かてきょーD×D(未完)   作:薔薇餓鬼

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標的27 共同戦線です!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてツナと一誠はシトリー眷属の匙を呼ぶ

 

「で?俺を呼びだした理由は?」

 

匙が尋ねると

 

「そうです3人で何をするつもりだったんですか?」

 

後ろにはいつのまにか小猫がいた

 

「何で塔城さんが?」

 

「さぁ俺にも…」

 

ツナが一誠に尋ねるが一誠もなぜ小猫がいるのかわからないようだ

 

「怪しい動きをしていたんでつけてきたんです」

 

「バレてたのか…」

 

「どうします一誠先輩?バレてしまったし隠し通すのも無理があると思いますけど」

 

「それもそうか…」

 

ツナがそう言うと一誠は今回の作戦の事について小猫と匙に説明すると

 

「「!?」」

 

説明を聞き驚く小猫と匙

 

「嫌だぁああ!!俺は帰るぞ!!」

 

作戦を聞き匙は真っ先に逃げようとする匙だが

小猫がそれを止める

 

「お願いします匙先輩!!匙先輩にしか頼めないんです!!」

 

「駄目だ!!いくら後輩の頼みでもそれは無理だ!!」

 

「そこをなんとか!!」

 

「無理だ!!お前らのところのリアス先輩は厳しいながらも優しいかもしれないがうちの会長は

厳しくて厳しいんだぞ!!」

 

「た…確かに…」

 

匙の悲痛の叫びに納得するツナ

 

「私も協力します木場先輩の為ですよね」

 

「ありがとな小猫ちゃん」

 

小猫にお礼を言う一誠

 

すると匙はコソッと逃げようとするが

 

「逃げさせろぉおお!!会長に殺される!!」

 

小猫に服を掴まれ逃げられない

 

「お願いします匙先輩!!交渉成立に先輩の力が必要なんです」

 

「勝手ないい分だ…」

 

そして4人は交渉する為にイリナとゼノヴィアを探しにいく

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「えー迷える子羊にお恵みをー」

 

「…」

 

イリナとゼノヴィアは街中で募金をしていた

 

「やはりなかなか集まらないなイリナ…イリナ?」

 

「え?何か言ったゼノヴィア?」

 

「どうしたグレモリーの眷属と会ってからずー

っとボーっとしている事が多いが何かあったのか?」

 

「ううん…何でもないわ」

 

「そうかそれならいいんだが」

 

「(あれからずっとあの子の事ばっかり考えて

しまう…私どうしちゃったんだろう?)」

 

ツナとの戦闘からイリナはずっとツナの事ばかり考えてしまいボーっとする事が多くなっていた

 

すると

 

「やっぱすぐには見つからないか」

 

「なぁもう帰えろうぜ」

 

「駄目です」

 

一誠と匙と小猫が呟いていると

 

「あ、あれじゃないですか」

 

ツナがゼノヴィアとイリナを見つける

 

「あのー」

 

「貴様は確か…沢田綱吉」

 

「あの時はどうも」

 

ツナがゼノヴィアに挨拶する

 

「何か用か?」

 

「ちょっと話がある」

 

「話だと?」

 

「ああ」

 

一誠がゼノヴィアに交渉を持ちかけると

 

「(どうしよう…!!あの子に会った途端体が熱くなって…胸がドキドキする…!!)」

 

ツナを一目みた瞬間イリナに異変が起きる

 

「おい大丈夫か?」

 

「顔が赤くなってる…」

 

匙と小猫が顔を赤くしているイリナを見て呟く

 

「どうしたイリナ?風邪か?」

 

「い、いや…大丈夫」

 

「ちょっとすいません…」

 

そう言うとツナはイリナの額に手を当てる

 

「え…!?」

 

いきなりのツナの行動にイリナは顔を真っ赤にする

 

「うわ!!熱い!!大丈夫ですか!?病院に連れていきましょうか!?」

 

「だ、大丈夫だから…!!」

 

「で、でも!!」

 

慌てるツナとイリナ

 

「大丈夫かイリナ!?さっきまで元気だったのに…一体どうしたというんだ!!」

 

イリナの異変にゼノヴィアも慌てる

 

「ど、どうしよう!!俺なんかしちゃったのかな!?」

 

「ツナある意味お前のせいだ」

 

「え!?俺何かしましたか!?」

 

匙の言葉にうろたえるツナ

 

「お前…本当にわからないのか?」

 

「え!?一誠先輩にもわかるんですか!?」

 

「まぁ十中八九…」

 

「ええ!?じゃあ塔城さんもわかるの!?」

 

「最低です」

 

「え!?何で!?」

 

少し怒っている小猫どうやら嫉妬しているようだ

 

波乱の交渉一体どうなる!?




イリナを積極的なキャラにしようと思ってたんですが止めました。

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