リボーンの教育がとりあえず終わり
「ううう…もう嫌ですぅ…」
「おいリボーン!!何やってんだよ!!怖がってるじゃないか!!」
怖がるギャスパーを見てツナがリボーンに意見する
「うるせぇ!!」
「「ひぃいいい!!」」
リボーンが銃口をツナとギャスパーに向けると
二人は怯えてしまう
「あいつらなんか似てないか?」
「確かに…」
怯える二人を見て呟く匙と一誠
「本当にあれがコカビエルを倒した男なのか…?」
ツナの怯えようを見て疑ってしまうゼノヴィア
「でもリボーンさんといる時のツナさんってなんかちょっと幸せそうです」
「私もそう思います」
アーシアと小猫が呟く
「そ、そうか…?」
「とてもそう見てもそうは思えないんだが…?」
アーシアと小猫には幸せそうに見えているが
一誠と匙にそうには見えないらしい
「もう少ししたらまた再開だぞ」
「ま、まだやるんですかぁ!?」
リボーンの言葉にギャスパーは涙目になる
「もう止めろよ!!かわいそうだろ!!」
「生徒が家庭教師に意見してんじゃねぇ!!」
「ゴフ!?」
ツナがリボーンに意見するとツナはリボーンの蹴りを喰らう
「やっぱ幸せには見えねぇな…」
ツナとリボーンの様子を見て呟く一誠
すると
「おうおうこりゃ何だ戦争でもあったのか?」
ボロボロになった地面を見て男が呟く
「アザゼル!!」
一誠が叫ぶとそこにいたのは堕天使の総督アザゼルだった
するとみんなは戦闘体勢をとる
「ひょ、兵藤!?アザゼルって!?」
「マジだよ!!俺はこいつと何度か会ってる」
アザゼルと聞き匙は驚く
「あれ?あなたはあの時の」
ツナがアザゼルを見て思い出すあの日ぶつかった男だったからだ
「おうお前はあの時の、久しぶりだな」
「ツナ!!気をつけろ!!そいつは堕天使の総督だ!!」
「ええ!?この人が!?」
一誠からアザゼルの正体を聞き驚くツナ
「俺は下級悪魔をいじめる気はねぇよ、聖魔剣使いはどこだ?」
「木場はいない!!木場は狙っているならそうはさせない!!」
アザゼルが尋ねると一誠が答える
「ったくコカビエルに勝てなかった奴が俺に勝てるわけねぇだろ、まぁお前さんなら別だが」
そう言うとアザゼルはツナのほうを見る
「狙いはツナか!!」
「違いますよこの人は悪い人じゃないよ」
「はぁ!?何言ってんだよ!!こいつは堕天使の総督なんだぞ!!」
ツナの言葉に驚く一誠
「だってこの人は悪い感じはしないし、きっと
いい人だよ」
「!?」
ツナの言葉にアザゼルが驚くと
『お前からは悪い感じはしない、お前はいい奴だ』
アザゼルはある事を思い出す
「クックック…ハッハッハッ!!」
突如アザゼルが笑い出す
「な、何がおかしい!?」
いきなり笑い出したアザゼルを見て一誠が警戒する
「やっぱジョットにそっくりだなあいつもお前と同じ事言ってたよ」
「え…何で
アザゼルの言葉にツナは耳を疑う
「お前何で
「昔ちょっとな色々な…」
リボーンがアザゼルに尋ねるがアザゼルは答える気はないようだ
「おいそこのハーフ・ヴァンパイア」
「ヒッ!?」
「お前のそれ、
そう言うとアザゼルは今度は匙のほうを見て
「そっちのお前は
「え!?」
アザゼルの言葉に匙が驚く
「それ使って練習してみろ、あいつに接続して
余分なパワーを吸いとりつつ発動すれば暴走も少
なくなるだろう」
そう言うとアザゼルは去っていく
「何で堕天使の総督が…
一体アザゼルとジョットの関係は!?