かてきょーD×D(未完)   作:薔薇餓鬼

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標的99 イッセー救います!

 

 

 

「いくぞ炎真!!」

 

「うん!!」

 

ツナと炎真がイッセーの所へ行こうとすると

 

「…ツナ君」

 

「小猫…?」

 

すると小猫がツナの後ろから抱きつく

 

「行かないで…ツナ君が死んじゃったら私…」

 

「小猫…大丈夫だ」

 

「ツナ君…?」

 

小猫がツナから離れるとツナは小猫のほうを向き

 

「俺は死なない、必ず生きてイッセーを救ってみせる、それに…愛するお前を置いて死なないよ」

 

そう言うとツナは炎真と共にイッセーのほうへ向かう

 

「ツナ君…死なないで」

 

ツナの背中を見て小猫は呟く

 

「本当にツナはイッセーを…」

 

「できるさ彼らなら」

 

リアスが呟くとチェッカーフェイスが答える

 

「一体あなたは何者なの?ツナの仲間なの?」

 

「仲間か…どうだろうね私にもわからないな」

 

「ふざけてるの?」

 

「ふざけてなどいないさ、沢田君と会ったのは2年前だからね、しかもほんの少しの間だ、それから一度も会っていない」

 

「じゃあどうしてそんな事が言えるの?」

 

「沢田君は私の運命を変えてくれたのさ」

 

そう言うとチェッカーフェイスは虹の代理戦争の時の事を思い出す

 

「(あれからどれほど強くなったか見せてもらおうか)」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方ツナと炎真はイッセーの近くに辿りついていた

 

「おおおおおおおおん!!」

 

「気をつけろ炎真」

 

「わかってるよ大地の重力(グラヴィタ・デッラ・テラ)!!」

 

炎真が無数の球体を出すとイッセーが球体に張りつけられる

 

「おおおおおおおおん!!」

 

「くっ!!思ったより強い!!加減してたらこっちがやられる!!」

 

イッセーが炎真の力を解こうと暴れている

 

「ツナ君!!早く!!」

 

「わかった、ナッツ形態変化(カンビオ・フォルマ)!!」

 

ツナがナッツを形態変化(カンビオ・フォルマ)させると腕のパーツが変形する

 

「オペレーションXX(ダブルイクス)!!」

 

『了解シマシタボスXX(ダブルイクス)BURNER発射シークエンスヲ開始シマスNEWパーツヨリカウンターバーナー噴射』

 

ツナは両手をクロスさせるとXX(ダブルイクス)BURNERの構えをとる

 

「待ってろイッセー!!」

 

『カウンターバーナー及びLR(レフトライト)バーナー炎圧急上昇』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あれは綱吉君のXBURNER…でも!!」

 

「いつもと構えが違う!!」

 

「まさか両手撃ち!?そんな事をしたら!?」

 

ツナを見て木場、朱乃、リアスが驚く

 

「いやよく見ろツナの腕を!!腕のパーツから発射方向と逆方向から炎が出ている!!あれなら!!」

 

ゼノヴィアがXX(ダブルイクス)BURNERの秘密に気づく

 

「沢田綱吉も凄いですが、もう一人の少年も凄い…覇龍(ジャガーノート・ドライブ)を止めている…」

 

「ヴァーリこれはもしかしたら、あいつらやるんじゃねぇか?」

 

「かもな…」

 

アーサーも美猴もヴァーリもツナと炎真を見て驚いている

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ツナ君これ以上は!!」

 

炎真がそう言うと

 

『ゲージシンメトリー発射スタンバイ』

 

「よし行ける!!」

 

XX(ダブルイクス)BURNERを撃つ準備が整う

 

XX(ダブルイクス)BURNER!!」

 

ツナの大空の炎がイッセーを包んでいく

 

「うぉおおおおおお!!」

 

『何だあったけぇ…この炎…ツナの…』

 

ツナのXX(ダブルイクス)BURNERによりイッセーの意識が一瞬戻る

 

ドゴーーーン

 

「「はぁはぁ…」」

 

ツナも炎真も予想以上に気力を使い疲れている

 

「イッセーはどこだ?」

 

「あそこだ!!」

 

炎真が指をさすと鎧が解除されイッセーは空中から落ちている

 

「イッセー!!」

 

「任せて!!」

 

すると炎真は大地の重力の力でイッセーを浮かしイッセーが落下するのを阻止する

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてツナはイッセーをみんなの所に運ぶ

 

「イッセー!!」

 

リアスがイッセーの所に駆け寄る

 

「大丈夫です、気を失っているだけです」

 

「ツナありがとう、あなたもありがとうえっと…」

 

「古里炎真です」

 

「私はリアス・グレモリー、ありがとう私の下僕を救ってくれて」

 

炎真にお礼を言うリアス

 

「凄いな、まさか本当に止めるとは驚いたよ」

 

「俺一人じゃ無理でしたよ、炎真君がいなかったら」

 

「君の世界には君以外にも強そうな奴がいるのか?」

 

「まぁ…」

 

「そうか…」

 

ツナがそう言うと不敵な笑みを浮かべるヴァーリであった


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