かてきょーD×D(未完)   作:薔薇餓鬼

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標的182 小猫からツナへの恐怖のLINEです!

 

 

 

 

 

 

そして修学旅行3日目。3日目は班ごとに自由行動である。ツナとリボーンはイッセーたちの班と一緒ではなくアザゼルと一緒に禍の団(カオス・ブリゲード)の調査をしていた。

ちなみにイッセーたちの班は、九重が京都を案内してくれるというので、九重の案内のもと、京都の観光をするそうだ。

 

「あー…まさか朝まで説教されるなんて…」

 

一晩中ロスヴァイセに正座させられながら説教されたツナは、ほとんど寝る時間がなかった為、目の下に大きな隈ができていた。

 

「修学旅行なのに、夜に女を招きいれて抱こうとしたお前が悪いんだろ。」

 

「変な言い方するなよ!」

 

勝手に事実を改ざんするリボーンにつっこむツナ。あのあと、イリナと話そうとするがお互い話しかけづらい状況である。

だがそんなことよりも、ツナが一番気にかけていることがあった。それは朝方に小猫からきたLINEに書いてある内容だった。

 

『おはようツナ君。調子はどう?私は元気だよ。

それよりもなんか妙な予感したんだけど、別に

何もないよね?もし何かあったら正直に話して

ね。もし話さなかったらどうなるかわかってる

よね?(^◇^)。

ちゃんと正直に言ってくれればいつもの2分の1で許してあげるよ( ^ω^ )。あれ?何言っているんだろ私ったら(^o^)。これじゃ私がツナ君を疑っているみたいだね(笑)。それじゃあねツナ君(^o^)/~~。』

 

7:30

 

『P.S.お土産は何でもいいよ。それが冥界の土産にならないように気をつけてね(笑)。なーんちゃって(^_^)』

 

7:32

 

 

という内容がツナのLINEに届いたのだが、ツナはその内容をただただ恐怖するしかなかった。少なくとも小猫は返信禍の団(カオス・ブリゲード)のことを隠していることに怒っているのではないということはさすがのツナもわかっていた。ところどころ絵文字が使われれいるが、絵文字の前の文章からして、どう考えても絵文字の使い方が違うとしかいいようはない。

ここに書かれている内容はまるで、ツナに「イリナと何があったかを正直に言わないと悪魔に転生させちゃうぞ♥、でも正直に話してくれれば半殺しで許してあ・げ・る♥」と言わんばかりの内容である。

このLINEを見たあと小猫に正直に昨日あったことを白状しようと、返信しようとしたツナだが、これまでに受けた小猫の制裁の恐怖を思い出すと、手が勝手に震えてしまい文字が打つことがすらできず、返信しようにも返信ができなかった。

ロスヴァイセに朝方まで説教されて、眠かったが、小猫からのLINEを見てツナは、背筋が凍りつき目が覚めている。

 

 

「あー!どうしよう!禍の団(カオス・ブリゲード)より怖いよー!」

 

「お前も大変だな。しゃーねぇ。俺が協力して

やるか。ツナ、俺が帰ったらイリナとロスヴァ

イセとリボーン記憶を消してやるよ。そうすり

ゃ証人もいなくなる。一応俺の記憶も消すから

安心しろ。」

 

「本当ですか!?ありがとうございますアザゼル先生!」

 

「ただし交換条件がある。実はグリゴリの実験に付き合ってほしんだが…」

 

「断固拒否させてもらいます!」

 

「んだよ?実験って言っても、お前の体をちょいと改造…」

 

「なおさら嫌です!」

 

「何言ってるんだツナ?体を少し改造するだけで死ななくてすむんだぞ?悪い話じゃないだろ?そりゃ実験の途中で不慮の事故で、お前が死ぬかもしれねぇが、ちゃんとお前を堕天使として転生させてやっから。」

 

「死ぬかもしれないのに、そんな実験に協力すると思いますか!?」

 

「だから死んでも堕天使に転生させてやるって言ってるだろ?何が不満何だよ?」

 

「堕天使になることがです!天使ならまだわか

らないでもないですけど何で堕天使なんです

か!いや!だからって、別に天使になりたい

わけじゃないんですけど!」

 

アザゼルの提案に猛反発するツナ。せっかく助かると思ったのだが、無駄足のようだ。するとここでリボーンが新たな提案を出す。

 

「他にお前が助かる道は、もう小猫を抱いて一線を越えるしかなさそうだな。」

 

「そ、そんなこと…!!で、できるわけないだろ!!」

 

「何だツナ?俺の言っている意味がわかんのか?ちょっとは大人の階段を登ったじゃねぇか。」

 

「い、いやそれは…!!」

 

自分の言っていることの意味をツナがわかっていることに少し驚くリボーン。リボーンの言葉にツナは、ロキが来たは時に小猫の姉である黒歌に耳元でささやかれた言葉を思い出していた。

 

『あんたの体と白音の体を…にゃんにゃんするに決まってるのにゃん。』

 

「…!!」

 

そしてそのことを思い出したツナは顔を真っ赤にし、頭から煙をあげ、大量の鼻血を出してその場で気絶してしまった。

 

「お、おい!大丈夫かツナ!?」

 

「ちょっとは成長したと思ったら、やっぱまだまだガキだな。」

 

結局ツナが無事に済む道はなかったとさ。




なんか小猫のキャラがおかしくなってしまいました。

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