そして作戦の為に一旦集まる
「なんか増えていないか？…一人来るとは聞いていたが…それに赤ん坊…？」
ゼノヴィアが山本の肩に乗っているリボーンを見て呟く
「ちゃおっす」
「喋った！？」
「何言ってるのゼノヴィア、赤ん坊が喋っても不思議じゃないでしょ？」
イリナはリボーンが喋っている事に全然違和感を感じていない
「いや！！赤ん坊が喋べるわけないだろ！！これ
は夢に違いない！！」
そう言うとゼノヴィアは自分の顔をつねる
「それでどうやって聖剣を探すんだ？」
「そうだな…とりあえず二手に別れて探そう」
一誠が尋ねるとゼノヴィアが二手に別れて探
す事となった
そして神父のふりをしていれば今回のターゲ
ットに出会えると思い神父の格好する
「これで見つかるのかな」
「わからねぇ…けどこれしか方法がねぇ」
一誠とツナが呟くと
「「「「！！」」」」
木場と小猫と山本とリボーンが近づいてくる
気配に気づく
「何かいます…」
「ああ…」
「どうやら作戦は成功したらしいね」
小猫と山本と木場が呟く
「おい隠れてねぇで出て来い！！」
リボーンが声を上げると
「バレちゃしょうがないですなぁ…」
フリードが出て来る
「じゃあ殺していい？」
フリードがそう言うと全員戦闘体勢をとる
「伸びろラインよ！！」
匙がそう言うとフリードの足に何かが絡まる
「何だよこりゃ！？」
「そいつはちょっとやそっとじゃ斬れないぜ」
「こりゃ助かるな、いくぜ」
そう言うと山本がフリードの元につっこむ
「お前はあの時の…今度こそ殺してやるぜ！！」
「やってみな！！」
「死ね！！」
山本とフリードの剣がぶつかると思われたが
「刀がない！？」
「時雨蒼燕流攻式五の型五月雨！！」
「がっ！！」
山本の攻撃が決まる
「おい今何したんだ？」
「時雨蒼燕流攻式五の型五月雨…一太刀のうちに
刀の持ち手を入れ替え軌道とタイミングをずらす
変幻自在の一撃だ」
一誠が尋ねるとリボーンが説明する
「す、すげぇ…！！」
「くそがぁ！！調子にのんなー！！」
「やっぱ一撃じゃ無理かでも…」
「まただ…また動けねぇ！！どうなってやがる！！」
フリードが突然動けなくなる
「おい今度は何したんだよ？」
「お前の武器を見ろ」
「俺の武器？」
リボーンに言われ自分の
「何だ青い炎がラインをつたってあの神父に？」
「あれがどうしたって言うんだよ？」
一誠と匙がリボーンに尋ねる
「死ぬ気の炎には特徴がある、あの炎の特徴は
沈静、物体を停止に近づけたんだ」
「だからあいつの動きが鈍ったのか…」
リボーンの説明で納得する一誠
「先輩この刀を破壊するんだろ？」
「ああ、あとは僕に任せてくれ」
「了解っす」
そう言うと山本はフリードから離れ木場が刀を
構えフリードのに立ち向かう
「これで終わりだ！！」
木場がフリードにとどめをさそうとした時
「ほう…
「バルパーのじいさんか」
そこへ神父の格好をした老人が現れる
「バルパー…ガリレイ！！」
木場の顔つきが変わる
「あれが聖剣計画の首謀者…」
ツナがバルパーを見て呟く
「フリード、コカビエルの元へ行くぞ」
「わかったよ…」
渋々行く事を承諾するフリード
「逃がさないわよ！！」
「反逆の徒め神の名の元断罪してくれる！！」
イリナとゼノヴィアが現れる
「は！！ぬかせ！！」
フリードが閃光弾を使って逃げる
「追うぞイリナ！！」
「うん」
ゼノヴィアとイリナがフリードを追いかける
「僕も追わせてもらおう」
すると木場もフリードを追いかける
「おい木場！！ったく何なんだよ…」
一誠が叫ぶと
「何かしらね？」
「「「え…」」」
一誠と小猫とツナが振り向くとそこにはリアスと
ソーナがいた
3人の運命は！？