かてきょーD×D(未完)   作:薔薇餓鬼

50 / 182
標的50 大空VS白龍皇です!

 

 

 

 

 

ツナがカテレアを気絶させるとカテレアを抱え校庭に降りる

 

「終わった…」

 

「よう終わったらしいな」

 

「お前…テロリストたちは?」

 

ツナの目の前にアザゼルが現れる

 

「大方片づいたんでな」

 

「そうか」

 

「こいつの事を頼む」

 

そう言うとツナはアザゼルにカテレアを渡す

 

「殺してないのか?」

 

「殺す意味はない、それにこいつを殺したら禍の団(カオス・ブリゲード)の事を聞けないだろ」

 

「甘いな…本当にジョットの野郎にそっくりだ」

 

「おい」

 

「何だ?怒ってるのか?」

 

「この戦いが終わったら初代(プリーモ)…いやジョットの事について聞かせてくれないか?」

 

「いいのか?俺は堕天使の総督なんだぜ」

 

「前にも言っただろお前は悪い奴ではないと」

 

「そうか…いいぜこの戦いが終わったら聞かせて

やるよジョットの事」

 

「そうか…ありがとう」

 

ツナとアザゼルが話していると

 

「おーいツナ」

 

「一誠!!」

 

一誠とリアスがやって来る

 

「お、援軍の登場か?」

 

「お前は!!」

 

「アザゼル!!」

 

一誠とリアスがアザゼルを見て警戒する

 

「やれやれ和平を結んだってのにえらい嫌われようだな」

 

アザゼルがそう呟いたその時

 

ドーーン

 

何かが空から落下してくる

 

「何だ!?」

 

一誠が驚くと

 

「この状況で反旗か…ヴァーリ」

 

「そうだよアザゼル」

 

目の前にいたにはヴァーリだった

 

「何故裏切ったヴァーリ?」

 

「悪いなアザゼルこちらのほうが面白そうなんだ」

 

どうやらヴァーリは禍の団(カオス・ブリゲード)に協力するつもりらしい

 

「そうか…お前は戦いを求め続けけてきたからなカテレアたち旧魔王派が禍の団(カオス・ブリゲード)に与していると知った時予想し得た事だ」

 

「どういう事だ!?」

 

「俺は旧魔王の孫である父と人間の母との間に

生まれた混血児だ」

 

「お前に旧魔王の血が…!?」

 

ヴァーリの言葉に驚く一誠

 

「俺は旧魔王の超直感を受け継ぎ人間としての部分で白い龍(バニシング・ドラゴン)としての力を宿した俺の名は…ヴァーリ・ルシファー先代魔王ルシファーの血を引く者」

 

するとヴァーリの背中から悪魔の翼が出て来る

 

「嘘よ…」

 

信じられない様子のリアス

 

「事実だ過去現在、俺の知る限りで最強の白龍皇になるだろう」

 

アザゼルがそう言うと

 

「だからどうした?」

 

「「「!?」」」

 

ツナの言葉に驚く一誠とリアスとアザゼル

 

「お前が誰であろうと関係ない!!お前が俺の仲間に手を出すというなら俺はお前を死ぬ気で倒す!!」

 

「面白いな沢田綱吉、いいだろう君とは一度戦ってみたいと思っていた」

 

「俺は戦いたくない」

 

「なぜだ?いま君は俺を死ぬ気で倒すと言ったじゃないか?」

 

「それはお前が俺の仲間を出すというならの話だ、お前とは戦う理由がない…」

 

「そうか…なら君の仲間を殺そう」

 

「何だと!?」

 

「君の仲間を手を出すならと言ったのは君だ

それに君の仲間を殺せば俺と戦ってくれるのだろう?」

 

「お前!!」

 

するとツナの炎が燃え上がる

 

「いいね」

 

「俺を怒らせた事を後悔しろ!!」

 

するとツナはヴァーリの元に立ち向かう

 

「なかなかのスピードだ」

 

「うぉおお!!」

 

ツナはヴァーリのパンチを喰らわせるが

 

「固い!!」

 

ツナはさらにヴァーリに攻撃するが

 

「なんて固さだ…」

 

「その程度か?だったら」

 

ヴァーリはツナの前に手を出すと

 

「Divide!!」

 

「(何だ!?やばい!?)」

 

するとツナは炎を逆噴射させると上に逃げヴァーリの攻撃を避ける

 

「何だ今のは…?」

 

「面白いな…まるで俺の攻撃がどんなものか知ってるみたいだな」

 

「気をつけろヴァーリこの男には超直感という全てを見透かす力がある」

 

アルビオンがヴァーリにツナの能力を教える

 

「全てを見透かす力か…面白い」

 

「何で俺の事を…!?」

 

「今度はこっちからいこうか」

 

するとヴァーリは魔力の弾でツナを攻撃していく

 

「くっ!!」

 

ツナはそれをよけていくがヴァーリの魔力の弾が当たってしまう

 

ドーーン

 

「「ツナ!!」」

 

一誠とリアスが叫ぶ

 

「終わりか」

 

「まだだ!!」

 

爆炎からツナが飛び出すと

 

「ナッツ!!形態変化(カンビオ・フォルマ)攻撃モード(モード・アタッコ)!!」

 

ツナがナッツをカンビオフォルマさせる

 

Ⅰ世のガンレット(ミテーナ・ディ・ボンゴレ・プリーモ)!!」

 

「面白そうな武器だな」

 

すると再びヴァーリはツナに魔力の弾で攻撃する

 

「(こうなったら至近距離で!!)」

 

魔力の弾を避けながらツナはヴァーリに立ち向かう

 

そしてツナはヴァーリに近づくと

 

「ビックバンアクセル!!」

 

「何!?」

 

するとヴァーリの鎧が砕かれツナの攻撃がヴァーリに当たる

 

「ガハ!!」

 

「これで終わりだ」

 

「終わり?どちらかが戦闘不能になるまで戦いは終わらないさ」

 

するとヴァーリはまた禁手(バランス・ブレイカー)の状態になる

 

「まだ余裕というわけか」

 

「さぁ戦いはこれからだ沢田綱吉!!」

 

「バーニングアクセル!!」

 

「Divide!!Divide!!Divide!!」

 

するとツナのバーニングアクセルが小さくなり消えていく

 

「何!?消えた!?」

 

「俺は相手の能力を半分にする能力がある、だから君の攻撃を無効化したのさ」

 

「何…だと!?」

 

するとツナの体にも影響が現れるどうやらヴァーリの能力がツナにも効いてきたようだ

 

「終わりだ!!」

 

「ガハ!!」

 

ヴァーリのパンチがツナに食らうそしてツナは地面に叩きつけられる

 

「ツナ!!」

 

「おい大丈夫か!!」

 

「うっ…」

 

一誠とリアスがツナに駆け寄るがツナの額の死ぬ気の炎が弱まっている

 

「やはり人間ではこの程度か…」

 

ヴァーリが呟くと

 

「ツナ何してやがる立て」

 

「リボーン…」

 

いつの間にか後ろにはリボーンがいた

 

「誰だお前は?」

 

ヴァーリが尋ねる

 

「俺はリボーン、ツナの家庭教師だ」

 

「そうか…生徒のピンチに駆けつけたというわけかという事は君が僕を倒すというのかい?」

 

「違げぇぞお前を倒すのは俺の生徒ツナだ」

 

「そうか…でも君の生徒は今僕が倒したよ」

 

「ツナの死ぬ気をなめんじゃねぇぞ、ツナいつまで寝てやがるさっさと立ちやがれ!!」

 

「無茶言わないで!!ツナは人間なのよ!!」

 

「そうだぜ!!ツナがいくら強くたって!!」

 

リボーンの言葉にリアスがと一誠が叫ぶ

 

すると

 

「まだだ…」

 

ツナはフラフラになりながら立ちあがる

 

「俺は諦めない…俺が諦めない限り俺の炎は燃え

尽きる事はない!!」

 

するとツナの額のが再び燃え上がる

 

「立った…あのリボーンという奴が沢田綱吉に力を与えているのか…面白い君の覚悟に敬意を評し俺も少し本気を出そう」

 

ヴァーリが呟くと

 

「Half Dimension!!」

 

「な、何だ!?」

 

一誠が驚くと

 

「奴の能力は力を半分するだけじゃねぇ極限に

高まった力は次元を歪め周囲のあらゆる者を半分

にしてしまう」

 

アザゼルが解説する

 

「厄介な能力だな…ツナ!!アレを使え!!」

 

「で、でも!!アレはまだ!!」

 

「いいからやれ!!仲間がやられてもいいのか!!」

 

「わ、わかった!!」

 

リボーンにそう言うとツナはボンゴレギアを捨てる

 

「武器を捨てた!?」

 

「何をするつもり!?」

 

ボンゴレギアを捨てた事に驚く一誠とリアス

 

するとツナの体中から死ぬ気の炎が燃え上がる

 

「死ぬ気の到達点!!」


▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。