神様転生! 行く世界は…え?デビサバ?   作:マルク マーク

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はじめまして マルク マークです。初めて小説(ss)を書くため 至らない点があると思いますが 生暖かい目で見てください。


プロローグ

今は8月半ば 夏真っ盛り

俺こと 間薙 真 は

「あと少し! 削り取れ!…ちくしょう!少し足りねぇ!」

デビルサバイバーOCの裏ボスのルシファーと戦っていた。

「あ、閣下待って! お願い5回目のメギドラダインは待ってくれ! 」

「あっ…」

 

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「ああ…あと少しで89レベルで閣下を倒せそうだったのに…」

最近可能な限りレベルを抑えてルシファーと戦うという事をやっている。

「一応中断セーブはしてっけどさすがに疲れた。ちょっとコンビニ行くか」

彼が外に出た瞬間、外の熱気が伝わってきた。

「うわ、アッチィ デビサバの主人公達、よくこんな暑い中あんだけ動きまわれるよな。俺はできねぇわけじゃないけど、やりたかねぇよ。」

 

コンビニは、彼の家からそう遠くない所にある。

「ん~、 やっぱり80番台で閣下と戦うのは無謀か? でもあと少しだったし、頑張ればいけるか?」

彼はそんな事を考えながら横断歩道を渡ってていた。

「おい!危ないぞ!?」

そんな声が聞こえてきた。

信号無視のトラックが突っ込んできたのだ。

「あっぶね!」

彼はとっさにバックステップでかわした 。

いつ非日常的な事が起こっても大丈夫なように、普段から鍛えていたのだが…

ドン「え?」

彼を助けようと突き飛ばした男がいた。

だがそれは最悪の行動だった。彼を突き飛ばしてしまい、トラックの前まで押し戻してしまったのだ。

グシャ 、と言う音を聞いた瞬間、彼は意識を失ったのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

次に彼が目覚めたのは

 

 

 

 

 

 

ボクシングのスタジアムだった。

「いや!おかしいだろ!! こういうのは真っ白な空間とかだろ!どうしてボクシングのスタジアムなんだよ!?」

そこには 、一目見たら絶対に通報されそうな顔の男と長い白ひげの爺さんがスパーリングしていた。

「(°Д°)」

「お、もう起きたのか。少し待っとれ。

今、終わらせるからの。」

そう言いながら、爺さんがスパーリングをやめ、こっちに来た。

(ちなみに悪人ヅラのおっさんは、霧のようになって消えていった)

「すまんの。お主がなかなか起きないから、ちょいと暇を潰していたのじゃ。」

「アッハイ」

「ふむ、では 話をしよう。」

「あ、ちょっと待ってください。

今、ちょっと混乱しちゃて、少し待ってくれませんか? 」

「まあ、いいじゃろう。お主も突然こんなところに連れてこられたからの。少し待ってやろう。」

 

10分程経過

 

「Ok もう大丈夫だ 問題ない」

「では 自己紹介をしようかの わしは神じゃ」

「まあ なんとなくわかります」

 

彼はちょっとしたオタクであり、様々な小説やライトノベルなどを読んでおり、この状況が所謂神様転生だと把握した。

「じゃあやっぱり俺って死んだんですね。」

「案外あっさりしてるの!? もっと騒ぎ立てると思ってたわい。」

「特に未練とかあったわけじゃないですし。家族も、もう誰もいませんしね」

「そうか、だが今回の死はこちら側の不手際じゃから、お主には転生して欲しいのじゃ。」

「いいですよ。」

「だから、お主はあっさりしすぎじゃ!」

「まあまあ別にいいじゃないですか。こっちの方がいろいろ楽ですし」

「う、うむ まあそうかの…では特典を三つやろう。好きに選ぶといい。」

「そういえば、行く世界聞いてないんですけど、何の世界ですか?」

「それは…」

「それは?」

 

 

 

 

 

「わしにもわからん。」

「わからねぇのかよ!?」

「だってランダムなんじゃもん。」

「じゃもんってなんだよ!気色悪ぃわ!」

「そっちが素かの?」

「あっ…すみません取り乱しました。」

「別に素でも構わんのじゃがのう。」

「一応神様ですし。」

「まあいいかの。で特典の話じゃが、行く世界はわからんが、アトラスの女神転生シリーズの世界なのは確かじゃ。」

「なんでそこだけ分かるんですか?」

「勘じゃ」

「勘かよ! ハァ もういいです。女神転生シリーズって分かった時点で特典は決めました。」

「そうかそうか。では教えてくれ。」

「じゃあ。1つ目は、混沌王 人修羅が使用可能なスキルが全て使えるようにしてください 。2つ目は、スキル使用時のコストをゼロにしてくれ 。3つ目は、俺専用の悪魔をくれ。」

「もう敬語じゃなくなっとるの…」

「こっちの方が楽だからな。」

「まあ別に良いが、でお主の専用悪魔とな?」

「ああ、アスクレピオスって言うギリシャ神話の医術の神だ 。神話道理の神、いや悪魔にできないか?」

「別に構わんよ。」

「よし! この3つが俺が望む特典だ。」

「ではもう特典も選んだし、転生するかの」

「もう お別れか…」

「そうじゃのう…」

「じゃ最後に一つだけ。」

「なんじゃ。」

「俺はどうして死んだんだ?」

「そういえば言ってなかったのう。」

「ああ、だから教えてくれ。」

「そうじゃのう、実は最近ボクシングにハマってのう。」

「まあ、俺が起きるまでスパーリングしてたくらいだからな。」

「それで今日はボクシングの試合にでてたのじゃが、その試合中でわしが気絶しての。」

「おい!大丈夫だったのか!その時!」

「大丈夫じゃ、試合には勝ったからの。」

「そこじゃねぇよ!」

「まあ気絶したんじゃが 、その時部下の一人が仕事そっちのけにして こっちにきての。」

「もしかして、その仕事って…」

「余命管理じゃ。」

「アンタの部下は阿保なのか!?」

「まあ大体終わって、残ったの一枚だけだから、問題ないと思ったのじゃろう。」

「問題ないってどういうことだ?」

「本来なら少しほっといただけで死にはせん」

「じゃあなんで、俺は死んだんだ?」

「別の部下がゴミと思って捨てたらしい。」

「えぇ…」

「まあこれで おしまいじゃ。」

神がそう言った瞬間、神の側に扉が現れた。

「さて、この扉を潜ればお主は転生する。」

「そっか、ありがとうな神様。」

「なに、こちらに非があるのじゃから当然の事をしたまでじゃ」

「アンタと話すの楽しかったぜ。」

「わしもじゃ。」

「じゃあな。」

彼はそう言いながら、扉を潜っていった。

「じゃあの。」

神はそう言いながら、光輝きその場を去った。

その場に残ったのは 静寂と…

 

 

 

 

神が使っていたグローブのみ

 

 

 

数十分後神が忘れ物に気がいて取りに来るのは別の話。

 




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