かてきょーD×D(未完)   作:薔薇餓鬼

74 / 182
標的74 ファーストキスです!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ツナは小猫を抱え、人のいない神社へ降りる

 

「ここまでくれば大丈夫か…」

 

ツナが呟くと(ハイパー)化をとく

 

「ここまで来れば朱乃さんも来る事はないよね…」

 

「ツナ君…!!」

 

「あ!!ゴメン!!」

 

ツナは小猫を抱えていた事をすっかり忘れていたので慌ててツナは小猫を降ろす

 

「…あの時と同じだね」

 

「え?あの時?」

 

「…レーティングゲームの時、爆発から私を護ってくれた」

 

「そういえば…」

 

小猫に言われツナはあの時の事を思い出す、あの時も今と同じようにツナは小猫を抱え爆発から護った事を

 

「…あの時のツナ君とっても格好よかったよ」

 

「そ、そうかな…!?」

 

「うん!!」

 

満面の笑顔で答える小猫

 

「(可愛いいなー…!!俺と付き合う前はほとんどこんな笑顔を見せる事なんてなかったのに…)」

 

小猫を見てそう思うツナ

 

「なんかゴメンね小猫ちゃん、せっかくのデート

なのに…」

 

「…気にしないで、それにまだデートは始まったばっかりだよ」

 

「小猫ちゃん…」

 

「だからデートの続きしよ?」

 

「そうだね」

 

そして引き続きデートを再開する二人

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まず最初に二人は服屋に行くと小猫はそこで青いワンピースを見つける

 

「この服、似合うかな?」

 

「試着してみたら?試着室もあるし」

 

ツナがそう言うと小猫は試着室に入り着替える

 

そして着替え終わり試着のカーテンが開く

 

「ど、どうかな…!?」

 

「か、可愛いいよ!!とっても似合ってるよ!!」

 

「本当に…!?」

 

「う、うん!!」

 

「嬉しい…!!」

 

お互い顔を赤らめる二人、そして小猫は青いワンピースを買う

 

「…次のデートからはこれを着ていこ」

 

「つ、次のデート!?」

 

「だって私たちは恋人同士でしょ?これからもデートするって事だってあるんだよ」

 

「そ、そうだよね…!?」

 

次のデートの事など考えてもみなかったツナは曖昧な返事をする

 

「いずれは私はツナ君の…になってずっとそばに…!!」

 

「小猫ちゃん…?何か言った…?」

 

「ううん…何でもない…!!」

 

「でも顔赤いよ?本当に大丈夫?」

 

「大丈夫…!!」

 

そう言うと小猫は歩いて行く

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして二人は喫茶店に入るとツナはジュースを飲み小猫はパフェを食べていた

 

「ツナ君、パフェ食べる?」

 

「じゃあ一口もらおうかな」

 

「あ~んして…」

 

そう言うと小猫はスプーンをツナの口元に運ぶ

 

「ええ!?小猫ちゃん!?」

 

「早く口を開けて…」

 

「う、うん!!」

 

そして小猫はツナにパフェを食べさせる

 

「(小猫ちゃんが食べさせてくれるなんて…あれ?待てよこれって…関節キス!?)」

 

するとツナは顔を真っ赤にする

 

「ツナ君!?」

 

「小猫ちゃんと…間接キス…間接キス…!!」

 

そしてツナは鼻血を噴き出して気絶してしまう

 

「ツナ君!!しっかりして!!」

 

小猫が声をかけるがツナはとうぶん気絶したままであった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この後なんとか目覚めたツナなんとかはデートは続行された

 

そして楽しかった時間も終わり

 

帰り道

 

「楽しかったねツナ君」

 

「ゴメンね、なんか俺倒れたせいで小猫ちゃんに迷惑かけちゃって」

 

「私のほうこそゴメンね、いきなりあんな事し

ちゃった私も悪かったよ…」

 

お互い謝る

 

「あのさ小猫ちゃん」

 

「何ツナ君?」

 

「これ…」

 

するとツナは小猫にある物を渡す

 

「これって…?」

 

「そうペアリング」

 

ツナが小猫に渡した物はペアリングだった、ツナは小猫に秘密でペアリングを買っていた

 

「俺からのプレゼント…それにこれなら俺と小猫ちゃんが恋人同士っていう証になるでしょ」

 

「ツナ君…ありがと」

 

そう言うと小猫はリングを指にはめる

 

「実は…!!私もツナ君にプレゼントがあるんだ…!!」

 

急に小猫がモジモジし始める

 

「小猫ちゃんも?」

 

「うん…!!」

 

「それでどんなプレゼント?」

 

「それは…!!」

 

ツナが尋ねると小猫は顔を真っ赤にする

 

すると

 

「!?」

 

ツナが顔を赤くして驚く、なんと小猫の唇とツナの唇が重なったのだ

 

「ここここここ!?小猫ちゃん!?ななななな何を!?」

 

めちゃくちゃ動揺しいまにも気絶しそうなツナ

 

「これが私の…!!ツナ君へのプレゼント…!!私のファーストキス…ツナ君にあげる…!!」

 

「(俺…今小猫ちゃんとキスした…!?キスしちゃったんだ…!!)」

 

小猫とキスした事にツナは驚いている

 

「じゃあ帰ろ…!!」

 

「うん…!!」

 

二人とも手を繋ぎながら帰っていったのだった


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。