かてきょーD×D(未完)   作:薔薇餓鬼

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標的97 暴走です!

 

 

 

 

 

 

「アーシア?」

 

アーシアが光の柱に包まれて消えると、奥のほうから誰かが出てくる

 

「誰?」

 

「お初にお目にかかる、忌々しき偽り魔王の妹よ私の名前はシャルバ・ベルゼブブ、偉大なる真の魔王の血を引く正統なる後継者だ」

 

リアスが尋ねるとシャルバが自己紹介する

 

「さてサーゼクスの妹君、いきなりだが貴公には死んでいただく」

 

「私たちグレモリーを殺すというのね」

 

「その通りだ、不愉快極まりないのでね、私たち真の血統が現魔王の血族に旧などと言われるのが耐えられないのだよ」

 

「直接現魔王に決闘も申しこまずにその血族から殺すなんて卑劣だわ!!」

 

「それでいい、現魔王の家族から殺す、絶望を与えなければ意味がない」

 

「外道!!何よりアーシアを殺した罪!!絶体に許さないわ!!」

 

リアスが激昂し赤いオーラを迸らせた

 

「アーシア?アーシア?」

 

するとイッセーがふらふら歩きながらアーシアの名前を呼び続けていた

 

「アーシア?どこ行ったんだよ?家に帰るぞ?父

さんも母さんも待ってる、隠れてたら帰れじゃな

いか、ハハハ、アーシアはお茶目さんだなぁ」

 

アーシアがいなくなったショックでおかしくなるイッセー

 

「アーシア?帰ろう、もう誰もアーシアをいじめる奴はいないんだ、いたって俺がぶん殴るからさ!!ほら帰ろう、体育祭で一緒に二人三脚するんだから…」

 

おかしくなったイッセーを見てみんなは涙を流す

 

「許さない!!許さない!!斬る!!斬り殺してやる!!」

 

ゼノヴィアがシャルバに斬りかかるが

 

「無駄だ」

 

するとシャルバは聖剣を防御障壁で弾き、ゼノヴィアの腹部に魔力の弾をうちこむ

 

「アーシアを…返せ…私の友達なんだ…優しい友達なんだ…誰にも優しかったんだ…どうして!!」

 

「下劣なる転生悪魔に汚物同然のドラゴン、全く持ってグレモリーの姫君は趣味が悪い、そこの赤

い汚物、あの娘は次元の彼方に消えていった、す

でにその身も消失しているだろう…死んだという事だ」

 

シャルバがそう言うと

 

『リアス・グレモリー、今すぐこの場を離れろ、死にたくなかったらすぐに退却したほうがいい』

 

ドライグがリアスたちに警告すると

 

『そこの悪魔よ、シャルバといったか?お前は…

選択を間違えた』

 

すると神殿が揺れ始めイッセーからもの凄いオーラが溢れ出すと呪文を唱え始める

 

『我目覚めるは』

 

〈始まったよ〉〈始ちゃったよ〉

 

『覇の理を神より奪いし二天龍なり』

 

〈いつだって、そうでした〉〈そうじゃな、いつだってそうだった〉

 

『無限を嗤い、夢幻を憂う』

 

〈世界が求めるは〉〈世界が否定するのは〉

 

『我、赤き龍の覇王と成りて』

 

〈いつだって、力でした〉〈いつだって、愛だった〉

 

《何度でもお前たちは滅びを選択するのだな》

 

イッセーと色んな声が呪文を唱える

 

「「「「「汝を紅蓮の煉獄に沈めよう」」」」

 

『Juggernaut Drive !!』

 

呪文を唱え始めるとイッセーが鎧に包まれ小型ドラゴンと化すると、周りの床や壁、柱や天井が破壊される

 

「おのれ!!」

 

危険と判断したシャルバが特大の光の一撃を放つ

 

『Divid Divid Divid Divid Divid Divid Divid !!』

 

なんと白龍皇の力でシャルバの光の波動を縮小させた

 

「あれは…白龍皇の…」

 

木場が呟くと、ある事を思い出す

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

時は少し遡り三大勢力の会見のツナがヴァーリと戦い終ったあと

 

「あれは…」

 

イッセーが何かを見つけると、そこまで歩いていく

 

「やっぱりヴァーリの…ツナと戦った時に落ちたのか」

 

イッセーが見たのは白龍皇の鎧の一部の宝玉だった

 

「なぁドライグ神器(セイクリット・ギア)は思いに答えて進化するんだよな?」

 

『そうだが…どうした?』

 

「俺のイメージを伝える…やってみてくれ」

 

『相棒、危険なイメージを送りこんでくるものだな、だが面白い!!死ぬかもしれないが、その覚悟はあるか?』

 

「死ぬのは勘弁だな、俺は部長の処女をもらってない…それにツナが…後輩が命をかけて戦かったんだ俺も命をかける!!」

 

『フハハハハハ!!いい覚悟だ!!ならば俺も覚悟を決めよう!!我は力の塊と称された赤き龍の帝王!!お互い生きて越えて見せるぞ相棒…いや兵藤一誠!!』

 

「応!!ツナお前の言葉を借りるぜ…死ぬ気でやったらぁ!!」

 

そしてこの後イッセーは苦痛を乗り越え白龍皇の力を移植する事に成功した

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「(あれからほとんど機能してなかったのに…それすらもこれほどに使うとは…)」

 

木場がそう思うと

 

「ヴァーリの力か!!おのれ!!どこまでも私の前に立ちふさがるというにだな!!ヴァーリ!!」

 

すると赤龍帝の鎧の口の部分が大きく開くとそこから赤いレーザーが発射される

 

「ぬあああああああ!!」

 

そしてレーザーがシャルバの体を貫く

 

「化け物め!!これが覇龍(ジャガーノート・ドライブ)だというのか!?冗談ではない!?」

 

シャルバが驚くと転移用魔方陣で逃げようとする

 

「こんな所で死ぬわけには!!」

 

だがその時シャルバの足が停まるなんとギャスパーの能力を発動させたのだ

 

「停めたのか!?私の足を!?」

 

『Boost Boost Boost Boost Boost Boost Boost Boost Boost Boost Boost Boost Boost Boost Boost !!!!』

 

赤龍帝の鎧の腹部が開き発射口のような物が現れオーラが発射口に集まっていく

 

「部長!!一時退却しましょう!!」

 

発射口に集った膨大なオーラに危険を感じた木場はリアスに言うが

 

「イッセー…私は…」

 

リアスはイッセーを救おうとイッセーの所へ行こうとしていた

 

「すいません!!」

 

そう言うと木場はリアスを抱えて避難する、他のメンバーも一時退却する

 

『Longinus Smasher!!!!』

 

そして発射口から膨大なオーラが放たれる

 

「バカな!?真の魔王の血筋である私が!?ヴァ

ーリに一泡も噴かせていないのだぞ!!ベルゼブ

ブはルシファーより偉大なのだ!!おのれ!!ドラゴンごときが !!赤い龍め!!白い龍めぇえええええ!!」

 

シャルバが叫ぶとシャルバは赤いオーラに包まれ消えていった




ところどころ変更してすいません。それと白龍皇の能力の理は、あのとき書くのをは忘れていたので、今更ながら書かせてもらいました。

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