かてきょーD×D(未完)   作:薔薇餓鬼

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標的42 リボーンの教育です!

 

 

 

「時間を止めるって本当にそんな事が!?」

 

リアスの話を聞き驚くツナ

 

「ええ、でも問題はギャスパーの才能なの」

 

「才能?」

 

「どういう事っすか?」

 

ツナと一誠が尋ねる

 

「ギャスパーは類稀なる才能の持ち主で無意識の

うちに力が増していっているの」

 

「それってかなりやばいんじゃ…しかも力が制御できてないんでしょう?」

 

リアスの話を聞いて驚くツナ

 

「そう危うい状態なの」

 

「本当にこんな引きこもりの奴が凄いのか?」

 

リボーンが尋ねる

 

「一応ハーフだけどこの子由緒正しい吸血鬼の家柄で強力な神器(セイクリッド・ギア)の能力と吸血鬼の能力それに魔術も秀でているの」

 

「(この子が吸血鬼!?獄寺君が聞いたら喜びそうだな…)」

 

ギャスパーが吸血鬼だと知り驚くツナ

 

「吸血鬼って確か日光に弱いんですよね?だから出てこれないとか?」

 

一誠が尋ねる

 

「彼はデイライト・ウォーカーと呼ばれる日中活動できる特殊な吸血鬼の血を引いているの、苦手ではあるのだけれど」

 

リアスがそう言うと

 

「日の光嫌いですぅうう!!太陽なんてなくなっちゃえばいいんだ!!」

 

ギャスパーがダンボールから飛び出し叫ぶ

 

「うるせぇぞ」

 

「ひぃいいい!!すいません!!」

 

リボーンがギャスパーに銃口を向けるとギャス

パーは再びダンボールに閉じこもってしまう

 

「ちょ!?リボーン何してんだよ!!」

 

「ムカついた」

 

「お前なぁ…」

 

リボーンの行動にツナは呆れてしまう

 

「とりあえず私と朱乃は会談の打ち合わせにいくからこの子の教育をお願いするわ、裕斗お兄様があなたの聖魔剣について知りたいらしいから一緒に来て頂戴」

 

「はい」

 

するとここでリボーンが

 

「リアス・グレモリー」

 

「何かしら?」

 

「教育って事は好きにやって構わないんだな?」

 

「もしかして教育してくれるの?」

 

「ああ」

 

「ええ構わないわ」

 

「そうか」

 

そう言うとリボーンの不適な笑みを浮かべる

 

「(やばい…あの笑みは…)」

 

リボーンの表情を見てツナは嫌な予感を感じる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてギャスパーの教育が始まる

 

「さぁ教育開始だぞ」

 

そう言うとリボーンは吸血鬼のコスプレをしていた

 

「何で吸血鬼のコスプレしてるんだよ!!」

 

「こうしたほうがあいつも俺を仲間だと思ってくれるだろ」

 

「思うわけないだろ!!むしろ怯えてるよ!!」

 

ツナがつっこむとギャスパーはリボーンを見て怯えている

 

「さっそく教育開始だぞ」

 

そう言うとリボーンはマシンガンを出す

 

「マシンガン!?」

 

「リボーンさん何を考えてるんですか!?」

 

「お、おい…それをどうするつもりだ…?」

 

リボーンがマシンガンを出した事に驚く一誠、アーシア、そしてゼノヴィアが恐る恐る尋ねる

 

「決まってるだろ」

 

そう言うとリボーンはギャスパーに銃口を向ける

 

「ひぃいいい!!」

 

「俺が今から攻撃するからとにかく避けろ」

 

「な、何でこんな事を…!?」

 

既に涙目になっているギャスパー

 

「お前を教育するに決まってるじゃねぇか、じゃあ始めるぞ」

 

ドドドドドドドド

 

リボーンが容赦なくマシンガンをぶっ放す

 

「そ、そんなぁー!!」

 

そう言いながらもギャスパーは銃弾を避けていく

 

「なんてむちゃくちゃなやり方だ…ツナ、君は

いつもこんな試練を受けているのか?」

 

「こんなのまだ序の口です」

 

「これで序の口か…」

 

さすがのゼノヴィアも序の口と聞き驚く

 

「ツナさん止めてあげてください!!」

 

「そうだぜ!!このままじゃギャスパーが!!」

 

「…このままじゃギャー君が死んじゃう」

 

「止められるならとっくに止めてます…」

 

一誠とアーシアと小猫がツナに助けを求めるが無駄である

 

すると

 

「よー兵藤、解禁された眷属がいるって…なんじゃこりゃー!?」

 

匙がやって来るがリボーンがマシンガンをぶっ放しているのを見て驚く

 

「お前何やってんだー!?」

 

「こいつの教育だぞ」

 

「ここ学校だぞ!!わかってんのか!!」

 

「次はミサイルランチャーだぞ」

 

「話を聞けー!!」

 

匙の話も聞かずリボーンはミサイルランチャーをぶっ放す

 

「もう嫌ー!!」

 

ギャスパーが悲鳴をあげると

 

ドーーン

 

突如地面が爆発する

 

「地面が爆発した…!?」

 

ギャスパーが驚く

 

「言い忘れたが時限式の地雷をしかけたからな」

 

リボーンそう言うと次々に地面が爆発する

 

「ぎゃーーー!!」

 

ギャスパーの悲鳴があがる

 

「リボーン!!やり過ぎだって!!」

 

ツナがつっこむ

 

「あああ…!!会長に怒られるー…!!」

 

あまり光景に匙が落胆する

 

「これがツナの家庭教師の教育なのか…」

 

「もうこれは教育じゃねぇよ」

 

「…もう戦場です」

 

「ギャスパー君…大丈夫でしょうか…?」

 

リボーンの教育の仕方を初めて見たゼノヴィアと

一誠と小猫とアーシアはツナの苦労を知ったのだった




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