かてきょーD×D(未完)   作:薔薇餓鬼

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標的55 冥界にGOです!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

出発日

 

オカルト研究部はグレモリー家が所有する冥界行きの列車に乗り冥界に向かう

 

「まさか列車で冥界に行くなんて……てっきり魔方陣で行くのかと」

 

「俺もそう思ってました」

 

一誠とツナが呟く

 

「新眷属の悪魔たちはこのルートで手続きしないと罰せられるのです」

 

「へーそんなきまりがあるんですね」

 

朱乃の説明にツナが納得する

 

「ねぇツナ君」

 

「何ですか朱乃さん?」

 

「もし時間があったら冥界で私とデートしましょう」

 

「え!?」

 

いきなり朱乃からデートしようと言われ顔を赤らめるツナ

 

「ツナお前もマフィアのボスなら女の一人くらいものにしやがれ」

 

「だから何でもかんでもマフィアの話に繋げるな

よ!!それに俺は他に好きな人が!!」

 

リボーンがツナにそう言うと

 

「ツナさん好きな人がいるんですか?」

 

「それは気づかなかったな」

 

「誰なんだよ?」

 

「ツナ君の好きな人、僕も興味ありますぅう」

 

「僕も興味あるね」

 

アーシアとゼノヴィアと一誠とギャスパーと木場がツナに好きな人がいると知ると一斉にツナのほうを見てくる

 

「え…いや…その…!!」

 

ツナは顔を赤らめ俯いてしまう

 

「ウフフ」

 

「まだまだガキだな」

 

朱乃とリボーンはツナが小猫の事が好きだという事を知っているので面白そうにツナを見ている

 

「(ツナ君の好きな人…)」

 

ずっと窓の外を見つめていた小猫もツナに好きな人がいると聞き一瞬興味を示したが再び窓の外見つめる

 

「あら恋バナだなんて楽しそうね」

 

「ぶ、部長…!!」

 

リアスの言葉にツナは顔を赤らめるともう一人少し年老いた男性がやって来る

 

「初めまして車掌のレイナルドと申します、それではさっそく新しく眷属になられた方の確認と照合を行います」

 

するとレイナルドは機械を取り出すと一誠と

アーシアとゼノヴィアの本人確認をする

 

「えっとそちらの方は沢田綱吉様にリボーン様でよろしかったでしょうか?」

 

「ああ」

 

「は、はい」

 

レイナルドがツナとリボーンに尋ねる

 

「サーゼクス様から話は聞いておりますあなた方は特別なお客様だと」

 

「そ、そうなんですか…?」

 

「ええ、それにしても私も長い事この列車の車掌をしておりますが人間の方がこの列車に乗るなど初めて経験です、やはり長生きはするものですな」

 

レイナルドがツナとリボーンを見て呟く

 

「ありがとうレイナルド、後はアザゼルかしら?」

 

「zzz…」

 

リアスがアザゼルのほうを向くとアザゼルはぐっすり眠っていた

 

「よくもまぁ、ついこの間まで敵対していたの種族の移動列車で眠れるものね」

 

「堕天使の総督様は平和ですな」

 

眠っているアザゼルを見て呆れるリアスと愉快そうなレイナルド

 

「アザゼル先生って変わってるね」

 

「お前も人の事言えないだろ」

 

「何がだよ?」

 

リボーンの言葉にツナが尋ねる

 

「かつてお前の命を狙ってきた奴らをお前は従えてるじゃねぇか」

 

リボーンは骸、ザンザス、白蘭、復讐者(ヴィンディチェ)の事を言う

 

「俺はそんな事した覚えはないよ!!そりゃ命を狙われたのは事実だけど今はそんな心配する必要なんてないよ」

 

「わかってねぇなマフィアにとって裏切りなんてごく当たり前の事なんだぞ、本来なら誰かがお前を裏切ってもおかしくねぇんだぞ」

 

「怖い事言うなよ!!」

 

リボーンの言葉につっこむツナ

 

すると

 

「冥界に入るわよ窓をご覧なさい」

 

リアスがそう言うと

 

「うわー凄い!!」

 

「すげぇ!!」

 

「凄いです!!」

 

冥界の景色を見て叫ぶツナと一誠とアーシア

 

「ようこそグレモリー領へ」

 

冥界にやって来た一行、果たしてどうなる!?


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