「
「こいつが…」
ツナとリボーンがオーフィスを見て呟く
「何を考えているオーフィス?」
「見学…かと思ったけど面白いものが見れた…我の蛇を圧倒する人間がいた」
するとオーフィスはツナを見る
「それにしてもボスがひょっこり現れるなんてな
、ここでお前を倒せば世界は
平和か?」
「無理アザゼルでは我は倒せない」
「では二人ではどうだろうか?」
すると元龍王のタンニーンが現れる
「「タンニーン!!」」
アザゼルとツナが驚く
「あれほど世界に興味がなかった貴様がテロリストの親玉だと!?何が貴様をそうさせるというのだ!?」
「暇潰しなんて理由は止めてくれよな、お前の行為ですでに被害が出てるんだ」
「静寂な世界…故郷である次元の狭間に戻り静寂を得たい…ただそれだけ」
「「「「「!?」」」」」」
オーフィスの言葉にツナ、リボーがン、アザゼル、タンニーン、サーゼクスが驚く
「(そんな事の為に…けどこいつがそんな悪い奴には俺は思えない…それに次元の狭間?)」
ツナが考えているとリボーンがアザゼルに訪ねる
「次元の狭間?何だそれは?」
「人間界と冥界、人間界と天界にあるような次元
の壁の事だ…そこは無の世界と言われている」
アザゼルが説明する
「普通なら笑ってやるところだが次元の狭間とか来たか、だがあそこには…」
「そうグレートレッドがいる」
「グレートレッド?」
初めて聞く単語にツナは疑問を浮かべる
「次元の間を支配するドラゴンだ、成る程グレートレッドを追い出す為に旧魔王派の悪魔にお前の力を渡していたってわけか…」
「静寂を得る為なら手段は選ばない…」
「静寂…本当にそれがお前の目的か?」
「…何が言いたい?」
ツナの言葉にオーフィスが反応する
「そんな何もない所に行って楽しいのか?」
「我はただ静寂を得たいだけ…そう言ったはず」
「違う。それはお前の本当の気持ちじゃない」
「?」
ツナの言葉にオーフィスは首を傾げる
「お前はただ寂しかっただけじゃないのか?」
「寂しい?我が?なぜ?」
「さぁな…だがお前からは寂しさを感じる」
「じゃあどうすればいい…?次元の狭間以外に我の帰る所はない…」
「なら俺と友達にならないか?」
「「!?」」
ツナの一言にタンニーンとアザゼルがサーゼクスが驚く
「正気か!?」
「綱吉君!?」
「お前何言ってるのかわかってるのか!?こいつはテロリストの親玉なんだぞ!?」
「わかっている」
「…」
するとオーフィスはある事を思い出す
『俺と友達ならないか?』
「ジョット…」
「え!?」
オーフィスからジョットという単語が出た事に驚くツナ
「我にそんな事を言った唯一の人物…お前ジョットと似てる」
「ジョットの野郎…オーフィスとまで友達なろうとしてたのか…知らなかったぜ」
「私も初めて聞いた…」
アザゼルもサーゼクス初めて知ったようだ
「にしてもツナどうするんだ?俺はお前の言う事を信じるがこいつはテロリストの親玉だぞ」
「だったら俺の家に来ればいい、俺の家ならオーフィスをテロリストだと知る者はいない…母さんもイーピンもビアンキもハルも京子もいる」
リボーンの最大の疑問にツナは提案する
「どうだオーフィス俺と友達にならないか?俺の世界なら楽しいぞ」
するとツナはオーフィスに手を差しのべる
「?」
「握手だ今日から俺とお前は友達だ、俺は沢田綱吉だ」
「沢田綱吉?」
「ああ、呼びにくいならツナって呼んでくれ」
「ツナ?」
「そうだよろしくなオーフィス」
ツナとオーフィスが握手しようとしたその時
ドゴーーーン
突然大きな爆発が起こる
「何だ!?」
ツナが爆発したほうを見るとそこには
「あの赤い鎧イッセーか…良かった無事だったのか」
「いや…」
「違う…あれは
「
アザゼルとサーゼクスそう言うとツナは
「まずいな…あれは暴走状態だ下手したら死んじまう」
「何!?」
アザゼルの話を聞き驚くツナ
「オーフィスすまない!!俺の友達がピンチなんだすまない!!」
するとツナはイッセーの所へ向かう
「
「無謀なんかじゃねぇぞ、ツナは俺の生徒だ絶対に止めるぞ」
「赤ン坊が喋ってる…?」
オーフィスがリボーンを見て不思議がる
「ちゃおっす」
「?」
「俺はリボーン、ツナの家庭教師でヒットマンだ」
「かていきょうし?ひっとまん?」
この時オーフィスはツナよりもリボーンに興味を抱いたのだった
一応イッセーとディオドラの戦いは書きます。