かてきょーD×D(未完)   作:薔薇餓鬼

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標的48 トップ会談です!

 

 

 

 

 

 

 

三代勢力会談当日

 

駒王学園の周りには強固な結界が張られその周りには3大勢力がいた

 

「一触即発の空気だね」

 

「まぁいがみあってますからね…」

 

木場とツナが外を見て呟く

 

「面白い光景だな」

 

「呑気でいいな!!お前は!!」

 

いつものリボーンの言葉にツナがつっこむ

 

「さて行くわよ」

 

リアスがみんなに言うと

 

「ぶ、部長!!みなさーん!!」

 

みんなが会談に行ってしまうと知るとギャスパーは寂しくなり不安になる

 

「ギャスパー今日は重要な会談であなたの神器(セイクリッド・ギア)が暴走でもしたら大変な事になるのここで待っていてくれるかしら?」

 

「そ、そんなぁ…」

 

「大丈夫だよギャー君、俺とリボーンがここに残

るから」

 

「ほ、本当ですかぁ!!」

 

ツナの言葉に安心するギャスパー

 

「ゲーム機とお菓子置いといてやるから遊んでていいぞ」

 

「はぃいいい!!」

 

一誠がギャスパーにゲーム機とお菓子を渡す

 

「一誠先輩やっぱり面倒見いいですね」

 

「ま、まぁな!!」

 

ツナの言葉に照れる一誠

 

「それじゃ行って来るわね、ギャスパーの事を

お願いねツナ」

 

「はいわかりました」

 

そう言うとリアスたちは魔方陣で会談の会場に飛ぶ

 

「それにしてもめちゃくちゃ緊張するな」

 

「俺があいつらの所へ行って戦争を起こしてやろうか」

 

外の勢力を見てリボーンが呟く

 

「止めろよ!!お前が言うと本当にやりかねないんだから!!」

 

「冗談だぞ、それにあの結界を壊すのは俺でも無理だ」

 

「でもこれなら絶対安心だよね」

 

「ツナ気ぃぬくんじゃねぇぞ」

 

「何でだよ?」

 

「敵対している勢力が和平を結ぼうとしてるんだ必ずっていっていいほどそれを気にくわない奴が出て来るここも誰かが攻めてくるかもしれねぇ」

 

「でも周りにはあんな強力な結界があるから大丈夫なんじゃ」

 

「確かにそうかもしれねぇが逆に言えばもしあの

結界を壊さずに入って来たら結界の周りの奴らが

入れなくなるかもしれねぇぞ」

 

「た、確かに…」

 

リボーンの言葉に納得するツナ

 

「こういう事はマフィアの世界でもよくあるからな覚えておけよ」

 

「マフィアと一緒にするなよ…」

 

「とにかく油断するなよ」

 

「う、うん!!」

 

リボーンの言葉に覚悟を決めるツナそして

リボーンの読みは当たってしまう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方

 

駒王学園の会議室には3大勢力のトップとそも眷属たちがいた

 

「ここにいる者たちは最重要禁則事項である神の不在を認知している、それを前提として話を進める」

 

サーゼクスがそう言うと会談が始まる途中リアスやソーナがコカビエルの事件について報告したりするなどとにかく会談は順調に進んでいく

 

「先日の事件はうちの幹部コカビエルが迷惑をかけた奴の処理はうちの白龍皇がおこなった、といっても奴はもうボロボロだったけどなお前らだって知ってるだろ?あいつを倒したのが異世界から来たあいつの子孫だってよ」

 

アザゼルがコカビエルの件について話すと

 

「「「…!!」」」

 

アザゼルの言葉にサーゼクスとミカエルとセラフォルーが反応するが

 

「今はその話は関係ないでしょう」

 

「ええ、その通りね」

 

ミカエルとセラフォルーがそう言うと

 

「おっとそうだったな、まぁともかく和平を結ぼうぜお前らそのつもりなんだろう?」

 

アザゼルは和平を結ぼうと話を切り出すと

 

「私も悪魔側とグリゴリに和平に持ちかける予定

でした神の子を見守り先導していくのが我らの

使命だと私たちもセラフの意見も一致しています」

 

「我らも同じです主を存続するため悪魔も先に進まなければならない」

 

「戦争も我らも望むべきではないまた戦争をすれば悪魔は滅ぶ」

 

「そう次戦争起こせば今度こそ共倒れだ、もう俺達は戦争を起こせない」

 

ミカエルとセラフォルーとサーゼクスとアザゼルの意見が一致する

 

「こんなところだろうか…さて懸案事項も片づい

たところで赤龍帝殿のお話を聞いてもよろしい

かな?」

 

「はい、あれほど神を信じていたアーシアをどうして教会から追放したんですか?」

 

一誠が尋ねる

 

「それに関しては申し訳ありません…」

 

ミカエルが謝るとアーシアを追放した理由を話す

 

「つまりアーシアの能力がシステムに悪影響を

及ぼすと?」

 

「はい、そしてもう一つ…」

 

「神を不在を知る者…ですね?」

 

ミカエルが答えとようとするとゼノヴィアが答える

 

「そうです、あなたとアーシア・アルジェントを異端とするしかなかった…申し訳ありません」

 

するとミカエルは深々と頭を下げる

 

「いいのです多少は後悔はありますが、私は今の

この生活に満足しています」

 

「ミカエル様、私も今は幸せだと感じております

大切な人ができましたから」

 

ゼノヴィアとアーシアがそう言うと

 

ドーーン

 

外で爆発が起こる

 

「うぉ!?何事!?」

 

「テロだよ、いつの時代に和平を結ぼうとすると邪魔する奴がいるものだ」

 

アザゼルが敵を見て呟く

 

 

 

 

 

 

爆発が起こる少し前

 

旧校舎で

 

「!?」

 

「来たな…敵だ」

 

超直感で何かを感じるツナと敵の気配を察知するリボーン

 

「こ、怖いですぅうう!!」

 

「大丈夫だよギャー君は俺が護る」

 

ツナがそう言うと3人の目の前にフードを被った敵が現れる

 

「どうやら敵のおでましだな」

 

リボーンが呟く

 

「そのヴァンパイアを渡せ」

 

「捕まえてどうするつもりだ?」

 

「貴様たちに話す必要はない、従わなければ人間とて容赦しない」

 

「成る程な…」

 

リボーンが今のやりとりで確信する

 

「何かわかったのリボーン?」

 

「狙いはこいつだ、おそらくこいつの能力を使って俺たちを足止めしようとしているんだろう」

 

「そんな…!!」

 

リボーンの話を聞いてツナは驚く

 

「そうよさっさと洗脳して道具として有効活用させてもらうの」

 

「ろくでもねぇ奴らだな」

 

「口だけは達者のようね、でも私たちに勝てると思ってるの?」

 

すると

 

「ギャスパーは絶対に渡さない」

 

ツナの額に大空の炎が灯るどうやらハイパー化したようだ

 

「ツナ君…!?」

 

(ハイパー)化したツナを見て驚くギャスパー

 

「大丈夫だギャスパー、俺の誇りにかけて君を護る」

 

今ツナの死ぬ気の炎が燃え上がる!!


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