を見てないけどいいの?☆」

「そういえば自分の余命を確認してなかったな」

 

本来なら昨日確認するべきなんだが、仲魔たちのインパクトが強すぎてすっかり忘れていた。

 

「で、俺の余命は…」

俺は自分の頭上を確認した

 

「…あれ?…ない?」

この封鎖内にいる人間全員にあるはずの数字が俺にはなかった。

「…ティコ」

「なに?マスター☆」

「余命がないんだが」

「ないね☆」

「このCOMP壊れてるか?」

「壊れてないよ☆」

「…」

 

 

…やばくね?

俺の知る限り余命がないのは封鎖を守ってる自衛隊のみ

確か悪魔が人間に化けても余命はない〈3日目に天使の話をしてきた表参道の怪しい男とチャラ男(ロキ))。

 

 

俺が自衛隊に見えるか?いや見えない。

たとえ自衛隊に見えても封鎖内にいる時点でアウトである。

そういえば、カズヤたちにもなにも考えずに接触してしまった…

 

 

正体がバレる可能性がでてきやがった…

 

カズヤが余命がない人物(人外)に初めて会うのは3日目

それまでにどうにか誤魔化さないとな…絶対に5日目まで正体を隠してみせる。

 

とりあえず今朝の行動指針を変えずに誤魔化す方法考えなきゃ。

 

 

PM3:00

 

何も思いつかなかった。

 

 

 

PM3:30

 

仲魔を呼んで一緒に考えたが結局はどうにでもなれと言う結論になった。

 

バレたらバレたで好きにやればいいと仲魔たちに言われた、それができる力もあると。

まあ、こういう選択ができるのも力がある者の特権ってやつか。

しばらくの間仲魔と共に過ごした。

 

 

PM4:30

 

そろそろ準備しないとな。

仲魔たちをCOMPに戻しておく。

物置の入口を作り出して幾つか物を取り出す。そして取り出した物を鞄に入れて…っと

 

「準備完了」

 

COMPを手にとって家を出る

 

じゃ、九段下へ向かうか。

 

 

PM 5:00

 

途中で悪魔と戦ったり、人の話を聞きながら武道館の近くに到着した。

 

「ん、ハルの歌か…」

 

武道館の方から歌が聞こえてきた。

俺は鞄からCOMPを取り出しながらハルの歌が聞こえる方へ向かった。

 

 

俺がついた頃にハルは悪魔に囲まれていた。

そして反対側にはカズヤたちが見える。ハルはシーケンサーのボタンをポチポチ押していたため、おそらく戦闘前の会話をしたあとだろう。

「電池切れ…か…はは…

あー、これは…。やばい、かもよ。アヤさん…」

「ハルさん!早くっ!」

「あの人どうして逃げないんだよ!?…クソっ!こっちから助けに行くしかない!」

「うん!早く行こう!」

 

 

「助けるのを手伝ってやる!!」

「なっ…!?シン!?逃げろ!」

 

 

 

 

 

俺はCOMPを起動しながらワイラに近づく。

「アリス!アスクレピオス!出番だ!」

アリスとアスクレピオスが俺の両脇に召喚される

「アリスは俺と一緒に悪魔と戦闘!アスクレピオスはハルの護衛だ!」

「わかった!」

「(`・ω・´)ゞ ビシッ」

「シン、お前も悪魔使いだったのか!?」

「その話は後で!今は目の前の悪魔に集中する!!」

「わ、わかった」

 

俺はアリスに指示を出す

「俺はワイラを殺る!アリスはビルウィスを殺れ!」

「どっち?」

「…青い方だ!」

「わかった!」

 

そう話しているうちにワイラの目の前まで迫った。

「吹っ飛べ…アイアンクロウ!」

俺は目の前にいるワイラを思いっきり引っかいた。

ワイラは叫ぶ暇もなくバラバラになった。

…これ、一応初期に覚える技だし、気合いも使ってないはずなんだが…

 

 

「ねえ、死んでくれる?」

アリスがそう言ってるのが聞こえてそっちに目を向けると

 

 

 

 

 

 

 

大量のトランプの兵隊が槍を下に向けながらビルヴィスに落ちていた。

 

 

 

 

 

 

 

親方、空からトランプ兵が!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…なんて言ってる場合じゃねぇ。

なんでエフェクトはペルソナなんだよ。

 

ビルヴィスはなすすべもなく消えていった。

 

他の悪魔はカズヤたちが相手をしている。

「無事か?」

「え、ああ……ありがと。でも、無理しなくていいよ。私なんかの為に身体張る必要無いって」

「ん、別に無理はしてないよ、アイツらなんて…」

後ろから飛んでくるモー•ショボーを心眼で察知して回し蹴りで吹っ飛ばす

「見なくても倒せるから」

 

念のため、螺旋の蛇で追撃しておく。

 

「アンタホントに人間かい?」

「…一応人間のつもりだ」

 

カズヤたちが悪魔を倒すまで待った。

 

 

「ハルさん、無事でよかった」

 

…俺は?

「…どうも、ありがとう。アンタたち、悪魔が使えるんだね」

「え…ええ…でも私たちより、ハルさんの方が驚きですよ!あんなに、悪魔に囲まれて悲鳴の1つも上げないなんて…」

 

…だから俺は?俺には何の驚きもなかったのか?

「シーケンサーが使えれば1人でも大丈夫だったんだけど、あいにく電池が切れちゃってさ」

「どういう意味?」

「アンタたちも悪魔使いだろ?アタシと方法は違うみたいだけど。アタシはシーケンサーに合わせて歌うと、悪魔を呼び出せるんだ」

「えっ…!?ハルさんも悪魔を呼べるの!?」

「それでさっき、シーケンサーを取り出していたのか…って事は、そのシーケンサーも、ナオヤさんガンガン作ったのか…?」

「ナオヤ…誰、それ?これはアタシの知り合いから借りてる。もう半年ほど前からね」

「知り合い?」

「そ、D-VA時代の先輩でさ、アヤさんっていう人からね…まあ、今は電池が切れちゃってるから、ちょっと動かないけど。でもやっぱり、持ってると落ち着くよ…」

「そういうものもあるね」

「あはは!話せるね、キミ」

「だけど、電池切れじゃ大変でしょ?すぐに電池を交換した方がいいっスよ!…あ、ちょっと端子を見せて!」

「......?ああ…どうぞ?」

「......クソ…やっぱりムリか。手動式の充電器が使えると思ったんだけどな」

「…ありがと、気を使ってくれたんだね。ま、動かなくてもさ?これは精神安定剤代わりになるから…」

「......?精神安定剤代わり...?」

「…あはは!深く考えんなって!」

「あ、ええ…それにしても、半年も前から悪魔を喚んでたなんて…大先輩っスよ!」

「いや、初めて喚んだのは1ヶ月半ほど前だよ」

「それでも大先輩ですよ!オレたち、昨日からだもん」

「昨日から?凄いね、たった2日であそこまでとは…それからさ…キミ、ちょっと転々と」

ハルは手招きをしてカズヤだけを呼び寄せた

俺には聞こえるけど聞こえないふりをしておく

「それじゃ、今日はありがと。アタシはもう行くから。また会えるといいね。あと、キミもありがとね。えっと…」

「間薙 真。シンって呼んでくれ」

「ああ、ありがとねシン」

そう言ってハルはこの場を去った

 

「まさか、あの人も悪魔を呼べるとはな…やっぱり悪魔はオレたちが知るより前から、ずっと東京にいたんだ」

「…そうなるね。翔門会の人達なんて、ずっと前から悪魔を使っていた感じだし…」

「あ、そういえば、カズヤ!ハルの余命は!?前見た時0だったでしょ?」

「2に増えたよ」

「きゃ〜!やった、やったのね!ハルの運命を救ったんだ!」

「そっかー!他人の余命も変える事が出来るんだ!これって凄くね?」

「スゴイに決まってるじゃない!ね、カズヤ?」

「封鎖内の余命を全部増やすぞ」

「…あ、そっか!6日っていう余命を、増やせるかもしれないよね!」

「そうだな…、望みが出てきたぜ!…それにしてもさ、ハルはCOMPじゃなくて、楽器で悪魔を喚び出すんだろ?一体、どういう仕組みなんだ…COMPとシーケンサーの共通点が悪魔召喚に必要な事、か…?」

「また、すぐに考えこむっ!そんなこと、今はいいじゃん!ハルが助かったんだから、大満足だよ!…まぁ助かっても、それほど嬉しそうじゃなかったのが、ちょっと気になるけどさ…ロック歌手特有の冷めたポーズならいいんだけど…」

「それにしてはおかしい」

「…だよなぁ」

「ところで、カズヤ。ハルと何を話してたの...?」

「別に...」

「ふ〜ん...内緒なんだ?あ〜、そう...」

「あの、先輩?誰か忘れてませんか?」

「あっ!シン!すっかり忘れてた」

やっぱり忘れられてたか…

「シンも封鎖に巻き込まれたのか…」

「いや、俺の家は山手線内だぜ?」

「シンの家って山手線の内なのか!?」

「いや、アツロウ先輩ウチにきたことあるだろ…」

「は、はは…すっかり忘れてた。そういえば、お前のCOMPってどこで手に入れたんだ?」

「ナオヤからもらった」

「え!?ナオヤさんにあったのか?」

「ああ、封鎖されるより前にだけどな」

「そうか…」

「…そういえば、先輩たちって今日は泊まるとこは決まってるのか?」

「いや、特に決めてないぜ」

「…ウチにくるか?」

「「いいの(か)!?」」

「あ、ああでも先に部屋とか掃除しておくから…そうだな7時頃にきてくれそれまでには終わらせる」

「ああ!ありがとう!」

「場所はアツロウ先輩が知ってるはずだから」

「ああ○○の○○○号室だよな?」

「ああ、それであってる。じゃまたあとで」

俺はその場を去った

 

 

 

PM 5:35

 

我が家についた。

掃除しなきゃ。

 

 

PM6:30

 

終わった。約1時間はかかったけど友人を招いても大丈夫なくらい綺麗になった…はず。

仲魔と一緒に時間を潰すか。

 

PM7:00

 

コンコン

アリスたちとお茶会をしていると入口のドアからノックの音が聞こえてきた。

「アリ…いやヨシツネでてくれるか?」

「御意」

ヨシツネがドアを開ける

「だっ、誰だアンタは!?」

「アツロウ先輩、そいつは俺の仲魔だから気にしないでいいぞ」

「なに普通に悪魔を出してるんだよ!?」

「何時、何処で襲われるかわからないじゃねぇか」

実際アマネルートの8日目にはCOMPを持たない一般人が悪魔使いを殺したっていう話もあったし。

「だ、だけどなぁ…」

「まあ、とりあえず上がってくれ」

「お、おじゃまします」

 

先輩たちが上がったのを確認してヨシツネにドアを閉めさせる。

「で、お前はなにしてるんだよ」

「なにって…見ての通り茶会だが?」

「いや、なんで茶会なんかやってんだよ…」

「アリスがやりたいって言うから」

アリスはニコニコしている。

「まあ、それはいいとして先輩たちは夕飯は食べましたか?」

「いや、そもそも食えるもんがないんだよ」

「じゃ、俺がご馳走するよ」

「「「いいの(か)!」」」

「お、おう」

これには4黙っていたユズや普段無口なカズヤも一緒になって聞いてきた

「じゃ、今から作るから待っててくれ。チャーハンでいいか?」

「ああ、大丈夫だ」

俺はカズヤたちに料理を振る舞った。

 

 

 

 

 

「「「「「「ごちそうさまでした」」」」」」( -人- )

「お粗末さま」

 

「うまかったな!」

「負けた…」

「どうした?ユズ先輩」

「ううん、なんでもない」

 

「もっと練習しなきゃ」とか聞こえるけどまあいいか。

 

「しかし、悪魔と一緒に飯を食うことになるとはなぁ…」

「悪魔だって生き物なんだから差別したらダメだろ」

「だって、悪魔だぜ?」

「敵なら敵、味方なら味方っていう考えだからな、俺は。まあこの考え方がおかしいっていう自覚はあるから気にしないでくれ」

「そっか」

「じゃあ、俺は自分の部屋で寝るから布団は押入れの中にあるから好きに使っていいぞ」

「ああ、おやすみ」

「「おやすみ」」

「あ、俺の部屋には仲魔がいるから何か盗もうとか考えないでくれよ」

「わかってるって」

「じゃあ、おやすみ」

 

 

俺はCOMPでカズヤにメールを出してから寝た。

 

 




デビサバ(無印)で起きたことその2

昔自分はチーターだった。チート使えば無敵だ、俺は誰にも負けねぇ!と思っていました。
しかしチートを使っても勝てない奴が現れた。
それは…閣下だ。閣下のメギドラダイン5発でチートはあっさり負けたのです
あの方は天狗になってた自分を叩き潰したんです。(その後攻略サイト見たり youtubeを見たりして勝ちましたチートはちゃんと切ってます)
自分がタグにチートを入れないのは
チート≠最強だからです。


読者ならわかってそうですが、一応言っときます。
サブタイトルの"2つの顔"の意味は
シンとギン
の事です。

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