かてきょーD×D(未完)   作:薔薇餓鬼

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標的39 授業参観です!

 

 

 

プール掃除が終わりツナと一誠は家に帰ろうとしていた

 

「「…」」

 

二人とも色々ありすぎて疲弊している

 

「なぁツナ」

 

「何ですか一誠先輩」

 

「プール掃除ってこんなに疲れる行事だったけ?」

 

「いや違うと思います…」

 

「だよなぁ…」

 

ツナは小猫にボロボロにされ一誠はゼノヴィアの大胆の行動にリアスとアーシアが怒り大変な日であった

 

「あれ校門の前に誰かいますよ」

 

「誰だあいつ?」

 

ツナが校門の前に立っている男を見て指をさす

 

「ここで会うのは2度目か赤龍帝の兵藤一誠」

 

「!?」

 

男の言葉に一誠が驚く

 

「俺はヴァーリ、白龍皇バニシングドラゴンだ」

 

「(こいつが白龍皇!?)」

 

「(この人があの時現れた…)」

 

一誠とツナがヴァーリを警戒していると

 

「何をするつもりだい?」

 

「ここで赤龍帝の決戦を始めさせるわけにはいかないな白龍皇」

 

木場とゼノヴィアがヴァーリに剣を向ける

 

「止めておいたほうがいい切っ先が震えてるじゃないか」

 

ヴァーリがそう言うと

 

「祐斗、ゼノヴィア剣を納めなさい」

 

「部長!」

 

リアスが命令すると木場とゼノヴィアは剣を納める

 

「白龍皇、何のつもりかしら?」

 

「別に戦いに来たわけじゃない、アザゼルの付き添いで来日していてね、ただの退屈しのぎさ」

 

リアスが尋ねるとヴァーリが答える

 

「それにコカビエルごときに勝てない君たちに俺の相手にはならない…でも君は別だ」

 

そう言うとヴァーリはツナのほうを見る

 

「俺?」

 

「君は人間でありながらコカビエルを倒した、俺は兵藤一誠より君に興味があるんだ」

 

「どうして俺なんですか?」

 

「答えは簡単だ、君が強いと思ったそれだけさ」

 

「それだけ…?」

 

あまりの単純な答えに驚くツナ

 

「そうだ、他に理由なんていらないさ」

 

そう言うとヴァーリは帰ろうとすると

 

「おっとまだ君の名前を聞いてなかったな」

 

「沢田綱吉です」

 

「そうか覚えておくよ沢田綱吉、それとリアス・グレモリー、兵藤一誠は貴重な存在だ充分に育てたほうがいい」

 

ヴァーリはそう言うと去っていく

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして次の日

 

今日は駒王学園の授業参観である

 

「どうしたのツナ君?顔色悪いよ?」

 

「いや…大丈夫」

 

顔色の悪いツナを見て小猫が尋ねる

 

「もしかして昨日の事を気にしてる?」

 

小猫はヴァーリがツナに興味があると言った事を思い出し尋ねる

 

「いやあんな事より…もっとやばい事が起こる予感がするんだ」

 

「あんな事…」

 

ヴァーリが現れた事をあんな事と言ったツナに

小猫は驚いている

 

そしてチャイムがなる授業開始の合図のようだ

 

「お前ら静かにしろー」

 

「こ、この声は…!?」

 

「はい注目ー俺は新しく来た数学担当のリボ山だ」

 

「(やっぱり来たー!!)」

 

まさかのリボーンが教師であった

 

「何だ?」

 

「あんな教師いたか?」

 

「リボ山なんて聞いた事ないぞ」

 

クラス中がリボ山を見て騒ぎ始める

 

「ねぇツナ君…」

 

どうやら小猫はリボ山を見て違和感を感じる

 

「(よかった…小猫ちゃんは気づいて…)」

 

「…あんな小さい先生なんて私初めてみたよ」

 

「(小猫ちゃんまで気づいてねぇー!!)」

 

「よーし授業を始めるぞ」

 

そう言うとリボーンは黒板いっぱいに数字を書く

 

「この問題解ける奴ー」

 

「(解けるかー!!)」

 

ツナが心の中でつっこむ

 

「何あれ?」

 

「あれってNASAレベルの問題だよね」

 

「一体何者なのあの先生?」

 

再びクラス中が騒ぎ始める

 

「うちの子いつもあんな難しい問題をやっていたのか…」

 

「ちょっと私勉強しろっていい過ぎたかしら?」

 

この問題を見て父兄の人たちも騒ぎだす

 

すると

 

「この問題を解けたらいいマフィアの就職先を紹介してやるぞ」

 

「「「「「は?」」」」」

 

リボ山の言葉にクラス中が疑問を抱く

 

「(リボーンの奴この学校からファミリー探す気だー!!異世界でもこれかー!!)」

 

この後もリボ山の地獄の授業が続いてのだった




11/19日 一部シーンを変更しました。

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